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ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、 練習しているのになかなか上手くならないっていうことについてお話しいたします。
ゴルフをやっていると、なぜか練習して上手くなっているはずなのに、上手くならないということがあります。
これはいろんな原因があるんですけれども、基本的には練習していれば必ず上手くなります。
それでも上手くならないという原因はいくつかあるんですけれども、
練習していて、前にできていたことができなくなってしまうと、下手になったなぁと思ってしまうことがあるんですけれども、
ゴルフをやっていれば、そういったことは必ず起こりますし、これは下手になっているわけではなくて、
上達していく過程でも起こることです。 わかりやすいところでお話すると、
球の曲がる方向ですけれども、 多くの人がゴルフを始めたときはスライスしているんですけれども、
ある程度練習していくと、スライスが直って、今度は左に曲がるフックになってきます。
スライスがやっとなくなったよと思っていたところに、また練習していると、また前のスライスに戻ってしまうことがあります。
この時に、せっかくスライスが直ったのに、また戻っちゃったよ、また下手になっちゃったよと思わずに、
やっぱりこういったことは当然のように起こることです。 またスライスに戻ったとしても、曲がりが少し小さくなっているはずです。
スライスをまた直して、またフックにしたとすると、
フックは前のフックよりも曲がりが小さくなっているはずですし、スライスを直すまでの時間は1回目よりも2回目の方が時間が短くなっているはずです。
そういったことを何回か繰り返していくと、だんだん真っ直ぐに近づいていきます。
ですので、1回目直す時よりも2回目の方が直すまでの時間というのは短くなりますし、
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だんだん曲がりも小さくなっていきますので、徐々に上達しています。
やっぱりスライスがまた出てしまうとガックリしてしまうというところもあるんですけれども、
上達する過程ではどうしても起こることなので、マイナスに捉えないで、
そういうことは上達の過程であることなんだというふうに捉えていただければと思います。
あと、練習していても上達を感じない時はどうしてもあります。
仮に上達している過程だったとしても、自分では上手くなっていないと思うこともあります。
やっぱりゴルフ始めたばかりの時というのはまだ何もできない状態から始めますので、何をやっても上達を実感できます。
ですけれどもある程度のとこまで来ると、その上達を実感できなくて、
なんか前より下手になっているなと思う時が必ずあります。
スコアを例にするとわかりやすいんですけども、
ゴルフ始めたばかりの時というのは、スコアはどんどん縮まっていきます。
1回目ラウンドしたら130だったのが、2回目ラウンドしたら120、次ラウンドしてみたら110だった。
なんてことはよくあって、どんどんスコアが縮んでいくんですけども、
これが100くらいになってくると、それまで10打ずつスコアが良くなってきたように、
1打、2打しかスコアが良くならなくなってきたりすると、
今まですごい勢いで上達してきたのに、あんまり上達していないなという風に感じてしまうことがあります。
やっぱり10打ずつスコアが良くなってくると、前回110だったら今度はたぶん100くらいが出るはずだと自分では思いますので、
それでラウンドして110か109だったりすると、
本来100くらいまでいくはずなのに、109ってことは何か下手になっているなという風に思うことがあります。
自分はこのくらいまで上達しているはずだと思っても、ちょっとしか上達していないと理想のところよりは上達していませんので、
何か下手になっているなと思うこともあります。
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でも実際はちょっとずつスコアが良くなっていてもそう思うことがあります。
仮にスコアが悪くなったとしても、ゴルフはどうしても右肩上がりで上手くなることは、右肩上がりで一直線で上手くなりませんので、
上手くなったり、スコアに関して言っても、スコアが良くなったり悪くなったりしながら、それを繰り返しながらちょっとずつ上手くなっていきます。
その瞬間瞬間をとると、やっぱりどうしてもスコアが一時的に悪くなることもありますが、それは下手になっているというわけではありません。
スコアに関して言っても、なかなか最近ベストスコアが更新できないし上達しないなと思っても、
良いスコアが良くならなくても、悪いスコアが前よりも悪くなっていないということもあります。
やっぱり人によって上手くなっているかどうかというのは基準が違って、ほとんどの方の場合は、ベストスコアが良くなってくると上手くなったというふうに感じると思います。
ですけれども、それと同じように、ワーストスコアというか調子が悪い時に打ってしまうスコアがだんだん少しずつ良くなってくる。
最悪の状態の時に打たなくなってくるということもですね、上達しているということになります。
それだとなかなか上達していると感じない方もいらっしゃるかもしれませんけれども、
調子が悪い中でもスコアを崩さないというふうに練習していれば、
なってきますので、それも上手くなっていますので、
必ずしも上ばっかりを見ないで下が悪くなっていない、だから上手くなっているんだというふうに思っていただければと思います。
ただやっぱりスコアが良くならなかったとしてもですね、ゴルフを続けていれば必ず上達していますので、
なかなか上達しないななんて思わずにですね、
ゴルフを続けていただければと思います。
ただあまりにスコアが停滞しているようでしたらですね、
練習への取り組み方法が悪い場合もありますので、そういった場合にはですね、
レッスンを受けていただいたりするのも非常に良いです。
ということでですね、今日はなかなか上手くならないということについてお話ししましたけれども、
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基本的にはですね、ゴルフを続けていれば上達していきますので、
やっぱり上手くいっていることに目を向けるということが非常に重要ですので、
ぜひですね、上手くいっていることは今何なのかというのもですね、ぜひ考えてみていただければと思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。
