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2022-12-26 12:01

#1658 コラボ演奏をしてみての気づき② from Radiotalk

#1658 コラボ演奏をしてみての気づき②
・歌に伴奏を後のせする難しさと楽しさ
・コラボすることで潜在能力を引き出してもらえた


参照リンク
✔︎【コラボ演奏】スペイン語で数え歌。Cuenten conmigo(Vo: けせらさん)
https://radiotalk.jp/talk/924784

#202212n
#コラボ演奏
#カホン

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はい、こんにちは。漫画家のなおくんでございます。よろしくお願いします。ということで、今回はですね、コラボ演奏をしてみての気づき第2弾ということで話していきたいとおもいます。
はい、ということでですね、あの 今回ですね、ケスラさんのスペイン語の数え歌にですね
歌本を載せるということで、コラボ演奏企画の第3回目っていう感じですね。ケスラさんとのコラボとしては第2回目っていう感じなんですけれども
ありがたいことにですね、歌の音声を使わせていただいて、そこに歌本を載せて自分のチャンネルでアップロードさせていただきました。本当にありがとうございます。
で、そこでですね、あのコラボ演奏をしてみて、気づいたこと、もしくは自分の中でこれ学びになったなっていうことを自分の微暴録がてらですね、
あとシェアする意味も込めてですね、ここで言語化しておきたいなというふうに思って収録しております。
はい、ということで、先に結論から述べておくと2点あります。コラボ演奏をしてみての気づきということで、今回
ポイント2つありまして、1つ目がですね、
歌に伴奏を後乗せする難しさと楽しさということ。2つ目がコラボをすることで自分自身の潜在能力を引き出してもらえたということがあります。
はい、コラボ演奏してみての気づきとしては2つありまして、もう一度言うと1つ目が歌にですね、アカペラの歌、今回やらせてもらったんですけれども、最初に歌があってその後に伴奏を乗せるっていうのはあんまり普通ないんですけど、
まあそれをやることによってその難しさ、そしてその楽しさっていうのを学んだということ。
2つ目がコラボをすることによって自分一人では決してできないこと、自分にこんな能力があったんだということに気づかせてもらえたというか、自分の潜在能力を引き出せてもらえたということですね。
こういったことに気づけたということでございます。ちょっとそれぞれね詳しく説明させていただきたいと思います。
まず1点目ですね。歌に伴奏を後乗せする難しさと楽しさということです。
はい、これは以前の放送でも言ったんですけれども、またちょっとね、再度同じような話の繰り返しになっちゃうかもしれないんですが、改めて感じたので、ちょっとそれをもう1回改めて整理して言語化してみたいと思いますが、
一般的な音楽制作とかだと、基本的にそのドラムトラックから収録するんですよね。メトロノームっていう基準となる、ガイドとなる機械的なテンポがあって、そのメトロノームのクリックって言ったりするんですけども、
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カチッ、カチッ、カチッ、カチッとかですね、そういう一定のテンポがあって、そのテンポのクリック音、メトロノームの音を聞きながら、それに合わせてまずドラムトラックをズンズン、タンズン、ズンズン、
タンズン、タカドコドコドコ、ズンズン、タンズン、ズンズン、タンズン、ズンズン、タンズン、タカダカダカダカ、みたいな感じで、先にドラムトラックを録って、その後にベースを録って、みたいな感じで、
その伴奏から先に収録していって、そのプレイヤーは基本的にメトロノームの音、
プラス伴奏の音を聴いて収録するので、もう本当にテンポが一定のものが作られますし、歌の人は最終的に伴奏が出来上がった上で、要はカラオケみたいなものがあった上で歌を歌うっていう、そういうスタイルが普通なんですね、音楽制作の場では。
今回僕がやった手法っていうのは、アカペラの歌があって、そのテンポの基準もない歌い手さんが本当に自分のテンポで歌われた歌に対して、後からリズムトラックを載せるっていうね、
一般的な音楽制作、この現代的な音楽制作のやり方ではですね、全く考えられないアプローチでやってたんですけども、
それはね、すごく僕にとって新鮮な体験だったんですよ。でもね、これ冷静に考えたら別にそんなにおかしなことではなくて、歌が元々あって、歌って本来歌なんですよね、何言ってるかっていうと、別に楽器なくても歌えるじゃないですか、誰もが鼻歌を歌えるし、誰もが歌を歌える、それには別に伴奏なんかないし、それが本来の姿なんですよね。
その後に伴奏を載せるっていうのは全然おかしなことではないんですけれども、やっぱりどうしてもその現代的な音楽制作の一般的なやり方っていう、そういう常識に縛られてしまうと、やっぱりそれってなんか少し違うことなのかなって思ってしまうんですが、それが逆におかしいことなのかもしれないなってことに気づかされたんですね。
収録された歌に対してアカペラの歌というか、もしくはそのテンポの基準がない歌に伴奏を載せるというのは結構ね、最初は難しかったんですよ。で、今回の数え歌に関しても、やっぱり何十テイク、まあ何十テイクは言い過ぎかもしれないけど、10テイク以上は録ってやり直してるんですよね。
