1. 政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]
  2. [3-2] アベノミクスとは何か?..
2024-11-05 34:29

[3-2] アベノミクスとは何か?自民党は企業優遇? | 選挙自民党過半数割れ時代の経済政策・景気対策を総まとめ【永久保存版】

【永久保存版】平成以降の衆議院選挙で自民党の議席が過半数を割った時代の経済政策や景気対策を総復習!

  • ✅️ まず比較基準として自民党一強の代表例として安倍政権・アベノミクスを復習
  • 与党ではなくなった民主党政権時代(2009〜)
  • 自民党以外に連立され主導権を渡した細川内閣時代(1993〜)
  • 衆議院はギリギリ連立確保したものの参議院で大敗し、ねじれ国会構造となった小渕内閣時代(2000年前後)

この3つを代表例として取り上げ、選挙の議席数による政権構造の変化は企業やサラリーマン、いち個人にとってどのような影響を与えるのかを経済視点で振り返ります!


2024年10月選挙で自民党は過半数割れとなりましたが、それがどのように動くのか。タイプの違う3つの特徴を読み解くことで流れや文脈の理解を目指します。



■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。



■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。


政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2024年10月31日】時点で収録した内容です。ご了承下さい。


▼番組スケジュール/チャプター▼

() 自民党過半数割れ時代の復習概要

() アベノミクスとは結局なにか?あえてシンプルに言うと。

() 市民の実感として、物の価値を上げよう=買いづらくなるのでは?

() 毎年、物の価値が上がると購買意欲があがるマクロ経済理論は、どれくらいの年数は続かないとダメ?

() アベノミクスは物の価値が連続して毎年あがる状態は作れたのか?

() 消費税の増税はなんのため?

() 安倍総理大臣時代の金融政策は?

() アベノミクスについての中間まとめ。アベノミクスはどのように評価されたか?

() アベノミクスはなぜ継続的インフレまで辿り着けなかったか?3本の矢とは?

()【★おもしろ】政治経済活用のキーポイント!なぜ政治家の明確ではなくわかりづらいのか?

()【★重要】自民党一強時代の経済政策の特徴

() それ以外、企業優遇以外の経済政策ではない方法論は?

() 経営者は●●党政権のほうが得ってこと?●●党政権のほうがBtoBビジネスが伸びやすい

() 企業からスタートするか、市民からスタートするか、経済政策はどっちもどっち?

() 経済財政白書企業支援スタートの経済循環が崩れる理由

() 各政党の議席数で補助金や法人税所得税はどれくらい変化がある?

() 【★重要】総まとめ:自民党政権の経済政策、非自民政権の経済政策

() 次回以降の予告



■政治経済情勢活用ラジオ[PESUニュース]

