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この仕事を受ける受けないとか、いくらでやるやらないとか、でもそれが正しいかどうかもわかんないわけ。
この番組は、人生の荒波をしたたかに乗り越えたアラフィフ女子3人が、50代も悪くないをテーマに、仕事、家庭、恋愛、友情、美容、人生に起こるあらゆる事情にあふれて、おもむくままに語り合います。
里絵&理香&千恵&里絵&
こんな3人で、毎週水曜日の午後5時にお届けします。
さて、あら急第8回となりましたけれども、今回は仕事についてね、またちょっと真面目に話したいと思うんですが、私たち3人は今フリーランス、自営業ですよね。
私もちょっとだけど、理香さんと千恵さんは会社員の経験もそこそこ長くて、フリーランスになって初めて気づいたこと、会社員との違い、そういう話をしたいなと思っています。
一番最近フリーランスになったの、理香さんじゃん。会社員時代の方が圧倒的に歴史が長いでしょ。
会社員の時は自営業の人ってこうだったんだって知らなくて、自分がなってみて自営業の人の立場で、あって思ったことある?
一番は、やっぱね、すごいサラリーマンの時は自動的に税金も取られたんだなっていう感じ、一番衝撃を受けた。
それはすごい取られたって思うってこと?
サラリーマンってさ、本当は使っている仕事に関する経費みたいなのが知ることあったなって思ってて。
自分で個人的に出してる?
本でもそうだし、服もそうだし、そういうのを今だと基本的には自分で正当に経費として計上できるから、もらっているお金の価値が全然違うかな。
え、どういうこと?
だから自営業はちっちゃく稼いでてもちゃんと手取りがある。
あー、そういうことね。
サラリーマンは額面でもらってるけど、がっぽり税金で持っていかれてるから、仕事のために費やしているコストが認めてもらえないじゃない?
これだけ払いなさいって言われてると、すんなり払うしかないんだけどさ。
自営業というか、自分できちんと会社の経理をやっている以上は、きっちりかかったものはかかったものだっていうやり方をするから。
つまりその分税金が少なくて済んでるってことよね?
どんだけ持っていかれてたんだっていうのを考えると、やっぱり会社員の時に年収を上げようとして努力してたのって、一定のところまでは効果はあるけど、そうじゃないなって。
確かに効率悪いよ。給与所得は上がれば上がるほど、所得税率って上がっちゃうじゃん。
でも自営業だと、年収上がったらその分、経費、これ言い方悪いけど、経費使ったら所得は上げないで済むじゃん。
だからその辺自分でうまく合法の範囲内でバランスとれる、コントロールできるからね。
しえさんどうですか?
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自営業だって会社員の時は気づけなかった。自営業あるある?
自営業あるあるは、時間に対する感覚が会社員と自営業は全然違うなっていうところで。
例えば会社員の人が情報交換しましょうって言って、いろいろ聞いてくるその時間、あなたたちは給料でチャリンチャリンもらってますけど、
その情報提供した中の対価をもらわないまま、いいこと聞いたで終わるみたいな考えの人が会社員には多いなっていうところはすごい感じている。
私もそれある。情報交換とかとりあえず会いましょうって言ってあって、そこに今だったらズームって結構あるけど、前だったら行くじゃない?その相手の会社に。
行く交通費も時間もこっちは全部持ち出しだけど、向こうはその給料の中でさ、時間の中でさ、仕事の時間の中でやるじゃん。
でも会社員の人って多分フリーランスの人がその時間いくら、その時間も費用だって考えてないと思う。相手にとったら認識がない。
だからフリーになってみたらその時間の大切さ、その人の時間イコール稼ぐ時間だからさ、分かるんだけど、会社員の人でその感覚持ってくれてる人がいないかも。
自覚する必要がないからいらない。
そうだね。自覚するきっかけがない。自分が多分なった時に思うけど、なったことない人ってそこ分かってない人。
分かんないよね。だからやっぱ自分の時給がいくらかっていうの実感としてはすごく自営業って楽しいなと思ってて、
自分がやったことに対して自分で値付けをしてその対価をもらえるっていう実感があるけども、会社員の時って、
それって人の役に立ったとかありがとうって言われたとかそれがご褒美で、それがお金というところで跳ね上がったりとか特にしないで淡々と過ぎていったんで、
その辺はちょっと面白いなーって思って。
そうですか。
私は自営業で一番あるのってギャラじゃん。会社員ってお給料も毎月いくらって決まってるけどさ、
自営業ってフリーランスだとさ、この仕事でいくらとかさ、その時によって違っちゃうじゃん。
でそれ決めるのってさ、自分だけどさ、要は自分で値付けしなきゃいけないっていうのもあるし、
あとは向こうからいくらでお願いします。でもそれが自分にとってはえ?って思っても断りづらいとかさ、
なんかそのバランス?どんな風に皆さんやる?受ける?受けない?とかさ、ギャラの交渉?とかする?
