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2024-03-15 08:39

人生で最初で最後。音楽の喜びとまたとない高揚感を覚えた恩師との再会

母校の演奏会に行って、
高校生の時の眩しい大事な時間を鮮明に思い出しました。

他のものより興奮して喋ってしまいました。

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#魂若返った
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おはようございます、なっちゃのです。今日はですね、音楽と私の人生最大の高揚感の話をさせてもらいたいと思います。
私、小学校1年生ぐらいからピアノをやっていて、中学校と高校生で水素学部だったんですね。
友人がプロの指揮者とか作奏ニュースとかがいて、その人たちに会いに行ったりとかの意味もあって、今でもクラシックを聴きに行ったり、ジャズバーみたいなところに行ったりするのが好きなんですね。
音楽全然詳しくないんですけど、好きは好きなんです。
昨日ですね、私の高校生の時の母校の水素学の演奏会を聞きに行ったんですね。
顧問の先生も変わっていなくて、変わっていなくてというか、今回が最後の演奏会ということで行ったんですけど、立ち姿が当時そのままで凛とされてて柔らかくてとにかく温かいような先生なんですね。
その先生は海軍の音楽隊で指揮されている人、もともと指揮されている人だったんですけど、ひょんなところでうちに来てくれて、もともと芸大の指揮科卒で小沢誠二の恩師的な人に指示してたスーパーな人なんですね。
ちょっと恩師自慢なんですけど、芸大って何においても芸術を志す人にとっては超難関でツボぞろいなわけじゃないですか。
美術では横山大幹とか岡本太郎とか、音楽では坂本隆一とか千住明とか、とにかくこの日本最高峰の芸術の宝庫みたいな場所だと思ってるんですけど、そんな芸大の中でも指揮っていうのは特に1年に2人しか指揮科の生徒になれないって言われてるんですね。
そこを出て海軍で指揮されて、なぜだか吹奏楽弱小の私の母校で指揮を振られているわけですね。
もう少し恩師自慢したいんですけど、3年前に秋の序訓、天皇陛下とかに越見される賞を受賞されたらしくて、とんでもない人だなーって改めて思ったんですけど、
とにかく伸び伸び音楽を楽しむことをモットーに指揮を振られる方で、本当にもうヘッポコな中学生だろうが高校生だろうが、一人一人に目を合わせて指揮とか音楽のテンションを伝えてくれて、奏者としては節子が伸びる気持ちになるんですね。
その方、ホルンフキなんですけど、ホルンでも何かの主席か何かで卒業されているらしいんですけど、私もホルンフキだったんですね。
自主練習とかしてると立ち止まって聴いてくれて褒めてくださったりするんですよ。
いい音だねとか響きのあるすごくいい音とかっていうふうに。
弱小校にいるんだから絶対大したことないわけですね。こんな位置、別に演才教育を受けてもいない中学生から始めただけの演奏、ホルンフキなんていっぱいいるので。
絶対大したことないんですけど、それでも音楽が好きなことっていうのが伝わったのかもしれないし、とにかくひたむきに練習してたのが伝わったのかもしれないなと思うんですけど。
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吹奏楽とかオケとか、奏者は指揮者に飛び込んでいく気持ちで演奏するんですね。
少なくとも私はそういう気持ちなんですね。
一人一人このぶつかり合いが指揮者によってまとまって大きなうねりになるみたいなイメージなんですけど、
それを大きなうねりを受け止める力のあるところの深い指揮者の方だなというふうに思っています。
うちは吹奏楽が弱小で、当時というか私がいた時代はですね、とにかく弱小で、県の予選配帯が常連校だったんですね。
吹奏楽コンクールって出場校全てに金、銀、銅が割り当てられるんですよ。
例えばだから30校予選に出てたとしたら、金賞10校、銀賞10校、銅賞10校みたいな感じで全てが割り当てられるんですけど、
金賞の中でも次のステージに行ける金とそうじゃない金、つまりダメ金って言われたりするんですけど、金の中でも2つあるんですね。
うちは金どころか銀の常連校だったわけですね。本当に予選の中で中の中なんですよ。
だから全体から見たらだいぶ下ですね。全体というか本当に日本の全国吹奏楽コンクールとかで考えるとだいぶ下だったんです。
私が高校生になる前に2、3年前ぐらいに今の恩師がうちの高校で式を振り始めたんですけど、私が高校2年生の時にいつもここで修了する県の予選で金賞を取れたんですね。
それもダメ金じゃなくて次に行ける金賞だったんです。
県本選に行ってまた次に行ける金を取ったんですね。そして東関東大会でこれまで金賞を取ったんですね。
でも東関東大会の中で月の切符を手に入れられるのは上位の3校までで、うちは4位だったんです。
そこの上に行けたら北日本大会、それを抜けられたらようやく全日本大会っていう風になっていく。
全日本大会は野球でいう甲子園みたいな感じですね。とんでもない道のりの真ん中で終わってしまったというかいや真ん中まで行けたんですね。
このバラバラの個人個人がまとまっていく一体感みたいなもの、一体化する圧倒的な高揚感みたいなものはもう私そこで初めて感じたんですね。
それが次のステップに行ける金賞を取れたりとか認められたっていうことがとんでもなく嬉しかったんですね。
今まで生きてきた中で最初で最後かなっていう感じなんですけど。
この前ちょっと別の話で元AKBの前田あっちゃんがコンサートやってた時の気分の高まりはもうないだろうみたいなことをテレビでおっしゃってたんです。
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あんなトップアイドルの高揚感は全く別の景色なんでしょうけど、それでも私はあの時のこれほどにない喜びとか音楽でまとまっていることの嬉しさみたいなものは本当に最初で最後ぐらい圧倒的なものがあったんですね。
私にとってはいつまでも大切にしたい時間ではあるんですけど、またテレビの話で今さよならマエストロっていう西島秀俊さんと足田マナちゃんのドラマがやってますけど、今期一番好きなドラマなんですね。
やっぱりあれっていうのは似たような構図っていうかドラマ的にはああいうのが楽しめる構図だと思うんですけど、もう予算が割り当てられてもいない弱小オケが名門の指揮者によって、それが西島秀俊なんですけど、
巨匠マエストロによって音楽を楽しんでいくみたいなドラマなんですけど、それがやっぱり好きっていうのはあの音楽の高揚感、一体化する高揚感を思い出せるからじゃないかなって。
私あんまりソロの演奏とか聞いてそんなに興奮しないんですよ。オケとか吹奏楽とかジャズでもいいんですけど、一体感があるようなものがすごく好きっていうのは多分そういうことであのドラマも好きなんじゃないかなっていうふうに思っています。
でですね、昨日の演奏会の終わりに恩師に挨拶して、10年ぶり以上でね、なだたるというか数々の卒業生を見送ってきているわけで、吹奏楽なんか特に人数も多いので、
ほぼ忘れられてるだろうというか挨拶されても困るかなぐらいに思ってたんですけど、顔見た瞬間覚えてくださっている以上のものを感じたんですね。
当時私が住んでたところとかも覚えてくださってて、またあんたの演奏で指揮振らせてくれよとかも言っていただいて、なんかなんて偉大なのにこんなにも奇策なんだろうっていうふうに思って、
そんな恩師の作り出す音楽のうねりの中にいられて本当に本当に幸福だったなっていうふうに思いました。
そんなことを思い出せてもらった1日だったので、ちょっとこんなふうに喋ってみました。
それではまた。
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