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「価値ある人が報われるラジオ」
はい、みなさんこんにちは。多動迷子のペスハムです。
このラジオは、僕と同じ多動迷子の人向けにお話をしております。
ライフサイクルの理解
今日も人生の経営戦略第2章、長期計画の要点をお話ししていきたいと思います。
長期計画というのは、小の単位の何節かに分かれているので、あまり長くても分かりづらくなってしまうので、分けてお話した方が良いかもしれません。
まずはじめに話していきたいのが、このライフサイクルカードと言っていたかな。多分音声入力でそうなってるんだけど、まあいいや。
要は、ライフサイクルを人生に置き換えてみると、春夏秋冬に分けられるよという話ですね。人生の春、人生の夏、人生の秋、人生の冬ということですね。
これは春で立ち上がって、夏で燃え上がっていく。秋で陰りを迎えて衰退の目が見え始める。冬で衰退していく、みたいなイメージです。
これを人生の年代別で言うと、春が20代、夏が30,40代、秋が50,60代、冬が70代ということです。
基本は冬についてはほとんど触れられないですね。置いて死んでいく、みたいな感じなので。大事なのは春夏、そして秋。秋もあんまり書いてはいないんですけれども、今、秋の年代の方も当然いらっしゃると思うので、そういうところは考えていく必要がある。
大事なのが春夏の考え方。春というのがいわゆる20代のイメージですね。とにかくいろんなものを吸収していく。そしていろんなことをやっていく。
一つのことに集中しすぎないでチャレンジチャレンジしていく。何が自分に適しているのか、どんなことを自分の人生において成し遂げていくような、そういう自分の専門分野というか、自分がこれを人生で価値を提供していくんだということを決めるためのある意味、時間のある時期ですね。
なので、この春の時期というのは本当にいろんなことをやってもいいと思うし、結果が伴わなくても大丈夫という、そういうマインドを持ってチャレンジしてくださいということを語っています。
そして、結構春、例えばスティーブ・ジョブズの例が出ているんですけれども、スティーブ・ジョブズはAppleを創業して、一躍もう本当に時の人というか、全世界で最も有名な人になったといっても過言ではないと思うんですけど、
いわゆる人生の春の時代はですね、結構超変人で、あっちやこっちやいろんなところをやりまくっていて、こいつ大丈夫かというふうに思われていた人だったよというのは結構有名な話ですよね。
ただし、大学時代に学んでいたカリグラフィーという、いわゆる文字をどうきれいに見せるかみたいな、そういう学問がiPhoneやMacのデザインのところに大きく関わっていったというようなエピソードだとか、
やっぱり全世界を旅してバックパッカーとして回ったみたいな経験とかが、やっぱり経営者としての懐の深さにつながっていたみたいな話もあったりしますよね。
その人生の春というのは、いろいろやりましょうというところ。そこから人生の夏、つまり私はこれをやるというふうに決めて、そこにフォーカスをしていって、実際に大きく成果を出していくフェーズがあるということですね。
ただし、ここでもう一つ大事なことがあって、この人生の春とか夏の周期っていうのは、必ずしも春は20代、夏は30、40代というわけではないということを強くこの章で山淵周さんはおっしゃっていますね。
つまり、例えば30代になってから新しいキャリアを見つけていって、そこから伸ばしていって、40代で本格的にそこに取り組んでいくみたいな、そういった場合もありますし、
一方でカーネル・サンダースさんとか結構有名ですけど、50代、60代になって会社を起業していくみたいな、いわゆる人生の夏なのかな、そこが訪れるような人もいるということですので、
自分が例えば30代、40代になっていて、まだ自分のこれというものを見つけられていないという方も結構いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけど、それは全然遅いことじゃなくて、
まだずっと春、ずっといろんなことをやっていると、まだまだ瞑想している、まさに他道迷子みたいな話、こういった人でもどこかのタイミングで私はこれだというのを見つける、この夏に転換をするタイミングが来るのであろうということを伝えています。
一方、この秋の話、50代以降というイメージですけれども、これは人間としていろいろ身体的なところが低下していく、運動機能が衰えていったりだとか、脳の機能も変わっていくというのがあります。
ここで流動性知能と結晶性知能という言葉が出てきます。流動性知能というのは素早い分析力であったりだとか、頭の回転とか、あるいはクリエイティブな思考、こういったところが流動性知能というふうに言われます。
結晶性知能という、もう一個言われているのは、いろんな知識を組み合わせていったりだとか、わかりやすく複雑な話を伝えていく、そういう能力のことを結晶性知能というみたいなんですね。
これが人生の秋のタイミング、つまり40代あるいは50代というところに関しては、最初の流動性知能ではなくて結晶性知能のほうが高くなっていく、そういうデータも出ているみたいなんですよ。
つまり、単的に20代30代については、やっぱり現場で社会的に動いていくみたいな、どんどんクリエイティブに頭を働かせて新しいアイデアをどんどん実現していくみたいな、そういったような働き方が得意な人が多い。
一方で、40、50代に入っていくと、より後進を育てていくだとか、あるいはリーダーシップを取っていくみたいな形で、より幅広い知識を組み合わせていって人を導いていくみたいなところだとか、あるいは教育をしていく、自分のノウハウだとか、それを他のところと組み合わせていってわかりやすく伝えていくみたいな、そういった能力を生かしていく人がやっぱり一般的に多くなっていて、
それがリーダーだとか経営者だとか、そういったところにつながっていくよという話が書いてあります。
ということで、ここで大きく述べたのは、いつ何歳でも遅くないよということと、たとえ体が衰えてきて40、50代という熟年期に達していったら、それはそれでまた役割の転換というものが出てくるんだよという話がこの章では大きく語られていました。
ぜひ今の自分はどこのフェーズなんだろうということ、そして若い人でなかなか結果が出ていないという人は焦らずいろいろやっていったら、またどこかでそれが地肉になっていくんだということ、
さらに年齢的には結構上に来ているんだけれども、まだ見つかってないよという方は、それもどこかのタイミングで見つかるときに来るから大丈夫だよということ、
そして結構、もっともっと熟年期、晩年みたいになってきているという人は、自分の今の得意分野に応じた形の新しいキャリアを見つけていくというのが大事なのかなというようなところで、このライフサイクルというものを語っているということです。
トータルポジティブでいこうということで、すごくよくまとまっている話なんじゃないかなというふうに思いました。
ということで引き続きですね、まだまだボリュームあるんですけど、この人生の経営戦略については一個一個細かく語っていこうかなというふうに思います。
ということで今日も聞いていただきましてありがとうございました。