ではタクマさん、ちょっと最初、まずは簡単に 自己紹介からお願いできますでしょうか。
はい、改めましてタクマと申します。
今、ドクサスさんからご紹介いただきました通り、 研究者が本職として活動しております。
また、現在は個人でカメラ用のアクセサリーを デザインして販売もしております。
さまざまな趣味を活動を行って、 SNS上で発信もしているということで、
研究者、デザイナー、趣味人として活動しております。 本日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
そうですね、多彩な趣味をお持ちの、 まさに趣味人という肩書きがすごいぴったりかなと思うんですけど、
一応その、何ですかね、
多分一番有名な見え方としては、 やっぱりカメラ関係とかなのかなって思うんですけど、
ご自身の中ではどういう感じで、 ご自身のことは捉えられてるんですか、
対外的な見え方としては。
対外的な見え方としては、 やはりSIGMAというカメラメーカーが作っている、
FPというカメラのアクセサリーを作ってる人、
およびFPに関しては、 なんかちょっと狂ってるくらい愛が重い人っていう認識をされてるんだろうなと認識をしております。
そうですね、そうですね。 だから多分そうですね、SIGMA FPユーザーからすると、
もうなんていうか、 あ、あのたくまさんね、みたいな感じですよね、多分。
そうですね、ちょっとそこは、 最近はそれを甘んじて受け入れる方向になっています。
去年くらいまでは、 いやいやまだまだ私なんぞみたいなところでしたけど、
あまりに謙遜が過ぎると、 それはそれで嫌みたいよと周りから言われるようになったので、
堂々としております。
そうですね。
なんかちょっと前に、あれどれくらい前だったかな。
なんかSIGMAの公式のYouTubeチャンネルとかにも出てましたよね、ゲストで。
かなり昔のことを覚えていてくださってありがとうございます。
おそらく2021年かな。
じゃあ結構もう3年くらい前ですかね。
そうですね。
SIGMAさんがコロナ禍で、
エンドユーザーさんとのタッチポイントを増やすために、
あれこれ施策をされていた中で、
毎週金曜日、花禁の時間帯にユーザーさんだったりを呼んで、
様々な写真活動、映像活動について話すという番組をやっていらっしゃった中で、
私がFPのアクセサリーを作って、
当時はまだTwitterでしたね。
Twitterでいっぱい発信をしたり、販売もし始めたりというので、
お声掛けいただいたということがありました。
そうですよね。
だからあの頃まだ私は、当時リアルタイムでは多分見てなくて、
全然その頃多分まだカメラの彼女もないぐらいの感じで、
全く興味を持ってなかったんで、
私は本当まだ1年ちょっとぐらい、カメラ買ってから1年半ぐらいかな。
なので、その後にSIGMAというメーカーがあるんだなとか、
色々調べていく中で、たくまさんの存在も知って、
確か私はたくまさんについて調べている時にYouTube上で、
これが本人かっていうのを見つけて、
こんな感じの人なんだへーと思って見たっていうのが最初だったような気がしますね。
ありがとうございます。
その後に、多分それと前後するぐらいのタイミングで、
SIGMA FPの写真展をやられてたじゃないですか、皆さんで。
そうですね。その後、2年後?
あれは去年。
去年ですよね。
去年だから2023年ですね。
あの時のイベントをやられてるっていうのを見て、
これは本人に会うチャンスだなと思って、そこで行きました。
ありがとうございます。
やってるぞっていうのを見かけて。
あのイベントでもさらに数奇な出会いがあってびっくりしましたね。
そうですね。
いやー、あれはちょっとそうですね。
なんか説明するのちょっと難しいんですけど、
私がそもそもカメラをやり始めました、写真をやり始めましたってなって、
ドクサスという肩書きの上で写真をやるっていうのは、
最初からすごいオーディエンスの多い状態から始めることになっちゃう感じがしたんで、
なんかそれちょっといまいちあんまりいい感じしないなと思って、
まっさらな新しいTwitterアカウントで写真を投稿していき始めたっていう経緯があったんですけど、
その写真を投稿している裏アカウントみたいなやつのフォロワーさんが、
その展示を一緒に、たくまさんと一緒に展示をされてた方、
おさむさんっていう方がいらっしゃって、
おさむさんが私と知り合ったきっかけもなんかちょっと面白くて、
おさむさんは私の写真アカウントをたまたまなんか見つけて、
撮っている写真がどうやら自分の職場の近くにこの人生息しているなっていうことを写真から推測して、
で、散歩している私に声をかけてきて、まさかTwitterのこの人ですか?みたいなことを突然言われて、
あ、そうそうそうです、みたいな感じになって、
そこでたまたまおさむさんとは知り合ってたんですよね、偶然。
だからなんか私からすると、SIGMAFPのユーザーが集まって展示会を、
一応写真展になるんですかね、あれは、やってたのは。
そうですね、機材展とかそういうことよりもしっかりと写真作品としておのおの展示したグループという展ですね。
そうですよね、その写真展に今私が、どうやらおさむさんもいるっぽいし、たくまさんもやってるっぽいし、
他の方たちはちょっと直接面識ある方はいなかったんですけど、
二人知り合いればいけばなんかあるだろうと思って、それで行ったっていう感じだったんですけどね。
はい、お越しいただきありがとうございました。
いやあんときも、なんかすごいなって思いました。
すごいなっていうか、SIGMAという企業のすごさもすごい垣間見える展示になってたなと思ったし、
たくまさんもめちゃくちゃマニアックな機材をたくさん、
まあマニアックって言うとちょっと言い過ぎかもしれないですけど、
面白機材たくさん持って現場にいらっしゃって、すごいなと思いました。
そうですね、あのときのグループ展はあくまでユーザーが主催して、
愛用している人たちそれぞれがFPの良さを伝えつつ、
自分の表現っていうのはこういうもんだっていうのをアピールする場として企画したわけですけども、
それにSIGMAさんが心よく活動に対して賛同してくださって、
FPを分解した木を展示させてもらったりだとか、
まあなかなか写真展でその使っているカメラ機材が分解されたものも置いてあるっていうのはなかなか珍しい展示でしたね。
なので、カメラ好きと写真好きってまたちょっとクラスターが違うと思うんですけれども、
そういう中でも両方の方が来て面白がってもらえる展示になれたのは良い場だったかなとちょっと思ってます。
そうですよね。あれってちなみにどういうきっかけでそもそもあれをやることになったんですか?
一応オサムさんが主催っていう形なんですかね。
そうですね。オサムさんが基本的には鶴の一声っていうとちょっと違うんですけど、
言い出しっぺはだいたいオサムさんなので、オサムさんのきっかけですが、
その写真展の前にFPユーザーでフォトウォークをしましょうっていう企画イベントをしていたんですね。
それもオサムさんが言い出しっぺで、私が駆り出され、細かいところはたくまがやれっていう、
ちょっと語弊がありますけど、たくまがやりますっていう自らのコミットメントの下に企画をしてですね、
コロナ禍になってその後一旦感染者数が落ち着いたりとかしていった中で、
FPってコロナ禍になる直前くらいに発売したんですね。
その後、SNS上では互いにFP使ってるユーザー同士でこんな使い方をしてるとかってカスタマイズが魅力の一つでもある機種なので、
そういうのでSNS上ではつながってたんですけど、いざリアルで話してみるともっと深い話できるんじゃないかとか、
そのオフ会的な要素として何かできないかなっていうのを、
オサムさんとSNS上でずっと喋っていく中で、じゃあフォトウォークってものが世の中にあるから、
自分もオサムさんも一度も参加したことないけど企画してやってみるかって。
その後、数ヶ月に1回くらいフォトウォークっていうのを企画していく中で、
ユーザーさんが実際のオフでのつながりも増えていったんで、
これは写真展にやってもいいんじゃないかっていうのをやって写真展につながっていきました。
なるほど。本当にオサムさん、オサムさんオサムさんって言ってますけど、
あの方の行動力っていうか、すごいですよね、エネルギーというか。
そうですよね。
普通、SNSでもしかしたらこの人かもって思っても、写真撮っている時に話しかけないですよね。
いや、かけない。絶対そうだと思います。
本当にびっくりしました。本当に。
いや、わかるわけないじゃんって思いますよね、普通に考えたら。
たまたま確かに、同じような、
私が普段撮ってあげてた写真を見て、この辺で撮っている人なんだろうなーまではわかるとして、
道歩いててカメラを持っている人いたからって、その人だろうと思って話しかけないですよね、普通は。
普通は話しかけないと思いますね。
そうですよね。
特にドクサスさんは今、朝かつというか、早い時間帯に写真を撮っていらっしゃるのかなと認識してたんですけど、
そんな話しかけられた時も朝というか早い時間帯だったんですか?
そうです。たぶん8時とか、そんぐらいだったと思いますね。
本当に、本当にそうですよ。
なんでわかったんですかって、こっちが聞きたくなっちゃうぐらいの感じでしたけどね。
でもなんか、おさむさん曰く、GRで撮ってるっていうのを知ってたから、
そのロケーションプラスGRっていう機材を見て、
これたぶん間違いないってそこで思ったらしいんですけど、
こんなに話しかけるかなっていう感じですよね。
しかもその場で、なんかちょっとよかったら今度一緒にお話ししませんかみたいな話までその場で言ってきて、
いやこの人すごいなってその時思っちゃいましたね。
いやーそこでしかも、ちょっとドクサスさんがどう思われたかわかんないですけど、
一応信用させる人たららし感があるのがすごいですよね、彼の。
そうですね。
だって今の話をたぶん聞かれたリスナーさんは、
いやもしかしたらなんかものすごいこう信仰宗教の勧誘なんじゃないかとか、
なんか壺売られるんじゃないかみたいな、そんな声かけのレベルですよね。
いや本当に唐突さで言ったらそんなレベルだし、
なんでしょうね、なんか別に変な人感はないけど、
ちゃんとしてる大人なんだろうな感は見た目あるけど、
でもとはいえすごいグイグイくるなっていう感じではあるんで、
なんですかね、でもなんか人懐っこい感じっていうか、
いい人なんだろうなっていう雰囲気はありますよね、なんかね。
そうですね。
あとはもうなんかここにいない彼のことをずっと喋るのもあれかもしれませんけど、
彼は海外駐在の経験が長いようで、
そういったところでもそのコミュニケーション力とかだいぶ、
もともと元来のものがあるでしょうけど、だいぶブーストされたんだろうなとは思いながら、
そうですね、そうですね。
普段から仲良くさせていただいております。
いや本当に、だからなんかそのたくまさんはたぶんなんかいろいろな経緯もあって、
その私のことをなんていうか、ドクサスというラベル付きの私のことをたぶん知ってくださってたと思うんですけど、
なんかおさむさんにとってはその、なんか写真撮ってる人っていうラベルしかたぶんなかったんで、
なんでその会場に私がお伺いして、でたくまさんとかおさむさんにご挨拶して、
実はこういう人なんですよっていう話をしたときに、
おさむさんがめっちゃびっくりしてたのが面白かったですね。
面白かったですね、あれは。
そんなすごい人だとは思ってなかったですみたいな感じで。
いやあれですよ、やっぱりあのドクサスさんが新しいアカウントで始められたその効果というか意義があったかなと思いますね。
そうですね、いや本当にそうですね。
だから私が別になんか自分の活動を自慢したわけではないんですけど、
そのたくまさんがなんかいろいろ、いやこういうこともやってる人なんですよってこう教えて、
おさむさんにあの伝えてくださって、
なんかだんだんその今まではただの写真仲間だったのが、
え、なんかそんな人だったの?みたいな感じになってちょっと面白かったですね、あのときは。
面白かったですね、うん。
いやそう、だからなんか私にとってもあの展示は、
まあ作品もちろんじっくり拝見もさせていただいたし、
なんかすごい刺激的な体験でしたね、あの場に行けたっていうこと自体が。
ありがとうございます。
あの頃がちょうど独卒さんが、
なんかいろんな写真コンペに応募されたりとかされてた時期と重なってるのかなと振り返っていると思うんですけど、
なんかそういうのはこう、写真展を実際こう他にもいっぱい見てらっしゃったのかとか、
あとはその写真を応募するとかいう観点で、
私たちのグループ展ってどういうふうに見てたのかなっていうのがちょっと気になりますね。
まあそうですね、確かあれ夏の終わりぐらいでしたっけ?夏の初め。
そうですね、暑かったですけど、まああの秋ぐらいですね、10月末入るか入らないかぐらいですね。
たぶんあのぐらいの頃だと、なんかあの、
私自身のそのアイデンティティ的にはまだ写真で何か作品的な表現的なことをやるっていう自我はそんなに芽生えてなくて、
ただなんか、こう自分がやってることが果たして世間からどう見えるのかみたいなことに興味が出始めてはいた時期だったと思うんですよね。
まあなのでたぶん夏よりちょっと早いぐらいの段階で、そのなんかインターナショナルコンペみたいなやつに
適当にこう写真を応募したりは確かにしてたんですけど、その結果とか全然出てないタイミングだから、
ほんとになんかまだ普通に趣味で写真撮ってる人みたいな状態だったと思いますね、当時は。
いやその後、コンペでも入賞されたり入選されたりってことが続いていらっしゃるので、
あっという間にこう成果を残していかれるなーっていうのを見てちょっと羨んでおります。
いやーでも、それがね、なんかやっぱ目立つのがそういうところだからっていうだけで、
特になんか別にそんな全然写真展がどうこうとかそういうレベルには私は達してないと自分では思ってるんで。
そうですね。だからなんか、あの頃は本当にそのFPの展示されてたのを拝見しに行ったときは、
全然なんか自分が写真で表現ができるとかそういうことを全くまだ考えてなかったし、
どっちかっていうとその、ちょっとこれもまた人の話をしちゃうんですけど、そのイメージキャストの
パーソナリティーのテッドさんっていう方がテッドールっていうレンズをクラフトで作ってらっしゃって、
そこもたくまさん登場人物としていたんで、
なんかその話とかもあって、なんか私の中ではたくまさんって写真とかカメラの
そういう文脈ももちろん持ちつつも、なんか結構エンジニアリングだったりとか、
こう3Dプリントによるクラフトだったりとか、そういったところのイメージがやっぱ結構強かったんで、
あの展示行ったときも、こうなんか、
単なる写真家さんの写真見に行くみたいな体験を想像していたっていうよりは、
なんかどんな変態的なことやってんだろうなっていうのを、
なんか見に行くようなイメージで、なんか展示とか行ったような気がします、あの時は。
ありがとうございます。
そういう意味で言うと、あの独卒さんもものすごい数の写真を撮ってらっしゃいますけれども、
まあそういうふうにあの普段撮られたままでアップロードして、
SNSに公開されている写真もありますし、
あのシェーダーで書いて引き伸ばしたりするような、
まあもしくはもっといろいろなことを試されていると思うんですけど、
なんかやっぱ、そういう意味ではこう写真を撮って終わりというよりかはもう一工夫とか、
なんかその前後であれこれ遊べる余地があるんじゃないかっていうところで、
なんか個人的には独卒さんに対してそのシンパシーを覚えたり、
逆に独卒さんからもそういう観点でも、
なんか道は違えど、なんか面白いことやってるなって思われてたら嬉しいなあくらいには思ってました。
いやいやいや、あのまさにおっしゃる通りで、
本当に多分そう、だからSigmaFPユーザーの中では多分相当たくまさんって有名人というか、
なんならみんな知ってるんじゃねえかぐらいの多分知名度、
ちょっとこれは私の忖度も入っちゃってるかもしれないですけど、
でも本当に3Dプリンターとかで作って販売されているものとかも、
かなり実益を伴いつつも見た目のかっこよさだったり、
使い勝手の部分だったり工夫されてると思うんで、
なんかそのあたりもちょっと自然に今話し始めちゃったんですけど、
なんかどういう感じのものを作ってらっしゃるかとか、
ちょっと簡単に紹介してもらってもいいですか、たくまさんの方から。
はい、わかりました。
Sigmaが出しているFPというカメラは、3Dのデータ、CADデータが無償で公開されてまして、
元々のコンセプトがフォルテッシモ、ピニアニッシモっていう、
様々な写真撮影、映像撮影ができる中で、そのコアとなる部分だけをSigmaは作りました。
他の部分はサードパーティーであったり、個人の人、ユーザーそれぞれがカスタマイズしてくださいっていうコンセプトで作ったものなんですね。
たまたまそのコロナになったタイミングで、その3Dプリンターを購入しまして、
その時に自分自身でももう少し使い勝手よくできるところがあるかなって思って、
自分のために色々なものを作り始めたのが最初です。
それでこんなものを作れたよっていうのをSNSで投稿したのが、一番最初はFPというカメラは、
普通のカメラってだいたい覗き見る、EVFっていうビューファインダーが付いてるんですけど、
それがなくて液晶画面だけ、スマホみたいに同じようにっていう中で逆光とかが強いと液晶画面が見えないことがあるんですね。
それを傘にしてフードをかけて見やすくするっていうアイテムを作って発信したら、
それいいじゃんっていう、自分も欲しいっていう声を多数いただいて、
そこからFPをカスタマイズするアクセサリー、握り心地を良くする自分にぴったりなグリップを作ってみたり、
アクセサリーをくっつけた後、そのアクセサリーがさらに脱落しないようにする脱落防止のジグだったりとか、
様々なものを作っていって、その後徐々に他のカメラメーカーのカメラを使ってらっしゃるユーザーさんからも、
こういうものあったら欲しいんだけど作れないっていうようなお声掛けをいただいて、
今は様々なカメラメーカーのバッテリー用ケースを幅広く展開して作って販売させていただいてます。
それってご自宅にある3Dプリンターで地道にプリントして、
切り出して磨いてみたいなことを手で作業して、自分で発想してっていうのを一人でやられてるってことなんですか?
