1. なおくんのラジオ遊び
  2. #2532 【歴史】リコーダーの全..
2024-07-09 12:01

#2532 【歴史】リコーダーの全盛期から現在まで from Radiotalk

#2532 【歴史】リコーダーの全盛期から現在まで
①リコーダーの全盛期
②リコーダーの衰退
③リコーダーの復権
④教育用リコーダーとして
====

①リコーダーの全盛期
・バロック時代はリコーダーは花形楽器のひとつ
・室内楽、教会音楽

②リコーダーの衰退
・古典派時代: オーケストラ音楽の発展
・リコーダーは大音量や強弱を出すのが難しい
・次第に活躍の場がなくなってオワコン化していく

③リコーダーの復権
・20世紀初め: 古楽器ブーム
・バロック音楽を当時の楽器で再現

④教育用リコーダーとして
・日本: 1960年ごろから小学校で使われ始める
・その他の国: ドイツ、アメリカ、イギリスなど
・日本のようにみんなが習う感じではない

#202407n #リコーダー #歴史

サマリー

リコーダーの全盛期から現在までについて話しています。リコーダーはバロック時代に花形楽器でしたが、古典派の時代にはオーケストラでの活躍の場を失い、衰退しました。しかし、古楽器ブームをきっかけに復権し、現在では教育用楽器として使われています。

