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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「占いは嫌いだったけど、興味の先は繋がっていた。先制術と雲雲心理学」というものです。
月曜日は、自宅の本棚にある本の話をしています。
今回本棚から取り出したのは、リズグリーン著、先制術と雲雲心理学です。
この本の内容について、深く語るのはちょっと難しいので、この本に興味を持ったいきさつの話をします。
僕が最初に心理学を学んだのは、10代の頃でした。
選択科目の中に心理学という講座があり、それを受講したのが始まりです。
講義の内容は心理学というよりカウンセリングで、思ったのとちょっと違うなぁと思いつつ、それはそれで面白い世界だなと思った記憶があります。
それからずっと全く関係のない世界で暮らしてきましたが、
40代の頃にメンタルの不調に陥ったことをきっかけに、少し真面目に心理学の基礎的な勉強をすることにしたのです。
その時に特に興味を持ったのがユング心理学でした。
ユング心理学には原型というものが出てきます。
原型は、人類に共通する心の動きのパターン、イメージ、そして情緒を伴うものというふうにまとめられるようですが、
僕はこの人類共通性みたいなものをとても不思議に思いました。
ありそうな気もするけれど、まるっきり文化の違うところでそう言えるのかどうかはちょっと保留したいという感じでしょうか。
ただ、例えばお母さんのイメージというのは共通性が高そうな気がして、
生まれてから死ぬまでみたいなことは、どこの地域でも変わらないものかもしれないなぁとも思いました。
まあ、みんなお母さんから生まれてくるものですからね。
もう一つ共通かもしれないと思ったのは、空を眺めることでした。
どこにいても、どの時代でも、空の星を眺めるというようなことは必ずやっていることだろうと考えたのです。
僕は心理学への興味からユングに入ったので、やたらと先制術とか錬金術とか魔術とかが出てくるのにはちょっとびっくりしたのですが、
時代背景とかユングが生まれ育った場所の文化的背景を考えると当然で、
逆に言うと、それだけ先制術というのは当たり前に定着しているものでもあるのだなぁと思ったんですね。
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そんなことが西洋先制術を学び始めるきっかけになりました。
それでこの割と重厚な本も本棚には入っていて、たまに開いて読んだりするんです。
何を言っているのかよくわからないなぁと思うこともありますが、
そういう本を読むのも楽しいなぁと思ってしまうところが、本好きってことなのかもしれないなぁと思いますね。
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千葉直樹でした。ではまた。