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こんにちは、なつです。今日は10月18日の金曜日。
空はすごく曇っていて、雨がちょっと降ったりしている日です。
なんかやっと涼しくなったかなと思ったら、また明日は30度まで上がると言っていて、変な天気が続くなぁと。
なんか体調もあんまり良くない、なんかすごく眠いような毎日を過ごしています。
今日は先日訪れた美術展のお話を少ししたいなと思います。
これすごい上手くしゃべれる気が全然しないんですが、ちょっとやってみたいと思います。
行ったのが、清澄白川駅に歩いて徒歩15分ぐらいのところにある東京都現代美術館という美術館でやっている
高橋龍太郎コレクション日本現代美術館
一人の精神科医が集めた日本の戦後という展示を見に行きました。
この展示、私が行こうと思ったきっかけっていうのは、好きなアーティストさんが何人か作品が展示されるというところで興味があって行ってみました。
まずちょっと高橋龍太郎コレクションについてそのホームページに載っている説明を読み上げると、
精神科医高橋龍太郎1946年生まれが1997年から本格的に始めた最大級の日本の現代美術コレクション
ちょっと飛ばして、特に1990年代以降重要作家の初期作品代表作品を数多く有するという形で、
その総数は3500点を優位に超え、現在もなお若手作家の最新動向を中心に拡大中であるということで、
精神科医の高橋龍太郎さんという方がいらっしゃるんですよね。
その方が結構無名の頃の作家の作品を買い集めてコレクションしていらっしゃって、
それが3500点というもう驚異的な数をコレクションされていて、
見た方はわかると思うんですけど、
でかい彫刻とか、牛乳瓶に白い液体が入っていて、それが永遠にブクブクいっている作品とか、
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ネオンの作品、映像の作品、あらゆる作品が詰まっているんですね。
平面だけだったらまだ保管がしやすいかなと思うんですけど、
これどうやって保管してるんだろうみたいな作品が多々あって、
本当にすごいなぁ、どこにしまってんだろうなぁっていうのが正直最初に出てきました。
調べたら寺田倉庫という倉庫に保管していて、
いろんな全国の展示展覧会に貸し出しをしていたりとか、そういうことをされているそうです。
作品一個一個とか、作家さんについて説明しようかなと思ったけど、
多分私にはそのちょっと能力がなさそうなので、
気になった作家さんを2,3人お話できたらなと思うんですけど、
まず一人目、入ってすぐ最初の展示室に、
草間弥生さんの作品がバーっと平面立体10点ちょっとぐらい密室にぎゅうぎゅうに詰まって展示されていて、
カボチャの草間弥生代表作品とも言えるカボチャという作品もあって、
黄色いカボチャに黒いドットが描かれていて、
アクリルの多分作品だと思うんですけど、
それをはじめとして立体作品が並んでいて、
草間弥生さんは長野の松本市出身で、
とても裕福な家庭で育ったという風に、
確かどこかで調べた時に見たんですが、
お母さんとお父さんがすごく仲が悪くて、
お父さんが遊び歩いていて、
それによってお母さんがすごくヒステリックになってしまって、
草間弥生さんもお母さんのヒステリックに相当悩んでいたみたいで、
途中十何歳ぐらいかで精神病というか、
そういうものになって、幻覚を見てしまったり、
幻聴が聞こえてしまったり、
そういうちょっと悲しい過去があったみたいですね。
そういったトラウマを乗り越えた作品だったりするので、
やっぱりすごくパワーがあります。
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見ているとゾッとするとも言えるのかな。
草間さんはドットが小さい頃から目の見る景色にドットが映っちゃうような、
そういった症状もあったみたいで、
どうもずっと小さい頃から早く自殺願望があったようで、
それを抑えるために絵を描くという行為をずっとしているという風に記事で読みました。
草間さんの作品、なんとなくね、
可愛いなぁみたいな感覚で見る方もいらっしゃると思いますし、
それはそれでね、私もお財布とか見るとは欲しい、可愛いと思うんですけど、
やっぱり生の作品を見ると、
ちょっとそのミュージアムショップとかで見るアイデアがあって、
ミュージアムショップとかで見る、ああいうものとはちょっとまたやっぱり次元が違くて、
胸がね、ちょっと苦しくなるぐらい強いパワーがあります。
あと、会田誠さんっていう方とかの作品もすごく面白かったです。
