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2023-03-12 04:14

#491 【刻】急行がどんどん特急になった頃/時刻表は読み物だからな(46)

時刻表は読み物だからな!(笑)

第46回です。

1982年11月の時刻表を見ながら、急行列車を特急列車に格上げしていった経緯について考えてみます。

興味がない人にはまったく面白くないと思うので、スキップしちゃってくださいね。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

時刻表復刻版1982年11月号
https://amzn.to/3IKYPzO

「#351 【刻】くるくる回っている?/時刻表は読み物だからな(29)
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1pavcm/a-a8mq0ga

「令和の時代に必要なの?時刻表の世界/有隣堂しか知らない世界」
https://youtu.be/A_gzRkM3YeM

#156 電車の時刻調べるならネットを見ればいいけど、時刻表は読み物だからな!(1)はじまりは有隣堂。
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1gdn10

#044 時刻表を語る
https://anchor.fm/82661/episodes/ep-e1bf1t3

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回のタイトルは、「急行がどんどん特急になった頃。」というものです。
日曜日は時刻表を読んでいます。
前回は、東北上越新幹線が開業した頃の、便利になったようで、そうでもなかったという話をしました。
その当時のことを調べるために、1982年11月の復刻版時刻表を入手したのでした。
この時期の時刻表を読んでいると、収益を上げるための苦労を感じます。
当時、L特急というのが随分走っていました。
運転法数が多く、比較的短距離を結ぶ特急で、始発駅を毎時00分発車みたいな感じで、決まった時間に出発できるような設定になっていました。
それまでの特急は、長距離を走る優等列車でしたから、都市間を結ぶかなりライトな特急列車という感じでした。
特急は今でもそうですが、使用する車両が特別仕様です。
L特急も特急仕様の車両が使われましたが、路線の電化と合わせて新造の特急型電車が投入されることが多かったようです。
僕は当時は朝日川に住んでいて、朝日川札幌間のビジネス特急というイメージに憧れを持っていたものでした。
運転本数が多かったこともあり、札幌日帰りで仕事ができるというのが売りでした。
まあそんな風に速い列車が走り始めた感じなのですが、これには裏もあって、当時たくさん走っていた急行列車を置き換えて増収を図るという側面もありました。
古い車両を使って運転していた急行列車をリニューアルして高い料金を取るわけですね。
その施策は割と当たってかなりの需要喚起になったのではないかと思います。
この時代から徐々に急行列車は姿を消し、今はほとんど見なくなってしまいました。
優等列車としての特急のイメージは今はなくなって、グレードという意味では特急から急行への格下げとも言えるかもしれません。
その代わりに特にハイグレードな観光特急が現れて、スピードアップとは別の鉄道の楽しみ方ができるようになりましたね。
鉄道の役割は近郊の生活用、中距離の移動、観光、そして貨物輸送の3つに集約されつつあるようです。
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地方交通としての鉄道が切り捨てられる状況は50年前の急行の特急格上げからの流れでもあるのですね。
こう考えた時、現在のJR7社の運営体制は大きく見直しをする時期に来ているのかなぁと思ったりもするのです。
読書と編集ではITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については概要欄のリンクから、または読書と編集と検索して猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。
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