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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
たまに思い出して読んでしまう青空文庫の本の話、というものです。
自宅の本棚にある本を語っていくシリーズです。
今回は、本棚といってもバーチャルな本棚の話です。
電子書籍の代表格は、Kindleというイメージがありますよね。
他にもいろいろあるにはあるのですが、リアルの物販の世界の表で、
電子書籍のプラットフォームまで提供しているAmazonのサービスですから、
他と比べてずっと認知度が高いのだろうなと思います。
そういう商業的なサービスとはちょっと違うのが、青空文庫です。
書作権が切れた作品や、フリーで公開されている文献を、
ボランティアの力で電子化して公開しているのです。
このサイトに行って検索していくと、その場で読み出すこともできますし、
さまざまな人がリリースしているスマホアプリで、
縦書きで本をペラペラめくっていくようなイメージで読んでいくこともできます。
僕もスマホには青空文庫を読めるビューアアプリを入れてあって、
本をちょこちょこダウンロードして読んでいます。
今まで結構読んだのが石川拓木です。
石川拓木は北海道にゆかりのある人で、
明治の頃の北海道の様子を描いた短い文章が結構あるんです。
夏目漱石も読みます。
有名どころの作品も読みますが、割と気に入っているのが、
幸福という作品です。
恋愛関係のもつれから東京を飛び出した青年が、
やけっぱちになって山深い鉱山町に行って、
幸福になろうとする話です。
明治の幸福の話ですが、昭和の頃まで残っていた
大規模な産業の地外保険的な感覚が興味深くて、
なんとなく好きなんですね。
他にたくさん読んだのは、
岡本喜堂の反資取物帳です。
69本ある作品を多分全部読んだはずです。
江戸から明治に変わる頃の世相みたいなものが
織り込まれた探偵物で、読み始めると止まりません。
岡本喜堂はそれ以外にもかなりの作品が
青空文庫に収録されていて、ファンが多いのだなあと思います。
語り出すとキリがないのでこの辺にしますが、
昔の文豪と言われる作家の作品が結構収められていますので、
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スマホに青空文庫のリーダーアプリを入れておきましょう。
古い作品をサクッとダウンロードして読み出すのもいいものですよ。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。