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こんにちは、年間指導時間2000時間のプロ家庭教師☆直希先生が教える、ここだけの勉強メソッド。
最近はですね、コロナウイルスが蔓延して、非常に皆さんね、不安な気持ちになっていると思うんですけれども、
僕はですね、意外と前向きに捉えています。
これはですね、調和をしていく時代に突入したんじゃないのかなというふうに、僕はね、個人的に思ってましてですね、
まずはですね、いたずらに不安が出す、この状況を期間を生かすためにできることがたくさんあると思うのが大事かなと思います。
なのでですね、みんな一緒に前向いていきましょう。
さて今回はですね、今まで高学年向けの話をしてきたんですけれども、今日はね、低学年の話をしようかなと思います。
目先の勉強よりも、将来肥やしとなる経験をたくさんさせるという話をやっていきます。
落ち着きがない、やかましい、何度言っても直らない、これが低学年の男の子の特徴ですよね。
一体どうしたらいいの?っていうね、お母さんの悩みはすごいわかります。
でも当たり前なんですけれども、お玉尺子なんですよね。
何回言ったらわかるの?少しはじっとしてなさい。
お母さん、こんなふうに怒鳴っても無駄ですよ。
これはまるで水の中を気持ちよく泳いでいるお玉尺子に、なんで泳いでるの?って言ってるみたいなもんなんです。
その一方で、この時期の子供っていうのは、好きなことに夢中になっている時に、とてつもない集中力を発揮するんです。
集中力っていうのは幼児期を逃してしまうと、育てるのが実は難しい能力なんですよね。
では、集中力はどうやったら身につくんでしょうか?
答えは簡単です。子供が夢中になれることを思いっきり遊ぶことしかないんですよね。
もちろん遊びと言っても、子供が自らのめり込むような生き生きとした遊びのことであって、
ゲームなどは違います。
それには外遊びが一番です。
自然の中で少々痛い目にあいながらも、自然への恐れを肌で感じながら思いっきり走り回るのもいいでしょう。
秘密基地作ったり、虫捕り鬼ごっこもOKです。
もちろん室内でもOKです。
以前、消しゴムのカスを空き缶一般に集めたものを大切にしてくれた子供がいたんですけれども、
鉄道マニアとか列車記号を全部覚えてしまう子供もいたりしました。
親から見たら何の役にも立たないということと思いがちなんですけれども、
実は子供にとってはすっごい大事な体験をしているんです。
私はそんな子供たちを見ていると、
お玉尺子時代をお玉尺子としてののびのびしているな、みたいな、というふうに微笑ましく思えるんですよね。
お母さんにはそんなお玉尺子君を無理やり陸にあげないでほしいな、というふうに思うんですね。
この時期はとことん遊び尽くした体験を持った人は、大人になっても粘り強くやり尽くす人が多いかな、というふうに思うからです。
そして、答えを導き出すことよりも、分かったという脳の快感が大事かな、というお話をしていきます。
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私が子供の時に味わった体験の一つとして、分かっちゃった体験というのがあります。
与えられた問題に対してすぐに答えを求めてあがる子供というのは実は伸びないんですよね。
問題を見せるとじっと考え込んだ後、おもむろに顔を上げて、これ足し算?それとも引き算?と聞いてくる子がいます。
これは考えることを放棄してしまった子供の特徴なんですよね。
考えて自分で答えを見つけた時の快感を知っている子供というのは、あいに答えを知ろうとはしません。
試行錯誤して自分で手を動かして、ふとした瞬間に豆連休がパッとつくように、
あ、分かった、この快感をたくさん味わってほしいんです。
頭弱心時代に分かっちゃった体験をした子供というのはズルしないです。
例えば問題の回答を言おうとすると、待って、言わないでというふうな子供、これがすごい良いかなと思います。
面白くないことをするなとか言わんばかりです。
でも自分で答えを出せなかったら面白くないといった感覚を持ってしまえば、もう閉めたもんです。
中学校とか高校、大学受験の場面でも難しい問題に当たって諦めそうになった時、
最後に物を言うのは、自分で絶対に解きたいという執念とか、しつこさ、そういったものかなと思います。
それは幼児期にどれだけ分かっちゃった体験を重ねるかに、重ねれるかに繋がっているかなと思います。
学習面だけではなくて、この執念というのは、将来自分の夢とか実現させたい時、自分で最後までやり遂げたいという強い思い、意思の力にもなるでしょう。
やり遂げる喜びを知っている子どもというのは、多少の苦難も乗り越えていくと思います。
