2020-03-03 09:13

第19回 中学受験の厳しさと思いやり

中学受験勉強を通して大きく成長する子供との関わり方、中学受験を通しての厳しさと思いやりについて詳しくお話いたします。 
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こんにちは。年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
今日はですね、中学受験での厳しさと思いやりについてお話ししようかなと思います。
それではやっていきましょう。中学受験は親子の受験とよく言われます。
確かに、遊びたい盛りの小学生が受験勉強に積極的に取り組むことは結構難しいことですね。
僕も10年以上指導した生徒の中で、全く親の手分かりなくて、
難関中学校に受験合格取り組んで成功したのは、ほぼ1人ぐらいかなというふうに思います。
そこで、親の立場からすると、どうやって子供に接していけばうまくいくのかが一番悩むところだと思うんですよね。
私も受験生を見てきて、かなり思考錯誤しました。
そして出た結論というのは、厳しさと思いやりかなと思います。
それぞれどういうことなのか、具体的に説明していきましょうか。
厳しさのポイント。学習に対する姿勢を最重視しましょう。
選択肢は考えないで勘で答えるとか、国語の文章を読まないで答えるとか、答え合わせをしないとか、
途中式の計算とか書かないとか、○×をつけないとか、間違い直しをしないとか、すぐ答え見るとか。
そういった本人が学習したつもりになっているおざなり学習に対しては、厳しくチェックする必要があります。
それと同時に、どうしてそういった行動が良くないのかをきちんと説明し、
子供本人にそうしてはいけないということを心から納得させることが大事です。
続いて学習のタイミング。言わないと机に向かわないのが小学生です。
遊びたい盛りであること、気の向くままに行動するのも、これはまた小学生の特徴です。
これは自然なことで、当たり前の行動であることを分かってあげましょう。
その腕で、受験体制にシフトしていきましょう。
そうしないとやるべきことができません。
と言っても、子供の力だけを任せて解決するのは無理な話です。
そこで、親の力が必要とされます。
個人差はありますが、10歳までは同じ空間にいてあげないと、しっかりした学習はできないんですよね。
作業的な学習であれば、一人でもできると思いますが、目的意識を持った取り組みの学習は、
親がきちんとマネジメントする必要があります。
5年生の夏休みくらいから、一緒にいなくても、一人で取り組めるようになるんですけれども、
一緒にいなくても、というのがここで大切なポイントが、学習する時間帯のチェックなんですよね。
タイミングの良い学習ほど、報われる学習につながるんですよね。
タイミングについては、色々とお話ししていこうかなと思います。
続いて、思いやりのポイントについてお話します。
1つ目、叱る前に認めましょう。
厳しさのところで、本来の小学生の行動について触れてきたんですけれども、
努力している我が子に対しては、よくやってる、頑張ってるということを思いやって、
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いいところを褒めてあげることを心がけましょう。
このことは結構難しくて、ついつい先に起こってしまいがちなんですけれども、
大人でも褒められると、やる気に出ますからね。
2つ目、手取り足取りでは教えない。
解けないで悩んでいる子どもの姿を見つけると、
つい教えてあげたくなると思うんですけれども、ここはぐっと我慢してください。
小学生の質問のほとんどは、よく読んでいない場合と、
分かんないと決めつけている場合のこの2つです。
問題の内容を聞かせてとか、もう一度読み直してみたらとか、
問題の意味分かったのとか、条件を図にしてみたのとか、
そういったアドバイスにとどめましょう。
自力で解決する力をつけさせることが、すごい大事な時期です。
教えてしまう方は楽に解決しますが、長い成長過程の中では、
子どもの自力を読めていることになりかねません。
特に低学年のうちから何でもかんでも教えてしまうと、
依存心が強まって浮気味的な学習態度が定着して、
6年生になってからすごい大変になります。
常に我が子が自分で解決する力をつけているように、
