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続きまして、写真家の安田和弘さんをお呼びしております。
はい、どうも。
喋り慣れないんですよ、安田さんとは、本当に。
そうだね、いや本当に。
あ、あれ、コマ切れなんだね。
コマ切れなんですよ。あのね、一応、あれなんですよ。
言ってしまうと、やっぱりラジオって言っても15分が結構限界なとこがあって。
あ、あの、ユーチューバー的発想ですね。
そうそうそう、そうなんですよ。やっぱ離脱的な、離脱的な味の話なんですけど。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。15分が結構限界かなと思ってて、僕も。
まあね、でもまあ、15分コマ切れで、あと20分ぐらいいけるんじゃないかっていう。
いやー、もう全然。
あの優しさ。
あの優しさ。
いや、本当、すごいね。だから、あれ、何の話だっけ?
バックフォンの話か。
そうなんですよ。バックフォンの話、もうちょっとだけすると。
はい、しましょうしましょう。
まあくんと2人で、バックフォン縛りカラオケに行ったっていうのが。
行きましたね。
行ったよね。
行きましたね。
そうそうそう。
2時間ぐらいずっとバックフォンしか歌わなかったよね。
そうですね。
なんか終わった後の記憶があるんですけど、すげえ高ぶってた記憶がありますわ。
マイノメリー。肩がすごいマイノメリーになってた記憶があります。
そうだね。あの高倉県の映画を見た後みたいな。
そうですね。
いいですね。
本当によく会ってましたね。また落ち着いたらあいつを会いたいですけど。
そうだね。すごい頻度で会ってたような。
会ってました。会ってました。
大学に通うライブ、安田さんぐらいの割合の時ありましたもん。僕の人生で。
すごいね。
そういうサイクルありましたね。記憶では。
僕の心の中で占める割合。
ライブでやる日で都内に出る大学。
大学って言っても僕神奈川の方の大学だったんで、そんなに出なかったんですけど。
あと都内に出るって言ったら安田さんとの用事みたいな。
すごいね。鎌倉も行ったしね。
行きましたね。楽しかったですね。
すごいなんかあれだね。別れた彼女と10年ぶりぐらいに会うみたいな。
新しい思い出っていうかその記憶をちゃんと作っていきましょう。
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そうだね。
思い出話だけじゃなくて。
本当ね。そうですね。
最近なんか面白かった本とかあります?安田さんの。
最近面白かった本ですか?
最近はちょっと時間があるので、
結構一人の作家をずっと読んでるんですけど、
松島裕子さんっていう作家がいまして、
もう亡くなってる方なんですけど、
その方の本をずっと読んでるんですけど、
その方の本をずっと読んでますね。
「光の領文」っていうのが高段所文芸文庫に入ってるんですけど、
その光の領文っていうのを去年かな、去年の春ぐらいに
たまたま買ったのかな、買って読んで、
この作家さんの本は全部読まないとなっていうふうに思って、
そうそう、だいぶ読んでますね。
やっぱり光の領文っていうのが短編連作なんですけど、
その短編連作っていうフォーマットだけすごい影響を受けて、
最初に喋ったけど、震える交際っていう本の小説、
水原龍の小説、全部短編連作で書いてもらったりとかしてるんです。
すごい影響っていうか、すごい大事な作家だなっていうふうに思ってます。
津島裕子さん。どの本でもいいんですけど、
何がいいかな、その光の領文っていうのも読んでほしいんですが、
後ろソースも今調べましたよ。
本当?そうそう。津島裕子のね、津島裕子コレクションっていうのが出てるので、
ぜひ全部買ってください。
いいですね。すごい情緒っていうか、影響を受けそうだなっていう。
僕も好きですわ。たぶんこのタイトルがみんなかっこいいんですよ、どれも。
あ、そうね。光の領文っていうのはすごくいいなって思いますね。
安田さんのね、選ぶ本は間違いがないんで、本当に。