Spotify・Apple Podcast・Amazon music・Pockets Castで配信中。「政治経済」で検索

00:03
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
はい、では前回からの続き、永久保存版自民党過半数割れ時代の経済政策や景気対策、総まとめ総復習ということで。
で、全体像としましてはですね、2009年巡年の民主党政権時代、これは自民党以外が取ってる。
で、1999年小淵慶三さん時代は自民党が連立して何とか過半数を取ってる。
で、細川内閣1993年、94年は、これも自民党ではないところが取ってるということで、この3本をお送りするんですが、
第1回は、まず中心となるというか、基本的にはこっちがメイン路線になってたはずなので、日本という国では。
自民党一強時代、そしての安倍内閣・安倍のミックスの復習をしようというのが今回になっております。
よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
もうあとはアドリブで任せることになります。
わたくしはアドリブで質問していきます。
じゃあ安倍さんの時代のお話をしましょうということで、
安倍さんの経済政策っていうと、みんな知ってる言葉って多分安倍のミックスですよね。
すごく端的に言っちゃうと、一応シンプル化しちゃうと、
これだけで説明するとちょっと怒られることもあるから、
本当にわかりやすい重視のためにということでご理解いただければと。
安倍のミックスっていうのは、基本的に人為的に政治の手で、政治の力で物価を上げてインフレを起こす。
物の値段をどんどん上げていく政治の力で。
物の値段を上げていくことによって、消費、つまり皆さんの購買意欲をかきたてて、
みんなが物を買ったりサービスを買ったりってことを積極的にすればするほど、
お金は回っていくから。日本国内の中でね。回っていくから。
お金が回るっていうことはどんどん経済が良くなっていく。血液がどんどん循環するっていうことなんで、お金という。
それをもとに経済をどんどん良くしていこうっていうのが安倍のミックス。
一般市民実感としてはですよ。物の値段を上げていくと買いづらくなるんじゃないの?
おっしゃる通り。
おっしゃる通りなんですか?
おっしゃる通り。
予想外の返答来たわ。
これね、おっしゃる通りって言ったら、経済ガチ勢の人とか金融ガチ勢の人たちは、
お前何言ってんねんって野村やっぱ分かってへんわみたいになっちゃうんですけど、
マクロ経済学の理論として一つあるのが、毎年毎年値段が上がることが分かりきっている場合、
人は手前で物を買う。直近で物を買う。
03:04
なるべく早く物を買った方が安く手に入るじゃないですか。
だから、毎年毎年必ず不動産の値段が上がるよっていうことが確定してたら、
一番手前で買うよっていう理論が一応ある。
なるほど。もう値上げ用意予告を毎年されてる状態。
そうそうそうそう。
じゃあ、お金貯まった瞬間買った方が速やんけ。
そうそうそうそう。
そういうことね。
ほんまにそうなんですよ。
なるほどね。
こんなにそんな感じなんや。
ほんまにそんな感じ。
今欲しいさ、みんなフィギュアとかゲームとか、
例えばアーティストさんのライブに行きたいとか、みんな趣味のものがあると思うんですけど、
趣味のものが必ず来年は5%値上がりしますって決められてたら、
今買いませんっていうことですよ。
でもあるかもね。
アーティストだとその年々曲が増えたらむずいけど、
いやでもだってどんどん上がってるもん。
やっぱりそうなんですね。
だってライブハウスで4,000円5,000円でやってたバンドが7,000円でやってたりとか、
分かる。
具体的なアーティスト名出していいか分からへんけど、
ミスチルとか1万円超えるんじゃないかな。
そうやね。
そうそうそうそう。
それ見たことある。
そう言われたら、でも安いよね。
それはアーティストかも。
まぁまぁまぁまぁまぁやねんけどね。
っていうところで、
ものとかサービスとかで予告されてたら手前で買うんちゃうのっていう理論の元なのが、
アベノミクさんですよ。
全然伝わってないよね。
全然伝わってない。
あ、みんなにね。
ごめんなさい。
今の話が全然伝わってない。
そういうことね。
だってさ、今の話全員知ってないとその理論通り動かない。
そうそうそう。おっしゃる通りです。
だから今年は高くなったから財布の紐締めようになりがちなんですよ。