そうですね。全て一人で家内製紙工業としてやっております。
だいぶ変態だと思いますよ。
なんか本当に俺すごいなと思って見てて、
多分私が見ている範囲でもどんどん人気が高まっているというか、
なんか需要がなんか増していってる感じに見えるので、
なんか手作業でやってて大丈夫なんかなってすごい心配しながら見てたんですけど。
心配いただきありがとうございます。
そうなんですよね。今、もっかの悩みが一人でできるスケールの限界にそろそろ来てるんですよね。
そうですよね。絶対そうだと思うんですよ。
結構だって、それは全体からしたら一部なんでしょうけど、ちょいちょい見かけますからね。
そうですね。購入していただいた方が更にSNSに投稿してくださったりするので。
そうなんですよ。ありがたいんですけどね。
そうですよね。
なんかこの間はこの番組にも出てくれたあやとさんっていう方が、
SIGMA FP買ったっていうツイートしてて、そこにグリップついてて、
これあれじゃね?と思ったら、さくまさんが作ったやつですもんね。
はい、あやとさんが購入してくださってますね。
すごいなと思っちゃって、こんなとこでやっぱりつながっていくんだなと思っちゃいましたね、あのツイート見たときも。
あやとさんとはあんまり直接コミュニケーションはしてないですけれども、
コロナ禍になるかならないかあたりで、
デイリーコーディングっていうのが、P5JSとかあの界隈で生まれていったと思うんですけど、
そのときに私もその活動を知って、あんまりSNSには投稿してないんですけど、
私も結構今も頻繁に書いてるんですよ、ジェネラティブアート的なものを。
っていう中であやとさんを知って、
あの方もご自身で作られたP5JSでのアートを写真集というか作品集に実際印刷して販売されたりとかしてて、
それを購入させていただいたりとかして、こんなところでつながるんだみたいな。
そっか、なるほど。
なんか俺たくまさんのプロフィールにP5JSって入ってるのがずっと気になってて。
そうですね。
写真はよく見るけど、作品あんま見ないし、なんか昔やってた的なあれなのかなってずっと気になってたんですけど、
割と最近もじゃあやられてるっちゃやられてる感じなんですね。
そうですね。
あまりに今はFPの人になりすぎてて、さすがにいろいろなこと混ぜすぎるとSNS上でもちょっとあれかなと思って、
今はもう完全に写真投稿がメインですね。
そっか、そうなんだ。
なんか俺P5JSって書いてあって、けっこうノーマライズFMの文脈のリスナーさんたちだと、
多分P5JSとかのほうが想像しやすい話題なのかなとは思いつつも、
でもたくまさんのXとか見てると全然そういうの見えないから、あんま話的に振らないほうがいいんかなとか思っちゃってたんですけど。
実際はじゃあけっこう普通に書いてるというか、コードも全然バリバリ書けるっていう感じなんですか?
そうですね、ビジュアル表現としてのコーディングは本業ではないので、あくまで趣味的な活動にとどまりますけれども、
本業は理系の研究者として自分の仮説検証をするためにコーディングをして、
実際に今試しているので、人よりは書けるけど、今これを聞いてらっしゃる中だとすると弱々かなって感じですね。
なるほど、なるほど。でもそうですよね、なかなか自信持って自分プログラムバリバリ書けますって言いにくいとは思うんですけど。
言いにくいですね。特に私の本業は、本業の話は全然してなかったですけども、特にサイバーセキュリティ関係の研究職をしておりまして、
ホワイトハッカーと呼ばれる人たちもかなり近いところに存在する領域で仕事をしているんですよ。
そういった方々は競技プログラミングの能力が高かったりとか、リアルタイムでサイバー攻撃を受けているのに対してリアルタイムでコーディングをしたりとか、
できるようなそういう方々を横目に見ているので、自分なんかってちょっと思いますね。
なるほど。複雑な。そこは確かにわかります。
あと、X状にあんまりいろんな自分の姿をごちゃ混ぜにしちゃうのもどうなんていうのもなんとなくわかる気がしますね。
私もあんまり写真のことばっかりになりすぎるのもどうかなってちょっとブレーキかかっちゃう気持ちがありますね。
やっぱりドクサスっていうアイコンの場合はWebGLの人みたいなラベリングがもうされちゃっているので、
あんまり自分にとっては自然なこととはいえ、あんまりその話ばっかりしちゃうのもなーっていう、写真の話ばっかりしちゃうのもなーっていうちょっと抑制が働いちゃう気持ちはなんかわかる気がしますね。
そうですね。本人的には抽象的には似通ってると思うんですけれども、他の人から見ると何がつながってるんだろうっていうのはアウトプットだけ見るとわかんないと思うんですよね。
そこはね、なのでドクサスさんはその早い段階で写真表現はちょっと新規ってやってみようかって切り出されたのは英談だったなーという。
そうですかね。そうかもしれないですけど、私の場合はなんか、自分がちゃんと初心者から始まりたいっていう気持ちがあって、
何やるにしても初めは初心者だなっていう気持ちがあるんで、最初から声の大きいインフルエンサー的な状態からスタートするのはちょっと筋肉はなかったというか。
初心者から始めたい気持ちって多分よく自分で分析してみると、やっぱり本職とかそれを真摯にやられてる方たちに対するリスペクトが多分強くあって、
フォロワーが多いだけの外野の人間が声でかくしゃべるのすごい嫌だなって自分だったら思っちゃうから。
だからなんか一回ゼロに戻してそこから始めた方がいいかなっていう心理がなんか働いちゃう気がしますね。
写真って多分もっと気軽なもので良くって本当は。
別にそんな堅苦しく考えずに、自分こんなん撮った、イエーイみたいなノリでどんどんアウトプットしていいものだとは思うんですけど、
ただなんか私はそれがうまくできないっていうか、なんかやるならちゃんとやりたい気持ちになっちゃうところがあって。
で多分一番最初はそんなことなかったはずなんですけど、やっぱり何ですかね、やってみてこれは結構楽しいな面白いなってなった時に、
これちゃんと真面目にやった方がいいなーって思っちゃったから、そこでなんかそのドクサス側のアカウントに写真を載せるとかっていうよりもゼロから始めちゃおうっていう風にやっちゃいましたね最初の段階で。
いいですねー。
P5JSとかを自分もちょっと切り出して別のアカウントで始めようかなってちょっと気になってきますね。
でもなんかP5JSってやっぱジェネラティブアート的なものを書くっていう感じなんですか、それって。
半々ですね、半分はそういう風なもので、もう半分はドクサスさんはすでにやってらっしゃる中でいうのはあれですけど、写真をインプットにしてもう少し混ぜてみようっていうようなことで使ってる感じですね。
いやそれめっちゃいいじゃないですか、それちょっと見てみたいな。見てみたいですね、なるほど。
そっか、それはなんかどういうモチベーションなんですか。やっぱりそのただのシンプルな写真表現とはまた別の文脈で楽しんでやってらっしゃるみたいなイメージのものなんですか、それって。
そうですね、なんかやや後付けの理由付けな気もするんですけれども、いわゆる写真界隈において写真とはシーンを写すものだっていう言説を唱えてらっしゃる方も多くいるけれども、英語で言うとフォトグラフィーで光で描くものなんだから、
その撮った前後でいろいろしてもいいじゃんっていうことを言説としておっしゃる方も多くいらっしゃるのが現状だと思うんですよ。で、SNSだと不毛に相入れない会話が繰り広がっている。
そうですねそうですね。という中で私としては、シーンを写してるっていう写真の良さもありますし、光を描く工画としての面白さも両方楽しむべきだった、楽しむべきって言うとちょっと語弊がありますね。楽しんでいいと思うんですよ。
という中で、工画の方としてもう少しやれることあるかなっていうので試している感じです。
なるほど。ちょっと興味ありますね。ちょっと先ほども言った、SIGMAさんのYouTubeチャンネルに出てらっしゃった時にも、確かにそういうような作品ありましたもんね。
結構色をすごく変えて、何て言ったらいいですかね、ちょっとビビットなカラーリングにした作品みたいなやつとかも多分そのお話の中に出てらっしゃったと思うんですけど。
そうですね。
確かにああいうものとかは普通に撮っただけじゃ作れないですもんね、多分。
そうですね。あれを取り組み始めたのは、もともとFPEの中に新しくカラーモードを追加しますっていうファームウェアアップデートがあったんですね。
その時にデュオトーンって呼ばれるカラーモードが追加されまして、往年の雑誌にあったような2色ずりを再現するっていうようなアップデートで。
これは面白いなっていうのと、あとそういえばそうだよな、そういう写真って今だと雑誌がどんどん衰退していってしまったり、
あと今残ってる雑誌だとほとんどカラーで写真は綺麗なのが残ってるっていう状態で、2色ずりで改めて見直してみるっていうのは面白いよなって思って。
カメラの中に入っているカラーモードだと、ビビッドで面白いのはいっぱいあるんですけど、それ以外の色を作りたいって思ったら自分でコネコネしないといけないんで。
じゃあ自分でコネコネするかっていうところですね。
面白い、なるほど。全然そういうの知らなかったな。あんまりそういうことでやってますよっていうのもそんなに言ってないですよね、多分。
やってることが多すぎてとっちらかってきて、何ていうか、そんなに全部常に研究していると多分SNSでの活動を見ていただいている皆さんがお腹いっぱいだと思うので。
そうですね。
ある時期やったら、細く長く自分の中では続けてるんですけど、アウトプットしなくなりがちですね。そこはちょっと良くないことかもなって思ってますけど。
いやー、でも難しいですね。難しいと思います。何でもかんでも言えば解決するのか、全部出しちゃえばダダ漏れにするのが正解なのかって言われると、それもメリット・デメリット両方ありそうだなっていう感じがするし。
難しいですね。私が今この話聞けて、めっちゃ面白いって今なってますけど、ただそれがたくまさんを普段見てる皆さんにとってどういうふうに刺さるかはわかんないんで、出すべきか出さざるべきか確かにちょっと難しいなとも思うけど。
そっか、なるほどな。すごいっすね。P5 Chaseって何で書いてあるんだろうなってずっと気になってたんですけど。そういう一面もあるんだっていうのが。
実は手を動かしてコーディングもしてるし、それと写真表現を混ぜてってこともやってますよっていう、一応の言い訳というか、俺は忘れてないっていうか、自分はやってるんだよって自分のための後を残しているところですね。
すごいわかりました。なんかすごくわかったし、たぶんたくまさんの中ではご自身の中では大事だからわざわざ自己紹介のところに書いてあるってことなんすもんね、きっとね。
そうですね。そう、なので自己紹介に書いてあるキーワードはどれも一応個人的にはつながってはいるし。
はいはい。
そうですね、それぞれ面白さは結構近しいところが面白いと思ってるんですよね。何があるかな。
でもちょっと整理したんですね。減らしたのは昔よりも。昔は、例えば編み物っていうのも趣味の中に書いてたんですよね、自己紹介の。棒張りで毛糸を編んで、手袋とかセーターとか編んだりしてるんですけれども、これも今も普通にやってるんですよ。
これも個人的にはP5JSでパターン的な模様というかを描画する面白さと、あとは数学的な面白さ。本業もサイバーセキュリティってアルゴリズムを考えることなので結構近しいものを感じている中で、編み物っていうものはある程度決められたアルゴリズムをもとに自分がシーケンシャルにそれをこう。
一針一針編んでいくっていうのが、すごいゆっくりしたコンピューターに自分がなってる気持ちになるんですよ。
はいはいはいはい。
すごい一目一目は細かいところをギュッと見てるんだけど、出来上がった時にはその大きなアルゴリズムが動いた結果としての成果物ができるっていうところが面白くて続けてますね。
いやーなんかちょっと割って喋っちゃうんですけど、過去にノーマライズFMで出てくださった早間先生っていう数学の先生がいらっしゃるんですけど、早間さんも編み物っていうかそれを機械で折って、数学の観点からそれをやってらっしゃる先生で。
はいはいはい。
やっぱりその折り物というかその糸が組み合わさって1枚の布ができていく、でそこに立ち現れてくる模様だったりとか、そのアルゴリズム的なものの繰り返しから生まれ出てくるビジュアルみたいなものに、やっぱり早間先生もすごい魅力を感じてるからすごい研究してるみたいなことをおっしゃってたんですけど、なんか同じものを感じましたね。
ちょっと多分似てるとこあるんじゃないかなと思います。
そうですね。
白身を感じてる部分が。
なるほど、いや本当にあれですね、本当になんか趣味人っていう言葉がすごい合ってるというか、他になんか私が知ってるところで言うと、例えば登山とかそういうのも全部、早間さんの中では繋がってるってことですもんね、きっと。
そうですね、まずカメラで写真を撮ってっていうことがしやすいっていう観点ではありますけれども、やっぱ山登りもその一歩一歩足を進めていく中で気づきを得たっていうのが、着実に進めていく中で偶然性と出会ったりとか、あとはその自分の体との内観っていうのが、
っていうので面白さを感じますね。編み物してる時も指先の感覚に集中してるんですけれども、例えば編み続けると徐々に肩が凝ってたりとかして、編んでる、編みの強さとかが徐々に変わってっちゃうんで、徐々に偏りが出てっちゃうんですよね。
それに近いものを登山でも感じるんですよね。一歩一歩の中で疲れていくと足に徐々に疲労が溜まっていって乳酸が溜まっていって足が遅くなっていってっていう中で、例えばですけれども、自分の首がちょっともたげてきた中で初めて足元のある自然に気づけて、それを写真に撮れるっていう。
いいですね。
セレンディピティっていうか、カオス系の中の様々な細かいものが積み重なっていった結果として何か結実している感じがたまらないんですよね。
なるほど。
大丈夫ですかね、こんな変態みたいなこと言って。
いやでも多分、これは本当にいい意味で言いますけど、変態的な人だなっていうことはもうみんなバレてると思うので、大丈夫だと思うんですけど。
大丈夫かな。
いやでも多分だから、その3Dプリントしてみようとかっていうのも多分、なんかうっすらつながってるんですよね、きっとそこも。
そのフィジカルなものとして立ち現れてくるっていうことだったり、それを自分でこう触れてみたり磨いてみたりっていうその体系の部分がきっと多分同じようにつながってるんですよね、たくまさんの中ではきっと。
そうですね、やっぱりその3Dプリンターを使っても、結局そのアルゴリズムから物質的な世界に落とし込むと、当然個体差って生まれるんですよね。
そこの個体差が生まれてるのを眺めるのも楽しいんですよ。
そうですね。
なんかその、やっぱり現実世界にはコンピューターが完璧にシミュレーションしたものとは違う、なんかランダムな部分とか至らないほつれみたいなものとかがやっぱり何かしらの形で現れてくるし、そこもやっぱり面白いですもんね、きっと。
そうですね。
結構大きな会社に勤めておりまして、幅広い研究分野に取り組んでらっしゃる方が同僚としているんですよ。
その中で、面白い研究をしてるなっていう話を聞いたことがあって、最近のコンピューター、どんどん集積回路の中の密度が高まっていって、ナノスケールでコンピューティングをしたりとかしていくっていう中で、ノイズ対策がすごい大変で重要な課題ですっていうようなことを話していらっしゃって、
特に今回のこの研究では着目したのは、太陽から降り注ぐ宇宙船であったり、ニュートリノ的なもの、ものすごい極小の確率なんだけれども、これだけ集積回路を高めてると時折エラーに乗ってくると。
へー、すごいな、すごいっすね、なるほど。
それが大規模な計算上のクオリティを下げる一因になってたり、あとはその通信回路上のボトルネックになったりしているっていうのを解決するために、今回こういうアプローチで研究成果を出しましたみたいなことを話していらっしゃって。
アルゴリズムだけの世界だと思ってたけど、そんなナノレベルの物理に関係していくんだ、やべーみたいな。
それ超面白いっすね。
なるほど。
まあそうですね、結構少なくとも今の一般常識としては、常に宇宙船っていうのは降り注いでいて、我々の体も常にそれに貫かれてなってるっていうのは結構一般的に知られる知識になってきてますけど、
なんかそれがコンピューターを狂わせるなんて、私も考えたことなかったですけど。
そう、それがゼロイチの世界に影響するんだっていうのを聞いて興奮しましたね。
それは確かに興奮しますね、なるほど。
そっか、いやなんか本当、コンピューター、我々特にコンピューターグラフィックスを扱ってる人間からすると、コンピューターっていうのは本当のランダムを生み出すことはできなくて、
乱数生成するって言っても実際はそれは疑似乱数と呼ばれていて、計算の結果乱数っぽいものが出てきているだけだから、
自然界のランダムとは違うんだよみたいなことを、まあ俺に触れ話すことがやっぱあるわけなんですけど、
もしかしたらニュートリノがぶっ刺さって本当のランダムが起こってることがあるのかもしれないってことなんですね。
そうですそうです。