ギャラの交渉は最近はできるようになったけど、やっぱ最初は全然わからない。
なんか例えば公演?公演仕事でも全然本当に見当がつかなかったから、
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知り合いの人が俺は1時間35万で受けてるみたいな話を聞いて、
それを真に受けて、
相場って思って。
そう、それが相場なんだって思って、
めちゃめちゃ本が売れた時に公演をすごいオファー来たんだけど、
全部35万ですよ。
さーっと皆さんが引いていき、
それは相場ではなかったことを気づき、
かつその俺は1本35万はマウント取るための嘘だったということだけ。
なんでさ、その35万って中途半端だよね。
50万とか言えばいいんだよね。
だからその辺がちょっと相場がわからないっていうのと、
あと自己肯定感にもつながるよね、値付けって。
確かに。
この私の仕事ってこのぐらいの価値だよなみたいな感じで自分で言っちゃったら、
そこで固定しちゃって、
そこをどう乗り越えていくかって結構精神的なところの乗り越え方かなっていうのが気がする。
そういう感じがする。
私はもしかしたら会社員の時代が長かった分、
逆向きで発注する側は経験してるから、
だから自分が今やってるその人事のソリューションみたいなやつは、
自分が発注した時の感覚があるから、
これは高い、これは安いとかの相場感がある。
それ両方経験してるからそんなずれないだろうね。
だからこれぐらい出したら高いって思われるだろうなとか、
この金額なら安いって思われるだろうなっていうのはなんとなくある中の、
でもやっぱり自分は他の人よりはきっとクオリティの高いものを出せるだろうって思ってるから、
自分の経験値の幅の中では高めに出して、
それでも次にもう一回リピートして発注してくれたら、
それが妥当だっていう証拠だから、みたいなところを目安に仕事を続けてるかな。
私は最近は断るようにしてるのは、
雑誌の取材とかさ、
例えば今とかすごい兄さんの話するからさ、
兄さんのことについてちょっと聞かせてくださいとかさ、
その時に来るんだけど、それに対して例えば30分ぐらいお話聞かせてください、
おいくらでとか、シャレはおいくらなんですけど、書いてくれてればいいの。
その時間拘束されるに対してそれ言ってもいいな、
準備がいらなくてその場でもしゃべれば済むんだったらいいんだけどさ、
その話すためにさ、人気の投資新宅10個調べてとか言うと結構時間かかるじゃん。
それでこれだったらやめようとか考えられるじゃん。
でも何にも書いてない人もいるの。
なんかただ取材させてくださいだけで。
それってゼロ円ってこともある?
ありえんのよ。
私なんか今想像したもん。
それきっとただできるんじゃないかな。
ありえんの。
昔はでもなんかその媒体とか繋がってた方がいいかなとかさ、
なんかやっぱりそういうのってさ、変更性の法則だからさ、
なんかやってもらったらやってあげたいって気持ちが発生するだろうから、
歌詞を作っといた方がいいかなとか思って受けたこともあるけど、
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いや待ってこの時間は他のことをこれでお金稼げるなとかさ、
思うとさ、もう最近はそれ受けなくなったけど、
なんでさ、でもさ金額かかないって思わない?
謎。
ギャラをかかないって結構あるよ。
最初にいくらって言わない。
最近覚えた交渉は、本来はいくらいくらなんですけれども、
あの関係性でとってもお世話になっておりますので、
特別にこの値段で恩を着せるみたいな。
でもそれは私は必ず言うかも。
本来はこのぐらいでやってるんだけどっていうのは言っとかないとね。
そうしないと当たり前のようにその値段で当然みたいになっちゃうので、
その辺は気をつけておくかな。
確かに確かに。それはある。
あとはある?
