アストロカートグラフィーとは
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、
アストロカートグラフィーという、海運地図占いがある、というものです。
土曜日は、地図の話をしています。
一口に地図と言っても、いろんなものがあります。
自分がどこかに行くときに見る地図は、比較的狭い範囲を拡大したものだし、
誰かに道案内するときに、説明しながら紙に書くメモみたいな地図もあります。
スパイの親玉が座っている後ろには、世界地図があります。
想像したのは、モルワイデ図法の楕円型のやつですね。
違いますか?
世界地図は地球全体を表現しますが、太陽系全体を考える図もあります。
まあ、普通地図とは言わないですけどね。
何が痛いかというと、地図はある世界観を表しているということです。
先生術の世界には、ホロスコープというものがあって、それも地図の仲間と言っても過言ではないわけです。
過言ですね。
地図は地面を見るものですが、ホロスコープは空を見上げたときの様子を抽象化した図です。
空を見上げることを想像してください。
家の近所の公園に行って空を見上げます。
その全く同じ時間に地球の裏側で空を見上げたとしたら、同じ星が見えると思いますか?
違うはずですよね。
西洋先生術では、生まれた瞬間にその場所で見上げた空の様子から、その人の運命みたいなものを考えることがあります。
この図をネータルチャートと言います。
星はぐるぐる回っているものですから、生年月日と生まれた時刻がわかると、どんな星の配置か計算できます。
えー、生まれた時刻まで見るのか?と思った方もいらっしゃると思いますが、
時刻を考慮すると、星が見える地上での方角が決まります。
これは地球が自転しているから変化していくわけですね。
方角は360度を12等分して、その領域をそれぞれハウスと言います。
1ハウスから12ハウスまであるわけです。
12あるハウスにはそれぞれ意味があって、そこにどの星があるかによって運命が決まるのだという考え方があるのですね。
一般的にはさらに生まれた場所まで考慮します。
さっき言いましたけど、同じ時刻でも地球の裏側では違う空が見えるからですね。
ネイタルチャートの計算と場所の変化
これは生まれた日までしか考慮しない場合は、地球の時点を考慮する必要がありませんが、
時刻まで考慮するとしたら大違いになることは想像できるかと思います。
今日は占いの話をする日ではありませんね。
地図の話です。
地図とどんな関係があるんだと思ってますよね。
実はアストロカートグラフィーというものがあるんです。
すごく端緒っていうと、生まれた時の星の配置を図にしたネイタルチャートを元にして、
生まれた場所だけを別の場所に移動してみて、運が良くなる場所を探すというものです。
変微分方程式を解くみたいな感じですね。よく知らないですけど。
ネイタルチャートの場所だけを変えると、星の見えている方角が変わります。
これはハウスが変化するということです。
例えば、2番目のハウスは金運のハウスで、そこに金星があるとむっちゃ金運が良いと考えるわけですが、
青年月日時刻だとほとんどの方は2ハウスに金星はありませんよね。
でも、場所を変えたら2ハウスに金星が来るようにできなくはない。
2ハウスに金星が来る場所はどこだ?って探してみると、地球上のどこかにそういう場所があります。
そこで生まれたとしたら金運が良いはずだから、それを自分用のパワースポットと考えて、
そこに旅行しようとか引っ越してしまえとかやるのです。
生まれたことにするって時点でなんだそりゃって感じですけど、まあ面白いと言えば面白い。
この計算は結構大変なんですが、今はコンピューターが使えます。
この計算上の星の場所を世界地図にマッピングしてくれるサービスがあるので、それを使って調べることができるのですね。
と言っても、世界地図によくわからない線がたくさん引かれた図を読み取るのはそれなりに知識が必要ですけど、
興味がある方はぜひ、アストロカートグラフィーというキーワードで検索してみてください。
なんとか地図に着地したかな。
今回は、アストロカートグラフィーという海運地図占いがあるという話をしました。
今日はここまで。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた!