1. オンライン日本語教師の日記
  2. 東京都現代美術館に行ってきた。
2024-04-12 18:53

東京都現代美術館に行ってきた。

東京都現代美術館に行きました。

1 ホーツー・ニェン展

2 津田道子+サエボーグ

3 東京都現代美術館の思い出とか

豊嶋康子、ホックニー、虚実皮膜展、ディオール展など
 

サマリー

東京都現代美術館に行っています。現在ホー・ツーニェン展を見ており、津田道子さんとサエボーグさんの展示も鑑賞しています。クリスチャン・ディオール展の没入型な展示は大変な人気で、イマーシブな展示が増えています。また、東京都現代美術館ではデイビッド・ホックニーや豊島康子の展示も行われており、彼らの技術的な取り組みが注目されています。

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はい、オンライン日本語教師の声日記ということで、今日は何月何日?あ、4月12日、金、金曜日?あ、金曜日ですね。
なので、火曜日と金曜日は休みにしているので、今日したことを声日記として録音しようかなと思っています。
ホー・ツーニェン展
今日は東京都現代美術館に行ってきました。どこに行こうかちょっと迷ったんですけど、とりあえずホー・ツーニェン展に行きました。
ホー・ツーニェンというのはシンガポールで生まれて、どこだっけな、イギリスだったっけ、ちょっと忘れたけど、現代アートを学んで世界的に活躍している人ですね。
ホー・ツーニェンを知ったきっかけは、2018年か19年ぐらいのあいち・トリエンナーレですね。津田大輔さんがディレクター?をして、
表現の不自由展が非常に炎上した美術展だったんですけれども、名古屋に実家があるということで話題にもなっていて、表現の不自由展を見たかったわけじゃないんですけど、
豊田会場が結構面白くて、とにかく知り合いの美術関係に詳しい人はホー・ツーニェンの展示を見に行ったほうがいいよって言われて、
それから豊田会場のプールをくり抜いて作ったどでかいモニュメントを見たほうがいいよって感じだったので、実家に帰るついでに見に行きました。
ホー・ツーニェンはあいち・トリエンナーレで何をしていたかというと、喜楽亭という旅館ですね、実際にトヨタ会場の近くにあった旅館の歴史を調べ上げて、旅館の歴史と日本の歴史を重ね合わせたような映像インスタレーションを旅館の跡地に作り込んだんですね。
これは美術の言葉ではサイトスペシフィックという言い方をするらしいんですけども、その土地に特化したような、そこの土地で展示されるということが必然的に必要になってくるような展示みたいなことなんですね。
タイムスペシフィックという言葉もあるかもしれません。その時じゃないと、これはアートとしての魅力がなくなってしまうみたいな、そういうサイトスペシフィックな場所に特化して作り込んだ展示だったんですけど、
そういう意味で、喜楽亭の愛知トリエンナーレのホー・ツーニェンの展示はすごく良かったんですね。喜楽亭の歴史を紐解きながら、その映像自体も怖い旅館でホラーを体験したような感じだったんですね。雑に言うと。今回東京都現代美術館に行ってよくわかりました。
このホー・ツーニェンさんはコンテンポラリーアートの中で特に映像のインスタレーションを作っている人で、
基本的には割と哲学的なものだとか、理数系の学問みたいなのが背景にあり、いわゆる壁に飾ってある系統のインスタレーションは、
本人の解説みたいなのが書いてあって、哲学とか理数系の学問をバックグラウンドに持ってないと理解するのが難しいものが結構多かったんですけど、
映像室に入ってみるようなタイプの展示で、気づいたのは、まず一つは、
これは愛知トリエンナーレでもそうだったんですけど、例えば、鑑賞する人が目の前に、スクリーンが例えば2枚左右にスクリーンがついている。
音は同じ音で、左を見たら別の映像が映っているみたいな、そういうスクリーンが2つあったりとか、1つの板を裏表にスクリーンがあったりとか、
