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2023-10-15 06:32

#708 【刻】今はグリーン車はあまりプレミアム感がないよね/時刻表は読み物だからな(77)

最近のJRのグリーン車は、なんだかプレミアム感がなくなっているよね。

という話をしています。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。


「#175 電車の時刻調べるならネットを見ればいいけど、時刻表は読み物だからな!(4)札幌発札幌行。」

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をご覧ください。

サマリー

最近のグリーン車はあまりプレミアム感がありません。時刻表では様々な種類のグリーン車が紹介されています。プレミアムグリーン車やグランクラスなど、様々なグレードが存在し、最上位クラスのサービスにも興味が持たれています。

00:03
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
最近のグリーン車の変化と種類
今はグリーン車はあまりプレミアム感がないよね
時刻表は読み物だからな、の77回目です。
日曜日は時刻表を読んで話しています。
ここでは割と昔の時刻表の話をしていることが多いです。
というのも、10代まで鉄道の機関区やら、工場やらがあるあたりで育ち、
国鉄職員でなければ人にあらずみたいな雰囲気の鉄道全盛時代から、
国鉄の解体と鉄道の省略時代を実際に見てきたので、
昔の時刻表を見ながら語ってみたいことがたくさんあるからなのですね。
まあでも、最近はどうなっているんだろうという興味ももちろんあって、
比較的新しい時刻表も開いて読んでみることがあります。
比較的新しいといったのは、最新を追うというほどの興味はないということでもあって、
新しい時刻表で持っているものは2022年6月号というくらいのものなのです。
そんなわけでパラパラめくって読んでいて、
ずっとグリーン車のマークに目が止まりました。
僕が乗ったことがあるグリーン車は、
函館青森間の初借りのグリーン車くらいです。
グリーン車ではありませんが、青函連絡船ではグリーン選出指定席をよく利用していました。
座席が広くて、比較的安価だったので気に入っていたのです。
まあそんな感じでグリーン車には縁がないのですが、
どうも最近はちょっと上のグレードの座席があるらしいということがなんとなく頭に入っていて、
具体的にどんなものがあるのだろうと思ったわけです。
JTB時刻表2022年6月号の最初のページを開きました。
このページにはこの時刻表で使われている記号の説明が載っています。
まずグリーン車というのは一般座席よりもグレードが高い座席のある車両ですね。
もちろんグリーン料金という特別料金がかかります。
ただ一口にグリーン車といっても結構いろいろなものがあるのです。
時刻表の記号ではグリーン車のマークは四ツ葉のクローバーみたいな形です。
このマークには正方形のものとそれを上下からつぶしたような長方形のものがあり、
長方形のものには葉っぱの部分が黒いものと白いものがあります。
長方形のものは一般的によく見る新幹線や特急などにある指定席のグリーン車です。
対して長方形のものは快速とか普通列車についているグリーン車で、
黒い方は指定席、白い方は自由席になっています。
僕のような偏境育ちには普通列車にグリーン車があるというのは全く想像ができなかったのですが、
首都圏の長い編成の通勤電車にグリーン車がついているのを見て、
そういうニーズもあるのだなと思ったものでした。
ここまでは昔から変わらずあるグリーン車です。
しかし今は他にも種類がありました。
グリーン車のマークの下に個室と書いてあるものがあります。
そうか、確かにそういうものもありそうだなと思いました。
さらにプレミアムグリーン車というマークがあります。
これはブリリアントカットのダイヤモンドを横から見たみたいな形のマークです。
プレミアムグリーン車とグランクラスの存在
JR東日本のサフィール踊り子という列車についている車両なのですね。
しかもサフィール踊り子は全車両がグリーン車以上ということで、
一般のグリーン車の一つ上のグレードがプレミアムグリーン車なのだそうです。
天窓があって開放感のある良い景色が見られる座席が特徴だそうです。
そして新幹線にはグランクラスというものがあります。
このマークは六角形の形に三角形を配置して、中心部分を丸く切り取ったような感じのマークです。
うまく言えないですけど。
これは飛行機で言えばビジネスクラスみたいな感じのシートやサービスが受けられるものですね。
ただ、これにはアテンダントサービスがあるものとないものがあります。
最上位クラスなのにアテンダントがいないケースがあるというところが、
いろいろな問題を物語っているようでちょっと面白いですね。
まあ、こうやって上には上があるという新しいグレードを見ると、
一般のグリーン車がなんだかミスボらしく見えてきますよね。
実際、東海道新幹線にはグリーン車が3両もあって、
しかもあまりマナーの良くないお客さんも乗っているということで、
多少の残念感がある状況もあるようです。
プレミアム感をつけるには、もっと座席間隔を広げるとか、
グリーン車の利用客以外は入れないようにするようなことが必要で、
でもそうすると輸送料や利便性、
非常時の安全性に問題が出てしまうというジレンマがあるのでしょうね。
まあ、これは社会が豊かになったことと表裏一体で、
なかなか最適解が出ない問題なのだろうなと思います。
というわけで、今やグリーン車というだけでは
普通車に毛が生えたという程度で、
あまりプレミアム感がなくなってしまったように感じるのですね。
今回は、今はグリーン車はあまりプレミアム感がないよね、
という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、
常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
06:32

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