1. オンライン日本語教師の日記
  2. 4/10- 4/11 授業の振り返り
2024-04-12 21:26

4/10- 4/11 授業の振り返り

4/10

テキサス州の学習者

日本在住のアメリカ人の学習者

アラバマ州の学習者

イギリス在住の学習者

アメリカ在住の学習者

4/11

インディアナ州の学習者

ヴァージニア州の学習者

サクラメントの学習者

カリフォルニアの学習者(トライアル)

スコットランドの学習者

ペンシルベニアの学習者

サマリー

オンライン日本語教師の声日記では、今日も一昨日と昨日の授業の振り返りをしています。概要欄にはどこの地域の生徒かが書かれており、特にアメリカ人とイギリス在住の生徒が多いようです。中国語圏の学習者はアニメを通じて日本語を習得しており、カリフォルニアの学習者はトライアル授業で苦戦しています。スコットランドの学習者はスコットランド語の聞き取りに苦労し、ペンシルベニアの学習者は流暢な会話力を持っています。

授業の概要
オンライン日本語教師の声日記ということで、今日も一昨日と昨日の授業の振り返りをしたいなと思います。
すでに概要欄にどこの地域の生徒かということを書き出しました。
こう書き出してみると、一昨日と昨日は特にアメリカ人とイギリス在住の生徒ばっかりだなっていう感じですね。
一時期はオーストラリアやカナダの生徒もかなりいたんですが、最近はそうでもないですね。
4月10日一昨日から、ちょっと順に記録として授業の概要をつけていこうかなと思います。
4月10日、テキサス州の学習者。この人はもう僕の授業を1年ぐらい取ってくれていて、
もう中級ぐらいには行ってるんですけれども、いかんせん読むのは得意だけども話すことをしていないので、話すときに割と書き言葉で使うような日本語をよく使うということが問題かなと思っています。
この4月10日の授業では、いつも会話をやっぱりしたほうがいいのかなと思って、会話を最初の15分ぐらいして、
それから宿題のために生徒が作ってきた文章を読みながら会話をするっていうことをしてるんですけども、ちょっとそれが長くなりすぎて40分ぐらいになってしまって、
この生徒とは、私が作った文章を一緒に読むという授業をしてるんですけれども、生徒のリクエストに応えてたくさん文章を作ってあるファイルがあるんですけれど、それを読むことにしてるんですが、
今回はちょっと40分ぐらいまで、宿題のチェックと最初の導入の雑談がちょっと多くなってしまったので、本当に文章を読んで授業するという時間が短くなってしまったのは反省ですね。
いつもこういうふうになるんですけれども。ただこの生徒は、実はフリーカンバーセーション、自由な会話みたいな授業のほうが実はいいんじゃないかなと思っています。
次は、4月10日の10時から日本在住のアメリカ人の学習者ですけれども、この人の授業は本当にもう至って明確で、
自分が日々日本に住んでいる間に感じた日本語の疑問とか、自分が聞き取った日本語の断片みたいなものをたくさんファイルに収めて、
1時間ずっと英語で基本的には質問に答えるという形ですね。
日本語とかで基本的なことはわかるので、その場で説明はできるんですけれども、すごく微妙な質問が来たりしていますね。
この間は何だったかな。
英語で言えば、maybeとかperhapsとか、どっちともつかない推測みたいなことですね。
日本語における推測、「多分」は何パーセント、「かもしれない」は何パーセントの確率で確かなのかっていうような話をしたんですけど、
結構自分でもいろんな言葉でそれを説明したんですが、なかなか難しいところですよね。
僕が何かの本とか論文とかを読んで答えてるわけじゃないから、あくまで自分の言語感覚ではとかいう感じで、ことわりを入れて説明したりしてますね。
この人は本当に自分が生活している中で、便利な言葉みたいなものを探したりしてますね。
次はアラバマ州の学習者、4月10日の11時からですね。
この人は大学生なんですけれども、日本語の授業を大学でとっていて、ある時期まですごく一生懸命僕の授業をとっててくれたんですけども、
