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2023-07-14 08:22

#615 【食】バーテンダーズマニュアルを読んで素敵な酒飲みになりたいのだ

お酒にまつわる思い出は、お酒を飲むシチュエーションが大事だということ思い起こさせます。

お酒を飲むシチュエーションの中でも、ちょっとだけ敷居の高さを感じるのが「バー」。

バーといえばバーテンダー。そのバーテンダーがやるあらゆることが書かれている本を紹介します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

「バーテンダーズマニュアル」

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をご覧ください。

サマリー

彼はバーテンダーズマニュアルについて紹介しています。彼はバーテンダーになるつもりはありませんが、お酒に関する知識を増やしたいという強い憧れがあります。彼はリテラシーを考えるラジオ番組で、バーテンダーズマニュアルを読んで素敵な酒飲みになりたいという話をしています。

バーテンダーズマニュアルについて
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読書ソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「バーテンダーズマニュアルを読んで素敵な酒飲みになりたいのだ。」というものです。
金曜日は食の話をしています。
暑い日が続いていますね。 こういう夏の盛りにはビールが美味しいなと思います。
特に暑い日の昼間に外で飲むビールの開放感は格別です。
長く勤めた会社を早期退職してブラブラしていた夏の平日の午後に、大通公園のビアガーデンで飲んだビールは忘れられません。
それまでは、昼間にお酒を飲むとその後の過ごし方が限定されてしまうので、なんとなく避けていた感じがありました。
車を使えなくて行きたいところに行けなくなるみたいな感じで、急に思い通ったやりたいことができなくなるような気がしていたのです。
まあ、だいたい急ありがたどうしてもやりたいことなんか思いつかないのですけどね。
そういう自分や周りのしがらみが決めたルールを一旦リセットした時期で、いろいろな不安を受け入れながら本当に自分がやりたいことをやっていくことが自由というものなのだと感じる瞬間が、昼間のビアガーデンのビールに凝縮していたのですね。
一緒にビールを飲んで話をした方の直球を持つ手元が光っていたのが印象的で、
もう少し日差しの弱い席を選べばよかったと後悔したことも素敵な思い出です。
酒飲みを過度に一般化するのは間違っている気がしないでもありませんが、お酒を飲まないと感じられないことはいろいろあるものなのです。
僕が社会人になって3年目くらいの頃に、所属する間の飲み会の幹事をしたことがありました。
参加者は20人くらいはいたと思います。
IT系のエンジニアの職場で圧倒的に男性が多く、この人数で飲み会をやるなら定番は居酒屋ということになりますよね。
でもカッコつけたい盛りの僕は、それはイマイチだなぁと思っていて、独断で割とカジュアルなコース料理を出すお店を選びました。
当時は今ほど男女平等という感覚がない時代でしたが、同じエンジニアという立場で働く女性も数人いて、
僕が仕事で一番お世話になっていた先輩も女性エンジニアでした。
だから余計にカッコつけたいと思っていたような気もします。
全くもって自分勝手な理由で決めたのです。
美味しいコース料理を食べながらワイワイやる宴会のスタイルは案外斬新だったようです。
とはいえ、食事のスタイルですから料理は順番に出てくるわけで、
居酒屋風のどんどん料理がテーブルの上に並んで、それをつまみに酒を飲むというのとは勝手が違い、
男性の先輩からは料理をまとめて出してもらってよ、なんて言われて、
いやいやコース料理ですからそれを楽しみましょう、なんて返したりして、
まぁちょっと生意気な若手だったかなぁと思います。
ただこのスタイルは女性たちの受けがすこぶる良くて、
あとで例の女性の先輩に、美味しくて楽しかった、
〇〇ちゃんも千葉さんなかなかやるねって言ってたよ、なんて褒められて、
僕の中では大成功の記憶として残っているのです。
バーの知識とお酒の楽しみ方
思い出話をしてしまいましたが、お酒にはシチュエーションが大事だなぁと思うのです。
お酒は飲めないけれど居酒屋は好きみたいな人もいるし、
逆に酔っ払いは面倒だから酒の咳は嫌いという人もいます。
そういうお酒を飲む場面の最右翼にバーがあります。
バーにもいろいろありますが、カウンターの向こうにお酒がたくさん並んでいて、
その前でシェーカーを振る渋いバーテンダーがいる、
ちょっと敷居が高いバーは酒のみならずとも憧れるお店ではないでしょうか。
旅行の宿泊先を選ぶとき、
店内にバーがあるというのを一つの基準にしていたことがあります。
最初は何を注文するのかで緊張してしまうのですが、
ちゃんとしたバーテンダーがいるお店だったら、
水割りみたいなところから入ると、
水割りだとこのウイスキーがいいですよ、みたいな感じで、
少しずつお酒のことを教えてくれたりします。
カクテルはおすすめをとお願いしたら、好みを聞いてくれて、
割と定番のカクテルを選んで作ってくれるし、
こちらが旅行者っぽい感じを出していたら、
その地域の名前のついた定番カクテルを勧めてくれたりします。
いくつかのお店に行っているうちに、
ウイスキーの銘柄とか、カクテルのベースに使う強めのリキュールの名前を知っておくと面白いということに気づきます。
こうなるととても楽しくなってきます。
その延長線上に今回紹介するバーテンダーズマニュアルがありました。
この本の前半では様々なお酒を体系的に説明しています。
種類だけでなく、歴史や製法も書かれています。
お酒を適切に扱うためには知識が必要なのですね。
もちろんソフトドリンクもあります。
そして、カクテルに使う副材料についても説明があります。
その次には、バーの設備、機器、道具があり、
バーテンダーが持つべき技術の中には、
ボトルの持ち方、蓋の開け方、グラスやメジャーカップへの注ぎ方、
カクテルを作る手順、シェイクやステアの仕方からデコレーションの仕方、
さらにはグラスの種類や洗い方、拭き方、
そのためのグラスタオルの扱い方なども書かれています。
そういう表で見るバーテンダー業務の他に、
お店の運営、管理、接客の心得まで、
バーテンダーのためのあらゆることが書かれたマニュアルがこの本なのです。
僕自身はただのお酒のみで、バーテンダーになろうと思ったことはありません。
ではなぜこの本が本棚に入っているかというと、
とにかくお酒に関する知識を増やしたかったからなのです。
お酒を飲むのも好きですが、お酒にまつわる運蓄はもっと好きなのです。
バックボーンとなる知識があると、お酒の味がずっと深くなるような気がするのですね。
飲む飲まないに関わらず、お酒があると人生はとても豊かになるし、
お酒と上手に付き合える友達がいると楽しみが増えると思います。
僕のそんな上手な酒飲みになりたいという憧れがこの本には詰まっているのです。
今回はバーテンダーズマニュアルを読んで、素敵な酒飲みになりたいのだという話をしました。
今日はここまで。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、
または、「読書と編集」と検索して、
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉のオキでした。
ではまた。
08:22

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