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2023-07-04 06:46

#605 【談】同行援護従業者ってなんだと思う?

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「同行援護従業者」って聞いたら、なにをしている人だと思いますか?

僕がこの業務から学んだことをお話します。


にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


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をご覧ください。

サマリー

介護に関する資格や研修、同行援護従業者という言葉について話しています。

00:06
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「同行援護従業者って何だと思う?」というものです。
介護関連の資格と研修
火曜日は日頃考えていることを話しています。介護関連の仕事をするようになって5年半ぐらい経ちました。
介護に関する資格でメジャーなのは、国家試験を受ける必要がある介護福祉士ですが、
この資格を取得するには専門の養成機関を出たり、実務経験を積んだりする必要があり、
実務経験を積んで受験するとしたら、先に介護職員実務者研修を受ける必要があります。
その手前に介護職員初任者研修というものもあり、介護の仕事をする人はまずこの研修を受けるのが一般的です。
僕の場合はいきなり実務者研修を受けましたが、介護福祉士を目指そうと思ったわけでは全くなく、
ある程度体系的な知識と質疑の勉強をしてみようと思ったからでした。
最初に所属したところが障害者の支援を行っている事業者だったこともあり、
利用者さんに合わせて他の研修も受けています。
一つは全身性障害者移動介護従業者養成研修という、いつまで経っても覚えられない長い名前のもので、
主に車椅子で移動される方を支援するための研修。
もう一つは同行援護従業者養成研修一般家庭という、これまた長い名前の、
視覚に障害がある方の移動を支援するための研修でした。
久しぶりに修了書を出してみたら、
指定許託介護等の提供にあたるものとして厚生労働大臣が定めるもの、
平成18年9月29日厚生労働省告示第538号に規定する研修の同行援護従業者養成一般家庭というのが、
研修の正式名称なのですね。
うーん、なかなかすごい研修を熟行したものだと思いますが、
相方と交互に目隠しをしてお弁当を食べる体験をしたりして、
とにかく想像力を養う研修だったように思います。
研修の最初に講師に言われたことで、特に記憶に残っているのが、
あなたが情報そのものです、という言葉です。
視覚に障害がないということは、視覚情報に頼りまくりということでもあるのですね。
見るだけでおしまいになっているということです。
ただ、研修は基礎的な知識をつけるだけで、本格的に勉強になったなと思うのは、やっぱり実際に支援をすることでした。
同行援護従業者は、見たことをいかに言語化して口に出して表現するかが勝負なのです。
それが、あなたが情報の意味です。
僕は一緒に歩きながら、気づいたことをどんどん口に出して伝えることにしました。
歩いている方向の右側のファーストフード店が新しくなっているとか、
新しいビルができているけど行ってみるとか、
新車の展示イベントをやっているからちょっと行って触ってみようとか、
街中を歩くときは、自分が面白そうと思ったことはやたらめったら伝えては引っ張り回していましたが、
それを案外楽しんでいただいたようでした。
野球を見に行ったときには、ずっと実況中継状態になります。
遠くから旅行でいらっしゃった方には、歩いている場所の歴史とか、最近の変化についてお話しすることもありました。
見たことを言語化するだけでなく、広い知識も必要なのです。
旅行での交通機関の切符の取り方や、利用方法まで随分たくさんの学びがありました。
もちろん、利用者さんの状況とか好みに合わせてということになりますが、
僕にとっては、雑学好きのおしゃべり好きが役に立ったのがとても不思議な感じでした。
支援の中で教わることはたくさんありました。
その中で一番大きいことは、余計なお世話にならない支援ということを常に考えるようになったことです。
当たり前ですが、ご本人ができることは自分でやってもらえば良くて、支援が必要なことだけを手伝えば良いのです。
でも、これにはかなりの想像力と忍耐力が必要なのです。
自分の思い込みがどれだけ大きいのかを常に意識することになります。
これは人間関係の基礎中の基礎だなぁと考えるようになり、日頃の言動に気を付けるようになりました。
同行英語で学んだことが自分が生きていくのに大きなプラスになったわけですね。
とてもありがたいことです。
それにしても、同行英語従業者という言葉はなんだか分かりにくいですよね。
何をやる人なのかさっぱり分からないです。
日本語の名前の付け方は難しいと感じる言葉の一つだなぁといつも思うのです。
今回は、同行英語従業者ってなんだと思う?という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから
または、読書と編集と検索して
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この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
06:46

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