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はい、オンライン日本語教師の声日記ということで、今日は最近のカルチャーについて語ろうと思います。
昨日は何曜日ですか? 今日は4月17日の水曜日で、昨日4月16日の火曜日でした。
火曜日は休みにしているので、いろんなところに行きました。
表参道のルイ・ヴィトンでのマーク・レッキー展
行ったのは美術展で表参道のルイ・ヴィトンの7階にある、これは無料のギャラリースペースというか、美術展のスペースですね。
エスパス・イマージュというところのマーク・レッキー展に行きました。
それから南青山、表参道のすぐ近くのスパイラルというところで、桶田春一、聖光夫妻のコレクション展を見てきました。
まず表参道のエスパス・イマージュ、マーク・レッキー展、これはルイ・ヴィトンの7階なので、全然ルイ・ヴィトンに用がなくてもルイ・ヴィトンに堂々と入ることができます。
ルイ・ヴィトンとなると本当にドアボーイとか何人もいて、ドアを開けてくれたり、ただエスパス・イマージュに行きたいだけの小汚いおっさんをエスカレーターに、エスカレーターじゃない、エレベーターに誘導してくれますね。
7階まで行きます。このエスパス・イマージュはそんなに大きい美術スペースじゃないんですけれども、このマーク・レッキー展もそんなに大きなものではなかったですね。
マーク・レッキーというのはどういう人かって簡単に説明はしてありましたが、1980年代後半にダミアン・ハースト、今やダミアン・ハーストって現代美術家の長者番付で検索をすると多分1位とかだと思いますけど、
有名なのは牛のホルマリン付けにして輪切りにしたやつとか、ちょっとああいう感じの現代アートで有名な人ですけど、その人たちと同じくらいにイギリスの新しい世代みたいな感じで出てきたんですけれども、
しばらくアート活動から遠ざかっていて、インターネットの時代になってからまたちょっとカムバックしたという感じですね。
これ写真も多分後で載っけると思いますけれども、エスパス・イマージュのマーク・レッキー展のところに、天井のすぐ近くにものすごい大きいフェリックス・ザ・キャットが置いてあって、
これはインターネットの時代になっても久しいですけれども、これは映画でフェリックス・ザ・キャットが1920年ぐらいにアメリカで公開されて、大量消費のイメージとしてインターネットの世界にものとして展示してあるというような説明書きが書いてあったような気がします。
一方でフェリックス・ザ・キャットが上に飾ってあって、その反対側に大きいスクリーンがあって、これはインターネットのコラージュだったんですけれども、1960年代のイギリスの若者が大きいすごい野外のレイブスペースみたいな、レイブといっても山の中とかではなくて、
街の中の大きい広場みたいなところで踊り狂っている若い人たち、その当時1960年とか70年ぐらいの若い人たちが踊っている、そんな映像のコラージュだったんですけれども、
なんかいいなと思ったのは、レイブとかクラブとか、クラブだったらクラブの中とか、ディスコだったらディスコの中とか、レイブだったら山の中とかじゃなくて、街の中で大きいスペースがあってDJがいて踊るスペースがあるってあんまり見られる光景じゃなくて、
今はすごく思うんですけれども、普通に人が歩いていて、踊るっていうことがすごく少なくなっていて、踊るためにどっかのクラブに行かなきゃいけないとか、ライブハウスに行かなきゃいけないとか、そういうような息苦しさがあるなと思いながら見ていたら、とてもその映像は楽しかったですね。
南青山のスパイラルでの大北俊一製工夫妻のコレクション展
はい、そしてその次に南青山のスパイラルというところで、桶田俊一・聖子夫妻のコレクション展を見に行きました。
この人はあんまり素性をよく知らないんですけれども、現代アートのコレクターで、当時期のコレクションから始まって、アンティークから始まって、現代アートの、ペインティングのアートのコレクションなども持っている人の面白い感じの、
所蔵品からの展示でしたね。これは結構なんかすごくエッジーな絵画が飾ってあって、楽しかったです。しかも無料なので、この表参道のルイ・ヴィトンのエスパスイマージも南青山のスパイラルも無料なので、結構近所なので、写真を見て面白いなと思った人は行ってください。
それから今読んでいる漫画は、銀の匙3から4巻まで読みました。ゴールデンカムイは1から4巻まで読みました。銀の匙は3巻ぐらいからめちゃくちゃ面白くなってきました。
北海道の主人公は札幌出身の新学校から来た、最初はやりたいこととか何もない、よくわからないふわっとした若い子なんですけれども、高校になって畜産高校に入るんですが、その畜産高校で畜産を初めてやるんですけれども、
最初は畜産を目の当たりにして、何をしていいのかわからない、てんやわんやみたいな感じだったんですけれども、
だんだんその話がですね、例えば自分が育てた小豚を育て上げたら、それを殺さなきゃいけないわけですよね。殺して売らなきゃいけないっていう段になって、