で、日本、これ今言った経済学の理論ってやっぱり欧米の理論なんで、
あとは僕がよく言うのは日本人とかその国やその地域の人たちの性質に合ったものなのかっていうところで、
やっぱり物の値段が上がると日本国内在住者っていうのは基本的には財布の紐を締めるような感覚は僕自身としてはあるかなというところがあって、
難しいですよね。だからこれ外で言うと怒られるんです。
欧米の理論としてもですね、わかったんですけど、
毎年上がっていくことが予告されていると早めに買った方が得だから早めに買うんではないか理論ってさ、
どれぐらい続くと効果があるのって思うねん。
あー。
来年も上がります。再来年も上がりますっていうか、全員実感としては永久とは思ってないやん。
あーはいはいはいはい。
だからその、いわゆるこのアベノミクス的な物理的インフレっていうんかな?によって先に金払わそう。
買ってもらおうっていうのって。
わかりますわかります。
最低5年はやらなあかんとか。
はいはいはいはい。
そういうのってあるんですか?
えーっとねー、これねなんとも言おう。やっぱ仮説レベルでしかないから。
でもなんか3年から5年はひとまず必要なんじゃないかっていうのは言われてて。
06:02
実際欧米って、欧米の人たち本当に毎年毎年値段上がってるから手前で買おうって成り張るんですよ。
で、基本的に欧米の人たちインフレばっかりしか経験しないとは言えへんけど、基本的にインフレの方が最近で言うと長いというか、
インフレ慣れしてるんですよね。慣れてるから買えるんですよ。
で、今から、後ほどっていうかね、今回の件でもお伝えするんですけれども、日本って逆にデフレって言って。
デフレめっちゃ長かったからね。
あ、そう。20年から下手しい30年。白書のときにも言ったとおり、いまだにデフレからは脱却してないという季節まであるぐらいですから。
来年には物下がるんちゃうか。建材的に思ってるかどうかは別として、財布の日も占めやすいっていうのは、欧米と比べてはあるのかなと。
実際さ、どれぐらい続いたんですか?このアベノミクス状態っていうのは。
アベノミクス状態っていうのは、7年、8年、10年近くでしたよね。10年前後。
じゃあ、3から5年は最低限やらんと、以上にはやった?
やった。やった。やった。
結果的にはどうやったんですか?
結果としては、経済ガチ勢の評価してデフレではないまでは持っていけたよね。
インフレを起こせなかったってこと?
だって今の理論って、インフレ状態って言ってたんやろ。値段が上がっていくのを、毎年を7年か8年積み上げたってことなんか、そのための政策を7年8年やったんかって。
そのための政策を7年8年やった。10年近くやった。
いわゆるモードに入ったっていう。寝上がりモードに入った。
結果として、寝上がりモードに入ったとまでは言えなかった。
行かなかった?
行かなかった。
じゃあ、当然に労働に行かない?
そう。
ってことは、消費は喚起されなかったっていうか、消費増えなかったってこと?
増えなかったわけではないみたいな感じなんですよ。
それまでは、みんな物を買わない方が得っていう、明らかにそういうモードだったのが、買わない方が得とまでは言わんからちょっと買おうかなぐらいまでは言ったっていうのが、
っていうイメージですね。
だから、みんなもっと買おう、もっと買おうっていうところまでは当然言ってないんやけど、
買いしぶるというか、そういうところはちょっとなくなったよねっていうところが経済的評価ですね。
ちょっと話しといていいですか。
今これに近いんかなって思って思いついたことがあって、消費税上げるのってそういうこと?
消費税上げるのは、
例えば消費税上がるとさ、明確に予告やんあれ。
要は、3年後とかに8パーが10パーになります。
09:04
だから、今買った方が得って、同じような予告によって消費関係するように今のって繋がらへんから。
その考えがあるかみたいなところなんですけど、消費増税は文脈としては違う文脈。
政府もそうやってインフレ政策をやるためには、政府にお金が必要なんですよ。
政府にお金が必要だから。
じゃあ政府のお金ってどこから出てますのっていうと、
一つは税金、もう一つは日本銀行さんが国債を買ってくれる。
これね、厳密には違うし、堂々と言うと絶対燃えるし、正確な表現かと言われるとちょっと微妙な表現だなっていうのもあるし、
どれだけ楽観的に捉えても微妙なんで、僕自身はこの言い方はしたくないんですけど、
