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2023-02-08 05:08

#459 【技】プログラミングの勉強は環境を作ることからなのだ

ITの学び始め、プログラミング初心者にまずやってほしいこととその理由について話します。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。

そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「プログラミングの勉強は環境を作ることからなのだ。」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
先週に続いて、プログラミングを学ぶということについての話題です。
プログラミングを学ぶということがどういうことなのか。
学び始めの最初は、結構勘違いする人が多いのです。
僕は割と、タッチタイプの練習をしなさいとか、パソコンのファイルを操作できるようになりなさいとか、
ググりなさい、ということをよく言います。
多分、そんなことよりプログラミングを教えてほしいと思う人が大半でしょう。
よくわかります。
世の中のプログラミング教材の大半は、こんなことをやらずにコードを書くところから始まります。
まあ、大抵は、ハローワールドを出すというところからですね。
でもね、これ、かなりレベルが高いところから始まっているんです。
結構な割合の人がその手前で挫折します。
なぜなら、まずプログラミング環境を作ることができないからです。
環境を自分で作れないなら、プログラミングはできませんし、環境を作ることができない人が実務に就くのは無理です。
そんなの当たり前じゃないかと思うでしょうけど、やってみたらできない人が多いんです。
教材には環境の作り方が最初にあるのですが、大体の人はその通りにやることができません。
その原因は、ほぼきちんとキーボードをタイプできないことです。
コロンとセミコロンの区別がついていないようなレベルでは、3時間たっても打ち間違いに気づきません。
さらに、パソコンの中のファイルの扱い方を知らなかったら、スラッシュ一つの打ち間違いで教材には出ていないエラーを引き起こします。
もっと大変なのは、教材と手に入る環境はバージョンが違っていることがほとんどということです。
これでは正常にインストールできたことすら認識できないのです。
これを乗り越えるには、Google力が絶対に必要です。
お分かりでしょうか。
最初はこんなところでつまずいて、Hello Worldというコードを書くところにすら行き着かないのです。
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プログラミング環境というのは、プログラミング言語環境を作ることだけではありません。
大抵はデータベース環境も必要ですし、ビジュアルスタジオコードのようなIDE環境を作ったり、Gitのようなソースコード管理の環境を作るのも当たり前のことです。
これらをスムーズにこなすための基礎の基礎が、キーボードを正しく打てること、ファイルを操作できること、Googleることなのです。
プログラミング環境は誰かに作ってもらえるものではありません。
誰かに作ってもらっても、それを操ることは到底できません。
だからこそ、そこで念を挙げることにならないために、基礎の基礎からきちんとやりましょう。
まずは雑巾掛け、その次に道具をきちんと並べること。
遠回りなように見えて、これが近道になってくるって話、よく見るでしょう?
だから環境を作るまでのステップを、おざなりにせずにきちんと身につけましょう。
ハローワールドはその後で。
そうやってみると、なぜプログラミングの最初にハローワールドをやるのか、その本当の意味がわかると思います。
これ、年寄りの小言ですが、あなたはどう聞きますか?
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから。
または、読書と編集と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
この配信の書き起こしをノートで連載しています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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