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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
今回はですね、頑張り抜く力が出るか、やる気が絞むかは、その一言次第、というお話をね、やっていこうかなと思います。
それではやっていきましょう。
聞き方、話し方の見本を子供に示していますか、ということなんですけれども、
低学年のうちは、いい姿勢で先生の話を聞いていればOKという話をしたんですけれども、
単に耳で聞くということじゃなくて、聞く態度、聞く姿勢が重要なんですよね。
でもこれは、家庭での毎日の積み重ねが非常に重要です。
まず、親の方が見本を見せないといけないです。
口をすっぱくして先生の話を聞いているとかね、先生の目を見てきちんと聞くのよとかね、毎日言い聞かせたところで、
家庭でお母さんが子供の目を見ないで空返事しているようでは、なかなか習得されません。
もちろんお母さんも家事にも育児にも忙しいのはわかります。
でもせめて子供から話しかけてきたら、子供の顔を一度はしっかり見るぐらいのことはしてほしいです。
そして話の合間に、「あ、そうなの?」と頷きながら、「それでどうなったの?」とかってね、話を促したり問いかける。
こんな風にすれば、子供もお母さんの会話の中で、自分もそうしなきゃとね、聞く態度が自然に身についてくるはずです。
親子の間でいい加減聞き流したりとか、そういった関係が一度定着すると、元に戻すのは結構苦労するんですよね。
話し方も同様で、お母さん自身が私的にはとかね、ほにゃららみたいなとかっていう曖昧な表現とか、
っていうかヤバくないとかって言ったような言葉遣いを日常的に使っている風景も最近は見かけます。
子供と接する時間が長いお母さんの話し方は、子供にも絶大な影響を与えますから十分注意してほしいです。
曖昧な表現、崩れた話し方は子供の思考や心構えにも影響します。
特に幼児期から小学校低学年までの間が非常に大事です。
この時期に親が基本的な聞き方、話し方を見本にして示してあげることができるように心得ておいてください。
続いて言い間違いを放っておかないことっていう話をしていきます。
大人になってから人を引き継げる魅力的な話し方ができる人とか、
豊富な表現力や語彙を持っている人を見ると、
本人の読書量などは影響するにせよ、やはり決定的なのは家庭環境なんだなぁとつくつく思います。
根本的にお父さんとかお母さん自身に言葉の下地ができていないとかなり難しくなってくるんですけども、
少なくとも家庭でお父さんやお母さんが間違った言い方をしないことは大前提です。
そしてわからないことがあった時は、辞書を引く習慣を持つようにしましょう。
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親が辞書を引く姿をいつも見ている子どもは、自分もそうすればいいのかと思うようになってきます。
実際、親が辞書を引く習慣がある家庭の子どもは、勉強ができるケースが多いと感じます。
いつでもすぐに辞書を引けるようにするためには、
国語辞典は常にリビングのどこかに置いてあるようにするといいでしょう。
また、子どもが言い間違いをしたら、お父さんとお母さんはそれを放っておかずに、すぐに修正することも大事です。
例えば、幼い時に飛んでる子どもが言ったら、「トンネルだよね?」とか言うところから始まるわけなんですけれども、
小さい子どもの言い間違いは可愛いんですけども、
これも積み重ねというか、ごく自然な家庭の習慣のようなものです。
嬉しいと楽しいとか、子どもがよく言い間違えることを見逃さず、そういう時は嬉しいでしょうとか、
そういうふうに修正してあげるのが大事です。
これが当たり前のようにできている家庭というのは、言葉の正しさという意味では将来的に大きな差になってきます。
それができていないと、間違った使い方をしても指摘しないまま、
お母さんがこういうことを言いたいのね、きっとそういう意味なんやねと指してあげましょう。
このお母さんの指するという姿勢がすごいクセモノで、
母親が子どもを慎んでいるように見えて、実は子どもの間違いを許してしまうのと同じことなんです。
子どもの将来を考えたら、何でも先回りして守ってあげるとか、すぐに手差し伸べるとか、言いたいことを指してしまうという、
母親ならではの優しさというのは、あんまり子どものためにならないので、そこは気をつけておいた方がいいと思います。
続いて、すぐできないというのは、失敗するためにお母さんが口出ししてしまうからという話をしていきます。
子ども事を始める時にできないとか、やりたくないとか、何でも否定型から入る子どもがいるんですけれども、