でももう皆さんに伝わる言葉がこれしかないから、これ使います。
政府の借金が国債。
厳密には違うけど、超簡略化してギリギリを攻めるとその表現になる。
燃やさないでください。
ごめんなさい。
俺はその感覚分からへん。
これはもうガチ勢の人からは燃やされます。
ただ政府の借金か税金っていうところが、どんな政策をやるにしてもお金っていうのを出していくっていうところで、
あんまりにも政府が借金をしすぎると、海外税が日本円大丈夫なんてやっぱり思うので、
どんどんどんどん円圧になっていくと。
インフレをコントロールできなくなる可能性っていうのがあるから、
財源っていうのをそこだけに頼るっていうのは難しいよねっていうところで、
ちょっと消費税を上げましょうっていう文脈。
文脈的には財源確保のための税金アップであって、消費喚起のためではないってこと?
どころか消費は基本的に消費税を上げると消費は減るっていう風に考えられてるんで、
ちょっと逆行した政策ではあった。
ただ安倍さんの時は一時停止したんで、消費税上げますよっていうことを予告して、
消費上げますよって決めたんだけど、今はその時じゃないって言って止めてるんですね。
安倍さんの時には正確には上がってない。
決めたっていうか、きっかけとなったのは安倍さんの時なんだけど、
実際にやったのは次の後でも取り上げる。
なるほど。
はい。
でもこんな理論ないと思うんだけど、
2年に1回消費税1%上がりますよって言ったらさ、
同じ状態にならへん。
まあまあまあ。
いつか止めとられた。
その政策を踏乱し暴動が起きると思うし。
12:02
もちろんもちろん。
でも実際に民主党政権の時に消費税上げた時っていうのは、
駆け込み需要っていうのは実際あって、やっぱり5%かな。
ちょっと正確な数字忘れたんですけど、
10月1日から確か上がったんですよ。
で、9月の、8月、9月多分消費、
前年比5%増とか10%増とかなってたんで、
実際に駆け込み需要はある。
ある。なるほどね。
うん。
なるほど。ありがとうございます。
ちょっと話逸らしすぎました。
はいはい。すみません。
戻りましょう。
はいはいはい。
で、安倍のミクスは、
インフレを人為的に起こすことによってっていうところで、
評価がデフレではないっていうところか、
デフレではないところまでは行きましたよっていう。
なるほど。
で、金融政策ですね。
さっきの国債のお話じゃないんですけれども、
日本円っていうものを、
世の中にどれぐらいの量流通させるかっていうお話。
日本円の量が増えると、
世の中でね、お金を使える量が増えると、
販売価格が上がる。
通貨価値の低下なので、
第1回とかでやったかな。
っていう通貨価値の低下につながるので。
お金がいっぱいで回ってるから、
物の量が増えると値段が下がるよねっていう状態。
そうそうそうそう。
の逆が起こってたり。
何言ったかな。
今年白菜めっちゃ採れたからみたいな話。
あーそうそうそうそう。
それそれそれ。
その文明のやつの話ね。
それで言うと、
安倍のミクスは当然金融緩和。
日本円をドットコドットコ出していきましょうっていうところが、
主たる政策だったので。
さっきの流れで言うと、
財源を増税とか国債とか諸々の方法で確保して、
お金の流通量を増やして、
インフレを意図的に起こし、
それによって毎年値段上がっていくんだったら、
早買いやつまり消費が上がるでしょうっていうのが、
安倍のミクスってこと?
おっしゃる通りです。
あーなるほど。
で、そうならんかったという話ね。
なりきらなかった。
なったと評価する人もいるし、
なってないじゃんって評価する人もいるし、
ここはちょっともうちょっとね、
歴史が進んだ先に評価されることではあるんですけど。
両論が出るぐらい明確なインフレ現象にはなってなかったってことですかね?
はいはいはい。
これなんでそうなったんですか?
なんで行ききれんかったんですか?
よく言われるのは、
やっぱり消費増税を決めたところとか、
むしろ逆にそれが足引っ張ったんで。
ちょっと足引っ張ったかなーっていうところはあるのと、
やっぱり安倍さんの政策って3本の矢ってよく言われてましたね。
安倍のミクス。
それが1本目の矢が経済に対する、
15:00
どんどんどんどんお金を使っていく。
公共事業も含めですね。
使っていくと。
2本目っていうところが金融緩和ですね。
今の異次元の金融緩和っていうやつなんですけど。
もう言いまくってましたね。
はい、もう言いまくってるやつね。
