スマホの使いにくさ
にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、様々な話をしています。
今回お話しするのは、
スマホの駄目なところは手に持たなければならないこと、というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
寒くなってきましたね。
今年の夏は、北海道もかなり暑くて、9月半ばまでは暑さに耐える日々でしたが、
その後は急速に涼しくなり、とうとう雪が降るようになりました。
今の時期に雪が降るのは、別に驚くことではありませんが、
あれだけ暑かったことを考えると、なんだか不思議な気持ちになります。
僕は週に2回は、夜に出かける用事があります。
夏の間はまだ明るいうちに出かけられるのですが、
今は家を出る頃にはすっかり暗くなっています。
暗くなってから家を出るのは、昔からかなり億劫なのです。
で、日が重いなぁと思いながら外を歩きながら、スマホを使おうとすると、手が冷たいのですよね。
これから冬の間は、外ではスマホを使うのに難儀します。
冬が来るたびに、手で持たなくてもいいソリューションは生まれないのかなと思います。
縦長画面の問題点
まあそんな観点で見ても、スマホはあまり良いユーザーインターフェースではないと思うので、
それ以外にもスマホはダメだと思うことがあります。
慣れてしまったので当たり前な感じがしますが、
はてながの画面はイマイチだなぁと思うのです。
これ、YouTubeショートを見ていて思ったんですね。
いや、スマホで見ている分には片手でスイスイ見ることができて便利なんですよ。
でもこれをテレビで見ると、画面の大半が黒くて真ん中に画像が出る形になりますよね。
スマホ世代の方々は当たり前だと思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてくださいよ。
人の目は横に並んでいるじゃないですか。
ということは視野は横に広がっているわけです。
そういう観点で見たら、画面は横長の方が見やすいはずなのですね。
もちろん単純に言えることではなくて、
スマホは文字を読むことを前提に縦長画面で情報量を絞っているから良いのだということもできるのですが、
そもそも片手で持つことを前提にしているから縦長なのですよね。
ゲームが横長に持つことが割とあるのは、
両手操作が前提ということもあるでしょうけど、
やっぱり視野を広く取りたいからなのではないかと思います。
細かい情報を効率よく受け取るためには、やっぱり横長が良いのでしょう。
YouTubeショートはTikTokの影響を受けたスタイルなのですが、
実は片手持ちのスマホに過剰に適応したユーザーインターフェースだということもできます。
もしも手が自由になるユーザーインターフェースが使えるようになったら、
見やすい横長画面が当たり前になるような気がします。
スマホのスタイルは、片手で操作するためにとても優れた形になっていると思います。
でも、iPhoneが出てきてからすでに15年以上が過ぎていて、
そろそろ次のスタイルが見えてきてもいい頃ではないかと思うのです。
でも、何がデファクトスタンダードになるとかはまだまだ無知数ですね。
なんとか手を使わなくて済むようなユーザーインターフェースが生まれてほしいです。
そうすれば、手がかじかんでスマホが使えないなんてこともなくなるし、
謎の縦長画面もなくなるでしょう。
そういえば、昔変な縦長の動画があったよねって懐かしく語るときが来るかもしれません。
でも、僕の年代になると、生きている間に実現されるかなーなんてちょっと悲観的な気持ちになってしまうんですよね。
寂しい話になってしまいました。
今回は、スマホのダメなところは手に持たなければならないこと、という話をしました。
今日はここまで。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ストア化でITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから見に行くことができます。
コメントはリッスンで、文字で読みたい方はノートをどうぞ。
どちらも概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。