別にそういうわけではないんですけど、後は小説は津島裕子さんはずっと読んでると、
後は古井よしきちがなくなったので、古井よしきちももう一回読み直していくかなって感じ。
そうですね。それが小説で、後はね、レベッカ・ソルニットっていう人がいるんですけど、
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レベッカ・ソルニットのウォークスっていう本がある。
ウォークス、歩くことの精神誌っていう本があるんですけど、それがめちゃくちゃ面白いんですよ。
えー。歩くこと。
歩くことの精神誌。
散歩っていうか、なんていうんですかね、歩くっていうことが人文知っていうか、
どういう意味を持ってるのかっていうようなことを、ずっといろんな作家さんの作家とか、
作家問わずですね、テクストを参照しながら、
まさにこの本自体がいろんなテクストを歩いていくかのような形で。
書かれてる、レベッカ・ソルニットのウォークスっていう本がめちゃくちゃ面白い。
面白そうですね。
左右者っていうところから出てて、ちょっと高いんだけどね、4500円とかするからなんですけど。
そうなんですよ。このレベッカ・ソルニットっていう人はめちゃくちゃ他の本も面白いので、
ぜひ読んでくださいって感じかな。
ありがとうございます。ちょっとこれ聞いてくださってから、読みましょう。今ね。
そうだね。
本の話になりますけど、やっぱりAmazonとかじゃなくて、個人書店通販とか利用したいじゃないですか、なるべくは。
そうですね。
そういう置いてある店ちょっと探しますわ、今、勧めてくれた。
ぜひぜひ。ちょうど昨日か、オンライン本屋泊っていうのをね、やってて。
ふたご玉川。
ちょっと宣伝見えたことになっちゃいましたけど。
全然全然。
ふたご玉川のつたやかでんさんが中心になって、いろんな書店さんを呼んで、
本屋さんと出会う場を作るみたいなイベントをやってて、去年すごいそれが大盛況のうちに終わるみたいなことがあったみたいなんですけど、
それが今年もやるって予定だったのが、こういう状況だから、対面でやるってのは難しいけど、
オンラインで同じようなことでやろうっていうので、オンライン本屋泊っていうのをやられたんですけど。
そこのYouTubeでね、全部それが見れると。
へー、面白そう。
それがね、いろんな書店さんが出てるので、その書店さんおすすめの本みたいなやつがいっぱい出会えるし、知れるし、
それこそ本屋さんとの出会いにもなるんで、ぜひぜひ見てくださいって感じかな。
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本屋さん今、必要性を今感じますよ、日々。
本当そうだよね。
本屋が閉まってるのと、あとやっぱ図書館が閉まってるのは、
編集の人大変だなって思うよね。大本とか大変じゃないかなって思うんだよね。
そうですね。だって構成とかも大変ですもんね。
いや、ほんとそうだと思う。構成ができないから、出版予定の本とかもどんどん延長っていうか、出なくなっちゃうから、
それはね、なんとかしてほしいなーって思うけどね。
僕も研究しようと思っても、図書館に行けないと何もできないってことがあるんで、結構大変ではあります。
そういうことにも影響が出てるのか、なるほどなるほど。
いや、本当にそうですよ。だから周りの大学院生とか、絶望してます。
わあ、そっか。僕全然考えが今及んでなかったなって反省しました。なるほど、そういうこともそうですね。
そんな反省しなくていいよ。
やっぱりどういう状況の人が困ってとかは、明日は我が身というか。
今の時期で自粛とかね、部屋にこもって頑張りましょうって言えてる人は、まだそんなにいいんじゃないかなって思いますけどね。
僕はたまたま家にいられるんですけど、僕の家族とかは全然外とかに出ざるを得なかったりとか。
やっぱそうだよね。職業的にはね。
そうなんですよ。
あるからね。
そういうのもあって。
そうなんですよ。そこは思いますね。
いやー、そうですよね。
なんか。
はい。
なんかいい話したほうがいいんじゃない?明るい話したほうがいいんじゃない?
明るい話しましょうか。全然。
大丈夫?