で、3つ目っていうのが、成長する産業に対する投資っていうのがあったんですけど。
例えば?
多分、おそらくITですよね。
って言いたかったんだと思う。
明確に言ってないの?
具体的にまで降りてきたときには、ITっていうのはあるんですけど。
どこの産業が、政治家がね、政治家の人がね、
あなたの産業は、あなたの事業は成長産業です。
あなたの事業は枯れてますと。
やっぱり言えないから。
そうね。
言えないから。
それはそうね。
やっぱり言えないから。
でも、具体策を見たら、ここが成長だと思って。
なるほど。
そうそう。
っていうところで、ITはやっぱり育てたかったんだろうな。
今の面白かったんやけど、政治系ニュースを見るときは、
明確に言ったら、こんなことになりますやんって予測を持って、
深読みというか。
それはある。
して、ニュース見てねっていうのは。
それはあるかもしれないですね。
それができるようになると、かなり活用ができるようになるみたいな。
それはそうかもしれないですね。
政治家の皆さんは、私だけに語りかけてくれないと、
私は、例えばこの政治家を信用しないんだけど、
でも、私以外の他の考えを持った人たちもいて、
その人たちにも、いい顔とは言えへんけど、
その人たちも幸せにしないといけないから。
だから、あれか。
全員、八方美人的な状態になりがち。
全員に好かれようとすると、刺さんない。
でも、政治家という職業および立ち位置、
政治というやり方概念においては、
具体策が言えないんだから。
やっぱり、ちょっと抽象的になると思う。
だから、ニュアンスで、
ITって言ってるでしょ。
たぶんね、みんな政治わからん、経済政策わからんってみんな言うじゃないですか。
その一因って、たぶんここは一つあるのかなと思うんですよね。
結局、なんなんわかるまで読み込めないといけないか、
その読み込んできた経験値がいるかみたいな話になるかも。
なるのかもしれないですね。
でも、パラドックスなんですよね。
それをバンって言っちゃうと、
かっこいいんやけど、すごく限られた支持者の方々にしか届かないから、
結局、与党は取れないよねとか、
より幅広い支持は得られないよねっていう風になっていっちゃうんで。
ちょっとそんなのがありますよっていうところですね。
ちなみにこの後ですね、
民主党政権党と自民党以外の政権の話をして、
比べていこうって話なんですけど、
安倍のミックスは今言ったようなデフレではない評価に落ち着いた、
18:03
やりたかったことはインフレを段階的に起こしていくというか、
ずっと起こしていくだったと思うんですけど、
じゃなくて、自民党影響時代によくありがちな特徴みたいなのはないんですか?
自民党影響時代にありがちな特徴、経済ですよね。
もちろん内閣が違う、総理大臣が違う、
社会の情勢、いきなりものすごく大きい地震があったりとか、
コロナがあったりとかしたら変わるのは当たり前だと思うんですけど、
取りがちなあれとかないんですかね?
基本的には自民党さんは、
やっぱり企業というものをうまく後押しすることによって、
直接何かを給付していくとかっていうよりは、
間接的に効果を生むような、
間接的だからこそ2倍3倍になるような経済政策っていうものを
基本的には考えておられる。
波及効果です。
波及効果を中心にってなると、
特に中小企業、大企業も含めなんですけどね、
企業さんに対してどういう手当てをして、
企業さんにどう働きかけてもらうかっていうところを中心に
経済政策を組み立てるっていうのが、
自民党が強いときの考え方ですね。
それ以外のときは?
それ以外のときはね、結構ね、
センサー番別とは思うんですけど、
言い方変えるわ。
企業に投資して、
企業に優遇してって言ったらいいんかな?
企業に対する政策をやってね。
政策をやって、波及効果で、
一般市民まで行くようにみたいな。
要はそれ、会社の業績が上がると、
働いている人の給料が増えて、
給料が増えると、家に降りてきて、
家の人が払って、
買い物すると、
買ったものは企業のもんだから、
それが入ってきて、っていう循環を目指してる。
これが自民党の特徴。
小泉さん以降の特徴。
小泉さん以降の自民党の、
今のところのね、
10年後ぐらいどうなってるか。
10年後は分からないです。
っていうのが特徴ね。
じゃあ、それ以外ってどういう状態なの?
それ以外なんかあるの?
個人に直接お金をあげる。
あげる?
あげるじゃないけど。
給付金。
例えば、コロナ禍の時って、
低額給付金って言って、