ちょっと体調が悪かったというか、忙しすぎてちょっと疲れてたんですね、この生徒は。
どう考えても疲れてるから、ゆっくり休んでくださいねって感じで、ちょっと休憩しますっていうモードに入っていて、久々にとってくれました。
もう自分で学習も進めてたらしくて、自分の使ってる教科書も1冊目はもう自分で終わってるから2冊目から練習したいですっていう感じで、
2冊目の教科書に入りました。
相変わらずちゃんと喋れる、本当に能力が高いなと思いますね。
久しぶりに帰ってきてくれてよかったなと思ってます。
次、8時からはイギリス在住の学習者ですね。
この人はすごい自分のペースで着実に話せるようになってきています。
あと他に、この人は大学のドクター、博士課程をしながら大学で勤めている人です。
あんまり詳しくは何をしているのかよくわかってませんけど、それでお金をもらって生活してるそうです。
大学に在籍してるから、大学の日本語のクラスとかもとって、かなり包括的に勉強している感じですね。
僕の授業では基本的には文法の項目も勉強しますけど、半分は自己表現。
日記を書いてもらったり文章を書いてもらうことをしています。
本当に初級の話せなかった人が、淀みなく話せるようになってきているという瞬間を見ている感じですごく嬉しいですね。
次はアメリカ在住の学習者。
4月10日の授業の振り返り
この人は4月10日の9時からでしたね。
この生徒も本当に1年半ぐらい取ってくれてる生徒で、
それこそこの生徒は本当に要領がいいというか、よくわかっているという感じで、
自分で旺盛に勉強してくるし、あまり受動的な態度で挑まないというか、
この生徒はよく自分に日本語で質問してくるっていう。
言語学習において質問してくる生徒は、つまり日本語で質問してくる生徒は、
今まで一緒に授業をしてきた生徒の中で、かなり習得が早いんだなって思いますね。
やっぱり能動的ですよね、日本語で自分に質問してくる人。
多くの生徒は質問に答えることが精一杯なんですよね。
でもそこをちょっと気持ちを変えて、僕に質問してくるような感じになるといいなと思いますね。
4月11日、9時からはインディアナ州の学習者の予定だったんですけども、この人は来ませんでした。
20分ぐらい越えたあとで来たんですけども、僕はそのメッセージに気づかなくて、結局キャンセルということになりました。
10時半からバージニア州の学習者が授業を取ってくれました。
この人は基本的にはあんまり活用は理解しない感じなので、
最初は英語で、最近どんなゲームをした、どんなアニメを見たという話をしながら、徐々に日本語を入れていくという感じですね。
ただバージニア州のこの学習者は他に日本語の先生と勉強しているそうで、
その先生とJLPTの学習をし始めた。
その他の先生のJLPTの学習は何をしているかを確認しつつ、
ただこのときに「〇〇しなければいけないねとか、「なければいけない」の形を勉強していて、
ちょっとそんなところから行くんだ!?と思って。
難しいというか、「なければいけない」を勉強するんだったら、
ショートフォームという「ない形」を勉強しなければいけなくて。
「ない形」を勉強するには、例えば動詞のグループ分けもわかっていたほうがいいわけですよね。
もう一人の日本語の先生は、ある程度の文法の勉強する順番みたいなものを全然把握していないのかなという感じで。
この人(学習者)がやるんだったら、まずマス形の動詞を覚えるところからしなければいけないんですね。
日常会話を主体にして、ちゃんと定着している言葉っていうのはあるんですけれども、
例えば食べる、食べますとか、読みますとか、書きますとか、そういう基本的な動詞がまだあやふやで入っていないところがあるので、
それはもうはっきり覚えたほうがいいと思っていますから、そこですね。
授業の最初によく使う言葉、買います、食べます、読みます、読みます、聞きます、勉強しますあたりを、
中国語圏の学習者とカリフォルニアの学習者
書き出しておいて、それを主体にして組み立てるというところから定着を図りたいと思っています。