それ面白すぎるな、そうなんだ、いやすごいな、すごいっすね。
ランダムっていうキーワードが出てしまったのでどうしてもちょっとだけランダムネスについてしゃべりたいんですけれども。
セキュリティの研究をしているとですね、ランダムっていうのはすごく気になるキーワードなんですね。
特に暗号アルゴリズムの研究を学生の時にしていたので、疑似乱数なのか新生乱数なのかっていうのはすごい気にしていて、
そうですね、とはいえアルゴリズム上は新生乱数と見分けがつかないっていうことを元に、
この疑似乱数は新生乱数相当だろうというふうにみなして世の中のいろんな暗号アルゴリズムができているので、
そこは新生乱数って言ってもいいんじゃないかなみたいな気持ちに、ちょっと最近はですね気持ちが偏ってきててですね。
疑似乱数、疑似乱数ってそんなにヒゲしなくてもいいんだよってちょっと思ってるところがありますね。
8週間数、正しい指導の作り方をしてあげたりとかすれば大丈夫なんじゃないかなとかって思うんですけどね。
いや、なんかいいですね。
いや、俺そういう話めっちゃ好きですね。
いや、結構なんかそうだな、なんか人によっては乱数に興奮できるのなぜなのかちょっと想像難しい方ももしかしたらいるかもしれないですけど、
乱数はね、やっぱちょっと興奮するトピックなんで、そういうの楽しいですね。
そうですね。
いや、奥深いじゃないですか、乱数の世界って。
はい。
で、なんか私なんかはせいぜいグラフィックスで使うレベルの話なんで、せいぜいXはシフトだったらまあ安心だよみたいな程度のことしか思わないし考えないですけど、
でもなんかね、それこそセキュリティの領域とかだと、やっぱりね、乱数ってすごいもっと重要なファクターを握ってる存在だと思うんで、
なんかそういう世界の話とか聞けるのめっちゃ面白いですけどね。
ありがとうございます。
いやー、特に学生の時はですね、そういう今の乱数生成をするアルゴリズムって、
共通加計暗号、例えばAESっていうアルゴリズムがありますけど、
ああいうものとかを一部ベースとして生成されてるのが暗号学的波種関数っていうものなんですけれども、
そういうものの安全性を評価する上で様々な研究を学生の時にしてましたと。
その中の一つが、例えば似通ったインプットを与えると、つまりシードとして近しい値を与えると、
近しいアウトプット、似た乱数の値が出てこられちゃうと困るんですよ。
とはいえ、いろんなシードの値を変える中でたまたま似通う場合もあるんですけれども、
そのたまたまさがどれくらいの範囲に収束していれば、
まあこれは新生乱数と近しいと言えるかみたいなこととかも研究をしていたことがあって。
それをやる中で、アルゴリズム自体はすごく単純なことをしているんですよ。
それこそ今ドクサスさんがおっしゃった01のXORを取る。
1と1だったら、XORっていう演算子は足し算とか引き算とかと同じなんですけれども、
1ビットの値の、こんな説明しなくても大丈夫ですかね。
いや、してもらった方が安心な感じがしますけど、
でも知っている人は結構いるかもですね、そのノーマライズFMリスナーの場合は。
本筋から外れないようにしゃべろうとすると、ちょっとXORを置いておこう。
XORとかシフト演算をうまいこと複数回組み合わせることで、一応はASとかって作られているんですよ。
なので、その複数回重ねていくと、議事覧数から申請覧数に近づいていくっていうところはすごく面白さがありますよね。
どうでしょうかね、これ面白いってみんな思ってくれるか怪しいんですけど。
そうですね、ちょっと話題的にはマニアックかもしれないですけど。
でも私は結構、何て言うんですかね、そういうの結構好きな話題というか。
ただなんか自分がちゃんと研究したりはしたことはないんで、
そういう世界もあるんだぐらいのちょっと何て言うんですか、半歩引いたところらへんから見てますけど。
でも何て言うか、グラフィックスで乱数とかを扱っているときって、
それが出てくると急に本物感が漂ってくるというか、自然快感が出てくるんですよ。
ランダムというものを取り入れたときに、綺麗に整ってないことに対して魅力を感じたりするし、
だからノイズとか乱数って本当に、ちゃんと研究しているたくまさん的な方たちの目線から見たらそういう面白さが確かに、
積み上げている人たちの中ではそういう面白さももちろんあるんだろうし、
でも表層だけ使ってる我々みたいなグラフィックス関係でちょっとノイズ触ってるみたいな人たちでも、
やっぱそこの本物みたいに見える不思議さみたいな部分とか、
やっぱあるしみんな感じてるんじゃないかなとは思いますけどね。
そうですよね。写真にいきなりグッと戻すと、
アドビライトルームのノイズはライトルームっぽいよねっていう人たちがいるんですよ。
すごいなって思うんですけど。
ちょっと私そこまで画像上のノイズを見分ける能力がないんですけど、
他の現像ソフトとしてCapture OneだったりDaVinci Resolveっていうような映像名用のものですけど、
それぞれにノイズの特性が違うんでしょうね。
中で使ってるアルゴリズムが違うので。
というので、よりCapture Oneの方が生っぽいというか物理の世界に近づくノイズなんで、
ノイズは絶対Capture Oneで入れた方がいいよとかっていう人たちがいらっしゃって、
すごい世界だなって思いながら、それは逆にビジュアル表現の方々に対して尊敬してます。
本当にその話ってすごい面白いなと思うのが、
我々、多分そういうこと言ってる方たちって、
すごい厳密なアルゴリズムとかを手法として開発して、
そのプログラムに通して一致度とか完成度みたいなのを数値化して見てるんじゃなくて、
目で見てなんとなくそう感じるっていうことを多分言ってるじゃないですか、そういう人たちって。
一体どういう学習データでそういう人間が誕生するのかとか、
そういう経緯も考えるとすごい面白いですよね。
何なんですかね。
フィルムとかのノイズを正解にして言ってるんですかね、それって。
何がその人たちの言う自然さなのかって言い出すと、
すごい考え出すとちょっと面白いなって思っちゃいますけど。
そうですよね。
よくSNS上だとフィルムのノイズ感っていう話もなると思うんですけど、
もう少し他の観点もあるかなと思ってるんですよ。
当然、印刷とかその現像をしていく中での液材に起こった物理的なノイズもありますし、
あと私たちでそのプリントされた写真、プリント用紙にプリントされた写真だけじゃなくて、
雑誌だったり、もっとこう、わらばん紙というと語彙があるな、
もっとざらついた紙とかにプリントされたものを多く見て育ってきてると思うんですよね。
そういうものの集積がいいノイズ感とか、
いいイメージとは何だったのかっていうのの学習につながってるんじゃないかなと思って。
そうですね。
それはあると思います。
それ確かにあるかもしれない。
確かにそうですね。
わらばん紙が一番、たとえとしては分かりやすい。
でもわらばん紙が今どれぐらい若者に通じるのかは。
わらばん紙が通じない気がして。
通じないかもしれないんですけど、
でもきっとそういうことですよね。
たぶんその、やっぱなんかわかんないけど、その人の中での何かいいって思う何かがあって、
言語化できる方もできない方もたぶんいらっしゃると思うんですけど、
なんかその正解に向かっていろいろ考えちゃう、考えざるを得ないってことなんでしょうね、きっとその人の中では。
そう思いますね。
なんか漫画雑誌とかのグラビアにすごい、たとえば記憶が鮮明に残って、
あれこそいいポートレート写真なんだみたいな、たとえばイメージを持っている人だったら、
やっぱそういうのに近づけたノイズ感をどうしてもデジタルでも足したくなると思うんですよね。
それはそれですごくやっぱりいいと思うんですよね、目指す方向としては。
人それぞれそういった、これがその人にとって良さだみたいなことを、
共有してない状態で今SNSで何がいい写真かみたいなコミュニケーションをつけて、
なんかやや喧嘩しがちだなみたいなのをちょっと感じたりしてて、
私個人がSNSで写真を発信するときはそういうことについてはなるべく触れなかったり、
全部それぞれにこれが多分いいと思ってるんだろうなっていうところを、
そこいいですねって話してみたりして、なるべくコミュニケーションをしています。
そうですね。
そういうの大事かなって。
いや、大事だと思います。本当にそう思います。
やっぱなんか、何だろうな、たぶんみんな言葉にしている人もしてない人も、
やっぱ自分の好き嫌いって絶対あると思うんで、
それは感じるところまでは自由というか自然なことだと思うんですよね。
これなんかいいなとか嫌だなって感じるところまでは当たり前のことで、
ただそれをなんか怪し取りみたいな感じで言う必要は全然ないし、
見たくないならミュートしたりすればいい話だし、
なんかこう、いいところをちゃんと理解しようとするっていうその姿勢は俺すごい大事な気がしますね。
大事な気がします。
そう思います。
いやでも俺、たくまさんの写真とか見てると、いろんな写真の撮り方されてるなって思うし、
なんかその、何ですかね、なんか見方によってはあんまり一貫性がないとも言えるし、
見方によってはこう、いろんな多彩な見え方、撮り方、探求の仕方されてるなとも思うし、
なんか写真だけを撮り出してみても、
そのいろんなことに幅広く挑戦、興味を持って挑戦したり掘り下げたりしている、
そのたくまさんというキャラクターが写真一つだけ撮り出してもそこになんか現れてる感じがして、
俺はすごい好きですけどね。
ありがとうございます。
いや私はドクサスさんも幅広さがあるなって思いながらいつも写真を拝見しておりますけれども。
なんかそうですね、いや俺なんかよく思うのが、
その500ピクセルっていう写真のSNSみたいなのがあって、
そこに毎日自分は自分で写真を投稿してはいくんですけど、
やっぱり何て言うんだろうな、なんかフォロワーが多い写真家さんとかも、
明らかに作品のレベルが違う感じのオーラが出てる写真家さんとかやっぱり中にはいて、
その人たちの写真とかを日々見てると、
なんかパッと見で、これあの人だながわかってくるんですよ。
そのタイムライン的な感じで、自分がフォローしている写真家さんの写真が、
タイムライン的な感じで時系列にガーって並んでいて、
でパッと見は写真しか画面に映ってないんで、
誰が投稿した写真かってパッと見はわかんないんですけど、
カーソルホバーさせると、
誰それさんの写真っていうのが、
ホバーさせるとその投稿者が出てくるぐらいの感じでバーって並んでて、
で最近もうわかるんですよね、その見たら。
これ多分この人だな、これ多分この人だなって見てわかる。
で自分の写真ってそれないなって思うんですよ。
でそれが果たしていいことなのか悪いことなのかやっぱりわかんないなって、
いっつも結構半分悩みみたいな感じで思っていて、
その人っぽさがあったほうがいいのか、別になくてもいいのか、
これって多分どっちが正解っていう問いではなくて、
どっちでも実際はいいと思うんですけど、
なんか自分がどっちであるべきなんだろうなって結構悩んじゃうというか、
でももしかしたらみんなから見たら、
もうその俺っぽさっていうか、
俺が撮った写真っぽさってもしかしたらあるのかもしれない、
まあ私はないなって思ってますけど、
もしかしたらみんなの中では、観測しているみんなの中ではあるのかもしれなくして、
なんか面白いなって思ってますね、
その人らしさみたいなのがあったほうがいいのかないほうがいいのか、
で、たくまさんの写真は単純に技巧として上手だなみたいなのもあるし、
あとは何て言うんですかね、
メーカーによって呼び方は違うと思いますけど、
いわゆるフィルムシミュレーションみたいな、
画像に対してどういうフィルターがかかるかっていうことのバリエーションも、
あんまり一貫してこれだけしか使わないみたいな感じじゃないじゃないですか、
結構たくまさんの場合。
だからなんか見てて、
すごいたくまさんっぽいなって思って見てますね、私は。
ありがとうございます。
そうですね、その人らしさみたいなところについては、
最近自分もお年頃で考えているところで、
まず個人的にドクサスさんのがどうかという前に、
個人的には抽象的になんだこれはって思うもののほうが好きなんですよ。
つまり全容がわからないもの。
自分にとって未知であるもののほうが興奮するんですよね。
なので、基本的にその人らしさっていうものを見切ってしまっている人。
これだからこの人だよな、こういうことやってればこの人だよなっていうのが、
わかってるものっていうのは、
つまり自分の中にその人のモデルができちゃってて、
そのモデルを超えないものしか出てこないというか、
その範囲内で処理できてるのは正直言うとつまんないんですよね。
そうですね。
なので、っていうのを前提として、
ドクサスさんについてはまだ私の中でドクサスモデルが作れてないです。
なのでドクサスさんの底が知れてないので、
見ていて興奮もします。
なるほど、そっか。
じゃあ、もしかしたら私がやろうとしていることっていうか、
私は悩みとしては、
そういう自分らしさみたいなものがあるべきなのかどうなのかみたいなことの、
正解は正直自分の中にはまだないんですよ。
そういう意味ではどうしていくべきなのかなっていう意味で悩みはあるんですけど、
ただ、今今の自分の感覚的には、
なんか一所に定まらないようにしようとしている節があって、
例えばなんか、今たくまさんがおっしゃったことに近いかもしれないんですけど、
なんかこの人の写真もずっとこういう感じで撮るんだなってもう分かっちゃった時に、
なんかもう全然フォローを外しちゃう気持ちになっちゃうというか、
ずっとこういうことをやり続けるだけの人なんだなこの人って思うと、
なんか興味を持てなくなっちゃう感覚私もあって、
なんかすごいこう下町の東京の下町でいい感じの写真撮ってんなと思って、
興味を持ってフォローしても、ずっと同じことだけやってる感じの人っていて、
それは多分悪いことではないんですよね、きっと。
なんですけど、やっぱなんか自分の中で、
なんかずっと同じだなって思っちゃうから、
だったら多分自分はそうならない方がいいんだろうなと思って、
なんかたまにはマクロっぽいもの撮ってみたり、
たまにはこう画角の広いレンズで撮ってみたり、
たまにはモノクロで撮ってみたりみたいなことを一生懸命やっていくんですけど、
でもやっぱりなんか、
その、もったいないなって思っちゃいますね、
同じことしかやってない人を見ちゃうと、
もっとやれることきっとあんのになって、
それで満足できちゃうんだなって、もったいないなって思っちゃいますね結構、
写真に関しては。
そうですよね。
ちょっと外から観察している中で、
その人がどれくらいのことを中で考えているかってわからないから難しいですけれども、
たとえば、難しいですよね。
私自身はいろいろやったことを、
基本的にはほとんどSNSにジャブジャブ流してはいるんで、
写真表現については。
なのでその触れ幅を楽しんでくださる人には楽しんでくれてるんだろうなって思いつつ、
私はいろいろな趣味がある中で、
それぞれのものに影響を受けて、
気づいたものを写真にフィードバックしたときに、
常に出しているので、
それが変化として楽しんでもらえているのかなと思っていて、
他の写真を撮ってあげてらっしゃる皆さんも、
基本的には全て生活の中でインプットがあって、
変化して、
前写真を撮ったときの自分と、
その時の今の自分って変わってるはずだと思うんですよ。
でも変わらず、
他人から見たときに変わらなさがあるっていうのは、
不思議ですよね。
あえてそれを狙って撮れてるんだとしたらすごいんですけど、
そうじゃないんだとしたら、
それはなんか、その人本当に楽しいのかなってちょっと感じちゃいますね。
北京さんのお世話だよって感じだと思いますけど。
そうですね。作品として撮っていて、
それが1ミリもブレていないっていう意味の凄みっていうのは確かにあると思うし、
そういう作品作りが得意な人とか、
そういうのがやりたい人とかもいるとは思うんですけど、
実際ずっと同じようなことをやってるように見える人たちって、
何なんでしょうね、狙ってやってるのか。
それっていいのか悪いのかも難しいですよね。
私は単純に刺激が緩やかだっていう意味で、
まあいいかな、飽きちゃうみたいな感じの、
すごい軽いニュアンスでフォロー外しちゃったりとかすることはあるんですけど、
そういう人たちの中ではどういうふうに消化されてるんだろうなっていうのが、
結構写真を投稿するという行為自体にも不思議ですよね。
それってよく考えると、なぜ写真をSNSに上げるのかっていうことも、
人によって多分全然違うと思うんですよね。
私自身どうかなって考えてみると、
何なんだろうなって、うまく言語化できない。
なんか承認欲求的なものなのかもしれないですけど、
ただ、いわゆるお手本通りのコンテストで入賞するような写真は投稿したくないんですよね。
多分そういう、いいの撮れたから見てって言うんじゃなくて、
自分の感情だったりとか、そのとき思ってることとか、
今日のこの感じみたいなのを多分出したくて出してるんじゃないかなって自己分析はするんですけど、
そういうのも人によって全然違いそうですもんね。
たくまさんとかはどうなんですか?
