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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「調べない人ってなんなん?」
話の内容は、「調べることは学ぶことである。」ということがテーマです。
どんなことでも、自分で調べるということが苦手な人って案外多いものだなぁ、と感じることがよくあります。
僕は調べるのが大好きで、小さい頃から図鑑とか辞典とか見るのが大好きでした。
そこから本好きになっていったんです。
家に本がたくさんあるからか、子供たちも小さい頃から本を見ればわかるはずという信念があって、
今はネットで調べれば学べないものはない、という姿勢になっているようです。
だからそんなことは当たり前と思っていたんですが、いろいろな人と付き合ってみるとどうもそうではないんですね。
とても気になるのは、「調べる」ではなくて、「教わる」という人が割と多いことです。
教わるというのは他人のリソースをアティンするということで、それにはコストがかかるのが当然なんだけれど、
人にタダで教わって当然と思っている人は結構いませんか?
これちょっと日頃あることで、違う角度から見てみるとこんな風になります。
電話で話すのが当たり前と思っている人、結構いますよね。
電話は他人の時間を拝借せざるを得ないツールです。
他人の時間の価値は、相手がその時に向き合っているシチュエーションによって変わるものです。
本当は緊急の要件ほど高くつくはずなのに、
何でも緊急といってタダで人の時間を平気で使うとんでもない人、結構いるわけですね。
自分で調べるということをやる人は、そういうコストに敏感なんです。
だから電話をかけてくる人をかける人が思っている何百倍も嫌っていたりするのです。
教わる前に調べる、教えてほしいなら対価を払わないと、
いつの間にか時間を搾取する悪人と呼ばれるようになりますよ、というお話でした。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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ではまた。