低所得者の方とかは中心に、
例えば10万円寄付しますよ、
とかってあったじゃないですか。
あれって、企業挟んでないじゃないですか。
もちろん雇用調整助成金とかあったんですけど、
雇い続けてくれてたら助成金出すよとか。
もちろんあった上で、
でも、あの時は明らかに、
個人に直接お金、
政府からもくれたじゃないですか。
あともうちょっと前で言うと、
公明党さんがやってた、
地域振興券。
1万円やったっけな、2万円やったっけな。
あれは直接給付ですよね。
21:00
直接的に個人にお金を。
直接的に個人がお金を受け取って、
個人のお金が増えるから、
個人がもうちょっと消費してくれるんじゃないか。
物買ったら企業の業績が変わって。
そういうこと。
だからスタート地点が違う。
そう、スタート地点が違う。
なるほどね。
じゃあ、個人にお金を直接渡し方って、
例えば、これは多分違うかもしれないですけど、
コロナの時にGoToってやったじゃないですか。
GoToありました。
あれって、個人にも直接配ってるみたいな。
あれもそう。
そういう意味で。
で、あの時はね、
もちろんコロナの時は自民党政権だし、
それこそ安倍さんの最終盤やったんやけど、
あれはね、ちょっとコロナっていう、
特殊環境。
はい、特殊環境だから。
っていうんですけど、
あれはちょっと野党的、
非自民党的な経済政策にちょっと近いかなという感じは。
スタート地点が違います。
はい、スタート地点が違います。
それがこう、なんて言ったんですかね、
この政治経済情勢活用ラジオとしてはですよ、
どういうことをサラリーマンは意識して生きていったらいいかみたいなとか、
経営者はこうやってみたいなのあるんですか。
そうですね。
ちょっとじゃあ言い方変えますね。
はいはい。
今の話って、
どっちもやりたいゴールは一緒やん。
みんなの経済を豊かにしましょう。
スタート地点が企業に行って、
給料で降りて、
消費して企業に戻るルートか、
個人に金を出して、
物を買うから、
企業の寄せがあって、
給料に降りるっていう話ですよね。
これ合ってます?
で、なった時に、
今の言い方やと、
企業をスタートするのは、
自民党の今までの小泉政権の特徴でした。
で、なった場合に、
経営者って自民党の方が得じゃないの?
え、そうです。
あ、そうなんや。
だから、支持母体も経団連さんだったり、
中小企業の社長さんとかも、
最近の傾向はちょっと僕分からないんですけれども、
ちょっと一昔前とかやと、
自民党を支持する方がやっぱり多かったりとかは、
実際されます。
で、個人の方の方が民主党だったりだとか、
いわゆる野党ですね、
今で言うと国民民主党さんだとかを支持される方の方が
多かったりは実際します。
実際の投票行動とか、支持調査ですね。
なるほどね。
はい、あります。
だから個人事業主とかもそう?
個人事業主もそうですね、
自民党さんの方が多いんちゃいますかね、
基本的にはですね。
あくまで基本的にはですけど。
なるほどね。
じゃあ今回は、
時期年齢になっちゃいますけど、
自民党が半数割れしましたよと。
そうだ、自民党が半数割れ時代って、
企業はちょっとタイムラグがあってやってくるわけやね。
企業が苦しいわけじゃないやん。
だって結局消費が換気されたらいいけど、
された場合はタイムラグが持って帰ってくるってことは、
僕の勝手な今の話だけ聞いたんで言うと、
企業体力がいるんじゃないの?
それはそうです。
僕はそういう認識でいます。
戻ってくるまでのタイムラグが増えるから、
タイムラグ分のキャッシュがちょっと多めに見積もっておくだとか、
なるほどね。
っていうのはあるかもしれないですね。
面白いな。
会社員とかだったらそれこそ、
24:02
期待したいけないんですけど、
直接給付があったりとかするやろうから、
消費を換気できるような会社の中でね。
会社の中で企業間取引をやっているところとかでも、
ちょっと対個人のビジネスっていうものを考えたりとかっていうのは、
もしかしたらあるかもしれないですよね。
もしかしたら。
じゃあ自民党時代の特徴の先の話に戻ると、
B2Bビジネスの人が伸びやすいってこと?
自民党だとそうだと思う。
民主党の時はB2Cの方が伸びやすい?
民主党以外もあるけど。
伸びやすいというか、やりやすいかもしれないですね。
かもしれないぐらいですね。
だって、降りてくる金額ってそんなに大したことないよね。
できること限られてるから、
今飯田さんが言った通り、
インパクトないのよね。個々人に対して。