やっぱり自分の発見とか、面白い楽しいみたいなことを共有したいというか、
シェアしたいみたいな感じなんですか?写真投稿するときは。
シェアしたいっていう気持ちがあるのかは、ちょっとわからないんですよね、自分の中では。
いわゆるその承認欲求的なものも、あんまり私もないとは思っていて、
たまにたくまさんはこういうふうな活動してて、自己実現すごいしてらっしゃって羨ましいですみたいなこと言われるんですけれども、
本当に自己実現的なものを感じるのは本業のほうなんですね。
写真ではあまり感じていなくて。
何が楽しいかって感じるところのなんだこれは感とかにも近いんですけれども、
しかもそういうものを見つけて、
その見つけたときの面白さを他の人も面白いと思ってくれたら、
それはすごい奇跡みたいだなと個人的には思っていて、
その奇跡が起きたら面白いかもなと思ってあげてるくらいですかね。
そっか、なるほど。
よくこの写真を見てもらって、いいねがすごい欲しいとかバズが欲しいっていう観覚は一切ないんですよね。
だから全然バズってこんな写真って一個もないし。
それはちょっと話が反れるかもしれないんですけども、
自分に意識があるのかないのかみたいな話と、
あと自分は生き物なんだけど自由意志はなくて、
アルゴリズムなんじゃないかみたいなことを考えることはあるんですよ。
脳っていうものも細胞一つ一つからできてるし、
もっと細かく見れば原子と分子からできてるし、
今動いている自分っていうものは、
過去の瞬間からのフィードバック制御をかかっている中での、
ある種のアルゴリズムであるっていう中で、
たまたま自分っていう人間がこの瞬間生きていて、
これを面白いと思ったものを写真で撮ると、
ある一定期間はデータなりに焼いたプリントとして存在して、
他人に見せれる状態として残るんですよね。
それは他人に対してのインプットとしても使えて、
自分自身はアウトプットだけど、
それをインプットとして与えたときに他の人にも、
人類全体のどこかに良い影響があったら嬉しいな、みたいな。
バタフライエフェクトの何か良いことが起きたらいいな、
くらいの感覚で写真を上げてる気がしますね。
そうか。なんか面白いな。面白いっすね。
なんかもうだんだん分かってきた気がします。
見切られそうだ。やばいぞ。
たくまさんってやっぱりなんか、すごいっすね。
やっぱそういう感じで物事いろいろ考えてるんだろうなっていうのが、
なんかだんだん分かってきました。
でも自分がアルゴリズムで実は駆動していて、
超自然的な何かの発露の一部でしかないんじゃないか、
みたいな感覚私もあるし、
なんかそれをこう、何ですかね、
なんかすごく精神論っぽいっていうか、
スピリチュアルな感じにしか捉えられてない人もいるかもしれない一方で、
なんかすごく理系的な考えで突き詰めていったら、
なんかそこにたどり着いちゃったよみたいなことってやっぱあると思うんですよ。
科学を突き詰めていけば突き詰めていくほど、
あれ自分も結局その中の、
その大きな枠組みの中の一部でしかなくないみたいなことに、
なんか立ち返ってしまうというか、
なんかそういうことってあるなって思ってて、
前に日出寺さんっていうゲストの方出てくれたことがあるんですけど、
その日出寺さんは研究職の方で、
すごく波とか波形とかをすごく研究されてる方で、
地震のアルゴリズムみたいなこととか、
地震が起こるどういうメカニズムがあるのかみたいなことを、
波形を使って研究されてる方で、
それをやりすぎたせいで自分も波なんじゃないかってなっちゃって、
もうその辺からなんかだんだん仕上がってきちゃって、
最終的にはすごく、
科学者、物理学者みたいなアプローチでずっとやってきたんだけど、
気がついたらアーティスト的な感性が自分の中に存在していることに気づいて、
で、アート作品をシェーダーで書くみたいなことをされた方だったんですけど、
たくまさんもそれに近いところがあるっていうか、
やっぱり自分の専門をどんどん突き詰めていったら、
自分自身もその中の一部なんじゃないみたいな感じになっちゃった部分は、
すごい似てるなって思いました。
ありがとうございます。
そうですね、
セキュリティとか数学的アルゴリズムの面白さを、
そのまま受け取れる人にはそのままシェアして、
すごい互いに楽しんで、
さらに新しいものを作ったり発見を生み出していくっていうことは、
本業としててそれが楽しいんですけれども、
そのものの面白さっていろんな見せ方があると思うんですよね。
ある事物の良さをどう切り出すかっていう、
その平面の切り出し方っていうのは無限にあって、
その別の切り出し方が今は写真表現っていう形で
結実してるのが多いのかなって思いますし、
独作さんの写真表現もおそらくそういう所が結構あるのかなって思いますね。
そうですかね。
いや、そうだと思いますよ。
私はやっぱり自分でもまだ上手く言語化できてないんで、
なんかね、はっきりそうですとも違うですとも言えない所はちょっとあるんですけど、
私はなんだろうな、なんかやっぱり、
瞬間、時間を止めてるわけじゃないですか。
シャッターを切った時にセンサーが捉えたその光というものが、
焼き付いて時間が止まった状態になっているということが、
なんかすごい奇跡的に思うし、奇跡的なことだなって思うし、
自分の指先がちょっと震えて0.1秒シャッター切るタイミングずれてたら、
これ取れなかったかもしれないんだなとかって思った時に、
取れなかったかもしれないんだなとかって思っちゃったりすることもあるし、
だからなんか、すごいシャッター切るの楽しい、
その切るという行為自体がすごい楽しいっていうのもあるし、
何ですかね、やっぱり後で見返せて楽しいところもあるから、
なんか一つの喜びっていうよりは、やっぱり全体を通じて、
その写真というものがもたらしてくれる全ての瞬間、瞬間に対して、
やっぱり面白い楽しいって感じてるんだと思うんですよね、今は。
でもやっぱり評価のされ方というか、最終的に出てきたアウトプットの形を見て、
やっぱりみんなそれを評価するっていうのがずっと繰り返されてきたことなんで、
結果だけ見るとSNSに写真だけが上がっていくんですけど、
多分それも並べてみて、時系列で並べてみたら、
最近のドクサスさんきっとこんなんなんだろうなっていうのが、
例えばプログラミングの世界だったら、
この人やっぱちょっと天才なんだなって思う人ってやっぱいるし、
与えられた課題に対してどれぐらいの速度でフィードバックを返してくるかとか、
例えばですけどね、例えばなんかそういうのを見て、
この人ちょっと普通じゃない、天才だって感じる人って多分いるし、
写真家さんってそういう感じ、プログラマーでいうそういう感じの人たちなんだなって、
簡単に真似できるような場所にいるわけじゃないんだなっていうのが最近なんかすごいわかってきて、
写真集とか見てるともう本当にすごいなって思っちゃいますね、最近は。
そうですね。
だから結構、たくまさんの展示見に行った時も俺すごいなって思いましたよ、
なんかあの見上げてるシリーズ。
ありがとうございます。
見上げてるシリーズ、ちょっとなんかそんな勝手な名前つけちゃっていいのかわかんないですけど、
あれはなんかシリーズ名とかはあるんですか、正式な。
シリーズ名としては垂直都市っていうシリーズ名をつけております。
なんかかっこいい名前あったんだよなって思ったんですけど、ちょっとパッと出てこなかったっすね。
いえいえ、見上げてるシリーズって完全に情報量としては正しいので。
ああいうのはなんか、あれはなんかきっかけがあって作ったものなんですか?
それとも日々日々やっぱり楽しいなと思って自然と撮ってるものっていう感じなんですか?
あれはさっきの話の流れでいうと、つまりセレンディピティが起きたんですよね。
偶然の出会いがあって撮れたのがあって、それを元にシリーズ展開していった作品になります。
もともとは去年、2023年に初めて京都グラフィに行ったんですよね。
普通に見る側として。
その中で京都の都市をあれこれ歩いたり地下鉄を使ったりして巡っていく中で、
京都グラフィっていうのは10箇所以上で写真展が同時開催されてるし、
100箇所以上のギャラリーとかカフェとかそういうので関連の写真イベントも開かれてるっていう大規模な写真イベントなんですけど、
その中でゴールデンウィーク前後に行って、雨が続いている日程の中で行ったんですよね。
その時に地下鉄から上がって行って地上階に出ようとした時に、
また雨かな、やだなって思って、たまたまビルの上を見たんですよ。
ああ、FPE本体は防塵防滴ついてるけど、今レンズつけてるのは片方テッドールで樹脂製だから、
ここから雨水漏れ込んだらもう修理だな、やだなって思って見た瞬間に真上を見たら見たことない。
垂直に真上を見上げると、あたかも人によっては牛舎の中だったりとか、
あとは教会的な施設の中だったりするような、何か別の景色に見えるようなものに出会って、
明らかにそのビルを建てた人たちの設計意図上、そういうことを意図してはないだろうなっていう建物なんですよね。
それがたまたま広角レンズを今その瞬間持ってる自分だったからそう撮れた。
しかも曇り空だったんで、暗部から明部までのコントラストもちゃんと全部映り切るような形で撮れた。
これは何か自分は写真の神様的なもの、超自然的なものから、
これはたくま、これはお前撮れと言われたような気がして撮れたし、
これだったら何か他の場所にもそういうものがあるんじゃないかなって思って、
今、あれこれ探索してたっていう作品ですね。
へー、そうか。いや、めっちゃいいっすね。めっちゃいいっすね。
いや、ほんとにわかります、その感じも。
神様がこれやったらって授けてくれた感、私もそういう体験あります。
私もあります。私はあれですね、何個かありますけど、
一番は、銀座のショーウィンドウの中に、
ショーウィンドウなんで、鏡的な壁になってる場所って結構いっぱいあって、
その鏡的な場所に通行人が写って、その通行人は鏡越しに私を見てたんですよ。
だから目が合ってるんですね、鏡越しに。
ショーウィンドウの中の鏡越しに。
その写真が撮れちゃった時に、あー、そっかーって思いました。
そっかーって思いました、あの時。
わかります、そっかーって感じ。
だって言うか、言葉にしようがないですよね、これ以上のものは。
ないですね。これ多分やれってことなんだなって思いました、それ撮れちゃった時に。
だから私、もうここ半年ぐらいずっとその同じ場所でずっと撮り続けてますね、毎週。
多分今、2,000〜3,000枚溜まってますよ、その鏡越しに見える人間の写真が。
多分2,000〜3,000枚ぐらいあって、
でもまだ足りないなっていう感じがしてるんで、毎週撮り続けてますね、今でも。
いやー、素晴らしいですね。
いや、2,000〜3,000倍か、すごいな、私全然その数に至ってないな。
いや、まあでも、何ですかね、相手がやっぱ人間なんで、
2,000〜3,000枚って言っても、別に何か光り輝く何かがあるのかって言われると、
自分でもわかんない。だからまだ足りないなと思って撮り続けなきゃなと思ってるんですけど、
ただその、たくまさんの見上げた時にどう見えるかっていうのもある種人間との出会い的なところがあるじゃないですか。
どこで見上げるのか、たまたまそこで見上げられるのかどうか。
で、見上げた時に、さっきの話もすごい印象的だなと思ったんですけど、
たまたま曇ってたから適切なコントラストになったみたいなところも、
なんかこう、たぶんその偶然性がやっぱ神様がくれた感になっちゃうんでしょうね、やっぱ。
この奇跡の瞬間に出会っちゃった感っていうか。
たぶん私もたまたまだったと思うんですよ。
なんかこう、普通に街の中スナップしてる感じで、たまたまショーウィンドウの中にたまたまカメラ向けて、
なんとなくたまたま撮った時に、たまたまそこに通りがかった人がいて、
たまたまその通りがかった人がちょうどいい感じに足を開いた状態でこっちを見てて、
なんかたまたま露出が合ってて。
たまたまいいシャッタースピードで撮れたから、程よいブレ加減で撮れてて、
あーそっかーってなりました。
そうなんですよね、それは。
やっぱり独作さんの写真の投稿とか撮ってらっしゃる、
裏に撮っているであろう枚数が相当あるんだろうなっていうのは感じていて、
やっぱり写真って数少なくとも撮ってないと、
そういう偶然をくれない芸術なのかなと思っているんですよね。
そうですね、そうですね、そう思います。
いや私もたくまさん相当撮ってんだろうなって見てて思ってますけどね。
そうですね、土日は大体、どこかに出かけた場合は1日あたり少なくとも1000枚は撮っている気がするので。
はい、そうですね。
いやわかりますよ。
それぐらいのペース感で撮ってますね。
それぐらいは撮りますね。
私は長時間散歩っていう人にはなかなかできないアドバンテージがあるんで。
そう、羨ましいなーって思いながら聞いたって思います。
長時間散歩で最低300ぐらいは撮ってくるんで、どんな日でも。
素晴らしいな。
だから多分数で言ったら相当撮ってると思うんですけど、
銀座のショーウィンドウの定位置には立ってそこで2、300枚切って帰りますね、大体。
すごい。
だから数千はもう全然余裕で行ってますね、多分。
下手したら万ぐらい行ってるかもしれないですけど。
そうですね、その後ミータカットだったりで剪定していくと。
剪定していくとそうです、もちろん。
2、3000枚くらいには落ち着いたり。
いやフォーカス合わせるのとかめっちゃ難しいですからね、鏡越しなんで。
オートフォーカスだとかなり難しいんですよ。
ショーウィンドウの手前のガラスとその奥にある鏡的な壁。
で、あとその鏡的な壁から反射したガラスとその後ろを歩いている歩行者っていう感じの構図になるから、結構難しいんですよね。
そうですよね。
AFかけちゃうとどこに交渉するかが結構曖昧だし、かといって置きピンすると置きピンしたでまた…
むずいですよ、置きピンは。
通路の幅が1メートルなり2メートルなりあって、どこを歩行者が歩くかはわかんないんで。
奥側を歩いてるかもしんないし、手前側を歩いてるかもしんないから。
AFに頼るしかないですよ、速度的に。
その一瞬のことすぎるからAFに頼るしかないんですけど、でも合わせようと思って合わせられるようなもんでもないから。
多分ここを通るだろうっていう場所に地面にピンをさしておいて、置きピンしておいて、たまたまそこを人が歩いてくれたらっていう感じなんですよね。
そこから一瞬のAF近いところに置いておけばサッと短めに合ってくれるから、それで合わせてシャッター切るってことですよね。
あとはやっぱり鏡越しとはいえ人を撮ってるんで、そこはすごい考えますね。
撮られてる側の人間からしたら、いわゆる盗撮されてるのとじゃあ何が違うんだって言われると。
そう言われちゃったら盗撮と言えば盗撮とも言えちゃうようなことではあると思うんですよ。
いくら鏡越しとはいえ、不特定多数の人を撮ってると言えば撮ってるってことになっちゃうんで。
だからSNSとかに上げたりとかはしないようにはなるべくしてますけど、
でもやっぱこれ多分撮れってことだなって思ったし、
それを集めた中で何か見えてくるものとか、あるいはなんだろうな、
この時代の銀座はこういう人間がこういう格好で歩いてたっていうことが後々見返しすごい面白いなとも思うんですよ。
それが何の評価もされなくても、どんな形でも社会に出なくても、
自分がそれを見返すことだけでも満足できちゃいそうな感覚もあるんですよね。
なんか結構みんなスマホ見ながら歩いてんだなとか、
スマホ手に持った状態で歩いてんだなとか、