私もやっぱり自分個人だと営業活動っていうことでもないけど、
いいお仕事だとさ、やっぱり実績が残るし、そこから紹介してもらうっていうこともあるから、
これは多分すごく自分的にいい仕事になりそうだなっていうのは、
多少金額的には情報。
多少どころじゃなくて情報しても結構楽しくコミットしちゃうかもしれない。
だから金額じゃなくなる。どうなんだろう。
でも最初はちょっと金額になるのかな。
だんだん金額じゃなくなるっていうか、金額が高い方を選ぶんじゃなくて、
自分が興味があったりさ、この先に今全然それに対してちょっとわかんないけど、
これやることで新しく世界が広がりそうとかっていう好奇心がむくってなったときにそっちを選ぶとか、そうなるよね。
なる。やっぱその仕事を選択する判断が自分でできるのはすごくいいことだと思う。
でもそれが正しいかどうか、思い出した。私の言いたいこと。
私結構長いじゃん。だから一人が。ほぼ会社員の時代がないからさ、
先輩とか上司とかいなくて、どういう仕事を受ければいいかとか、全然ないわけ。
だから全部自分で決めてきたわけよ。この仕事を受ける受けないとか、いくらでやるやらないとか。
でもそれが正しいかどうかもわかんないわけ。もう自分一人で来たから。
いつも思っているのが、いわゆるメンターとかコーチみたいな言われる人がいて、別にそれが私の上司じゃなくていいの。
だけど導いてくれる人がいたら本当に心強いんだろうなって思う。
確かに。正しいか正しくないかのどうだったら正しいっていう感じ?
どうだったら。選ぶときにどういう基準で選ぶといいよとかね。
選んだ結果にどうなったら正しかったことなのかなという。
わかんないね。だってどうなったかどっちかしか選べないからさ、
もう多分選んだら私はきっと覚悟を決めてそれに全力集中すると思う。
だからもう捨てた方は振り返らずにやると思うんだけど、
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でも毎回それで自分で選んできてるから、その選び方がなんか、
これただ単に大丈夫だよって言ってほしいのかな。
でもなんかヒントが欲しいんだよね。
今まで例えば私みたいな仕事だと急にメールでポンと来たりする。
それも大きい仕事というかちょこっとした仕事。
今とかだと多いのはオンラインサロン運営しませんかとか、
YouTubeの何とかやりません。案件みたいなやりませんかとか来るわけよ。
案件とかが来るのね。その度これやった方がいいのかなどうしようかな。
自分で考えて結論出すんだけど、
こういう時に私も気づかなかったような観点から何かアドバイスしてくれる人がいたらいい。
だからみんなフリーの人にもそういうメンター的な人いると本当にいいなって思うんだよね。
自営業の不安って一番不安のところってそこなんじゃないかと思って。
全部自分で決めなきゃいけないストレス。
このストレスが結構大きいから会社員って言われたことやってればいいんでしょって思っちゃったりするのね。
自営業って全て自分じゃん。ギャラだって。受けるか受けないか。誰とするかしないか。
そこは会社員が長い意味としては本当にいいとこ悪いとこ両方であって、
自分で決められないストレスっていうのは会社員だときが大きいわけよ。
決められないストレス、決めなきゃいけないストレス。
こんな仕事受けるのかって思うときもあるし、しかもそれを自分が担当するのかみたいなことだったり。
嫌な仕事もね。
ネギ目にしてもこれすごいヘビーな仕事なのにこの金額なんだなって。
でも会社がそれで受けるって決めた以上は別に個人の収入が増えたり減ったりするわけではないけど、
マーケットの相場にてらっしゃらせるときにこの金額だなとか思うときもあるわけ。
だからすごくどっちも良いとこと悪いとこがある気がする。
だから私がもしかしたらりえいさんよりも決められる自由の方をより感じるのは、
今ね。
より長い会社員をやってきたからかもしれない。
自営業は長くなって全部決めるじゃん自分で。
しえいさんもそうかもしれないけどさ。
そうするとそれ以外で決めたくないの何も。
これ言うとさ、理解してくれる人としてくれない人が結構分かれるんだけど、
何だったらご飯食べるメニューとかも選びたくないの。
誰かとご飯食べに行った時も全部決めてもらえるなら決めてほしい。
自分で決めたくないし、旅行とかもさ、どこ行くとかさ、どこ回るとかさ、
何だったら全部決めてほしい。
それには文句絶対言わないから。
意思決定のリソースが一定だから、仕事にそれを大幅に組み分けてて、
残ってるところがわずかだってことだよね。
だからもうそれ使いたくない。そこにエネルギー使いたくない。
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だからさ、美容院とかもさ、もう全部お任せなわけ。
もうネイルもお任せ。
着るものもさ、もうこの人が、信頼してる人がいいよって言ったら、
もうそれじゃあそこちょうだいみたいな感じでさ。
だからそこに何の私の意思も反映されてない。
仕事に生きるもんなって感じだね。
でもさ、そんな人じゃないと思うんだけど。
でもなんか合理的な判断じゃない?すごく。
そうね。
だから意思決定の大事、貴重なリソースを、
例えば8割9割をもう仕事で使って、
残る2割ぐらいは別に生活今十分楽しいから、
そこを出ししぶってもやっていけるっていう状態が今多分維持できてるんじゃない?
