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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「愚直にやること」です。
僕がプログラミングの勉強を始めたのは、やっと電気屋さんにパソコンが並び始めた頃です。
どうやって始めたかというと、パソコンがある電気屋さんに入り浸って、パソコンのそばに置いてある説明書の、今で言えばチュートリアルみたいな操作をとにかくやりました。
当時のパソコンは原則として、ベーシックでプログラムを書いて動かすしかないという代物で、そのチュートリアルみたいなものは、ベーシックのサンプルプログラムだったのです。
とにかく説明書の通りに打ち込んで動きを見るのです。
そうやってコンピューターの挙動を学んできました。
今でもプログラミング学習の最初はそんなやり方が多いと思います。
とにかく打ち込んで動きを見る。 これをお経を駆け移す修行になぞらえて、社経なんて言ったりもしますね。
新しい物事を学ぶ時には、こんな風にコツコツと同じようなことを繰り返すのが案外効果的です。
同じことを繰り返してしばらく経つと、細かい違いとか変化に気付くようになります。
そういう気付きが、なぜだろうという疑問に変わります。 そういう疑問をコツコツ調べることができるようになったら、自分なりの知識の広げ方が身についてきた証拠です。
もっと言うと、同じことを繰り返しているだけでも、環境の変化によって見えるものはどんどん変わってきて、学びはどんどん広がります。
結果を残すアスリートが基礎練習を欠かさないわけもこの辺にありそうです。 最初は意味がわからないと思うかもしれませんが、コツコツとルーティンをやってみましょう。
やらないと気持ち悪いというくらいになった時、新しい学びの目が開けてきます。
まずは雑巾掛けから、というのもちゃんと意味があるのです。
ちなみに、僕が今取り組んでいるのは、毎朝発生練習をすることです。
半年を過ぎたあたりから、細かいところが気になり始めて、それを変えるにはどうしたらいいかを考えるようになり、やっていることに意味が少しずつわかってきました。
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日々の自分の変化も気づくようになりました。 今はやらないとちょっと気持ちが悪いという段階で、ある程度習慣になったようです。
まだまだ入り口ですが、コツコツ続けていきたいと思っています。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。 千葉直樹でした。
ではまた。