私自分の場合だと絶対ポケットに入れちゃうので手で持って歩いてることってないんですよ、基本的にスマートフォンって。
でも写ったものを見てると結構みんな手に持って歩ってるんですよね。
何なんだろうなと思って。
なんかそういう発見とかも見てるとありますし、
なんかやっぱ、たくまさんがおっしゃるように、
撮んないとわかんないです。見えてこないっていうか。
だからそこも面白い部分なのかもなとは思いますけどね。
今の話はいくつか面白い掘り先があるなと思っていて、
例えば人間ってものすごくパターン認識が得意な動物だと思うんですよね。
すぐにこう、なんかある動物を見ると、
意識レベルにまで上がってくるかっていうとまた別問題だと思うんですよね。
無意識にすぐカテゴライズして、これはこういうものだって認識したりしている。
それを写真という形で残して、何の動物か、
何の動物が何の動物を見ているか、
何の動物が何の動物を見ているか、
何の動物が何の動物を見ているか、
何度もその後で見返すことで何に自分は気づいていたのかに気づけるというか。
そうですね。
わかりますかね。
いや、わかりますわかります。
そういうことがやっぱり量を取る中で、どんどんいろんなことに気づいていけるようになる。
そうすると、いわゆるバズル写真的な良さ以外にも、
この世には面白いものがすごいたくさんあるってことに気づけて、
おそらく、私とかドクサスさんが撮った写真を、
全然それまでそういうことについて考えていない形で見た人は、
何だこれはって思う写真があると思うんですよ。
そうですね、そうですね。
ですけれども、そういうことについて気づくきっかけになってくれたり、
もしくはそういうことを常に考えている方だったら、
私とかドクサスさんの写真を面白いねって思ってくれたりする。
そういう観点で、やっぱり量大事だよなっていうのと、
気づくことに気づくための写真っていうのもあるなっていうのは感じますね。
そうですね。
本当にそうだと思います。
写真って見る側のリテラシー、
リテラシーって言っちゃうとちょっと違うんですけど、
多分感じ取れない人は何も感じ取れないし、
何てことない写真にしか見えないときに、
自分のせいなんだろうなって私は思っちゃうというか、
多分俺が感じ取れないんだなって最近思うんですよ。
そのパッと見てわかんないときって。
多分俺がわかってないんだなって思うし、
著名な写真家さんとかじゃなかったとしても、
SNSとかで見かける写真も、
多分そういうものだと思って見てる節があって、
なんか俺はよく思うんですけど、
小さいサムネイルで我慢できなくてクリックさせる写真って何か持ってるなって思ってますね。
思わずついでかい状態で見たくなる写真ってやっぱあるんですよ。
何かわかんないんだけど。
そのサムネイルでちっちゃい状態で、
なんとなく雰囲気だけ写ってて、
でもクリックして最大の大きさで見たくなる写真っていうのがあって、
自分は何かそういうものが撮りたいなって思うし、
そういうことを見たくなる写真っていうのがあって、
そういうことに気づいてくれる人に届いてほしいなと思って選定してる節ありますね。
その1日300枚とか撮ってきちゃうから、
その中から1枚とか2枚だけSNSに上げるっていう時に、
じゃあ何を基準に出してるんだっていうところで言うと、
なんかそういう奥行きみたいなものを、
鍵取れる人がいたときに鍵取ってほしいなっていうような写真を選ぶようにしてて、
だからなんかこうわかりやすくバズりそうな写真とかって自然と入らなくなっちゃうというか、
パッと見でわかりやすい写真って別に面白くないなって思っちゃうから、
なんかこう三角コーン並んでるだけ、
一体これ何なんだみたいな写真とかをついつい上げたくなっちゃうみたいなところはあるかもしれないですね。
いやーわかりますよ、わかりますよ。
なので結構抽象的にはドクサスさんと私は近しいもの、
だからその被写体が何かとかよりかは、
辞書として何を撮りたいのか残したいのかっていうのは近しいのかなと思って話を聞いてて感じますね。
いやそうかもしれないです、確かに。確かにそうかもしれない。
まあタクマさんの場合は、やっぱりこれは褒め言葉として受け取ってほしいんですけど、
SIGMAユーザーたちの憧れというか、
みんなから見たときのタクマさん像っていうものを多分自分なりにもちゃんと維持しようとされてると思うんで、
そういう意味ではこのレンズで撮ったからこういう絵が撮れるんですよみたいな、
ところも多分その作品というか上げてる写真の中にそういう側面もやっぱ一部入ってきてると思うんですよ。
まあそうですね、ハッシュタグかなりつけてますからね。
そうですそうです。このレンズで撮ったからこういう絵が出てるよということも含めて、
いろんなそういう文脈も含めて写真を上げてらっしゃると思うんですけど、
私は結構その辺なんか適当というか、自分の好き勝手にやってるから、
なんかそれこそ機材とか何でもいいって思ってます。
自分が使いやすければ別にコンデジでいいし、コンパクトデジタルカメラでいいし、
なんかめちゃめちゃ高いいい機材使ったから撮れた写真とかっていうことの良さよりも、
自分がその捉えたものの面白さだったり興味深さだったり、
そういったものがやっぱ私の中では大事だったりするんで。
たぶんGRで撮ったやつが一番上がってると思うんですけど、
別にそのGRと同じ手軽さで撮れるんだったらそれは何でもいいんですよね結局。
どんなカメラでもよくって。
なんか、ほんとたくまさんの写真は確かに同じものを感じる部分もあるし、
ちゃんとその広報係としての役割もちゃんと果たしてるっていうのがすごいなと思ってます。
本当ですよ、なんか1ユーザーなのになんでこんなSIGMAの社員みたいな広報的な活動してるんだろうって思う時もありますけどね。
なんなんでしょうね。
でもやっぱそこはあれじゃないですか、
SIGMAというメーカーに対するリスペクトみたいな部分もあってのことではあるんですよね、きっと。
それはもう当然ですよ。
やっぱりそのどのメーカーであってもやっぱり、
まあでも大人になってから強くなったのかな、やっぱり企業人として働いていて、
その一つのプロダクトを生み出す中ではものすごい人が携わっていて、
で、それを使わせてもらっているなと自分の中で思うんですよ。
なんか自分で買ったものだけど、そもそも自分の稼ぎは様々な、
研究職ってあんまり自分自身ですごいお金を稼いでいるわけじゃなくて、
研究成果をもとにその事業化してサービスなど製品を生み出してくれた人がいて、
その利益をまたもう一度上積みをいただいて研究をして歯車を回すみたいなことをしてるんで、
プロダクトとかサービスを触る上での感謝がものすごい大人になってきて、
高まってるんですよ。なので、これだけ楽しませてもらっているカメラレンズメーカーであるシグマに対して、
自分ができることは何だろうなって思うとそのお返しって言うと偉そうではありますけど、
少しでもそのシグマがもう少しこう、
魅力に気づいてくれる人が増えたりとかして、ユーザーが増えてくれたりすると製品開発も進んで、
良いレンズも新たに作れて、回り回って自分のとこに巡ってくるはずだみたいな、
そういうとこもありますけど、そういうのをまるっと全部ひっくるめてアピールしていったほうがいいかなと思っています。
いやー、でもすごいと思いますよ。
シグマのFP、あるいはシグマのレンズ、シグマというメーカーが好きな人たちって、
ひねっくれてる人あんまりいないっていうか、
シグマのメーカーが好きな人たちって、
すごい温かいコミュニティ感がありますよね。
プログラマーの中でも、例えばプロセッシングコミュニティって、
そういうプロセッシングコミュニティだなっていう空気を持ってるし、
わかります。
逆に言うと何ですかね、これは悪い意味ではないですけど、レイトレ会話とか、
レイトレ会話の中でも、
それはその技術とか、自分たちのやってることに対するプライド、誇りが操作させてるだけだから悪いことじゃないんですけど、
でもやっぱり高波な空気があるし、
で、なんかカメラ業界、写真業界で言うと、シグマって、
シグマって、
シグマって、
シグマって、
シグマって、
シグマって、
みんな優しいですよね、そのメーカーの人たちも含めて。
なんか、バキバキに尖ったプロダクトをみんなで作ってるのに、
なんでこんなに優しくね、ユーザーのこと気にかけてくれたり、
それこそさっきの展示をするときに、
内側のボディの内側の展示、一緒にさせてくれる感じがするんですよね。
だから、
シグマって、
シグマって、
内側のボディの内側の展示、一緒にさせてくれる、貸し出してくれるとか、
なんか、
そのシグマというメーカーのやっぱり技術力もそうだし、思想もそうだし、
そういう写風というか、空気がやっぱりそういう、
ものに魅力を感じる人たちを集めるし、そういう人たちが温かいコミュニティを作っているし、
そういう中でやっぱりたくまさんが果たしている役割って、
すごい大きいなって思うし、
すごいと思いますけどね。
どうなんすかね。
でも私も本当にたくまさんが今おっしゃったのと一緒で、
ただのWebGL好きおじさんぐらいがちょうどよくて、
WebGLの人みたいになっちゃうのはあんまり自分的には好ましくないというか、
そんな大層なものではないですって言いたくなっちゃう気持ちがあるし、
でも多分一方で何かしら役割を果たしてるんだろうなっていうのも、
観察できるものから判断したら、
自分でもそういうふうに認識せざるを得ないなっていう状況ができてきちゃったりするから、
いくら謙遜したって、
言うてでもあなた、みんなからこんだけ尊敬されたりしてますよ、
イベントやるって言ったらこんだけ人が集まるわけじゃないですかっていうことを突きつけられてしまうと、
まあまあそうかもねって。
それをあんまり卑屈に卑下しすぎても、
まあよくないかなって思うから、
ある程度は受け止めはするんだけれども、
でもやっぱなんかちょっと荷が重いというか、
まあそんな大層な別にないしなみたいなことを思っちゃうこともあるし、
ただとはいえやっぱなんか、
とはいえ自分なりにいろいろ言ったりやったりしていって、
自分なりにいろいろ言ったりやったりしていくわけで、
それがなんかこう業界の、
業界とか界隈っていうのがまあすごい曖昧ですけど、
なんかそういうものを作っていくのかもしれなくて、
結構私はなんか、
すごいグラデーションになってるというか、
なんかシェーダー界隈っていうのとWebGL界隈っていうのは全然違うし、
なんかこうそれこそレイトレみたいなものも大きい枠ではCGの中に入ってるけど、
あの人たちは全然違う世界にやっぱ住んでるし、
なんか私がいる場所って多分そのいろんな界隈の中間らへんのどっかに多分私はいて、
必ずしもそのWebGL界隈の中心にいるわけではなくて、
なんかいろんな界隈の中のいろんな界隈っていう輪っかがあって、
その輪っかが重なってるすごい狭い領域に私は多分立ってるんだろうなみたいなふうに普段、
思ってはいるんですけどね。
だから少しずつ少しずついろんな界隈に影響を多分与えてるのかもしれないなと思いますけど、
あーでもやっぱり、
コミュニティ作るとか、
界隈を育てていくみたいなことって、
正解もわかんないし、
難しいなって思うし、
まあ一つだけ確かなことがあるとしたら、
なんか、ちゃんとした人がちゃんと引っ張っていかないと成立しないっていうか、
結局最後はマンパワーでまとめなきゃいけない。
その要素が欠けたら多分まとまんないっていうのが、
ある気がしますね、なんとなくですけど。
いやーわかります。
いやー、
いやーもうほんとね。
言うて誰かがちゃんとやんないと形になんないっていう、
とこある気がします。
聞いてらっしゃるなんか皆さんに必見な例で言うと、
OSSの何かを作るときも、
結局は数名のなんかすげーコミットしてくれるじゃんっていう人がいないと成立しないんですよね。
うん、成立しない、ほんとにそう思います。
ほんとにそう思いますね。
それに近いものがやっぱり、
WebGLなり、このSigma FPユーザー界隈なりっていうので、
私やドクサスさんが担っている立ち位置、役割は、
なんか気づいたら充実になってますよね。
なんか全部を背負ってるとは思わないし、
それは逆にそう思ってるとしたらね、
なんかちょっとおごるかなと思っちゃいますけど、
ただ、とはいえ、やっぱり誰かが旗振ってくんないとみんなその旗目指して歩いていけないから、
そういう意味ではSigma FP界隈も、
なんかああいう展示をやってみるだったりとか、
それをハブにしていろんなつながりとか、
いろんな科学反応が起こるわけじゃないですか。
そういうものの繰り返しがその界隈を作っていく、
と思うんで。
だからWebGLはなんか界隈というものがあるのかどうかすらちょっと怪しいんですけど、
でも、なんか例えばノーマライズFMとか、
例えばWebGL総本山とか、
なんかああいうものがそこの周辺にいる人たちっていう、
なんか曖昧なグループを形作ってる何かに役に立ってるのかもしれないですけどね。
曖昧さっていうのもある種はすごくいいかもしれませんね。
なんかしっかりこういう派閥ですみたいな、
なんかガチッとしたものに入るよりかは、
その独卒さんがおっしゃった、
複数の結節点みたいなところに自分がいるってお話でしたけれども、
そこの緩さもある程度あるから、
なんか来るもの拒まずだし、
出てくる人も気持ちよく出ていけるし、
また戻っても来れるしっていうようなことだとか。
いや、あると思いますね。
なんかこのノーマライズFMなんかはまさに、
もうゲストに一定の傾向というのがあんまないというか、
そうですね。
なんかいろんな人来るじゃないですか。
毎回楽しみにしていただいております。
唯一あるとしたら、
やっぱどうしても私が知ってる人が多くなっちゃうっていうのはどうしてもあるんで、
なんかスクール受講者がやたら多いっていうのはあるんですけど、
その過去にスクールを受けてくれた人がその後活躍して、
どんどん自分で有名になっていって出てくれるみたいなパターンがちょっと多い気がしますけど、
でもとはいえいろんな人、
今日もたくまさんって多分あんまり世間的なラベルとしてはWebGL界隈とも接点ないし、
私的にはもう今日はカメラの話しようと思って呼んでるところもあったんですけど、
でもとはいえいろいろお話聞いてみるとやっぱり、
P5JSも実はやってますだったりとか、
本職でやられてることがこんな形で写真にも生きてますよとか、
なんかやっぱ面白いなって思うし、
同時にコミュニティの中心よりにいる同じ立場みたいな部分も共感できる部分もあるし、
なかなか大変だなと思いますけど、
でもやっぱり続けて欲しいなと思っちゃいますね。
やっぱSIGMA、SIGMA FPユーザーの中ではすごく重要な役割を担ってるなっていう感じがするんで。
そうですね。
自分もこんなに長い間このカメラにはまるとは、買った時には思わなかったので不思議ですね。
なんかここまで長く付き合って、
こういうふうにコミュニティ的なものにも携わっているしっていうのは、
独作さんもご自身結構1年発起っていう形じゃないですけど、
徐々にWebGLの中に移っていく中で、
まさか自分がこうなるとはっていう感じですかね。
それでもこうなりたいぜって思ってなってた感じですかね。
こうなるとはだと思いますね。
もちろんなんかなってやるぜみたいな感情ゼロだったかって言われると、
それはゼロではなかったと思うんですよね。
わかります、それは。
WebGL面白いかもって、
自分の中でまだ確信にすらなっていないタイミングで、
そこに自分がどんぐらいコミットしていくべきなのかなって、
自分の人生くらいの閉じたスコープで最初は誰しも考えると思うんですけど、