いや、そうですね。安田さんとはこういう感じで、いろんな話をずっとね。昔から。結構長時間会うんですよね。一回会うときに。
そうだね。
1日一緒にいるときとかも多かったですもんね。1日一緒にいたりとか。
1日一緒に。
いる日とか。2、3時間とか。1時間とかじゃなかったですもんね。お茶する割合というか。
1時間お茶するっていうのはないよね。結構長い間いろいろ喋ってた。
そう。安田さんとはずっと喋ってたんで。だから、安田さんが大学の喫煙所とかまで僕行ったりとかして。遊びたりとか。
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あ、本当?
してましたね。記憶では。行ってましたよ。行ってましたよ。
なんかラーメン。
あ、ほうべんとかも行った。
あ、メルシーね。
そうそう。
そういうときとか確か喫煙所とかで。
そうだね。
東京の大学生いいなって思いましたね。僕、神奈川だったんで。
そんな変わらんやろ。
いやいや、安田さんの生活が小説のように感じるときが多くて、話を聞いてて。すごいなって。
本当か?
詩的な感じが影響を受けてましたよ。今思えば。そのときは何も思ってないんですけど。
まあ、なんていうの。珍しい学生生活っていうか、まあ、かもしれないね。今は毎日授業行ったりとかもしてなかったし。
本当に授業をさぼって、どっか行ったとか、古本屋巡ったりとか、そういうことばっかりしてたからね。
今思うと、そういう人たちもいなくなってしまったのかなとは思うけど。
だって、一回僕も潜りの授業で潜らせてもらったじゃないですか。
そうだっけ?何潜った?
ジェンダー論行きましたよ、僕。
あ、堀先生ですか?
そうですね、多分そうだと思います。
うん、すごいね。
行きましたよ、安田さんに一緒に。
潜りってあれか。潜りってあんまり良くないっちゃ良くないのか。言うもんじゃないか、これ。あれですけど。
いやいやいや、全然潜ってなんもない。
でも、あれなんですよ。
フェミニズムの話とか、自分が結構真面目な話になっちゃうけど、男社会にいてというか、社会にいて、行きづらいなみたいな瞬間がものすごいあったんですけど、いろんな場面で。
だから、自分がわりとフェミニズムというか、フェミニストよりの考えっていうことに気づいてからだいぶ楽になりましたね。
気づかせてくれたのが安田さんでした。そういう、何だろう。自分の思想。
俺が気づかせたわけではない。
自分の中で言葉になってないものが、安田さんに勧められた本とか、安田さんの話とかいろいろ聞いてて、こういう単語の意味になるのかとかがすごいわかってて。
19、20歳ぐらいのときか。
それで、行きやすくなりました。安田さんと会ったことで。
自分が男尊女卑の社会が嫌で、行きにくいなって思ってたのとかも、ジェンダー論の授業とかも進めてくださったのとかも、かなり大きかったですね。
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へー、そうか。
マー君がたまにタメ語になるのがいいよね。
すいません、それは年上ですけど。
いやいや、もう、めっちゃいいなと思うよね。
いいよね。
ほうべんのラジオでもさ、たまにタメ語になってて、いいなと思って。
こう、なんていうの。崩れる瞬間みたいな。
20歳から22、23歳ぐらいまで会った人の中でも、特に安田さんもそうですし、ほうべんさんも、影響はかなり受けましたよね。
周りにいなかったの。
本当?
面白かったです。
へー。
だから、今やってることとか気になりますしね、お二人とも。
なんかインスタとかSNSになっちゃうけど調べる方法は。
なんていうんだっけ、その、気にし合いますよ、日々。
えー、なるほどね。
だからその、古典やるってお知らせみて、古典やるのってなって、ふわっと言ったの。
あー、そゆことか、うん。
へー、そゆことかな。
まぁそういう感じで。
楽しい時期に作ってますね。
やるの?ってなってフラッといったの。 あ、そういうことか。
いや本当ありがとうございます。 面白いね。全然
喋れるな。 喋れますね。全然次行けますよ。最長の。
じゃあ次行く? 行っちゃいましょうか。
はい。