そんな子どもが一人でも増えてほしいなというふうに私も思います。
続いて、揉め事は小屋し、学校は揉まれに行くところというお話ししていこうかなと思います。
いつの間にかメディア中心に、喧嘩はいけないことと言われているんですけれども、
大罰する先生がいれば、たちまち血祭りに挙げられて、もちろん本当に問題のある先生もいますけれども、
もともと熱血感で愛されている先生も多いです。
ここで私が言いたいのは、暴力を肯定することではないです。
喧嘩イコール悪という考えが、今の子どもたちになされている無菌教育について問題だと思っています。
以前、私が教えていた生徒のSくんの話なんですけれども、
その頃私は授業終わった後、5、6年生の子どもたちとよくプロレスごっこしているのを見ていました。
Sくんもじっと見ていたので、入ったらって声をかけたら、
いいです、汚れますからって言われてね。
でも子どもたちはきっとあいつも入りたいんだろうなと思って、抱きしめてわーっと僕は入れたんですよね。
するとSくんは抱きしめた僕の腕に爪立ててきたんです。
とっさに私は、この子喧嘩したことないんやろうなと思いました。
幼稚園児ならともかくこれは結構問題やなと思った瞬間に、僕ちょっとお母さんに連絡を入れたんですよ。
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この子小さい子は喧嘩してないですよねって聞いたら、
もちろん喧嘩なんかさせませんってお母さんは、まるでいいことのようにおっしゃったんですよね。
しかし、学校など集団の場っていうのは子どもを揉まれに行ってるところなんですよね。
人間はね、揉まれてなんぼかなと思っています。
お玉尺子の時代の第一歩の揉まれに耐えられへんかったら、
カエル時代の厳しい揉まれにも耐えられへんと思います。
揉まれ体験、いわば失敗体験を積み重ねてこないと、
やがて大人になってもすぐ心折れてしまって、社会人として通用しない人になるんじゃないかなと思います。
なので、喧嘩や揉め事を親が見せに伏せるなんていうのはちょっと違うかなと思います。
子ども時代の揉め事は肥やし、喜びの経験がたくさんあってほしいのと同じように、
どんどんどんどん揉まれた方がいいんじゃないでしょうかね。
続いて、小さな成功体験の積み重ねは底力になるという話をしていきます。
小さい成功体験を積み重ねた子どもは、社会に出てから頑張り抜く底力を持っています。
何事もスタートは小さな成功体験です。
どんな小さなことでも、お母さんに褒められた経験をたくさん持っているかどうかにかかっています。
例えば、水泳を習っている子どもが、今日6級から5級に上がったよと言ったとします。
するとお母さんは、あ、よかったねというふうに言います。
それだけで子どもの胸の中は、ぶわっと張り裂きそうなくらいの誇らしさでいっぱいになるはずです。
もっと言えば、小さい頃に1回でもいいから持てたかどうかって結構重要なんですよね。
以前、僕の教えている生徒がこういう話をしてくれました。
もともと腕を怪我した女の子がいたんですけれども、
そこで彼女は石を拾って遊んでたんですけれども、大事な石を給料の中に落としてしまったらしいですね。
そして泣いてたんです。
そこへ男の子が、ちょうど2年生ぐらいだったらしいんですけども、どうしたの?って声をかけたみたいです。
そしたら女の子は、ピンク色の石を落としちゃったよって言って、
じゃあその時男の子はね、いいよ、俺探してやるっていうふうに言ってくれて、
そこから男の子は川に何度も入って、ピンクの石を見つけ出しました。
そこで女の子に渡してあげて、さーっと行ってしまいました。
これはね、かなり初恋の日のあらわら的な感じの状態ですよね。
彼もきっとこれでね、やったぜと思ったに違いないです。
このようにモテたっていうね、人の役に立ったとかね、異性に受けたっていう経験はめっちゃ重要かなと思います。
友達と関わることができないと、こういった経験も起こらないですよね。
子供を外に出さなければ、人間関係の過酷反応は起こらないです。
まずは毎日の小さなことから始めるのが大事かなと思います。
元気に挨拶ができた、お手伝いができた、食べ物ね、嫌なものも食べられた。
できたことをどんどんどんどん褒めてあげて、言葉をね、なりかけてくださいね。
褒めの言葉のシャワーですね。
日常生活の中で小さな課題をクリアした時の褒め言葉が、子供の自身に繋がります。
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その小さな達成感は、やがて自ら大きな課題を設定し、目標を成功していく力になります。
今日もどうもありがとうございました。
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