その時に日本語でググっても何も出てこなかったんですよ。
その検索結果に日本語の資料が。
これブルーオーシャンだぞって。
今だったらそういうふうに言えるんですけど、
当時はブルーオーシャンっていう言葉も知らなかったから、
あれこれ、なんか日本語とか全然出てこないんだったら、
俺が書いたら役に立つかもなって。
なんか、なってやるぜっていうよりは役に立つかもなっていう感覚の方が強かったですけど、
でもなんかあれよあれよとインデックスされて検索結果にどんどん出るようになっちゃって、
気づいたらWebGLの人になっちゃってて、
本当に本職はプログラマーじゃなかったけど、
その界隈でだけ名前を知られているみたいな状態になってて、
本当になんかびっくりしました。
で、次がFPです、私は。
そうなんだ、面白いな。
面白いですよね。
何が違ったんですかね。
SNSとかに出していこうみたいなとこって、
なんでそういう感じになっていったんですか、ご自身の中で。
なんでなんでしょうね。
3Dプリンターとの出会いとか、いろんなことが重なったからっていうのもありそうですけどね。
そうですね。
人から認識されてき始めた理由としては、
やはり3Dプリンターを使ってアクセサリーを作ってっていうのが大きいと思うんですよね。
ただその写真を撮ってあげるみたいなことは、
3Dプリンターを手に入れる前のFPを撮ってから始めてはいたので、
3Dプリンターが起点というわけではないんだが、
思い出してみても何があれだったかっていうのは分からなくて、
それこそ初期知恵秘製的な観点で、
何かほんの少しの出来事があった結果かなっていうふうに今はぼんやり思ってます。
でもなんか私、SIGMA製品実は1個も持ってないんですけど。
これは有意識事態ですよ。
レンズも含めて1つも持ってないんですけど、
なんていうか、哲学ありますよね、SIGMAの製品って。
はい。
その、にじみ出してくる哲学あるじゃないですか。
多分それがやっぱりその、
撮った写真を違うものに見せたってことなんじゃないですか、
そのTAKUMAさんにとって。
今までの機材で撮ってたものとやっぱ違って見えたってことなんじゃないですか、
SNSに上げようっていう。
確かにそれは大きいですね。
それぞれの人がやっぱりそれぞれ手に合うとか、
フィーリングが合うっていうのはあると思うんですけど、
やっぱりFPは持ったときの金属の塊感であるとか、
F値のリングの、
iシリーズっていうのはレンズの筐体、筒の部分も金属でできてたり、
リングも全部金属でできたりっていうので、
回したときの量感、物量、量感っていうんですかね、
っていうものだったり、
やや身体拡張されてる感じっていうんですかね。
手触りっていうとちょっとつまんなくて、
やっぱどっちかというと身体拡張なんですよね。
自分が今まで体験してなかったような形で、
世界と関われてるのを感じたのが、
FPっていうカメラのプロダクトとしての魅力なのかなって振り返ってみると感じますね。
本当そうなんじゃないかなって思うんですよ。
なんか、お前持ってないんだろっていう話なんですけど、
持ってないのにこんなこと言うっていうことに説得力がちょっとない感じはしちゃうんですけど、
なんていうか、私もすっごい最近カメラ、
最近というかこの1年半ぐらいですね、
初めてGRというコンパクトデジタルカメラを買って、
ちゃんとカメラで写真を撮るぞっていう気持ちで過ごして1年半ぐらいなんですけど、
やっぱりコンパクトデジタルカメラではないもので撮ってみたくなったりして、
フルフレームの、私はLUMIXユーザーなんですけど、
LUMIXのフルフレームのセンサーがついているデジタルカメラ最新のもの、
新しいものとかを使ってみてとか、いろいろやってみたわけなんですけど、
めぐりめぐって今は機材じゃないなっていう感覚が強くなってきてるんですけど、
とはいえ、やっぱりそれぞれ機械、カメラなりレンズなりごとに性格っていうか、
あるんですよね、自分と合ってるかどうかっていうのが。
わかります。
同じレンズずっと使っちゃうなとか、なんかこのレンズいいなって思っちゃったりとかっていうのはあって、
結構それしかも値段じゃなかったりするんですよね。
そうですね。
高けりゃいいってものでもなかったりして、新しけりゃいいってわけでもないし古けりゃいいってわけでもなくて、
なんか感じなんですよね、その使ってる感じがいいっていうやつがあって、
私は結構そのTTアーチザンっていう中国の進行メーカーのすっごい激安のレンズ、
それこそ2万円以下とかで買える激安のレンズがあって、
そいつがなんかね、かわいいっていうかいいんですよね、使ってると気持ちが良くて。
映り別に良くないっすよ、そんなに。
映り別に良くないし、絞り絞っちゃうと、絞りバネの形がちょっと手裏剣っぽい感じなんで、
丸くない絞り、てかボケになっちゃうし、なんかすごいバギーな感じなんですけど。
ちょっと星っていうかコンペートチックな感じのボケがなる感じですよね。
そうそうそう、そんなになるようなやつで。
でもなんかマイクロフォーサーズの、ちょっと昔のGX7 Mark IIIっていうLUMIXから出てる、
ちょっとこうレンジファインダー的な見た目をしているコンパクトなマイクロフォーサーズのカメラがあるんですけど、
それにくっつけた時のこの完成してる感っていうか、これでいいじゃんっていう感じがすごいして。
多分それって俺だからそう思うだけで、誰もがそう感じるわけじゃないはずだし。
言うたらGRが究極完成系なんですけどね、最初っからもうこれでいいやって思っちゃうし。
でもなんか、やっぱ使ってて気持ち良くないってあるし。
SIGMAの製品って多分そういう風になる可能性がすごい割合的に高いんじゃないかなって思うんですよ。
例えば、ちょっと昔のDPメリルみたいなやつとかもそうだし、
フォービオンセンサー積んでるようなカメラとかっていうのは、使い勝手は良くない。
バッテリーは持たない。手ブレ補正はついてない。
でもなんかやっぱ使ってていい感じがするっていうものを作ってるメーカーだなって思うから。
私はそれこそLUMIXユーザーなんで、Lマウントアライアンスのボディを持ってるんで、
SIGMAのレンズなんてね、それこそいっぱい使えばいいじゃんって話なんですけど、
私は一応純正のものからいくべきだなって思ったんで、
まず純正から揃えていっちゃったから、それでなんかもう結構今は満足できちゃってる部分があって、
タイミング的に購入してないっていう感じなんですけど。
でも一個どうしてもいつか手に入れたいなって思ってるのは45ミリですね。
45ミリF2.8?
KITレンズですよね、多分。45ミリのF2.8って。
あれはちょっと欲しいですね。あれはちょっと欲しいです。
あれはKITレンズということもあって安いですけれども、比較的安いですけれども、
物理としてはその独卒さんが気になさる通り、いいレンズだと思いますよ。
いや、あれいい。もっと思いますね。
もっとくべきだと思いますよ。
そう、やっぱり私50ミリちょっと狭いって思っちゃうんですよ。
そうですよね、GR使ってらっしゃれば。
GRの3Xってやつなんで40ミリ角なんですけど、40で育っちゃったから50が狭いって思っちゃうんですよね。
だからちょっと気になってるんですよね、45ミリが。
45だとほんの少し望遠だから、ほんの少し自分が見てるもの、気づきにほんの少しスコープできる、そこの差がいいと思います。
いや、分かります。分かります。
GRの3Xは40ミリのF2.8なんで、多分俺の見ている世界をそのまんま撮れるフルフレームのレンズは何かって考えると、あれなんですよ。
あれなんですよ、多分。
だからいつか欲しいな、全然買えない値段じゃないから全然買えよって話なんですけど、
でも今はGRがもう全てそこになってしまっていて、わざわざそういうレンズ取り替えるタイプのボディを持ち出すっていうところにならないとこはちょっとあって。
分かります。
でもとはいえ日々2台3台持って歩ってはいるんで。
そうですよね、何かいつぞやの回で何かカバンの中に2、3台必ず入ってますみたいな話をされてて。
そうですね、そうなんですよ。
すごいぞって思ったんですけど。
ポケットにはGR、でリュックの、リュックというかスリングバックみたいな感じなんですけど、
スリングバックが上下2基室に分かれていて、下はいわゆるミラーレスとか入るような、間仕切りとかも自分で切れるようなカメラ仕舞うスペースになっていて、
上は何でも入る汎用スペースみたいになってるんですけど、下にミラーレスを入れて上にライカのM4を突っ込んで3台持ちで歩くっていう感じですね。
重たいけどしょうがないなみたいな感じで。
いやー、そうですよね。
なんかね、やっぱちょっと2台持ってたいんですよね。毎回使うとも限りないんですよ。
何となくGRで満足できちゃう日もあるし、全然取り出さない日もあるんですけど、何か取り出したくなる日もあるんですよね、逆に。
わかります。
やっぱGR40固定なんで、クロップしてちっちゃくして疑似的にズームとして扱うってことはできるんですけど、
基本は40ミリ固定だから、やっぱちょっと望遠で撮りたいなっていうときは、GRじゃ無理だなっていうのはあるんで、
それでルミックスのどっちかを持っていくんですけど。
でも銀座行くときはもう絶対フルサイズの100ミリF2.8って決まってますね。
それはもう鏡越しの空気を撮るために行ってるから決まってます、絶対。
このレンズっていうのがもう決まってますね。
確かに100ミリだとちょうどショーウィンドウの中を切り取れるくらいの狭さ。
そうですね。
すごくいいですね。
なんかこういう、この焦点距離から画角が頭の中にすって出てくるのもなんかちょっとあれですよね。
時間かかるというか。
ちょっとカメラやらない人には分かんない感覚かもしれないけど。
そうですね、私もそういうことですが、X100って単焦点の高級コンデジなわけなので、
全然その画角に対する感性って2010年代はついてなかったんですけれども、
FPを買ってからガシャガシャレンズがどんどん増えていって。
その画角に対するイメージとか。
やっぱり普段肉眼で景色を見てる中でも、
この辺りをこう切り取るんだったら何ミリだなみたいなことがありますよね。
あります、あります。
あります。
本当にあります。
面白いですよね。
人によって気持ちよさというか、
自然とここをこれぐらいのサイズで切り取りたいなぁは人によって差があると思うんですけど、
私はやっぱり40で始まっちゃったから40が一番しっくりくるっていうか、
風景を40ミリで見てます、普段風景を基本的には。
だからそれ以上広い画角を考えようと思ったら意識的に考えないといけないですね。
もうちょっと引かなきゃダメだなって自分の中で意識して引かないと構造を考えられないんですけど、
40ミリは目で見てるのがその画角で見てるから、
何も考えませんね。
何も考えずに撮っちゃうけど。
わかります。
そこは私は今、あえて意識的に違う画角も試そうというふうな形で取り組んでいて、
好きなものって無意識に使いがちになっていくんですよ、どんどん。
得意だし慣れてるからなるんですけど、
それをあえて違う画角のレンズを使うことで違和感に気づけたりすることを通して、
で戻ってくると、なんかひとかわ向けて違うのをお気に入りの機材で撮れるようになるんですよね。
はい、いやわかります。
そうなんですよね。
本当そうだと思います。
多分、これ本当にカメラやんない人には全くわかんないと思うんですけど、
本当にね、そうだと思いますね。
で結構やっぱ20ミリクラスになってくると、
普通に構えるとまぁ撮れないっていうか、
感覚でどうにもならないですよね、ちょっと訓練しないと。
その訓練というか、糸を持って撮れるっていう状態じゃないと、
何にもできないっていうか。
私、LUMIXのS5 IIっていうのが発売された時に買って、
でキットレンズで20-60っていうのが付いてたんですよ。
で20っていうのがもう広すぎちゃって、
もうなんだこれはってなって、
自分が見ている世界よりも広く見えちゃうから、
なんだこれはってなって全然使いこなせる感じしなくて。
でもなんかその当時って全然カメラ初心者、
本当にまだ全然半年も経ってないぐらいの時だったんで、
その画角の違いとかをちゃんと自分の中でうまく消化できてなかったっすよ、当時多分。
なんか最近は別に20ミリが付いてるって思ったら、
20ミリで撮れるにはって考えられるんですけど、
当時はそれがもう全然無理で、
なんだこれ全然使えねえって思いましたけどね。
でも今はもうやっぱ20-28、
35-40、
でもう俺そっから結構飛んじゃうんですよね。
85ぐらい100ぐらい。
であと300ですね。
大体これぐらいはイメージできます、自分の中で。
これぐらいで写るなーっていうのが。
結構なんかズームレンズも中途半端なところ使えないんですよ、なんかうまく。
あーわかります、それは。
ワイドタンとテレタンその一番ワイドと一番望遠と、
どっちかしか使えなくて、うまく使えなくて。
だから結構100から300までの間がないんですよね。
一番ワイドのとこから一番望遠のところにギュッて動かしてもう撮っちゃうから。
でもやっぱやってみないとわかんないなって思うから、
一回やってみようと思って。
最近はもう本当にいろいろ試した結果、
自分がしたいことって多分こういうことなんかなーっていう感覚だったり、
こういうことやりたいときはこうすればいいんだなーみたいなのがだんだんわかってきた感じがあって、
やっとなんかこう、
ただわからないままシャッターを切ってる時間がやっと終わって、
ちゃんと自分が何をしたいかで撮ってる感じに、
なんか最近やっとなってきた感がちょっとありますね。
あーいいですね。
あのノーマライズFMをかなり前から聞かせていただいている中では、
ドクサスさんが俺まだわかんないんだよみたいなことを結構前はおっしゃってたと思うんですよ。
最近はこうわかってきたっていう話をしてくださって、
おーきたーみたいな気持ちになって、
そうですね。
一ファンとして楽しく聞いてますよ。
いやーでもそうですね。
なんかこんなにハマるとはでも思ってなかったっすよね。
自分でも。
今はなんか本当に写真のことばっかり考えてますもんね。
おーいいですね。
本当に。
カメラというよりは写真のことなのかな。
カメラ好きですけどね。
触ってて楽しいし、機械として面白いし、
それは好きなんですけど、どっちかって言うとやっぱ写真について考えてるですね。
もうなんか既にお気に入りの機材があるのであれば、
それと共にどうあるか、どういうものを撮るかとか、
作り出すかっていうところに落ち着くとは思うので、
最終的に好きなGRだったり他のM4だったりS5 IIだったりって、
もう既に半量みたいなものがいるときは、
それは写真のこと考えますよね。
そうですね。
写真のことばっかり考えてるな。
なんか見てみたいです。
写真家の人たちが見ている世界を見てみたいです。
そういう欲求があります。
辿り着いてみたいです、そこに、その領域に。
っていうのがすごい今モチベーションとしては強いですね。
なんか見えてないもん見えんなーって思って、それがなんか楽しいんですけど。
でもやっぱ私はそういう感じですね。なんか面白えなーって思いながらやってる感じで。
だからなんか本当楽しい、楽しいなーって感じなんですけど。
なんかそういうふうに、いろいろなこれやってみよう、あれやってみようっていうのは、
なんか事前に考えてたり、なんかインプットがあるからできるのか、それともふとその瞬間思いつくのかっていうとどっちですか?