映像を見るという体験が一面的なものじゃなくて、その人の体を動かすことによって全然違ってくるというようなところは、(愛知トリエンナーレの)豊田会場の喜楽亭の展示と同じだったし、
あとは、ホー・ツーニェン展の一つの展示で、これは東南アジアの共産主義に関する書物を書いた人のドキュメンタリーみたいなものがあったんですけど、それがいろんな映画の有名なシーンというか、いろんな映画からガンガン切り取りして、
有名なハリウッド映画も入ってたし、あとトニー・レオンが出ている、「花様年華」のトニー・レオンとか、「ムーラン・ルーシュ」のユアン・マクレーガーとか、そういうのが切り張りしてコラージュされていて、
その人の共産主義について執筆した人のドキュメンタリーなどが入っていて、後でやっぱり調べたら結局、かなり映画的な体験みたいなものに影響を受けているということだったんですね。
だから喜楽亭でおどろおどろしい様な気分になったのは、映画の影響があるんじゃないかなと思います
津田道子さんとサエボーグさんの展示
もう一つ、ホー・ツーニェン展を見た後に、津田道子さんとサエボーグさんの展示も見ました。これはやっていることに気づいていなくて、たまたま見たんですけれども、写真を一応貼ったんですが、
すごい丸っこい木とか、丸っこい緑に、すごい大きいうんちとか、すごい作り込まれた建物の中に入ってみると、一匹の犬がいて悲しそうな顔をしているみたいなのがありました。
これがサエボーグさんの展示ですね。
このすごい大きな作り込みの中に入っていくと犬がいるんですね。写真の青い犬なんですけど、この犬が、これはただ単に作って置いてあるんだろうと思ったんですけど、ちょっと動くんですね。
なんで動くのかなって、これは機械仕掛けで動くんだろうなと思っていたら、僕が写真をパシャパシャ目の前で撮ったら、すごくうなだれるように動き始めて、中に人が入っているんだと思ってびっくりしました。
というような展示ですね。
個人的に面白かったのは、このサエボーグさんと一緒に共同展示をしていた津田道子さんですね。
津田道子さんは、すごく演劇的というか、見る人と、つまり鑑賞者と鑑賞される対象みたいなものが渾然一体となるような展示が多かったんですね。
一つは、例えばそのテーブルが、これ一番下の写真ですね。テーブルがあって、そのテーブルの近くにカメラがあって、そのカメラはテーブルを映していて、すぐ脇の壁にテーブルの映像が映されていると。
その近くに私が行ったりすると、壁に映るんですけれども、その壁の映像にはその前に、そこで同じアングルで撮ったであろう家族、テーブルに座っている家族の映像があるんですね。
コラージュされているというか、同じように投写されているんですね。だから、実際にその写真を撮ったりすると、自分も映り込んでいるみたいな、もうなんか幽霊みたいな形で映り込んでいるという、非常に不思議な感じでしたね。
実際に壁に映っている家族が喋っていたりとかするんですけど、そこに自分がいるみたいな不思議な体験でした。
そういうような、見ている人、鑑賞者と鑑賞される被写体が混同するような、混ざり合ったような展示がとても多かったのが印象的でした。
この人が本当に良かったですね。津田道子さんですね。あとは東京都現代美術館の思い出とかを語ろうかなと思いました。
クリスチャン・ディオール展展
東京都現代美術館の思い出というのは、何かと言うと、東京都の美術館の中で一番やばかったのはクリスチャン・ディオール展ですね。
クリスチャン・ディオール展は何がやばかったかというと、とにかく毎日満席、満員というか、めちゃくちゃ並んでて予約を取らなきゃいけなかったんですね。
僕は別にクリスチャン・ディオール展はそんなに混んでるんだったら特に行かなくてもいいかなと思ってたんですけれども、
自分は実は障害者手帳を持っていて、行った人に「クリスチャン・ディオール展は障害者手帳があると並ばないで入れるよ」って言われて行きました。
クリスチャン・ディオール展は本当に美術館の美術展示とは程遠いものでした。作り込みが半端ないという意味でもそうですし、