私はその会田誠さんの作品を横浜トリエンナーレで小学生ぐらいの時に見て、
そこからもうアートめちゃくちゃ面白いじゃないかってなって目指すきっかけになったので、
会田さんの作品は割と昔からチェックしているんですけど、
代表作品である紐育空爆之図(戦争画RETURNS)という作品が飾られていて、面白かったです。
1996年に作成されたんですが、その後ニューヨーク多発同時テロがあったりして、
それを予見していたんではないかみたいな、そういう作品なんですが、
ぜひ一度見てもらいたいなぁ。
インターネットで会田誠で出てくると、多分代表作品なのですぐ出てくると思います。
ニューヨークの街が燃えていて、その上を飛行機が旋回している、
そういう絵になっていて、
フスマに描かれていました。
フスマの裏側とかも見れるようになっていて、そういうところも面白いなと思いました。
あと私が好きな奈良さんの絵も数点置かれていて、
あとは鴻池朋子さんという、現在64歳ぐらいの女性の絵を描いています。
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64歳ぐらいの女性の作家さんの作品もたくさん置いてあって、
すごい大きい作品なんですけど、
牛の皮を繋ぎ合わせてタペストリーみたいな形になっていて、
大きなホールに釣り下げられていて、
それも丸めて保管はしているらしいんですけど、
丸めても絶対でかいから、
これをまたね、なんか搬入して搬出して保管して痛まないように保管するって、
すごい、そっちの裏方の方がなんか気になっちゃいました。
保管している裏方の方たちめちゃくちゃ大変だろうなっていう風に思いました。
河野池智子さんは、すごい自然とか、自然と人間、それと生と死とかをテーマに作品を作られていて、
私は本当に昔から大好きなんですけど、
なんかね、一時ついこの間ちょっと炎上していて、
それが狼の毛皮をワイヤーで釣ってくるくる回している作品だったんですけど、
それがなんか動物好きな方からしたら見ていられない、
こんなことをするなんてひどい、アートの意味がわからないという形でちょっと炎上していて、
私はなんかそれを見て、動物は好きだけど、それで狼がかわいそうで見ていられないっていう風にはなんなくて、
その違い面白いなぁと思いながら、その炎上を見ていたんですけど、
人間って生きている限り、絶対に自然から何かを奪いながら生きているって私はずっと思っているから、
豚肉も私は食べますし、牛も食べちゃうし、卵も、卵を産ませているその卵を毎日食べているわけで、
鶏肉も食べて、加工食品食べて、魚食べて、
町に住んでいたらもともとあった自然を壊して私たちは生きているから、
なんかその狼の毛皮、回しているのが嫌だったのかなぁ、
命をもらって生きて、自然を壊して私たち生きているから、
そこにかわいそうっていうか、常に私たちがいることでそういうものを奪っているから、
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ずっとずっとそれをかわいそうって言ったら、もうずっと全部かわいそうなんじゃないかなって思っていたから、
そういうのを考えさせてくれるきっかけがアートだから、
河野池さんのパフォーマンスはその時点でも結構成功しているなという風にその炎上を見ていて思いました。
河野池さんの作品はすごく訴えかけてくれます。
本当に私たちが自然の中で生かされていたりとか、
そういうことを当たり前という感覚になっついなってしまうけれど、
そこを見直すきっかけになるようなコンセプトだったり見せ方があって、
本当におすすめな作家さんです。
ちょっとぜひ調べてほしいです。
という感じで、本当にいろんな作家さんがいて、
いろんな作品をその展示で一気に見られて、
めちゃくちゃお得だなぁと思いながら来たりしました。
帰りにミュージアムショップで奈良よしともさんのB4のアーティアポスターを買って、
早速額に入れて部屋に飾りました。
帰りに清澄白川はカフェとか小さなお店が探店としていて、
すごい面白い街なんですけど、ベトナム料理屋さんでバインミンを食べて、
そのバインミンマジで美味しいので気になる方は連絡ください。教えます。
その日は行かなかったけど清澄白川庭園という美しい庭園もあって、
数百円で入場料払えば1日入れるので、
清澄白川のカフェでコーヒーテイクアウトして、
そこでゆっくりするのがとってもおすすめです。
では今日はこんな感じで、美術について語るにはちょっと私の頭は足りないので、
なかなか話せないことも多いんですが、
ちょっとそのあたりもいつか言語化できるように自分の気持ちとか認めていこうと思います。
また聞いてください。では。