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おはようございます。OKファームのOKです。このラジオでは、脱サラして農業歴12年を超えた私が、新規就農者やフリーランスの方向けに、マーケティング情報や気持ちがちょっと楽になる話をしております。
今日は、644回目の放送です。師匠が死んで一か月。寂しさを言語化してみた。というテーマでお話をしていきます。
今日の音声配信のトークテーマが、寂しさの正体というテーマになっているようなので、今の自分にちょうどいいなというふうに思いましたし、今でないとしゃべれないこともあると思いますので、お話をしてみます。
今日の3つのポイントです。
ポイント1、キーワード共感してくれる。
ポイント2、技術的な話は割り切れる。
ポイント3、50代くらいから同窓会が盛んになる理由。
この3つでお話をしていきます。
1つ目のポイントが、キーワード共感してくれるというお話です。
先に前段をお話ししておきますと、この師匠というのがですね、高校時代の部活の先輩ということになります。
先輩といっても、1つ2つ上ぐらいの年の近い先輩ではなく、42個上の先輩というやや特殊な関係なんですけども、
僕は高校時代に応援団という部活におりまして、僕が42代目の団長になります。
僕の師匠であるのがその初代団長という方なんですけども、応援団という特殊な部活の指導というのかな、アドバイスをしに、
僕が高校生の時も、卒業して42年経ったその人がまだ来てね、
お前はここの動きをこうした方がいいとか、お前は心構えをこういうふうに持った方がいいみたいなことをアドバイスしてくれるね、
ビジネス業界においてはまさにメンターとかコンサルみたいなことを無料でやってらっしゃるような方でした。
部活を卒業、引退してから、高校を卒業してから不思議とご縁が続いたので、
月1ぐらいかな、その人のご自宅に行ってですね、最近こんなことがありましたとか、結婚することになりましたとか、
仕事を変えることになって農業を始めることにしようと思うんですけどとか、そういう相談をずっとさせてもらってた方なんですね。
で、がんでその方がこの秋にですね、亡くなってちょうど1ヶ月ぐらい経ったかなという状況というのが僕の今の状況です。
ちょっと前段長くなりました。で、一つ目のポイントはキーワード共感してくれるというところに移るんですが、
今までですね月1ぐらいでその人のところに話をしに行って、ほんと雑談をするぐらいのことだったんですけども、
いろんな角度からやっぱり共感してくれてたのが本当にありがたいなというふうに思うんですよね。
妻が産後鬱になっている時とか特に支えてもらったなというふうに思うんですけど、
基本的にはなるようにしかならんということを言われる方でした。
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なので常に共感してくれるというわけではなく、ある時はもう諦めろみたいな感じでね。
もう待つしかないとか時間しか解決せんみたいな感じで言われることもありましたし、
その中でもやっぱり今までの出会ってから都合23年間ぐらい一緒にいろんな話を聞いてくれたんですけども、
その中で過去にこういうことがあったよなっていうのを引き合いに出してくれた上で、
その時とお前は本質的な部分は全然変わってないぞっていう話をしてくださったりとか、
逆に20年前に比べるとチーターやるようになったのみたいな感じで声をかけて励ましてくれることもあったんですね。
文字通りオーダーメイドというんですかね。僕が持っている悩みに対して過去の自分と照らし合わせてアドバイスをくださったりして、
自分もこういうふうに成長してきたんだなというふうに思ったり、時にはまだまだだなというふうに思ったり、
いろんな形で背中を押してくださっていた気がします。
そしてやっぱりそういう時に感じるのが、ちゃんと僕のことを見てくれていたんだなということがすごい支えになってきたような気がしています。
だからこそずっと見てくださっていた方がいなくなるというこの共感してくれるというか、
共通の思い出を知っている人が一人いなくなるというだけでこんなに寂しいんだなっていうのを今感じているというところですね。
ということで一つ目のキーワードは共感してくれるというお話でした。
二つ目のポイントが技術的な話は割り切れるというお話です。
師匠が文字通り多彩な方で、人前に立って何かスピーチをしたりとかね、誰かを鼓舞したりするのが上手という面もありましたし、
政治経済とかにめちゃめちゃ詳しくて、ビジネス解説とか政治解説とかすごいしてくださるような方だったんですよ。
また筆ペンとかの文字とかもすごい達筆な方だったので、お前の字はここをきれいにした方がいいとか、