なんか大きな視点では、やっぱその写真家の皆さんが見ている世界、風景を見てみたいっていうのがまず一番大きな流れとしてあって、
じゃあその自分がそこのゴールに、ゴールあるのかわかんないんですけど、とにかくそういう皆さんがいらっしゃるような世界に行くためには多分いろんなこと経験すべきなんだろうなっていうのが大きい流れですね。
その大きい流れの中で、じゃあ次に何やってみようかなっていうと、やっぱ自分が写真集とかを見て、これなんでこう見えるんだっていうところで、
多分ストロボだなって思ったら、ストロボに行くみたいな。
で、あとなんか最近同時にハマってるのが多重録音とかにハマってるんですけど、なんかその多重録音させたら、
てかそもそも、なぜ多重録音させなきゃいけないんだって思うんですよ、最初にまず。
なんで多重録音する必要があるの、そもそも。
で、なんかその、絵的に重なってて、すごい綺麗だなとかかっこいいなっていうためじゃないと思われる多重録音の写真とかってあるわけですよ。
なんか、それこそインスタでバズるための綺麗な写真っていうのと違う写真があるよねって話と同じで、
なんか見た目的にいいからこれをやってるわけじゃないなっていう多重録音の写真とかを見たときに、
なんでなんだって思うし、
例えば絵画とかだったら、写実的に描くのとコラージュみたいになんかペタペタ貼っつけるのって、
全然思想も違うし、表現したいことも違う。
で、それと同じで多分この多重録音というものには、普通に撮る写真とは違う何かがあるはずなんだけど、それを自分がわからないし、
読み取ることができないし、自分がそれをやってみたいっていう感覚も今んとこ自分の中にないってなったときに、
まず一回やってみないと、やりたいことが自然と湧いてくるのか湧いてこないのかもわかんないから、一旦やってみるんですよ。
そうすると、たまに奇跡が起こるじゃないですか。
わかんないなりにやってると。
で、私の中の多重録音の奇跡だったのは、めっちゃ雨降ってる日に傘さして隅田川沿い歩いてて、
隅田川って結構眺望がいいポイントに、ちょっと競り出した場所とかがあって、すごい眺めがよく眺められる場所とかって結構ポツポツあって、
そこにいつも散歩の、毎回通るコースなんで、そこにたまたま立ってて、今日雨降ってんなーと思って、
そこに立ったときに、パッと下見たら、なんか水面にめっちゃゴミ浮いてたんですよ、その日。
隅田川が、もう雨で増水しちゃって、いろんなとこから押し流されてくるわけですよね、草とか枯れた葉っぱとかがガーって押し流されてきて、
水面にすっごい白いゴミのラインができてたんですね、ゴミくずのラインが。
で、それをなんとなく取ったんですよ。
で、そこでなんかわかんないけど、なんかこれちょっと一回多重録音してみようかなと思って、
そのまんま今度はそのまま手を上にすって持ち上げて、その場所でもう一回同じ場所で一歩も動かずにシャッター切ったんですね、多重録音。
そしたらなんかその日の、めっちゃゴミ流れてんじゃんっていう情報と、
クソ土砂降りの曇り、曇ってますよ風景がなんか一緒に映るじゃないですか。
これ情報量2倍だわと思って、すげえと思って、すげえと思ったんですよ、その時。
だからなんかそれから、ちょっと思いついたときに、いつもいつもそればっかり撮るわけじゃないんですけど、
ちょっと思いついたときに、一歩も動かず多重録音からまず始めてみようと思って。
なんか過岸で草、雑草を取ったときに、一歩も動かず振り向きざまその風景を撮りとかやると、
何が起こるんだろう、どんな可能性があるんだろうみたいなことをその時から思い始めて、
やってるけど何もわかんないですね、今んとこ。
そうですね。いやー、すごくわかります。
本当にそう思うなー。
そういう意味で独卒さんが写真に興味を持たれてから、さまざまな写真家の人の写真集とかもすごいご覧になってるような話をなさったりしてるじゃないですか。
そこのいろいろな他の人のものをインプットとして得ようっていう態度とかがすごい効いてるんだろうなって思うんですよ。
だからそういうことを変わらない人ってインプットが同じなんじゃないかなーとかっていうのもちょっと思うんですよね。
そうですね。確かにそれはそうかもしれないですね。そうかもしれないですね。
まあでも、いろんなものが関係して結果そうなっちゃってるんだと思いますけどね。
私は結構飽き性…飽き性ではないけど、極端なんですよね。
はまったら深くまでいくんだけども、はまんなかったら軽率に捨ててっちゃうから、自分にとって意味なかったらポイってすぐ興味なくしちゃうから。
サイクル早いかもしれないですね、他の人たちと比べると。
みんなは深掘りしてる状態だけが見えるから、なんかすごいやってる人感出てくると思うけど、実際は興味なかったものを捨てまくってますからね。
興味をなくし続けてるんで、常にいろんなものに対して。
それはそれで見てみたいですね。なかなかSNS上で発信するの難しいコンテンツというか情報だと思うんですけど、
これを興味を失ったって情報って、それが好きな人にとってはすごい苦痛のある情報になってしまうから。
あれですけど、いろいろなインプットを試してるっていうその姿勢自体は、他の人に伝えても面白いことだと思うんですよね。難しいですけどね。
いや難しいですね。やっぱ自分には合わなかったなーっていうだけだから、別にそれを悪く言いたいとかっていう感覚はないし、でも多分言葉にしちゃったらそういうふうに見えちゃうから。難しいですけどね。
難しいけどな。
わかります。私は始めたものは未練がましく骨の髄までしゃぶり尽くしてやろうっていうタイプなので、それをとりあえずなんだか面白いとこ見つけてやるぜってやってると、大抵どれも似たようなとこに面白さを見出すみたいな。そういう感じですね。
いやでも、そうですね、私がいろいろ喋りすぎちゃったなーって今ちょっと反省してるんですけど。
いえいえいえ。
たくまさんはなんだろうな、私のイメージはいろんなことに興味持ってて、すごくバイタリティ溢れる感じの人っていうイメージだったんですけど、
今日お話いろいろ聞いてきてどっちかっていうと、自分にマッチするものをすごい深掘りしていくタイプなんだなっていう感じがしてきました。いろいろお話した結果としては。
ありがとうございます。その認識の方が正しいと思います。
そうですね。なんかプロフィールとか見るといろんなことやってるから、一見結構離れたようなキーワードが並んでるんで、なんか他趣味ですごいバイタリティあって、SNSでも発信力あって、なんかすごいなーみたいな感じだけど、
よーく話聞いていくと、なんか、あ、そっか、この人、そっか、なるほどねっていう感じがしましたね。
いや本当に、なんか写真の話とかも本当に正解ないっていうか、どう捉えても別に自由なものでもあるし、それがいいところでもあると思うんで、
なんかね、私とかたくまさんみたいじゃないなっていうことに対して悪く言うつもりもないし、仮にいないと思いますけど、自分そんなんじゃないなーって落ち込んじゃったりとかもする必要ないと思うし、
そうですね。
本当なんか無限に話せるなって思っちゃいますよね。なんかこういう話って。
いやそうですね。
無限に話せちゃうよなー。
写真って本当すごいなって思いますね。
同じイメージの表現として、映像だったりとか、あとは絵画とか、他の芸術分野もありますけれども、
それとは違う、やっぱ写真っていうのはカメラがすごい機械製品として誰しもが手に入れられるようになったし、
SNSっての発信のしやすさとかっていうのもあるし、なんか様々な要因が重なって無限の楽しみ方ができるものとして今存在していて、
それを独卒さんも私もどっぷり使って楽しめてるっていう。
で、あるからこそこういうふうにお話もさせていただけてるっていう。
いやー写真ありがとうみたいな気持ちになります。
いや本当ですよね。
で、なんかちょっとこの話し始めちゃうとまた広がりすぎちゃうかもしれないけど、
本当に今の時代ってAI出てきて、写真とはみたいな問いがよりなんか深くなったというか、
もはや写真とはっていうことをもっともっと考えなきゃいけないフェーズになってきてるじゃないですか。
だから本当に俺このタイミングで写真に興味持ったのは本当運命的だなって思うことありますもんね。
本当に。
わかりますわかります。
なんかシェーダーとか習得してるのもなんか運命的だなって思っちゃうし。
自分がAIエンジニアだったらもっと運命的だなって思ったのかもしれないですけど、
なんか本当に何でもあり感が本当にすげー楽しいなって思っちゃいますよね。
これも写真って言っていいんだみたいな感じがめっちゃ楽しいなって思っちゃいますね。
確かにデュシャンっていう芸術家がいますけれども、便器を向きを変えて泉っていうタイトルで展示をして、レディメイドっていうジャンルの芸術ジャンルを作りましたけど、
それに近いレベルの変革がまさに今起きている時代だと思うんですよね。
AIでっていうような話の流れとか、そういうまさに平面の写真っていうものに対して全然違うアプローチができるとか、
しかもこれまで行ってきたものも別に枯れてなくて愛され続けててっていう写真にとっては黄金時代的な楽しもうと思ったもん勝ちみたいな時代ですよね。
本当にそう思います。本当にそう思います。
何でもありですからね。何でもありだし、写真界隈ってそれを受け止める懐の深さみたいなのがあんなって思うし、すごいなって思っちゃいますね。
もちろんいろんな向き合い方というかいろんなスタンスを持たれている方がそれぞれいるんで、
人によってはこんなの写真じゃないってどうしても思ってしまう人もいたりいなかったりするとは思うんですけど、
全体として業界全体を見た時には、それこそAIで作ったものも写真だろうっていうような論調があったりもするし、
そういうこと自体がもうそもそも面白すぎるだろうって思うし、
自分もシェーダー使って写真バキバキにしてみてとかやってて、別にそれダメって言われないですからね。
見向きもされないってことはあるかもしれないけど、それは写真じゃないよみたいなことは別に言われないっていうか、受け止めてくれますからね、みんな。
不思議だなって思うし、
もうちょっと頑張って取り組みたいなって思いますね。いろんな写真表現的なことも含めてやっていきたいなって。
たくまさん自身はどうなんですか?将来に向けて、特に写真っていうものの切り口にこだわらないお答えでも全然いいと思うんですけど、将来これからこんなことやっていきたいなとか、
あるいは写真だったらこういうことしていきたいなとか、直近で思い描いているビジョンみたいなのって何かあったりするんですか?
そうですね。私自身は肩書きが研究者・デザイナー・初美人っていうふうにご紹介いただいたとおり、その中に写真家とかフォトグラファーっていうのは入れてないわけですよ。
そこはさまざまな理由があって、
写真一本でやってる写真家さんたちに比べて、やっぱりかけてる時間の量が絶対的に違うから、そこで自分、写真のグループ展で出したりとかして作品を作っておりますけど、写真家とは名乗りたくないなっていう
ひけ目というか追い目みたいなのもまずあるんですよね。私はどちらかというと写真表現と、あとはやっぱり3Dプリンターを使ってカメラアクセサリーを作っていく中で、
写真とプロダクトの間を行き来していく中での面白さを、もっと多くの人に、一人でも多く、そういうふうな活動の仕方も面白いなとか、場合によっては写真表現をやっていく中で、自分なりに道具を作って新しい写真表現に取り組むみたいな人が現れる土台になれたらいいな。
ちょっと抽象的な目標なんですけど、研究者って巨人の肩に乗って世界を見るっていうような、過去の研究者たちの成果があって、もう一歩だけそこからプラスアルファで新しいことを生み出せてるっていうような考え方で生きていると思っていて、私自身はそういう考え方なんですけど、
私自身の活動が、より面白い写真表現とかカメラの制作とかに影響できるようなことを引き続き続けていきたいなって思ってますね。
なるほど。いや、めっちゃいいですね。なんか筋通ってるというか、わかりました。
なるほどな。
だから私は、この機材でこんな面白い写真撮れるんですよ、みたいなのを引き続きSNSでも上げていくと思うし、その中には自分自身の面白さっていうのは当然あると思うんですけど、自分も見たことないイメージ。
写真が撮れた、この面白い人どう?ってアピールもしますし、そこから誰かが、俺もっと面白いもの撮れるよとか、写真じゃなくてもいいから、それを映像表現だったり、なんか全然違う分野の芸術にインスパイアードされてくれたら、それはすごい嬉しいなと思ってますね。
いやー、なるほど。
いやそれ多分、現在進行形ですごいうまくいってると思いますね。これからも続けていかれるんでしょうけど、今の時点でもちゃんとそういうふうに機能してる気がします。
ありがとうございます。
いや本当に。私なんかは絶対やっぱ真似できない。努力しなきゃそういうふうにできないですもんね。自然とそういうふうにはならない。私だったらですね。私だったら自然とそういうたくまさんみたいな活動は多分できないから、すごいなって思っちゃうし。
多分めっちゃそれ、いろんな人の可能性開いてると思いますよ。今もすでに。たぶんたくまさん自身がいろいろやられることによって、いろんな人が影響を受けてすごくいい作用を及ぼしてると思うんですけどね、今すでに。
継続してそういう人が一人でもさらに増えてって、本当は個人的には私よりもFPのアクセサリーいっぱい作る人が出てきてくれたら、すごい幸せな瞬間だなと思っていて、最近ちょっとその気配を感じているのが個人的には嬉しいんですよね。
シグマFP、今年すごい人気にSNS上でまたなってきて、一時期春先にはどこも売り切れてて買えないみたいな時期があって、その中で第2次FPでアクセサリーを自作する勢の人たちが出てきてですね、その気配をちょっと感じてるんですよ。もう嬉しいですね。
いや、すごい良いですよね。本当に愛されてるんだなって思いますよ、シグマの製品は。特にFPとFPLは特にそうなのかもしれないですけどね。
そうですね。フォビオン機ともまたちょっと違った立ち位置のカメラになりましたね。
本当にすごいなと思うし、やったらできる感醸し出してる、そのハート的な部分もそうだし、公開されてるデータとかもそうだし、やったらできるなっていうふうに、そういうドジョーシグマという企業が作ってくれてるからできることなんでしょうけど、すごいですよね。
本当に後続が出てきてくれたらなぁは本当にありますよね。
WebGL、誰かもっとやってよって思っちゃう。
以前にもそういうお話されてましたよね。
本当そうなんですよ。そう思い続けてもう10年ぐらい経ってるんですけど。
最近WebGPUっていうAPIが出てきたんですけど、それはWebGLのより現代版というかモダンなAPIとしてWebGPUっていうのが出てきたんですけど、それの記事を書くべきか書かざるべきかをすごい今悩んでますもんね。
なんか自分が書いちゃったら良くないんじゃないかって思ってますけど。
みんなはもしかしたらWebGLでそれなりに名前を売られている人がWebGPUにもそのままやってきてわかりやすく説明してくれて嬉しいなってみんななるかもしれないけど、私がやっちゃったらまた誰もやんなくなるなっていう感じもするんですよね。
本当にWebGLの記事ないとは言わないですけど、体系的にちゃんとまとめてやってるサイトとかほとんどないですよ、未だに。
私の後続が、私が頑張りすぎたせいで生まれなかったのではないかみたいなことを考えちゃったりとかして、WebGPUについてはしばらく遠くから眺めてようかなって思ってるんですけど。
難しいですよね。まずはそれで一旦第二ドクサスが現れてくれるのをもう少し見守ってみるのがいいかなと思いますね。
本当に。だからしばらくは写真にうつつを抜かすじゃないんですけど、写真のことばっかり考えてようかなって思ってるんですけど。
でもたくまさんがやってることは、同じことの繰り返しになっちゃいますけど、やっぱりいろんな人にいろんな影響を与えてるし、
SIGMAがやってること、SIGMAというメーカーが提供しているいろいろなものも、コミュニティが提供しているいろいろなものも相まって、たぶん同じ仲間が増えていってるんでしょうけどね。
そうですね。そういう奇跡的な巡り合わせに感謝っていう。
そうですね。本当ですね。
ドクサスさんのKGプラスでの展示についてどう思われたかを、しっかりと今まで話されてないと思うので。
そうですね。
聞いてみたいな。実際に京都に行かれてご覧になったんですっけ?
