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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、数学は苦手でも使えばわかってくる。
コンピューターを使って学ぶということです。
僕は数学が苦手でした。というか、今でも苦手です。
でも、学生の頃とはちょっと違う見方ができるようになりました。
数学が苦手になる原因の一つは、物事を抽象的に考えることを強いられることではないかと思います。
代表的なものは数式です。
無味乾燥な記号で表される数式の裏に、膨大な背景があって、それを操作するのですから、一種の名人芸と言ってもいいことです。
実際には抽象化することで複雑な現象を理解したり、さらに複雑な理論をシンプルに表したりすることができるようになるので、とても有料で面白いものなのでしょうけど、そこまでいくのは本当に大変です。
でも、実はコンピューターを使うことで、学び始めを楽にすることができると思います。
例えば比例のことを知るときに、YイコールAXプラスBと言われるとウッとなりますが、斜め線のグラフを見るとなんとなくわかりやすい感じがしませんか?
Aは傾きと言われてもなんのこっちゃと思いますが、実際に傾いている斜め線を見ると傾きというのが理解しやすい。
僕たちが学校でこういうのを学んだときは、自分でグラフを書いてみる必要があって、それはとても面倒くさかったわけですが、
今はコンピューターに数式を入力すると綺麗なグラフを書いてくれるし、さらにプログラムを書いてみると数値の変化がもっと具体的にわかるものです。
積文は大抵最初に公式を覚えさせられるので、暗記が嫌いな僕はとても嫌だったのですが、
ある時にこれはプログラムでよく書くループ処理そのものだと気づいたら、
てことは公式をそのままコーディングしたら現実に使えるものになるのだなぁとわかってしまいました。
先人が考え抜いて見つけた法則を使えば、ずっと楽にプログラムを作ることができるわけですね。
数学って使えるんだなぁとその時に思いました。
僕は数学を避けたおかげで10年くらいは損をしたなぁと感じました。
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だから苦手と言わずにかじってみましょう。
そして、自分の代わりに手を動かしてくれるコンピューターをどんどん活用して学びましょう。
若いうちにそれに気づいたら、人生の可能性はどんどん広がるはずです。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。