2020-03-14 11:21

第22回 差がつく科目「算数」を得意にするコツ

中学受験において最重要科目である算数。算数が好きになる親の働きかけ方、子供が良くやる失敗に対してみるべき注意点などをお話いたします。 
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こんにちは。年間試論時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
今回はですね、中学受験で最も重要な科目、算数を得意にするコツについてお話ししようかなと思います。
それではやっていきましょう。算数の問題を得のに必要な力っていうのは、読解力、思考力、計算力の3つと言われています。
その3つの力をそれぞれ高めることが、算数を得意にするために絶対に必要になります。
しかし、いずれの力も一朝一夕につくものではないです。日頃から次のことを意識した学習を進めることが大事です。
まず読解力。正確に条件を把握するための工夫を心がけましょう。
1つ目、大切なところに線を引き、指差し確認。
2つ目、わかったと思ってからもう一度条件を確認しましょう。
3つ目、単位に丸をつける。
4つ目、数値を移し間違えていないか指差し確認。
そして計算力。目標を設定して次の要領で毎日継続していきましょう。
1つ目、昨日よりも正確に早くの目標を設定しましょう。
そして2つ目、すぐ○をつけて記録に残す。
3つ目、間違った原因を調べて記入する。
そして思考力。2つの側面があります。
続いて思考力についてお話しします。2つの側面があります。
右脳中心につかされるひらめき型の拡散的思考力と、左脳中心につかされるコツコツ型の収束的思考力です。
拡散的思考力アップを図るために、図を書いて考えましょう。
線分図、面積図、情景図、表、グラフなど、条件をまず図にしてみます。
ここでコツがあります。すぐに式を立てようとしないことです。
特異と口を発見するために、前段階として図に考えてみることが非常に大事です。
2つ目、別解を考えます。
1つの方向からだけや、教わったやり方だけにこだわらず、発想の転換や多角的な思考力を身につけるために、別の解き方はないかというふうに考えましょう。
そして収束的思考力アップを図るために、コツコツ調べましょう。
時系図とか表を使って工夫します。
2つ目、計算力が非常に大事になってくるので、この辺を磨きにかけましょう。
続いて、算数指導のコツについてお話しします。
わからないから教えてと言って子供によく質問される科目は何と言っても算数ですね。
宿題を提携していて明らかに教えてもらっているなと思われる数式が残っていることがよくあります。
自分で悩んで考えて何とか自分で解決することが理想なんですけれども、何回考えてもわからない、解説読んでもわからないという場合は、質問するしかないんですよね。
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さてここで質問を受けたとしましょう。ここからはポイントです。
究極の目的は子供自身がヒントなしで解くことができるようにすることです。
その問題の解き方をわからせるのではなくて、そのような問題を自力で解けるようにさせることです。
つまり考え方の結果である式を教えるのではなくて、式を立てる全段階の手順を教えることが大事だということなんですよね。
なぜその式が生まれるのかを理解させないと、少しパターンが変わっただけでわからないという結論になります。
質問した問題に対して式を立てて教えたとしても、その問題に限ってはできるようになりますが、
そのような問題全般に対応できるようになった時には必ずしも言えませんね。ではどうしたらいいでしょうか。
それにはポイントが2つあります。
1つ目は条件を図とかグラフに描かせることを教えることですね。この作業ができていないと応用力はそもそもつかないです。
2つ目は条件を理解した後の解く方向性を示すコツを伝授することです。
長い目線で算数を楽しみながら一緒に頑張る覚悟が必要になります。
つまりすぐに式を立てて教えないで、解法の糸口を発見するコツを教えることです。
その結果として子供自身が身について、そして気づいて式を立てられるようになるはずです。
続いて再挑戦ノートについてお話します。私の生徒に作らせているノートの一つに再挑戦ノートというのがあります。
授業で学習した内容を復習する目的で文字通りつまずいた問題に再び挑戦するためのノートです。
サブタイトルはわかったをできるようにするためのノート、そして4年生はリベンジノートとも言っています。
新学年の授業がスタートして間もない季節というのは家庭学習の進め方をきちんとアドバイスする時期です。
この時期にしつこく点検しているのがこの再挑戦ノートの取り組み方です。
生徒の算数実力のつき方というのはこの再挑戦ノートの取り組み方を見ればだいたい予想がつきます。
本気でしっかり取り組んでほしいものですね。
ポイントは3つ。
1つ目、人に教えるように言葉を添えて解き直すこと。
2つ目、別回があった時は必ず自分のものにすること。
3つ目、作業学習にならないということ。
以上をご家庭で子供の学習を点検する際に優先チェックの項目にこの授業の復習の取り組み方を入れてみることをお勧めします。