うちの子供を連れて行って書道教室みたいなこともしてくださる方だったんですけども、
そういう今まで気軽に何かパッと聞いてビジネス解説をしてくれたり政治解説をしてくれたりという人がいなくなったというのも
僕の中では結構ね失ったものとして大きいんじゃないかなというふうには思っています。
ただこれに関しては意外と割り切って考えることができていまして、
字がきれいになりたいのなら自分はお金はかかるけど書道教室に行ったり何とか講座みたいなものを受ければいいわけですし、
師匠とは違う目線になりますけどやっぱり政治の見方を知りたいならそういう精通した人の話を聞けばいいしということで、
この師匠が持っていたスキルを他の人に教わるということに関しては仕方がないよねというか、
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師匠以外にもスタイルは違うけど教わる人がいるよねということで、
ここに関しては意外と割り切っているんだなという感じで自分でもちょっとびっくりしているような感じです。
もう少し筆を教わる人がいなくなったとか、自分のわからないことについてパッと解説してくださる人がいなくて寂しいとか困るかなというふうに思ってたんですけども、
意外と技術的な面っていうんですかね、そういったテクニックとかノウハウみたいなものに関してはあまり寂しさは感じていないというのが正直なところです。
だからこの改めて寂しいという気持ちはこの有益なものがもらえたものがもらえなくなるからとかそういうわけではないんだなというのがすごい今感じているところですね。
そして3つ目のポイントが50代くらいから同窓会が盛んになる理由というお話です。
これはまさにこの師匠がよくおっしゃっていたことなんですけども、
育児とか仕事が忙しいのはもちろんあるんだけどもそれにしてもやっぱり50代とか60代ぐらいから昔の仲間に会いたいという欲求が人間は強くなるものらしいということをよくおっしゃっていました。
20代30代とかはそういうかえってしがらみとか小学校中学校とか自分の小さい頃を知っている人に会うのが煩わしいとすら思うような時期がありまして、
あるそうで仕事とか育児とかも忙しいのでわざわざそんな昔の友達に会うための時間なんか取れないよっていうふうに思うので集まりがやっぱり悪いんですが、
年を取ると人が集まるようになったり、あの人って同窓会に出るようなタイプじゃなかったよねっていう方が同窓会に集まるようになるという瞬間があるそうです。
やっぱり寂しくなるからそういうところに行きたくなるんだなというのが僕の一つの仮説でもあり、師匠が言っていたことでもあります。
もうこれから出会う人はたくさんまだまだ増やせるかもしれないけど、幼馴染を増やすことはできませんし、中学校時代高校時代の同級生みたいなことをこれから増やすことも人間はできないわけです。
そうなった時に、自分の小さい頃を知ってくれている人がいるというか、初めましてじゃない関係がどんどん欲しくなる。
自分の仲間とかお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんとかが死んでいく中で、なんか寂しいなーっていうこの穴を埋めてくれるのは新しい出会いかもしれないけど、
昔からあるつながりかなというふうに思ってそういう場所に顔を出したりとかね、昔の人と連絡を取りたくなったりするというような願望が人間にはあるんじゃないかなというふうに僕は思っています。
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ここに関してもやっぱり技術的な何か自分の悩みを解決してくれるからとかね、そういうものではなくてこの情緒的なというんですかね、昔からの自分を知ってくれているからとかね、
今までの積み重ねがあるからそういう積み重ねのある人と話したいというか、そういうことにつながっているんじゃないかなというふうにね、この度改めて自分を振り返ってみても感じているところです。
ということで最後駆け足になっちゃったんですけども、師匠が死んで1ヶ月なので寂しさを言語化してみたというテーマで、
共感してくれるというかね、昔からの自分を知ってくれているというところが何かキーワードになりそうだなというふうに感じました。
改めまして私はOKファームのOKです。フォローがまだの方はぜひフォローで応援をよろしくお願いします。
それでは皆様最後に腰痛にならないように肩を上げ下げしたり、腰を回したりしながら体をリラックスさせてあげつつ、今日やるべきことに向かって頑張っていってみてください。
ここまでのお相手はOKファームのOKでした。また遊びに来てください。ほいじゃまたのー。