だから、自分がどういうものが好きで、それを探すっていうのがなかなかやりづらいジャンルっていうかメディアだなって思ってて、
そんな中で、このポッドキャストアワードが毎年これぐらいの時期で2019年から発表されてるんだけど、
俺これすごいありがたいなって思ってて、
とりあえずここの受賞したものだったり、もっと広くとればノミュレートされたものっていうところを見ていくと、
あ、このジャンル俺好きだから聞いてみようかなって思えるものが見つけられたりとか、
あと逆に全然普段聞いてないジャンルで、こんなのあったんだみたいな発見があって、すごい楽しみにしてるんだよね。
今年はそれがものすごいことになっていて、これ第1回から第3回にかけて賞が増えてってるんだよね。
第1回ポッドキャストアワードは大賞とスポティファイ賞っていうのがあったんだけど、
スポティファイ賞は特別賞だから、メイン大賞のみ、1個の賞のみに対して募集がかかってたっていう感じなのよ。
2019年大賞を受賞したのが、面白く聞いたことあるかわかんないけど、古典ラジオっていう、歴史を面白く学ぶ古典ラジオ。
ポッドキャスト聞いたことある人だったらもう第一人者というか、超有名どころなんだけど、
放送局っていうのか、番組メーカーは聞いたことある。
聞いたことある。一番人気って言って誰もが認めるところかなって思うんだけど、が初回大賞受賞者だったんだよね。
が第一回目だったんだけど、2回目が今度大賞とパーソナリティ賞とエンタメ賞、ナレッジ賞っていうのが追加されたんだよね。
だから合計で1,2,3,4、4部門かな、3部門と大賞かっていう状態になりましたと。
2020年の大賞はアジナ副音声っていうポッドキャスト、これ俺知らなかったんだけど、が受賞しましたと。
今回さらに部門賞が増えてすごいことになってるんだけど、まず大賞がありますと。
その他にベストパーソナリティ賞、これ引き続き、ベストエンタメ賞、ベストコメディ賞、ベストナレッジ賞、ベストウェルビーング賞っていう賞が追加されていて、
各部門ごとに5個ずつかな、ポッドキャスト番組がノミネートされてるんだよ。
だから掛け算で×5分ポッドキャストが今ノミネートされてる状態で。
これ俺は全部聞いてきました。
キーがご飯を作っているところにマイクを置いて、ゆるっとその時に考えることを話しながらご飯を作ってっていう番組です。
ちょっと変わってない?これ。
これはどういうジャンルって言ったらいいの?日常系?
日常系と言ってもいいかもしれないかな。
友達の家とかに行ってさ、友達が今からご飯作るからちょっとそこにいてみたいなキッチンがすぐそばにあってさ。
キッチンで料理作りながら普通に会話も続きでやってるみたいな感覚で、木川清が料理をしておしゃべりしてるっていう番組なんだけど、
これはね、すごい面白い。初めて聞いた時にね、こんな手があったんだ。
ごめん、制作目線なんだけど。って思ったんで、さっきの2番目のハイパーハードボイドグルメリポートもちょっと似た趣旨だと思うんだけどさ、
やっぱご飯食べてる時ってなんというか身内感っていうか、ちょっと賢らない砕けた感じが出ると思うのよ。
で、それと同じようにご飯作ってる時も、素の姿っていうのが出やすいんだって思って。
まあそうね。
なんか固くなりすぎず、聞いてる側も本当にそばに木川清がいるような感覚になるのね。
普通のラジオパーソナリティだったら、一パーソナリティとして、要はホストとして番組回すみたいな、そういう状態になると思うんだけど、
これはもう本当に木川清のお家にちょっとお邪魔させてもらって、ご飯作ってる間に喋ってくれてるみたいな感覚になる、新感覚だなって思ったかな。
だから、木川清のファンの人が聞いたらもちろん嬉しいだろうけれど、
なんというか、聞いてすごい癒されるし、ちょっと物作りしてる人は一回聞いてみてほしいかなって思ったかな。
ちょっと身内な感覚で聞ける番組、すごい斬新だなって思った。
何だろうね、被写体じゃないからさ、俺は分からんのやけどさ、
ハイパーハードボイルドグルメリポートの時、何かのインタビューであったんだけど、
人が食べてる時ほど、内側に入れる瞬間として、食べてるタイミングが良かったりする。
多分、食べるという行為が欲の一つにあって、その瞬間を切り取るタイミングは、
一つはその人のプライベートゾーンに入れるタイミングだったりするから、
そういったのもあって、結構相性が良いんだろうなっていうのはある。
それが音声メディアでも成立してるっていうところが多分あるような気がする。
むしろ音声だからこそ、想像で補わなくちゃいけないから、
その分、距離が近く感じるんだよね。
映像だとさ、どうしてもカメラがあるから、カメラの立ち位置っていうのを意識すると思うんだけど、見てる側が。
だから、目の前に日川清がいるわけではないじゃん。
テレビ画面越しの料理をしてる姿を見るみたいな感じになると思うんだけど、
これは音声だから、まるでそこに日川清がいて、料理をすぐそばでしてるみたいな感じに思えるんだよね。
っていうところが、すごく前に挙げた2番組ともまた違う日常感が味わえるような番組だったかな。
すごく面白かったです。
はい、次。4つ目。
キキ開会、明快時点です。
これはね、去年の第2回ポッドキャストアワードの時に、
ネクストスポティファイ賞だったかな?
スポティファイが特別賞みたいなのを3つのポッドキャストに対して与えてたんだけど、
そこにすでに受賞をしてた番組、だから実績があるというか、番組なんだけどが、
今年は大賞にノミネートされたっていう感じかな。
去年、受賞してたっていう話をしたけど、
俺実はこれ聞いてなかったのよ。
っていうのも、タイトルが妖怪の話をするのかなって思ってたから。
パッと見というか、タイトルから想像するような感じがする。
驚々しい話を、ホラー系なのかなって思ってたから、
じゃあいいかって勝手に思って聞き逃してたんだけど、
今回改めて聞いてみたらね、全然そういう番組ではなかった。
番組の始めたきっかけっていうのが、
コロナ禍で暇を持て余したラッパーとシンガーが、
暇だしラジオでも始めてみっかっていう感じのノリで始まった番組で。
話す内容の趣旨としては、
普段、日々暮らしている中で周りで日常に潜んでいる不思議な現象。
だけど、誰もそれは気にしていないようなものについて、
名前を与えてあげようじゃないかっていう趣旨の番組なんだよ。
例えばのところで言うと、電車に駆け込み乗車しようとして失敗した。
っていう時の状態だったり気持ちだったり、名前を付けてあげようみたいな。
こういう、だからあるあるだよね。日常でこういう時あるよね。
でもなんか、それを表すいい言葉ってないよね。
だからその言葉を俺たちで考えようぜっていう番組。
そういう番組だから、むちゃくちゃラフに聞けるんだよね。
たわいもない話をずっと話してるっていう、そういう感じなんだけど。
いやー、俺とかカズキが好きそうなジャンルだわ。
大城にはぜひこの番組聞いてほしいなって思うんだけど、
なんだったら似たようなことを普段やってたこともあったなって思って。