何本ぐらいでした?何本ぐらいもらえたんやっけ?
例えば地域振興券。
これ民主党さんじゃないけど、地域振興券で確か3万円とかなんで。
3万円やとね。
三食大根を使うぐらい。
3万円になっちゃうじゃないですか。
全員が1万円がすぐ出てきたんだ。
めちゃくちゃな上。
30分前に取った。
でも3万ってそうなっちゃうじゃないですか。
でいうと、どこまでみんな使い張るんやろうな。
でも1億人に3万円配ったらすごい金額よな。
そうそうそう。でも何兆やっけ?3兆?
まあまあ。
みたいな感じになってる。
だから、そう考えると、難しくない?
個人に配って、それが消費を喚起してっていうのって、
あんまり現実感じないけどね。
本当に、後ほど次かなってお話する、
民主党政権の経済政策に対する評価っていうのがダイレクトに。
ああ、そうなんや。
なんかレンタバレしちゃった。
でも実際の両方そうやと思ってて、
企業にお金渡いで業績増えたからって言って、
給料出すんっていうのもある。
ああ、それももちろん。
だからどっちもどっちやな。
そうなんですよね。どっちもどっちです。
単純にそこだけで見るとどっちもどっちなんで、
付随する政策ね。
本当はやっていかなきゃいけなくって、
それをやるためにはもちろん財源が必要だから、
じゃあどこで財源取りますかっていう。
でも海外の人が日本円を信用しないと、
この輸入価格に響くわけですよね。
円安になって、
日本人が物を買うとき、
外国から物を買うときに物の値段が上がっちゃうから。
ほとんどの物は日本、今は海外から輸入してますから、
っていうバランスを政治、マクロ経済っていうのは見ないといけないので。
でもあれやね、さっきの話で言うと、
個人のお金を増やしたとか給料を増やしたってのがあるじゃないですか。
日本の政策で日本の企業とか、もしくは個人にどっちの政党であれ、
27:03
お金配ったときに消費を換気するって話があったときに、
前回の経済財政白書で、
日本人、特に若者の多くが海外サービスにすごくお金を払ってるっていう話があった。
ということは、降りてきたお金とか給料が、
結局Apple、Netflix等々に使われたら、
結果帰ってこなくて、この循環崩れる状態になるの?
なるので、本当は国産の、
アベノミクスがやりたかったことの3本目の矢がそれなのよ。
だから国内の国産の成長企業に。
分野を作りたかった。
特にアメリカとかヨーロッパとか中国のサービスではなくて、
日本で生まれた日本のIT企業だとか、
っていうところをしっかりとプッシュしていきましょうっていうことを、
本当はやりたかった。
その辺が伸びないんだから、よりまた降りてきずった。
そういうことです。
ちなみにもう一つあるんですけど、
自民党政権期は企業から換気していこうというのが、
今までは規定路線でした。
今回の選挙も含めて、
過半数じゃない時代がやってきてるじゃないですか。
また戻ったりもすると思うんですけど、
要は企業に対する補助金、助成金の政策ってあるでしょ?
っていうのは減ってたのか?
人に対するものっていうのはむしろ増える。
労働者に関係するものか。
雇いやすくするためにキャリアアップ助成金とか、
そういうものは、どちらかというと非自民系になるの?
非自民系。今の自民党もね、今の状況で。
どんどん労働者人口減ってるから、
どの政党もやらないといけない。
歴史上どうかっていう評価はしづらい。
ただ、その可能性は高いんじゃないかなとは思います。
特に非自民になると、
減税っていうお話はやっぱり出てくるし。
それって直接的な、特に法人税ではなくて、
個人の所得税を減税して、
個人の住民税を減税してっていうお話が出やすかったりするんで。
これは後ほどやりますけれども、
非自民政権の時っていうのは必ず出てくるお話。
自民党政権期はどちらかというと、
例えば法人税が下がりやすい。
逆の時は法人税を上げて、
個人の所得税を上げて。
税金の取り方っていうところが、
明確にもしかしたら違うところはあるかもしれないですね。
例えば安倍政権の時って法人税は、
確か差が下げてるんですよ。
中小企業も含めです。
よく大企業批判に使われるんですけど、
中小企業も含めで下がってるんで。
その分が給与に向いてないよねっていうところが、
批判されるポイントではあるんですけど。
法人税はちゃんと下がってる。
30:00
じゃあっていう時に、消費増税を決めたっていうところは、
安倍さんだったりするから、