それから11時ぐらいから、サクラメントの学習者ですね。
この人は中国語圏の人ということもあり、もうサクサクとスイスイと日本語を習得しています。
最近はアニメを見ていて、「葬送のフリーレン」という大人気アニメを見ていて、
もうヤバいと最高と完璧みたいなことを言ってましたね。
その前に「薬屋のひとごと」を見ていて、まあまあよかったみたいなことを言ってました。
でも「薬屋のひとりごと」はアニメよりも漫画のほうが面白かったと言ってましたね。
つつがなくこの生徒とは言っていると思いますけど。
基本的にはわりとこの人はあんまりシャイな感じですね。
そんなにこっちに質問をしてくるということもあんまりなくって感じですね。
それから昨日の2時ぐらいから、カリフォルニアの学習者トライアルがありました。
トライアルなので30分で私の授業のスタイルを説明するということだったんですけれども。
まず最初にこの生徒がどのレベルなのかっていうのがちょっとつかみかねたので、
実際ちょっとお話をして自己紹介をしてもらうと、
最初はひらがなが読める程度かと思ってたんですけれども、
どうももうちょっと話せるらしいということで、
トライアルの授業のときに模擬授業というか、
ほんのちょっと10分ぐらい試しにこういうふうに教えますよっていうことをやってたんですね。
そのときは日本語の動詞の3分類を教えて、
辞書形からマス形を作るという形の授業をしてたんですけれども、
終始しかめ面してて、
これはこの人が話を聞くときにこういう顔をするのか、
全然意味わかんないなって思ってるのか、よくわからなくて、
あんまりうまくいかなかったなという気がします。
うまくいく生徒は授業が終わりがけぐらいに「いい感じだったので、
授業を予約しておきますね」みたいな空気になるんですけれども、
この生徒はもうちょっと考えてから興味があったら取りますみたいな感じでした。
スコットランドの学習者とペンシルベニアの学習者
それから何時だったかな、6時ぐらいかな。
スコットランドの学習者ですね。
この人はもうすいすい本当に早くゼロ初級から動詞が入るまで来ました。
ひらがなももうここ2週間ぐらいですかね。
ちょっとめちゃくちゃ早いスピードなんですけど、びっくりしてますけど、
ひらがなも読めるようになってきて、すごいなと思っています。
今は動詞が入ってきたので、そろそろ日記の指導ですね、
日記を書いてもらうということをしたいなと思います。
日記用のファイルもテンプレートを作成して送りました。
ただあんまり負担にならないといいなと思っているので、
宿題の加減をちょっとしたいなと思います。
あとスコットランドの学習者はスコットランド語がなかなか聞き取れなくて、
まだここは自分の英語の聞き取り能力が低いなっていうのを痛感していますね。
何回もえ?え?って言うのもちょっと失礼かなと思うので、
わりと早々にスコットランド語の会話を切り上げてしまうところがある。
ちょっと反省って感じですね。
なんとかどうにかならんかなって思ってます。
それからペンシルベニアの学習者が昨日の9時からありました。
この人は本当に普通に会話をしてても問題がないですね。
よくNHKのニュースウェブイージーという、
学習者向けというか、日本に住んでいる外国人向けのニュースサイトがあるんですけど、
それを読んでるから、会話しててもあんまり英語を使わなくてもいいですね。
すごいなと思いますね。
この生徒はGENKI 1冊目の第11課、
昨日はまるまる第11課を復習するような形で終わりました。
もうすでに自分との宿題で、この人が使っているような文型がガンガンあったので、
さらっと予習しながらおしゃべりをするというような授業でした。
この生徒に関しては、ペース配分が心地よいものになるかどうかというのを
毎回確認しなければいけないなと思っています。
はい、もう21分ですね。じゃあ終わります。
21:26

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