その行為に自分は何をするのかっていうところに、段々ストーリーやフォーカスがされていくんですけれども、この主人公がですね、自分でその小豚を買い取って、自分でスモークしてベーコンにする。
それを一つ一つ手売りする。
教官みたいな人に愛情が移ってしまうから、豚に名前をつけてはいけないって再三言われてるんですけれども、「これは慣れちゃいけない」ことだから、また自分は名前をつけるんだって言ってまた名前をつけたりとかするんですね。
そんな感じで、命をいただくということに関して、最初は、主人公は外から来た都会の人が畜産に慣れてる人たちの中で命をいただくことを教わる話だと思ってたんですけれども、
どうもこの主人公の成長ぶりからすると、逆に畜産に慣れている他の生徒たちは、この生徒の頑張りが外から来た人に教えてもらうみたいな話の構図に転換していって、それがすごく面白いと思いましたね。
主人公がとても光ってくるというか。銀の匙は3巻から4巻ぐらいにかけて、兄貴が登場したりとか、親の影というか、はっきりは出てこないですけど父親っていうのが出てきたりとかして。
「銀の匙」は、漫画家の荒川弘さんですね。これは鋼の錬金術師の漫画家ですけれども、荒川さんの鋼の錬金術師の次の漫画なんですけれども、
結局、命に関わる人間の禁忌というか、人間の業みたいなものを描きつつ、物語が後ろに見え隠れする父親に対する主人公のいろいろな思いみたいなものも結構共通しているのかなと思いました。
それから、漫画は次にゴールデンカムイを今読んでいます。ゴールデンカムイの1から4まで読んでいますけれども、
最初に、名前忘れちゃったな。
主人公の男が、アシリパというアイヌの少女と出会って、
その主人公の男は、最初は砂金か何かを取っていて、そしたら近くにいたおっさんが、ここには金塊をアイヌの人間からごっそり奪って逃げたやつがいると。
そいつは、網走刑務所から、脱獄の天才みたいな囚人たちを集めて、金塊のありかみたいなものを外に伝えるべく、その主人に掘り物をしたというか、入れ墨をしたと。
その4人だったか5人だったかというのは、外で散らばっているので、その4人か5人というのを見つけて、その入れ墨の模様を合わせると金塊のありかがわかるというような話で、
その主人公の男は探すんですけれども、アシリパというアイヌの女の子、13歳ぐらいのかわいい女の子がいるんですけど、アシリパが金塊探しを手伝うのはなぜかというと、
その金塊をアイヌの集落から強奪した奴がいて、強奪されたそして殺されたうちの一人に父親がいるので、どちらかというと目的は金塊ではなくて、自分の父親の死の真相を知りたいというような形ですね。
ゴルーデンカムイは日露戦争の後の北海道を舞台に、実際の網走だとか、そういう地名も出てきて、あとは新選組の土方歳三が年老いた形で出てきたりとかして、
アドベンチャー、宝探しというか金塊探しのアドベンチャーで、しかもアイヌの文化も出てきて、それから新選組も絡んでくる、史実が絡んでくるということで、こんなに射程の広い痛快なアドベンチャーはなかなかないなという感じでした。
で、今のところそれは楽しく読んでいます。もう13分ですが、ちょっと簡単に音楽と映画、ドラマだけ言います。
音楽に関しては、最近Coachellaフェスティバルにも出たnumber iですね。
これはジャニーズのタッキーが作った会社、TOBE所属のヒップホップグループですね。これめちゃくちゃかっこいいなと思っていて。
それがRIIZEというK-POPですね。これは男性のK-POPなんですけれども、これもnumber_iと呼応するかのようなすごくごちゃ混ぜな感じのハイテンションなエクスペリメンタルなヒップホップで、
なんか新しく、このアイドルというかボーイズグループの新しい風のようなものを感じました。
あとは、最近はValkneeという、これもオルターナティブヒップホップの人ですけれども、すごくアゲアゲの曲を聴いていたりとか。
あとNiziUですね。あんまり僕は知らなかったんですけれども、ちょっと聴いてみたら、なんかすごくPOPSでいい感じだなと思って聴いていたりとかしますね。
それから映画、ドラマに関しては、今までもネットフリックスを解約してだいぶ経ってたんですけれども、さすがにそろそろネットフリックスに入らなければいけないと思っていて。
それは寄生獣ですね。ヨンサンホ監督の韓国語バージョン、韓国バージョンの寄生獣。だから韓国人のキセイジュウで、多分これはミギーとかが出てこないバージョンだったような気がしますけども、これ見たいなと思ってます。
それから中国のSFの三体もネットフリックスバージョンがもう解禁されています。
あとは太陽がいっぱいとかですね、トム・リプリーのドラマ、これはモノクロでやっているそうですけれども、これも非常に見たいなと思っているので、ちょっとそろそろネットフリックスに、もう今入り直しましたから、この辺りのドラマを少しずつ見ていきたいなと思っています。
というわけで、もう16分なので終わります。ありがとうございました。