消費税って正直個人の方が負担感としては大きいから、
個人から取ってる感がやっぱりどうしても出ちゃうよね。
実際は企業間の取引でもね。
でいうと、法人税が下がるとか考えると、
今どんどん副業ブームみたいなのが来てるじゃないですか。
そういう時に自分の法人にしたりとかで、
副業やってる人とかって、
法人税が下がるのは直接的に嬉しいような。
そういうことになります。それはもちろんです。
あと女性金の話に戻っちゃうんですけど、
設備投資に対する女性金とかガーンってあったじゃん。
これって物に企業やと思うんで。
ものづくり女性金とか。
そういうのは自民党政権の特徴なの?
比較的そうじゃ、だとは思います。
以前だと、
民主党政権だと目玉として、
少なくとも目玉として挙げてたことはないから。
もちろんね、継続して、
自民党の時代からやってることを継続してやめるわけにはいかんから。
っていう意味で続けてるものっていうのはもちろんあるんですけど、
基本的には自民党さんが新しく作っていって、
っていうほうが多いとは思います。
まとめていきましょうか。
まとめていくと、僕のまとめ方でいいですか?
要は今回は、
自民党過半数割れ時代、平成以降ですね。
平成以降の自民党過半数割れ時代の経済政策や景気対策の
総まとめ総副主をやりたいですよっていうときに、
じゃあ逆に自民党政権化はどうだったのかっていうので、
あれのミックスの副主をしましたよと。
でも全体を比べたときに考えると、
自民党政権っていうのは現状の特徴としては、
企業にお金を渡して給料として判定させて、
給料を持った個人がお金を払って消費が喚起されて、
それは結局買ったものの売り上げは企業に返ってくるっていう、
企業スタートの循環を目指していますよと。
その中でも特に安倍のミックスっていうのは、
ずっとずっと金額、物の値段が上がっていくんだったら
早かったほうがいいんじゃないっていうのを目指して、
7、8年やってきたけど、まあまあまあっていうところに落ち着きましたよと。
で、非自民政権っていうのは個人に直接的にお金を渡して、
じゃあお金持ってるから消費をして、
それがつまり買ったってことは企業に行くから、
企業の業績が給料につながって、
スタート地点の違いがあるんじゃないかっていうのがまとめですか?
はい!
はい!
はい!
勢いよくなっちゃった。
失礼いたしました。
もう聞き惚れて個人やってきたからさ、
いやー上手いこと説明するなー。
先生、はいはい、その通りです。
その通りでございます。
アドリブで、すごいなー思いながら聞いてました。
突然台本も見てないから、消費税で換気できへんのとかいうことを言うてきよる。
そうそうそうそう!
怖い怖い、ほんまに。
野村さんの怖い色にぜひ注目して聞いてください。
あのね、想定してない奴のときにね、この人、うって言うねん。
33:02
ちっちゃい声でね、言っちゃうんです。ごめんなさい。はい、すみません。
では今後の流れですけども、まず最初にやりたいのがですね、
直近からいきましょうと、分かりやすいから。
2009年10年頃の民主党政権のお話をしましょうと。
非自民三党で連結してやってた頃の話が次回となります。
2009年10年ってどういう時代やったんかっていう実感が持てないで話わからないんで、
そこだけ私言いながら頑張りましたから、
そんな話を交えながらしたいなというふうに思っております。
よろしくお願いします。
ちょっとだけ言うと、2009年10年の出来事。
マイケルジャクソンがお亡くなりになり、
モシドラというドラッガーの野球マネージャーの本がものすごく流行り、
あ、モシドラ?
モシドラの時期ですね。
えっとね、プリウスが人気になった時期。
あ、懐かしい。プリウスその頃か。
映画で言うとね、アバターです。
アバター!?
マジで!?
今やですね、ニンテンドースイッチの2が出るや出ないやという話もしていますけども、
ゲーム業界で言うと、2011年がニンテンドー3DSが出た年なんですよ。
3DS!?
だいぶ前ですよ、だいぶ前ですね。
こんな話もまた交えて、
次回撮りたいと思いますので。
めちゃくちゃ楽しくなっちゃいました。
また次回お楽しみしていただきつつ、
永久フォトマンやっていきたいと思います。
では次回。
政治経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
34:29

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