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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「キャッシュレスをきちんと考える。内容は現金を使わないという意味だけで考えていいのだろうか?」ということですね。
コロナ禍をてこに、キャッシュレスが普及しようとしている状況があります。
キャッシュレスは、文字通り現金を使わないという意味で捉えがちですね。
使うということだけに着目してしまいますが、実際にキャッシュレス決済だけで過ごしてみると、ちょっと違うことがわかってきます。
まず、銀行に行く必要がないというところです。
ここで言う銀行というのはATMのことです。
現金を引き出す必要がないというのは、思ったよりメリットが大きいんですね。
余分にお金を下ろしておくという感覚がなくなります。
それだけでも無駄遣いが減ったんです。僕の場合は。
キャッシュレス決済に合わせて家計簿アプリも使うようになりました。
スマホアプリを使うQRコード決済に絞ってみたので、使った金額がすぐに見られるから家計簿を付けやすくなったわけです。
これ、いずれはアプリ間連携が進んで自動的に家計簿が付けられるようになるのだろうなぁと想像しています。
要するにお金をデータとして活用できるようになるということです。
さらに面白そうな実験を始めたニュースを見ました。
買い物中にスマホアプリを使って自分で商品のスキャンをしておき、セルフレジで決済するというシステムが徐々に広まってきていますが、
この商品をスキャンするときに情報提供する仕組みを組み合わせるという実験でした。
これを使って食品アレルギーの警告ができるようにしてみるというデモだったんですね。
こういうのは最終的に現金を使うという発想では生まれてきません。
キャッシュレスはクレジットカードでもいいと思っている人も多いと思うんですが、それは現金を使うのと変わりません。
アプリを使うというのがポイントなんです。
そういう意味ではキャッシュレス決済ではなくアプリ決済というのが正しいのではないかと考えています。
アプリを使ったら様々な利便性が引き出せるというのが今日の気づきでした。
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ではまた。