ある程度距離を保つのが大事です。
そして3つ目、上手に小離れする。
子どもは4年生から6年生の3年間で、
親が考えている以上にすごい成長します。
いつも一緒にいるとなかなか気づかないんですけれども、
子どもの成長は加速します。
手をつないで歩いてきたことが、
昨日のように思えるのは、
いつの間にか親の手を離れて歩き出してしまいました。
そんな感じで、すごいスピードで子どもって成長するんですけれども、
例えば1年生、2年生の頃っていうのは、
ノートに名前書いてあげてたんやけど、
自分で書くようになります。
鉛筆を削ったり、学用品の準備も、
高学年では自分でやれますよね。
しかし生徒に説明をしたところ、
6年生になってもお母さんとかに書いてもらってる生徒いました。
そういったご家庭の人が増えてるっていうこともあると思うので、
それは結構気をつけたほうがいいかなと思います。
子どもはある程度放っておけば、
自分でやるようになります。
いつまでも親がかりでいると、
子どもっていうのはいつまでも甘えて依存して、
自ら動こうとしなくなります。
少しずつ距離を行きながら、
子どもの成長ぶりを見守るのがいいと思います。
つまり、小離れを惜しんではいけないということですね。
立派に一人で学習ができるようになっても、
小学生のうちは学習内容に関してのマネジメントはできないので、
しっかりと親御さんが見続けてください。
さあ続いて、
我が子の実力はどのあたりってことなんですけれども、
国語がいい時は算数が悪く、各科目の中でも成績が不安定である。
またテストの種類によって変数値が揺れ動くなど、
テストの結果をどのように受け止めていいのか悩んでいるというご質問を受けます。
特に平岸区を決める時期には変数値と照らし合わせて検討するため、
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成績が不安定だと悩みますよね。
ここで質が準備期における子どもの実力の把握について、
説明する前に変数値を比較する上で、
注意しておかなきゃいけないことをお話しします。
一つ目、母集団となる受験生の対象テストが違うこと。
首都圏には中学受験用の模型試験として、
首都模型とか、あとは立大塚の合符号、
日農機のセンター模型、サフィックス模型などがありますが、
いずれも受験する生徒の実力レベルに偏りがあるので、
変数値50のレベルが異なります。
よって、違う種類のテストでの変数値の比較は意味をなさないんですよね。
あくまで同じ種類のテストの変数値で比較しましょう。
以前も述べましたが、模型での変数値は、
いろんなものを受けるんじゃなくて、一つだけ受け続けて、
点ではなくて線で結んであげて、その平均値を導き出しましょう。
そしてもう一つ、学校別合反テスト。
入試の出題傾向と合わせた内容で学校別に行われるテストは、
1と同じく母集団も違えば、内容も傾向も違います。
同じ生徒で変数値が20以上違うこともざらに起こります。
主方法を決める指針程度としましょう。
そして最後につもり人間になるなという話をします。
子供本人の悪びれることのない、
やってるよとか頑張ってるよとか大丈夫の言葉に
保護者の人もついつい頑張ってるんだねとか
安堵する人いると思うんですけれども、
成果が問われる実力テストの結果を見て、
あまりの悪さに子供と一緒にびっくりすることはあると思うんですけれども、
それがつもり人間なんですよね。
私は授業中とか自習している生徒に対して、
つもり人間には絶対になるなというふうに言っていますね。
そのつもり人間のチェックを最後にお話していきます。
まず、わからないとすぐに解説を見て納得していませんか?
調べ物とかノートの整理など、作業中心の内容になっていませんか?
時間をかけている割には、思った通り進んでいないということはないですが、
好きなことを優先して学習していませんか?
覚えたか、自力で解けるか確認していませんか?
自習中についつい友達としゃべりませんか?
こんな感じで、5つ以上当てはまっていたら結構危ないので、
親子共々をしっかりと直す必要がありますね。
こういったように、中学受験では厳しさと思いやりが必要になってくるので、
今後もそれを気をつけて頑張ってください。
ありがとうございました。
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