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2022-12-04 05:35

#393 【刻】JD、B・T、都、帝国って暗号?/時刻表は読み物だからな(34)

時刻表は読み物だからな!(笑)

第34回です。

1988年の時刻表を眺めていたら、新幹線のページでちょっと気になる略号を見つけました。

興味がない人にはまったく面白くないと思うので、スキップしちゃってくださいね。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

「#351 【刻】くるくる回っている?/時刻表は読み物だからな(29)
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1pavcm/a-a8mq0ga

「令和の時代に必要なの?時刻表の世界/有隣堂しか知らない世界」
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#156 電車の時刻調べるならネットを見ればいいけど、時刻表は読み物だからな!(1)はじまりは有隣堂。
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1gdn10

#044 時刻表を語る
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1bf1t3

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、JD、BT、ニヤコ、帝国、暗号、時刻表は読み物だからな、の34回目です。
時刻表を読んでいくシリーズです。
今日は、時刻表1988年3月号復刻版の新幹線のページを眺めていました。
この頃は、東海道山陽新幹線の他に、東北上越新幹線もすでにありました。
JR発足後でもあるので、選区の名前の上に会社名が載るようになっています。
今では当たり前のことですが、当時は新しいというか、文社化でちょっとめんどくさいなぁという感じがしたのを覚えています。
まあ今でもめんどくさいですけどね。
もうちょっと前の時刻表を見てみると、新幹線のページがあります。
ん?って思いましたか?
新幹線といったら、東海道山陽新幹線のことを指していた時期は結構長くて、
時刻表の見出しにはあえて選区名が書かれていなかったんです。
そんなことを考えながら見ていたのですが、ふと目に入ったのが今回のタイトルにある文字列です。
JDとかBTとかニヤコとか帝国とかです。
おー懐かしい!と思いました。
当時は特急列車に食堂車が連結されていました。
もちろん新幹線にもあって、それはある意味日本の鉄道の食堂車の頂点みたいな存在でもありました。
特鉄の食堂車の営業を受け負っていた代表的な企業は日本食堂でした。
食堂車といえば日本食堂で、各地の大きめのターミナル駅にも日本食堂のレストランがありました。
特鉄を分割民営化するにあたって、食堂車営業も複数の会社が参入することになりました。
とはいえ、民営化の頃には鉄道の社用化は始まっていたので、複数の会社が参入したのは日本の鉄道の代表である新幹線で、
その後どんどん食堂車自体が廃止されていってしまうんですね。
JDというのはJダイナーという日本食堂系の子会社です。
BTというのはビュッフェ東京。
ミヤコというのはミヤコホテル列車食堂。
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帝国というのは帝国ホテル列車食堂。
さらにマルタマというのもあって、それはマルタマ食品という会社でした。
食堂車が徐々に廃止の方向に向かっていたこともあり、軽食が取れるビュッフェとか、
売店営業のカフェテリアが設置され始めていて、SPSという略語もあります。
これは新幹線パッセンジャーサービスの略でした。
さらにページをめくっていくと、上越新幹線にはジュラクというのもありました。
ジュラクTSSという会社です。
これ、なかなか味わい深いんです。
ジュラクといえば上野のイメージが強くないですか?
上野駅のすぐそばにあるレストランのイメージ。
上越新幹線は上野が始発でした。
というとちょっと違うんですが、その話は後日にして、
上野発着の上越新幹線の食堂車にジュラクが入るというのはなんだかそれらしい感じですよね。
当時はこれらの略語を見ると、民営化ってこういうことなんだなぁと思ったものでした。
世の中のニーズや運用の効率化、スマート化の流れで、
食堂車は一部の観光列車を除いてなくなってしまいましたが、
鉄道利用の形が変わってきた今は、スタイルを変えて再登場しないかなぁなんて思うことがあります。
役に立つか立たないかみたいな議論で物事を決めるのは、なんだか貧乏くさいなぁと思うんです。
そんな世相の移り変わりを考えるのも、時刻表を読んでいく楽しみなんですね。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクすぎでありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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