リコーダーの前世期
はい、お疲れ様です。なおくんです。ということで今回のテーマはこちらです。ドドン!
リコーダーの全盛期から現在まで、よいしょ!
はい、ということで今回はですね、リコーダーという楽器の歴史についてね、簡単にお勉強していきたいと思います。
興味がある方は聞いていってください。
ということでですね、僕はですね、このリコーダーという楽器を不当したきっかけで始めて、大人になってから始めて、
もう1年3ヶ月ぐらい経とうとしているわけなんですけども、
そもそもこのリコーダーという楽器の歴史についてね、ちゃんと調べてみようと思って、
ざっくりとですけど、インターネットで調べてきましたので、ちょっとそのあたりの知識を共有したいと思って収録しております。
皆さんね、一般的にリコーダーといったらどうでしょうか?
イメージ的には小学校でやるような子供用の楽器だよね、みたいな、そんなね、今捉えられ方をしていることが多いと思うんですけれども、
実はですね、非常に歴史のある楽器なんですよ。
なのでその辺をね、今回ね、簡単にですが解説していきたいと思います。
ということで、リコーダーの歴史、ざっくり分けてね、4つのフェーズがありますので、
今回はその4つのフェーズに従ってですね、簡単に解説していきたいと思います。
先に4つ言っておくと、1つ目がリコーダーの前世期、2つ目がリコーダーの衰退、3つ目がリコーダーの復元、4つ目が教育用リコーダー。
はい、この4つのフェーズに分けて話していきたいと思います。
それではまずですね、1つ目、リコーダーの前世期について話していきたいと思います。
このリコーダーというのはですね、今でこそ、小学生の頃にちょっとやるような楽器だよね、みたいなイメージの楽器ではありますけれども、
かつてはですね、リコーダーがですね、花形楽器だった時代というのがあったわけですね。
今でいうバイオリンであるとかフルートとか、そういうオーケストラとかね、そういう大きな楽団で主役級の活躍をしている楽器たちがあるように、
リコーダーにもそういうような時代があったわけですね。
例えば言うならですね、今は世界の中心はアメリカじゃないですか。
世界の中心といえばアメリカ、もしくは中国であるとか、そういったイメージがありますけれども、
かつてはですね、世界史を振り返ってみるとスペインがイケてた時代もあったわけで、イギリスがイケてた時代もあった。
そういったね、過去にはこの国が主役だったみたいな時代があったように、楽器にもそれぞれそういう変遷が多少なりとあったわけですね。
そんな感じでね、昔はリコーダーが割と結構ね、花形楽器の一つだった時代があったわけですね。
それが具体的に言うとバロック時代、バロック音楽の時代というふうに言われています。
バロック音楽の時代というのは具体的にその年代で言うとですね、17世紀から18世紀の半ばぐらいなので、1600年から1750年ぐらいの時期ですね。
これを一般的にバロック音楽の時代というふうに言います。
作曲家としてはですね、パッヘルベルとかですね、あとはバッハ、この辺りの作曲家が有名ですね。
この頃の時代にはリコーダーのための曲、名曲というのがかなり作られたそうです。
このバロック時代はですね、主にどういった音楽が主流だったかというとですね、室内楽であるとか、あとは教会音楽、そういったものがですね、主流だったそうです。
室内楽というのは王様とかですね、貴族のために音楽を作って演奏するみたいな。
お城とかで貴族たちのために、貴族のパーティーでBGM代わりに演奏するみたいな、そんな感じのイメージですね。
あとは教会音楽ですね、キリスト教を中心としたそういった教会で、オルガンとか鳴らしたりとかするじゃないですか、そんなような感じで音楽が演奏されるみたいな。
そういった感じで音楽は演奏される機会が多かったようですね。
そういった中でリコーダーがメロディーを吹く楽器として、割と花形楽器であったそうですね。
ちなみにね、今フルートっていう横笛があるじゃないですか。
このフルートっていう名前が昔はリコーダーのような縦笛のことをフルートって言っていたそうですね。
なので本来フルートっていうのは縦に吹く笛のことだったんですよ。
その横笛のフルートのことをフルアウトトラベルゾっていう風に昔は言ってたそうで、横向きのフルートみたいな言い方をしてたんですね。
それがだんだんフルートといえば横向きのものみたいな感じになっていったそうなんです。
要はフルートの元祖はリコーダーだったというような感じですかね。
それがリコーダーの前世紀であるバロック時代の話でございました。
次のフェーズ行きましょう。
リコーダーの衰退
次はリコーダーの衰退について話していきたいと思います。
2つ目のフェーズ、リコーダーの衰退。
そんな花形楽器だったリコーダーがですね、衰退してしまいます。
バロック音楽の次の時代の古典派と呼ばれる時代に移り変わるとですね、次第にリコーダーがですね、だんだん影が薄くなってきます。
古典派というのはですね、そのバロック時代の次の時代の音楽で、モーツァルトであるとか、あとベートーベンとかそのあたりの作曲家が活躍した時代になってきます。
どうしてリコーダーが衰退していったのかというとですね、この時代になるとですね、
バロック時代はですね、室内楽であるとか教会音楽みたいな、そういう割とこじんまりとした室内で演奏されることが多かったんですけれども、
だんだんオーケストラみたいな感じで、大人数でよりたくさんのお客さんの前で演奏するような機会がですね、増えていったわけですね。
たくさんの聴衆の前で、たくさんの人たちで楽器を演奏するみたいな。
そうすると音量、音の大きさがですね、必要になってくるわけです。
そうなるとリコーダーというのはですね、あんまり大きな音が出せない楽器なので、オーケストラの楽器としてはですね、ちょっと不向きになってくるわけですね。
それに対してですね、フルートとかですね、バイオリンとか大きな音が出せる楽器がオーケストラのメンバーとしてどんどん活躍の場を広げていくわけです。
そうするとリコーダーというのはだんだんだんだんその、お役御免というかですね、フルートがいればいいよねみたいな感じで、だんだんその活躍の場を失われていって、オアコン化していくわけですね。楽器としてね。
リコーダーってもう、あれ昔リコーダーいたよねみたいな。リコーダーオアコンになっちゃったよねみたいな感じで、消えていくわけですね。
リコーダーというのはですね、大きな音が出せないっていうこともそうですし、あと強弱が付けづらいんですよね。
その一つの楽器の中で大きな音を出したり、ちっちゃな音を出したりっていうその音の強弱を出すのも難しいので、なかなかねこのオーケストラで活躍をするのは難しかったということでございます。
じゃあ次のフェーズいきましょう。リコーダーの復権ということですね。
リコーダーの復権
一時期衰退してね、完全にオアコン化してね、もう古い楽器となってしまったリコーダーなんですけれども、このリコーダーがですね、またリバイバルブームを起こすことになります。
例えばだったらね、映るんですかね。リバイバルブームになってますよね。
映るんですっていうね、使い捨てカメラがね、90年代の末に流行ったんですけども、それが一回消えたんですが、ここ最近ね、逆にフィルムカメラいいよねみたいな感じで、この使い捨てカメラが最近ちょっとリバイバルブームになってるんですよ。
そんな感じでね、一回オアコン化したものもまたね、逆に新しいよねみたいな感じで復活することありますよね。
そんな感じでリコーダーもね、復権、復活したわけです。
それはどういうことかというとですね、20世紀の初め頃、つまりですね、今から120年ちょっと前ですかね、1900年代初め頃に古楽器ブームというのがね、起きたそうですね。
古楽器というのはですね、古い楽器、古い楽器と書いて古楽器って言うんですけども、この古楽器を見直そうみたいな、そういうムーブメントがあったようでございます。
で、これはどういうことかというとですね、バロック音楽、要は先ほど申し上げましたように、バッハであるとかパヘルベルなどが活躍した時代の音楽ですね。
このバロック音楽を当時の楽器で演奏しよう、当時作られた音楽だから当時の楽器で演奏した方がいいよねみたいな、そういうような動きですね。
今だったらピアノとかですね、フルートとかありますけども、それを今の楽器でバロック音楽を演奏するとその空気感って出ないよねみたいな感じで、
そのバロック音楽が作られた当時の楽器でちゃんと演奏しようということで、リコーダーで吹いてみるとかですね、あとはチェーンバローを使ってみるとか、そういったようなブームがあって、古楽器がまたですね、見直されるようになりました。
はい、そういったのが復元というフェーズですね。
はい、最後にですね、教育用ということです。
現在はリコーダーはどういう扱いを受けているかというと、皆さんご存知の通り教育で使われているというようなイメージがあると思いますけれども、一般的にはですね、教育用として使われています。
リコーダーはですね、先ほど申しましたようにオーケストラのような本格的な音楽ではやっぱり大きな音が出せないであるとか、強弱がつけづらいとか、音域もそんなに広くないということもあって、
なかなかそういうところでは活躍ができなかったんですけれども、教育用ということで子どもに手軽に楽器を演奏させるということでは、手軽な楽器だったということで教育用の楽器として使われるようになります。
それがですね、20世紀の子楽器ブームの後ですね、第一次大戦、第二次大戦前後、第二次大戦後ぐらいにですね、特に日本で教育用の楽器として使われるようになります。
日本ではですね、1960年ぐらいから一般的に学校で教育用として使われるようになったそうなので、現在日本にいる人だったら、日本で生きている人だったら、多かたリコーダーを何かしら学校で経験した人が多いと思います。
その他にドイツ、イギリス、アメリカなどでも教育用の楽器として使われるそうなんですが、ネットで調べたところですね、日本ほどみんなが全員やるという感じではなさそうですね。一つの選択科目としてリコーダーがあるようぐらいの扱いだそうです。
はい、ということで、ざっくりとですがリコーダーの歴史についてお話ししてみました。ありがとうございます。
12:01

コメント

スクロール