そうですね。KGプラスのジャパンフォトアワードっていうアワードが、KGプラスで1箇所展示をやってたんですよね。
そのジャパンフォトアワードに私は作品を出してたんで、1枚だけなんですけど選出していただいてそれが出てたんで、もうこんなことは二度とないかもしれないから京都まで行こうと思って。
結構フォトアワードでのプリントなので、アワードの方々がプリントして展示をされてってことだと思うので、
何ていうか物理的なものを生み出すところにドクサスさんご自身は携わってないわけじゃないですか。
選んでいただいて展示もしてもらって嬉しいとかっていうことはあると思うんですけれども、
自分が携わらない状態のプリントを見てどう思われましたかね、率直に。
すげえ綺麗にプリントしてもらえて嬉しかった、なんか。
いや、もっとあれこれやってもよかったんじゃないかみたいな。あるんじゃないかなって個人的に思って聞いてるんですけど。
いやでも正直言うと、ジャパンフォトアワードで選出は自分にとってちょっとありえないぐらいの改挙だったんですよ、自分にとって。
いやすごいことだと思いますよ。
自分にとって本当にありえないぐらいのことが起こったっていう感じだったんですね。
だからそれを事務局が勝手にプリントしますよっていうのも事前に連絡がやっぱり来るわけですけど、
そこでいや俺にプリントさせろみたいなことは別に正直全然思わなかったし、
その展示されてるやつ見に行ったときも、ただ嬉しいしかなかったですね。無邪気に嬉しいしかなかったんですよ。
多分、たくまさんがおっしゃるように、もっとこだわらせろみたいな部分って将来到達する可能性があるなとは思ってますね。
っていうのはそのやっぱり、月一で自分が撮った写真をまとめて本にしたりしてるんですけど、
そこで見ると、いやもうちょっとちゃんと印刷できんだろうって思うときはあるんですよ、正直。
仮にも写真を本にしますよっていうサービスなんだから、もうちょっとできんだろうって思うことはあるんですね。
そこら辺の家庭用プリンターのちょっといいやつぐらいの精度ではなく、もうちょっとちゃんとやれるんじゃないのって思うようなことってあって。
自分は自分でプリントするっていうところに、今は行ってないですけど、突然プリントやり始めてみるは将来全然あるなとは思うんですけど、
でも少なくとも今はそこに行ってないからまだ自分の資材が。
なんでKGプラスの見に行ったときはもう、ただ無邪気に嬉しいなーっていう感じでしたけどね。
3枚にしたほうがいいのか1枚にしたほうがいいのか、
そもそもどれぐらいの人が応募してくれるのかとかちょっと全然わかんないんですけど、
でも例えば5枚、まあ5枚はちょっと多いかな、3枚とかかな、3枚40人、120ページ。
120ページぐらいだったらたぶん1冊作るの1万円いかないと思うんですよ、そこそこちゃんとしたの吸っても。
で、買いたい人は買ってもいいですよっていうのとか面白いんじゃないかな。
で、たぶんそのノーマライズFMというものをハブにしてできた写真集ってきっと、
なんかね浮き上がってくるんじゃないかなって気がしてるんですよね。
ノーマライズFMを好きで聞いている人たちが撮った写真って何かメッセージ性あると思うんですよ、きっと全部集めたときに。
それやってみたいなって思ったんですけど、その思いついた勢いでツイートしたやつですね、あれは。
めっちゃ興味ありますっていうか面白そうですね。
いや、たぶん結構なんかノーマライズFM聞いてる人たちってこういう人たちなんだっていうのが写真集に宿る気がするんですよ、たぶん。
それは分かんない人によっては全然ただの何かうぞうむぞうが写真を投稿してきたやつじゃーんって見えちゃう人もいるのかもしれないけど、
でもなんか私は分かる、何か感じそうな予感がするんですよね。
だからちょっとやってみたいなーって思って。
面白いですね、今日の話に無理矢理つなげると、
潜在変数としてノーマライズFMっていうキーワードがあるわけじゃないですか、写真集には。
それがどうにじみ出てるのかっていうのを写真から読み解き方はもう人またそれぞれで、
でもちゃんとその潜在変数としてノーマライズFM聞いたことがあるっていうことだけは確定していて、
それをこう見れるっていうのはすごい面白いですよね。
面白いと思うんですよ。
で、たぶん何か浮き上がってくるんじゃないかなって。
どう感じるかは人それぞれでよくて、どう受け取ってもいいんですけど、
なんかたぶんにじみ出てくんじゃないかなって思ってて、ちょっとやってみたいなーって思ってるんですよね。
あのポッドキャスト番組で結構その人気が出たり長く続いていらっしゃる番組さんって公開収録をされたりして、
リスナーさんたちとコミュニケーションする中でこういう人たちが聞いてるんだとか、
そういうことをハブにしてよりそのポッドキャストの内容が発展していったりとか、
聞いてる人同士のコミュニティが広がっていったりとかありますけれども、
写真集を出すって絶対身もんだと思うんですよ。
そうですね。
リスナーの人とともにっていうのは。
めっちゃ面白いと思うんだよな。
うん。
めっちゃ面白いなと思うんですよ。
多分結構面白い結果になりそうな予感はしてるんですけどね。
まぁでもちょっとわかんないですね。
期待してます。
具体的にどれぐらいの、いやそもそも全然集まんない可能性もあるんで。
そんなことないと思いますよ。
いや、全然集まんない可能性もありますよ。
だからそれこそ俺とたくまさんと、あといちやまさんとか3人ぐらいしか写真ないじゃんみたいな。
そしたらなんか一冊にならない。
バクさんに絶対出してもらいましょう、橋本バクさんに。
そうですね、バクさん。
橋本バクさんにちょっと照れて話されてた狐の写真とか出してもらいましょう。
そうですね、バクさんとかそうですね。
いやまぁでも、なんかその辺も自分がたりしたい人は自分がたりしてもいいのかもしれないけど、
自分がたりしたくない匿名での写真とかでも全然いいのかなって思ったりするし。
おっしゃる通りです。
うん。
なんかその辺を今考えてるというか、どういうフォーマットで何枚ぐらいどれぐらいの、
なんかルールをどれぐらい縛るのかとかもちょっと難しいな。
なんかそれこそシェーダー芸と写真を組み合わせましたみたいなものも別にあってもいいし、
どれぐらいのレギュレーションでやるべきなのかって難しいんですけど。
でも例えば、組写真にするか1枚にするかをすごい悩んでるんですよね、今。
うん。
仮に3枚とかにしちゃうと、50人とかになっちゃったら150枚とかになっちゃうから、
50人仮にいたとしたらどうしようかなみたいなこと考えちゃう。
でも1枚だと50人だと50ページ分しかないから、
それじゃちょっと少ないなとかなんかこう難しいんですよね。
規模感が読めないから。
そうですね。
ある程度決めて募集したいけれども、そのとおりに人数が集まらなかったときに難しいですよね。
多くても少なくても難しくなりますね。
ちょうど100枚ぐらいがたぶんちょうどいいんですけど、3枚30人。
30人もいるかな?いないと思うんだよな。30人なんてたぶん。
そうですか?
いない気がするんだよな。
そんなことないと思うんだよな。
いないと思うんだよな。
でも3枚30人90枚だったらたぶんちょうどいい1冊分ぐらいになると思うんですよね。
そうですね。
100枚前後くらいから何かその抽象的な特徴というか面白さに気づける何かは出てきますね。
1人1枚40、50だとちょっと。
やっぱ組写真って組み合わせで伝わるものっていう広がりができるじゃないですか、1枚では表現できないものが。
ノーマライズFMってテーマがあるようでないような番組だし、何か言ってることも結局何か好き勝手なこと言ってるだけだし。
何かそれをめちゃくちゃな感じの方がノーマライズFMの写真集って感じがしていいなとか思うんですけど。
そうですね。各回それなりに長い時間ゲストの方と独卒さんがお話しされるじゃないですか。
っていう中でやっぱ聞いた皆さんがその後聞き終わった後も考えることがあると思うんですよ。
私も結構考えちゃってるんですけど。
やっぱその中で考えたこととかが意識的だったり無意識的だったり表れている写真っていうのには、
組写真の方が面白さとして出てくるんじゃないかなという気はしますね。
そうですね。
3枚かな、5枚は多いかもしれないな。
いいですね。
そう、なんかだからよくJPEGとかがどんどん劣化していくじゃないですか、ウェブ上で。
誰かがコピーして保存して、誰かがコピーして保存してってやってる間に劣化していって。
画質がどんどん落ちてきますね。
画質がどんどん落ちていって、JPEGのなんかようわからん写真ができちゃうっていうのがあると思うんですけど、
あれをこうディスプレイに写った状態を撮影して、それをまたディスプレイに写して撮影して、30回50回で繰り返していったら、一体何が出てくるんだみたいなのとか、やってみてほしいですね。
いいですね。なんかそういうノーマライズFMを聞いて実験してみたとか、そう、なんかちょっと違うことをしてみたみたいなのがあるとすごい嬉しいですね。
そう思います。
まあ、どんな写真でもウェルカムだと思うんですけど。
いや、どんな写真でも本当にいいです。なんかエモい写真を狙って撮っても全然いいと思うし。
いや、ノーマライズFM聞いててドエモな写真、バズ狙ってますみたいな写真が来たら、それはそれですごい掛け算ですよね。
ノーマライズFM聞きながらそういう写真撮るのが好きなんですっていう方は。
いや、そうですね。
相当珍しいと思うので。
相当珍しいと思います。でもいないとも限んないですからね。
そうそうそう。それすらも滲み出てきたら最高に面白いですよね。
なんかね、それこそハチャメチャな本になってたらすげえ面白いですよね。なんか全然統一感ねえわっていうのだったら、それそれで面白いし。
でもね、ベクトルのノーマライズっていうところから撮ってるぐらいなんで、何かが浮き上がってくると私は思ってますね。
その正規化された何かが出てくるとは思ってるんで、やってみたいなっていうふうに思ってるんですけど。
いやー楽しみです。
いや本当にやるかどうかちょっとわかんないんですけど。
ここまで話したら、ちょっとやめます。そこまでやるとドクサスさんの心理的負荷がかかりすぎるかもしれない。
いやいやいや。
1ファンとしては楽しみにしてますということをお伝えするにとどめます。
今日だから収録今してるのが、ちょっとこれ聞いてる皆さんがいつ聞いてるかわかんないですけど収録してるのが2024年の7月3日とかなんですけど。
はい。
そのノーマライズFMとWebGL総本山の10周年3周年の記念イベントみたいなのをやるとしたら9月の末ぐらいとかになると思うんで。
だとするともう3ヶ月しかないんですよ。
だからそろそろ告知するならしないといけないなと思ってるんですけどね。
写真が集まった後の編集も相当大変だと思うんです。
いろんな方の写真が来た後に順番どうするんだっておそらくドクサさんは相当悩まれると思いますね。
そうですね。一層Googleのスプレッドシートとかに委ねるかもしれないですね。
乱数生成して。
いいですね。いいですね。
乱数生成して並び替えて、もうどんな忖度もねえぞっつって。
いいなあ。
スプレッドシート上に乱数生成の関数があるんで、それをやって、それをシードにして並び替えて、
もう一切の何の損たくもございませんっていう状態でやるかもしれないし、
言うてでも何人かは、これはさすがにここに置かざるを得ないわ、見ちゃったら生まれてくるかもしれないんで。
そうですね。そういうのもありえますね。
たぶん難しいのは表紙と背拍子ですね。
難しいですね。
どうすんだって言うか。
いっそ写真なしにしたほうがいいのか、誰かの写真を出したほうがいいのか。
むずいっす。かなりむずいっす。
難しいですね。そこは来た写真次第で。
そうですね。俺が頭を張るべきなのかもしれないし、
ノーマライズFLのロゴにするべきなのかもしれないし、
それちょっと集まってみないとわかんないですね。
どの形でも面白い気がしますし、
そこは最終的な決定はその瞬間の独卒さんに、たまたまその縁として、
様々なインプットがあった結果として、これが今俺考えるベストだっていうのが出てくると思って楽しみにしてます。
多分だからイベントにカコつけて一応やりたいなって思ってるので、
そのイベントの中ではまず上映したいんですよ。
なるほど。
オフラインイベントでプロジェクターで上映したいんですね、その集まってきた写真を。
その上映する部分は何も考えなくて、それこそランダムとかでいいと思ってて、
もし欲しい人がいたら本にしますよっていう感じかなと思ったんですよ、自分の中では。
っていうのは多分そんな大量にするわけにはいかないんで、
とにかく10周年、3周年おめでとうございます。
いやいやありがとうございます。
間違いなくね、いちやまさんとたくまさんと俺はいるんで、3人は少なくとも。
少なくとも3人はいるんで。
そうですね。
なんとかなると思いますけどね。
3人だった場合は独卒さんが50枚とか100枚とか出される方が好き。
出す、そうですね。
ちょっとあの事情が変わったんで各自10枚ずつお願いします。
はい、では今日はですね、もう多分これ収録音源もめっちゃ今長い時間になってるんですけど聞いてる皆さんもね、かなり長時間聞いてここにたどり着いてると思うんですけども。
いやでも今日はなんか、いや俺本当に今日すっごい楽しみにしてたんですよ。
なんかこういう話いろいろできるなと思ってて。
そのイメージ通りにね、楽しく喋ってたらあっという間に3時間ぐらい経っちゃって。
もうなんか無限に話せるんでね、一回ここでちょっとやめましょうっていう話を今してたんですけど。
本当になんかもう無限に喋れちゃうんで、今日はねこのあたりで一旦区切りにしたいかなと思います。
はい、ではたくまさんの方からお知らせなどありましたらお願いします。
はい、私は3Dプリンターを使って様々なカメラアクセサリーを作ってまして。
その中でいろいろなご相談をお受けすることがあります。
なんかこんなアクセサリー作れますかとか。
3Dプリンター使ってて、なんかこれうまくプリントできないんだけどどうやったらいいのみたいなことを時々ご相談いただいてまして。
これをお聞きの皆様からもカジュアルにご相談いただければ、こういうふうなもの作れるよとか、
これこういうふうに改善したらいいよってことを一緒にお話しできるなと思っていますので。
お気軽にそういったことをご相談いただければなと思っております。
はい、ありがとうございます。
いや本当にすごい頼りになる存在だと思います。
本当になんか実際やってみるとやっぱり細かくいろいろ難しいとかありますもんね、きっと3Dプリンターとかも。
いや本当にやっぱ物理と戯れるのはやばいくらい楽しいけど大変なことがありますね。
いや本当そうだと思います。3Dプリンター買った人たちからそういうのよく聞くし見る気がするんで。
興味がある人は、なんか今日話したところにもそういう話ありましたけど、やっぱり同じ志を持った人たちがどんどん入ってきてくれることが我々の嬉しさでもあるから、
どんどん頼りにしてくださいっていう感じですよね、きっとね。
はい、頼りに言ってよりもなんかタクマを使い倒して俺はもっと成長してやろうくらいの気持ちで話しかけてきていただけると嬉しいです。
そうですね、いや本当ありがとうございます。
ありがとうございます。
いや本当に今日ね、いや本当なんかもっとしゃべりたいですもん。
でもまぁちょっと今日はしょうがないんで、一旦ここでね終わりって感じなんですけど。
いや本当にいろいろ話しできて楽しかったです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ではノーマライズFMの最後いつものお知らせで終わりにしたいと思いますが、
ノーマライズFMではシャープノーマライズFMというそのままのハッシュタグで皆様からのご意見ご感想など募集しております。
今日はちょっとね、機術の話から離れた文脈もちょっと多かったかなと思うんですけども、
何か思うことなどありましたらぜひ気軽に感想などシェアしていただけると嬉しいなと思っております。
はい、じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。