そして5つ目、得力と正解する力が違うという話をしていきます。
テストのやり直しをやるとできるのにテストの時に間違えてしまう。
授業中はよくできるけどテストに弱い。
勘違い、早年が多い。
そういったような経験は誰しもあると思います。
その頻度は人によって違うだけで完璧な人はなかなかいません。
さて、この悩みを解決するにはどうしたらいいでしょうか。
それには意識改革から始めましょう。
得力と正解する力というのは全く違うものという意識を持って日々の学習に努力することです。
どう違うのかは結論は正解する力イコール得力プラス注力になります。
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正解する力を作るためには注力不足を解決するように努力することが必要です。
ぜひ参考にして意識を持って取り組ませてください。
何事も気持ちが大事です。
続いて思考力を身につけるコツについてお話します。
脳には右脳左脳の働きがあるように思考力にも2つの側面があります。
1つはひらめき型の拡散的思考力と言われる右脳中心で考える力。
もう1つはコツコツ型の収束的思考力と言われる左脳中心で考える力。
そういった2つの部分についてお話していきます。
まずは右脳型の拡散的思考力学についてお話します。
問題文を読んで解法の糸口を発見するためには、ただ問題を読み返しているだけではなかなか思いつきません。
ひらめくためには一工夫が必要です。
そこで必要なのは問題文の条件を整理していくことです。
そのためのコツは図を書くことなんですけれども、
特に文章問題は線分図、面積図、条件図、面図、グラフを書いて考えると解法の糸口を発見しやすくなります。
また図形では補助線とか条件を基本化して書き込むことがコツです。
総論として考えることは、ひらめきというのは発見することでもあるので色々なことに気づくかどうかです。
また、視点を変えてみることができるかどうか。
できるだけ多角的に考えて解くという姿勢を養う必要があります。
そのためには日頃より一つの解き方に満足せず、別解を考えるということが非常に重要です。
そして、作能型収束的思考力アップについてのお話もしていきます。
コツボツ型というのは、ひらめき型と違って地道に調べたり計算することです。
調べ方のコツは、樹形図、表、マトリクス、そういったものを利用することや、数の書き出し方は大きい数から書き出すなど工夫して調べることです。
それと正確さ、綿密さが必要とされるので、前提となる正確で早い計算力を武器にするために、日頃から計算力により磨きをかけることをお勧めします。
さらに、より早く解法の糸口を発見するためのコツとして、正確に要領をよく調べ上げるためのコツをたくさん体得すること。
それが洗練された思考力を大きくアップすることにつながります。
こういった算数の計算の部分であったりとか、そういった内容を繰り返し学習することが、効率の良い思考力アップにつながると自負しております。
そして最後に、途中式の3つの必要性についてお話していきます。
なかなか途中式を書いてくれない。頭の中で計算して答えだけ書くので困っている。途中式を面倒くさがって書こうとしない。そういった悩みのご相談をよく受けます。
実際に授業中、ノートを点検するとそういう場面によく遭遇します。
特に学習を始めた4年生とか、新入生によく見受けられます。
毎年春季講習とか、そういった春の時期とかに指導を重点的にする部分があるんですけれども、この時に途中式を書くというのをよくやっています。
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生徒にとって途中を書くことは本当に面倒くさいことなので、放っておけば子供はまず書かないですね。書くようにさせるのが教師とか親の役目かなと思います。
ではどうやったら書くのでしょうか。大事なことは、子供自身が途中式を書くことの必要性を理解して納得してくれることですよね。
無理やり指導した結果書いてくれたとしても、書くことの意味が反映されないですし、長続きしません。
私は途中式の必要性として、次の3つを話して1つノートに書かせて、日頃から実行するように指導しています。
1つ目、途中式を書くことで慎重さが生まれミスが減る。
2つ目、後で見直しする。そういった時の原因が分かって次に繋がる。
3つ目、実際の入試では限定や加点がなされます。
小学生の得点減の多くの原因というのは、不注意によるミスなんですよね。
特に計算では途中式がいい加減であるためにミスがめちゃくちゃ多いんです。
成績優秀者の中で途中式をおろそかにしている人はほとんどいません。
なので、算数をやる上では途中式が非常に重要になってきます。
そして、この成績良い人たちというのは、途中式の中でこの式をたどる癖みたいなのがちゃんと痕跡に残っているので、
そういった部分も意識して学習していくことをお勧めします。
今日もどうもありがとうございました。
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それではまた。
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