お母さんとしては、もっと積極性を持たせたいとか、やる気になってほしいと悩むところです。
でもこれは子どもの問題ではないことが多いんですよね。否定型を連発するのは、失敗することを恐れているからに過ぎないんです。
お母さんが口出ししすぎてしまったケースが非常に多いんです。
つまり、いつもお母さんに結果ばかり問われるとか、うまくいかないとお母さんが怒ったりするからとか、
子どもとしてはつつがなくねを行いたくなるわけなんですよね。
自分がよくわかっていて、できるだけやっていたいと思ってしまうんですけど、すでに新しいことに挑戦する気も失ってしまって、子ども自身もつらい状況なんです。
まずお母さんが口出しをしない、褒め言葉しか言わないようにするということが大事です。
これが難しいもので、口出すのが日常化しているお母さんの場合は、イライラした顔で無理して褒められても子どもも困ってしまうんです。
お母さんの方にもかなり努力が必要になります。
ちびっこのお玉じゃくし時代から、高学年への入り口くらいまでの子どもだったら、何か運動をやらせるのがいいでしょう。
特にこういう子どもの場合は、以前も述べたように、武道とかおすすめです。
何か得意になれる運動とか探してあげて、失敗を恐れない子どもにしてほしいなと思います。
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できないと言ってしまうのは、基本的には世の中を怖がり始めている証拠です。
これからの人生、新しいことだらけなんですよ、そういったことを面白さなきゃいけないし、それを楽しめる子にならなきゃいけないです。
言ったことないとか嫌だなとかじゃなくて、言ったことない、いいね、やってみようかというふうな子に、
ただ、中にはサボろうと思ってできないという子もいます。
これは子どもをちゃんと見てないとわからないことです。
そういう子にはガツンと厳しく言ってもらっていいかなと思います。
親も日頃から子どもをよく観察して見極めることが大事ですね。
そして、ただ褒めるより、その子ども自身が克服したことを言葉にすること、これについてお話していきます。
子どものいいところを褒めてあげることは非常に大事です。
きつい言葉とかNGワードを浴びせ続けるよりも、肯定的な言葉をかけてあげる方がいいに決まっています。
でも、気をつけなきゃいけないこともあります。
ベタ褒めとか褒めようとしているという感じというのは、子どもは結構敏感に感じております。
大人が褒め言葉を使おうとして言っている、そういう嫌な感じが伝わってしまって、なんかバカにされたなというふうに受け取ってしまうんです。
よく褒められているのに突然泣き出す子もいます。
理由を言うと、そんなこと、僕はずっと前からできているというふうに言うんです。
当たり前のことをわざとらしく言われるのが嫌なんです。
僕のこと全然見てないじゃん、といった気持ちになるんでしょうね。
これは僕らの生徒、教えている先生とかにもよく言っているんですけども、
その子自身が伸びて、克服したことを正確に言葉にしてあげることが大事やれというふうに言っています。
すごいね、とかできるね、という褒め言葉もいいんですけれども、
実は褒めるというのはもっとシンプルで、何か克服したその事実を言葉にするだけでいいんです。
それに我が子をよく観察することが大事です。
この子はこれが課題なんだなということを日頃から頭に入れておいて、乗り越えたことをそのまま言葉にしてあげるんです。
例えば、自転車一つでいいです。
今できないことはこれだなとお母さんが思ったら、
自転車に乗れるようになった時に、乗れるようになったのはすごいね、というふうに言ったらいいんです。
大好きなお母さんが言葉にしてくれるだけで子供って最高に舞い上がります。
あなたできるようになったの、これお母さんの驚きの言葉が子供が欲しいんです。
正しい乗り越えるべきこととか、克服すべきことの基準を外に求めてしまうと意味がなくなります。
子供がお母さんが望んでいるのはこれかなというふうに思ったこととか、
お母さんに褒められようとしてやったことではなくて、自分がこれやりたいとか、これを克服したいと決めてやったことがすごい大事です。
できなくて悔しい。いつかできるようになりたいと思ってきて、できた瞬間にお母さんにできたの?と言ってほしいんですよね。
こういうふうに褒め方もコツがあるので、ぜひ参考にしてくれたらなと思います。
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今日もありがとうございました。
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