そもそも作品に対する解説とかもないんですね。
クリスチャン・ディオールのオートクチュールのドレスとかが飾ってあったりとかするんですね。
ほんのちょっとは解説とかあったかもしれないですけど、作品一つ一つにとにかくリストがないというか、番号も振ってないし、
全然リストがなくて、大体その美術展とか行くと気に入った作品があったりすると控えたり、チェックして後で探そうとかそういうことができるんですけど、
ディオール展はどっちかというともうそういった細かいことというかしょうもないことはせんでいいみたいな感じで、
とりあえず本当に没入型っていうことですかね。
たぶんクリスチャン・ディオール展がすごい大盛況だったから、こんなにいろんなところで没入型の展示が増えたのかなというふうに思いますね。
イマーシブとか没入型の展示って最近すごくよく聞きますよね。
イマーシブミュージアムとか、銀座にできました。
僕はイマーシブミュージアムに行きましたけど、全然イマーシブだと思いませんでしたね。
どこが没入できるんだろうと思って、クリスチャン・ディオール展は確かに没入型だったと思います。
本当にすごい体験ができたと思いますけど、イマーシブミュージアムはしょぼいんです。
4つの壁にスクリーンがあって、映像が投射されていて、ゴッホとか印象派だとか、
そういう人の映像とか写真とかが流れるだけで、こんなもの何もイマーシブでも何でもないですねと思ったりとかしましたね。
イマーシブで有名な展示といえばチームラボの展示ですね。
デイビッド・ホックニーと豊島康子の展示
そろそろ結構久しぶりにまた行きたいなと思うんですけど、あれこそはまさに動き回れるし、インタラクティブだし、まさにイマーシブってことだと思います。
あと東京都現代美術館の思い出。
そうですね。去年行った中ではデイビッド・ホックニーとか行きました。
デイビッド・ホックニーはあんまり好きじゃなかったけど、すごいなと思ったのはホックニーっていう人は本当にいろんな技術っていうのを貪欲に取り入れて、
例えばカメラが出てきたら写真のコラージュを作ったりとか、
最近はiPadでよくお絵かきをしているらしくて、結構お年だと思うんですけど、
iPadで何をしたかというと、これデジタルアートだから、デジタルでペインティングをしているから、
横幅70メートルの絵とか描けるわけですね。
デジタルで描いた絵を引き伸ばして70メートルの絵にして展示するみたいなことをして、
これ実際に手で紙に描くとめちゃくちゃ大変だけど、そういうことに新しい技術を採用していけるっていうのはすごいなと思いました。
あと、虚実皮膜展ですね。これは展示自体はあまり覚えてないんですけれど、その中で、
ちょっと待って、名前が忘れちゃった。(横尾忠則さんの名前をど忘れしました。)
虚実被膜展自体はいろんな人がやっていて、
ホンマタカシさんの写真だとか、いろいろあったんですけど、
虚実被膜じゃない、被膜虚実展ですね。
やばい、思い出せない。ちょっと待ってくださいね、すぐに思い出すはずです。
なんでどう忘れちゃったんだろう。ちょっと待って、後で文字起こしを直すときにこの人の名前を入れておきますけど、
とても好きな作家の展示が見れたのでとても良かったです。
それから豊嶋康子さんの展示もすごく楽しかったですね。
この人も点数がめちゃくちゃ多くて、基本的には木の板とか釘とかで作ったものを展示してる感じだったんですけど、
とにかく自分が作ったものをブワーっと出すという点では、
大竹伸朗ですね、これは名前が出てきた。
大竹伸朗展も多分500点ぐらいある自分の展示を大回顧展みたいな形でどこかでやってたんですけど、
そんな感じの大量に出すっていう感じでしたね。
東京都現代美術館では清澄白川にあって、自分の家からはちょっと遠いんですけど、
結構のどかなところにあるので楽しいですね。
もう19分ですね。じゃあそろそろ終わります。
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