そこになんかだからこだわりがないんだろうね。
自分で決めなくてももう流れ、身の流れるままに。
だからやっぱり決めてくれる人がいい。
全てにおいて。
これは人生のパートナー。
いっぱい決めてくれる人がいいんだ。
でもね、それ私思ってたけど、相手もそう思ってるかもしんないよね。
例えば仕事でさ、上の立場にいてさ、何でも決めていかなきゃいけない。
だったら家ではのんびりしたい。
男の人、かつてはそういう人多かったんじゃないかなと思うの。
仕事でそうやって決めなきゃいけないから、
家ではさ、例えば子供の教育でもさ、もう任せるよ。
旅行行くなら任せるよ。
好きなようにやっていいよ、イコール、もう丸投げじゃん。
私もそうしたいんだけど、向こうもそうしたかったら成立しませんよね。
どっちも決めなかったらね、進まないもんね。
じゃあ自営業いいとこも悪いとこもある。
でもどっちがいいって自営業がいいよね、私たちはね。
それもあるし、なんかこれからの時代的なことを考えると、
自営業の方がさ、いろいろ波の振り方をいろいろ柔軟に変化できるしね。
会社に縛られてて、ある時突然なんか放り出されてね。
よりはいいのかなっていう気がする。
私結構それ一つ目的の一つだった、自営になった理由って、
会社にずっといることのリスクってあるなと思ってたから、
一定の年齢になったら一人でやろうと思ってたので。
人生の選択肢としてね、これはない。
自営業絶対ないと思わない方がいいよね、きっとね。
もしなったらっていう風にね、なんとなくイメージしておいてもいいよね。
これからの30代40代ってフリーの人増えそうだしね。
増えそう。
あとなんかこのポジショントークっぽくさ、別にまとめるつもりないけど、
こういう風にさ、なんかつながってる自営業同士で
つながってる人がいるのはすごいあるとないととだいぶ違う気がする。
そうだね。
同じ立場をさ、分かっちゃえるじゃないけどさ。
なんか分野が違ってもフリーランスっていうね、
相談しゃべれる人がいた方がいいよね。
これがさ、子だったらちょっとさ不安じゃん。
相談する人いないしね。
だからそういう会社とかそういう決められた場所のつながりじゃなくて、
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もっと自由で全然そのコミュニティは違うけど、
つながってるっていうのがいいよね。
そう思う。
これからの風の時代。
急に風の時代。
なんでそこが急に風の時代。
風の時代ってそういうことなんだよね、きっと。
でもそうなの、そうなの。
組織に縛られずに。
そうだよ、まさに風の時代だから。
会社員でもやっぱり副業とかね、でもチャレンジしてみるのもいいかもしれない。
それはあるある。
自分の力で何が感謝されるのかなみたいな。
知恵さんのサロンはそこ、会社員でも副業。
会社員でも副業、先生業でやるっていうところを目指してやってます。
興味がある方は知恵さんのサロンをちょっと覗いてみてください。
それでは来週も水曜日の夕方5時、あら急でお耳にかかりましょう。
またね。