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2023-03-08 04:54

#487 【技】プログラミングと数学の話

なぜ数学が必要なのか。ITリテラシーの観点からお話します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

#421 【占】あけましておめでとうございます!2023を計画する
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#400 【談】ポッドキャスト配信が400回目になったのでゲストをお招きしてトークします!
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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「プログラミングと数学の話」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
プログラミングというと、理系な感じがする人が多いと思います。
理系という言葉は漠然としていて、僕は嫌いなのですが、何となく数学に強そうな感じかなぁと思うのです。
僕は数字に強い方ではないし、そもそも数学は苦手なのですが、プログラミングはできますし、ずっとITの世界で働いてきました。
その経験からすると、必ずしも理系の分野ではないと思います。
実際、システム作りの世界には、いわゆる文系という人もたくさんいますしね。
ただ、プログラミングの考え方には、数学的なものが含まれているのも確かです。
例えば、最近のプログラミング言語には、関数という言葉がよく出てきますが、これなんかまさに数学って感じですよね。
微分積分というと、頭を抱える人もいますが、ごく基礎的なプログラミングでも積分はよく使えます。
そういうふうにはあまり意識しないのですが、プログラミングに出てくる繰り返し処理の書き方は、積分の数式の書き方によく似ているのです。
繰り返し処理を行うとき、公分などのループする公分を使いますが、よく見ると積分のインテグラルに書くものとよく似ているのです。
ループする範囲を決めて、その中で行うことを関数として書いておく感じ。
こうやって概念的にマッピングできるわけです。
だから苦手という人もいるでしょうけど、逆にプログラミングをやり始めたら、数学的な概念が理解できたという人もいると思います。
数学が苦手になる原因の一つに、表現されている数式に具体的な数字を当てはめたときにどうなるのかということを見ることができないということがあると思います。
数学の凄さは具体的な数字を当てはめなくても考えていくことができることなのですが、そこに行き着くには具体的な数字を使って計算するということを問う必要があるのかもしれません。
こういう用途にプログラミングはぴったりです。
ある関数に実際に値を入れて返す値の変化を見るなんてことを手計算でやるのはとても面倒ですが、プログラムを作ってコンピューターにやらせると何億パターンでも飽きずにやってくれます。
それをグラフに表すことも割と簡単です。
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比例を表す関数に少しずつ変化する値を入れてその計算結果をグラフにマッピングしたら、よく知っている斜め線のグラフができるわけです。
使う関数を変えたら二次関数のグラフができるし、その他にもいろいろ試すことができるでしょう。
数学だと頭の中でモヤモヤとやることをプログラミングで可視化することができたら、だいぶ数学が身近に感じるのではないでしょうか。
昔は数学なんか社会に出たら役立たないなんていう人が結構いましたが、今はコンピューターを上手に使うために必須の知識になっています。
数学の知識がなくてもコンピューターは使えますが、数学の知識がある人のように上手には使えません。
プログラミングができる人とできない人では、できることの量が違ってきます。
これから機械化が進むと、その機械を自動的に動くように設定できる人が必要だし、逆に機械ができることしかできない人はいらなくなります。
実は、必要な人とそうじゃない人の境目に、数学的なものがあるということを知っておくと良いでしょう。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしを、ノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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