もちろんその途中の段階で出してもよかったんだけど、なんかこう、やっぱりタイミングが微妙にずれるんですよね。それは何でかっていうと、もともとの歌が当然なんですけども、アカペラで自分のテンポで歌っている歌なので、例えばカウントですよね。普通だったら、1、2、3、4、ドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥンド
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どこで始まるのかなっていうのを、何度もやっていきながら、ここで始まるなっていうのを聞き直して覚えていくんですね。なんかゲームをやっているような感じなんですね。
なんかゲームも初見殺しみたいなのがあるんですけども、そういうのは何度もやっていくうちに、このタイミングでこうくるなっていうのがわかってくるんですよ。それと同じように
歌が始まるタイミングと一緒にドラムを、歌本を叩き始めるっていうのも何度かやっていくと、ここでくるなっていうところでパーンって叩き始められるので
何言っているのか伝わってますかね。そういうことが結構難しかったんですよ。 まあそういった、普通の一般的な音楽制作では味わえない
難しさがあって、それが最初は結構大変だったんですけども、何度もやっているうちにだんだん面白くなってくるんですよね。
まったくそのガイドのない中でテンポを合わせるっていうのはね、なかなか体験できないことだし、それはなんかね
すごく、なんというか、本当にゲームをやっているような感じで、すごく新鮮な体験でしたね。それが難しさでもあり楽しさでもあるという感じでしたね。
あとね、やっぱり歌い手さんがテンポとかを気にせずに歌った歌に対して、後から伴奏を乗せると、僕の感覚ですけどすごくね、ナチュラルな作品になるような気がしてるんですよね。
さっきも言ったように、普通に真面目に音楽を作ろうとしたら、やっぱりメトロノームを聴いて先にリズムトラックを入れてから作るので、どうしても
本当に定規で線を引いたような歌になりがちなんですね。定規で線を引いたような音楽になりがちなんですよ。
当然ですよね。それはメトロノームに合わせてるから、みんなちゃんとテンポが一定だし、それはそれで美しいのかもしれないですけども、でも定規で弾いた絵が全部綺麗かって言ったらそうではなくて、
フリーハンドで自由に伸び伸びと書いた線が味があるっていう絵もたくさんあるじゃないですか。歌もそうあるべきで、やっぱり
歌もメトロノームに合わせないで、自由に歌った歌にそれで後から伴奏を乗せると、本当にその歌い手さんが自由に歌ったものが作品になるので、その方が本来の音楽っていう意味で考えると自然なものであって、
そういう作り方をするっていうアプローチはあんまりないと思うので、そういう作り方ができたのはすごく良かったし、
これからもそういう作り方で、いろんな方ともしコラボができるんだったらやってみたいなっていう、そういう可能性を感じさせてもらえたっていう意味では、すごく自分の音楽家としての経験としてもすごく大きな学びを得られたなっていう
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ことがありました。ということで一つ目が歌に伴奏を後乗せする難しさと楽しさということでございます。
2つ目の点ですね、コラボ演奏してみての気づき2点目が、コラボすることで潜在能力を引き出してもらえたということですね。
先ほどの話とつながる部分もあると思うんですけれども、コラボをすることによって自分一人では決してできないことがですね、たくさんできるようになったという、そういう感じがしてるんですね。
例えばですね、歌い手さんの歌に合わせて歌本を叩いていくと、この歌を良くするにはどういうふうに叩けばいいんだろうっていうふうに考えることによって、ただ一人で練習しているだけでは絶対に思いつかないような叩き方とかアイディアがどんどん出てくるんですよね。
例えばですね、ケセラさんの歌に合わせてやってみたこととしては、指をロールっていうんですかね、スペイン語ってそういうニュアンスがするなって僕は個人的に思っているので、そういうアプローチでするとスペイン語に合うんじゃないかっていう、なんとなくその感じでやったんですけども、これはね、一人でやってたら絶対に考えつかないアプローチだったなっていうふうに思っているので、
そんな感じのアイディアが本当にケセラさんだけではなくて、mimiさんとやった時も、mimiさんの曲にコラボさせていただいた時もそういうアイディアがたくさん思いついたし、これは本当に他の方とコラボすることによって自分の中にあるはずだったんだけど、なかなか一人だけでは思いつかないような潜在的なアイディアだったり能力とかをたくさん引き出してもらえたなっていうのはあります。
そういった双方であったり、あとノリですよね、そのリズムのノリ、これやっぱりあのさっきの話にも通じるんですけれども、メトロノーム間にやってるだけでは絶対に生み出せないこのノリっていうのは、やっぱり歌い手さんが、歌い手さんの呼吸であったりだとか歌のリズムに合わせることによって、自分のこのノリも、自分こんなノリが出せるんだっていうことに気づかせてもらえたりっていうのは、それはね、
メトロノームがないからこそできるこのノリなんだなって、これはすごい新しい発見でしたね。
制作のプロセスっていう意味でも、自分自身の潜在能力を引き出せてもらえたっていう点でもすごく面白い体験でした。
あとはサムネイルのイラストですね。サムネイルのイラストも僕が描いてるんですけれども、これもやっぱり歌い手さんとコラボしたからこそこういうイラストが描けたっていうのもすごく大きな点でした。
ということで、コラボ演奏してみての気づきというお話でした。
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