2020-03-25 07:42

麻布中学~2020年入試問題傾向分析!その5~

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毎週サブエピソードとして、実際に出題された2020年の入試問題を小川先生が分析し、問題を紹介しながらそれぞれの学校別にどういった傾向があり、来年以降どのような対策をしていくのが良いかを徹底解説します。
第5回目はユニークな校風と理念で長年人気の「麻布中学」です!
番組へのご意見・ご感想・ご質問はこちらのフォームにてお待ちしております。 
http://bit.ly/36g57VN 
<制作>
出演:小川大介先生 
MC・プロデューサー:富山真明 
制作:株式会社PitPa

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2020年入試問題傾向分析
実際に取材された2020年の入試問題を小川先生が分析をしてですね、例を取りながらそれぞれの学校でですね、どういった傾向があったり、また来年以降、その学校をもし受ける場合にどういう対策をしていったらよいのかというのを解説していこうと思います。
今回はですね、男子誤算家と言われ、その独創的な教育理念で長年人気もあり、傑出した人物を送り出してきている私立麻布中学について解説いただきたいなと思います。
はい、麻布人気ありますね。
そうですね。
本当にですね、長年入試問題自体もぶれることなく、自ら興味を持って考える子どもたちに入学してきてほしいという入試姿勢の学校で、交付も非常に自由で個性的な子どもたちがのびのびと学生生活を楽しみやすい学校として知られていると思うんですけども、
そうですね。
学園祭なんかで、髪の毛が緑色になってたり金色になってたりする子を見てびっくりする人も多いんですが、意外に大人しい子もいたりして、幅広く可愛い子がたくさんいる学校なんですね。
ここの入試問題の本当に特徴は全科目ですね。
はい。
与えられた材料を自分なりに興味を持って読み取って、どこかで覚えた答えを思い出して書くんじゃなくて、その場で何とか組み合わせながらこうかなあかなと手を動かして考えていく。
そういうことで合格点が取れるような入試問題として出されているんですね。
はい。
なので、大量の勉強をすることはどうも苦手という子であっても、自分なりの考え意見を表現しようとしたり、なぜかなという疑問を持つ習慣があったりすると、
長年受験勉強しなくても、1年、1年半くらいで勉強してスッと合格しちゃう子も出るような、そういうところがあるわけです。
大人との対話、親子でいろいろ話し合ってみたりとか、何か、例えば算数の公式を習った時に、何でそんな式になるんだろうと。
そういうふうな作られ方かとか、こういう順番かと。
社会なんかでも歴史、地理を習った時に、例えばなぜこのエリアの気温が高いのかな、どういう理由だろうか。
なぜこの地域だけ戦争が続いているのだろうとか。
そのなぜなぜというのを自分なりに興味を持つ。
もしくは、自分だったらこう思うけど、どうして違うのかなということを話し合ったりする。
といった勉強の仕方、勉強の仕方というか、学ぶことを楽しむということですね。
いうように育ててあげると、非常に相性がいい入試なんですよ。
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ですから、お子さんがアザブに行きたいというご家庭の場合、親御さんが意識してあげてほしいのは、まず過剰に勉強メニューを詰め込まない。
ノルマが多くなると、こなすことにエネルギーが割かれて、まず目の前のものを読まなくなります。
整理したものを組み合わせて、間違ってもいいからひとまず自分の答えを出してみようというチャレンジもしにくくなりますね。
なので詰め込みは向いていない学校なわけです。
大胆にある程度メニューを減らした上で、ひとつひとつをじっくりと取り組む時間というのを、宗の中にいくつかは持たせてあげてほしい。
と同時に、もちろん南韓校ですから、どの科目も知識量は必要になりますので、一定のですね。
その知識を入れる時間というのも宗の中に組み入れて、メリハリのついた学習設計をするというのはコツになりますね。
あざまむきの子に導く声かけの仕方としては、正解何?じゃなくて、何て書いてあるの?これどうしたらよさそう?あなただったらどうする?なるほどね。そういうやり方ね。
本人なりに一回やってみたことはなるほどねと一回受けてあげて、答えを見たらこういう方法を取るみたいよってどう思う?直しなさいじゃなくて、自分の考えたものとどこが違うのか比べてみようか。
そのようにして関わってあげて、自分の考えと与えられたものと比べ合わせながら理解をしていくというのを学びの日々の中に取り組んでいくということが大事になります。
答えをこれを覚えなさいというよりも、まず子供が考えるものというのを一旦受け止めて、それに対する大人の考えというものをすり合わせていくというような対話がある。
そう考えてみることが嫌いになっちゃうとちょっとあざは重たいんですよね。
あと間違っているかもしれないから答えたくないってなると厳しいんですよ。やってみないとわからない問題が出てくるので、正解かどうかわからないけどひとまず書いてみよう。
途中までやってみようっていう先の見通しが立たないなりに手を動かし始めてみる。この感覚を育ててあげることですね。
あと親御さんはアザラブの入試問題、早い学年そのお子さんがまだ4年とか5年とかでも親御さんは先に見ておいたらいいと思います。
入試問題自体が授業みたいになっている。入試中にこの学校の先生は子供に新しい視点を渡して新しい気づきを持たせてくれているんだなというのを感じ取れると思うんですね。
そういった入試を出す学校なんだから子供たちに入試までの間にどのように育ってほしいかというのも親御さんなりに感じられると思うんですよ。
じゃあそういった学校が出してくれているメッセージに沿って自分たちも子供との関わり何を大事にしてあげようか苦手なところは苦手なりにチャレンジする気持ちを応援するようなそういった関わりをしていかれるとアザラブ中学というのはぐっと近づいていくかなと思いますね。
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全然見たことないような問題がよく出る学校だなという印象があって。
そう見たことはないんだけど考えてみたら知ってたなというところがあるわけですよ。
だからパッと見た瞬間あ無理っていうふうにすぐにシャッターを下ろしちゃう子は厳しいですよ。
でもアザラブの場合は間違っているかどうかわからないけど僕はこう思ったんだもんとまず言わせてくれという良い意味で前に前に出る部分ですね。
そこを伸ばしてあげた方が結局入試は相性がいいと思いますね。
変な話です。そういう自己的な考えを持たない子がもし万が一入ってしまったとしたらその後の学校生活が結構大変になっちゃう。
やっぱり自分で考える子がたくさんいる学校なので圧倒されちゃうということは起きるでしょうね。
ただ最初におとなしい子もいますよと言いました。本が好きな子。
じっくりと自分なりに世界を持って静かに考え込むのが好きな子。哲学者タイプですね。
その子もアザブ相性がいいのでそこはそのいわゆる元気発達型じゃなくて構わない。
分かりました。今日はアザブ中学ということでお話しいたしました。
次回は国立にして日本でも最難関の中学。
筑波大附属駒場中学についてお話しいたしたいと思います。
今日もありがとうございました。ありがとうございました。
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