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アッサラムアレイコーン、こんにちは。 海外生活を語る人、なんばるわんです。
この番組は、パキスタイ人を経験した私なんばるわんが、すぐに使えるウルドゥー語やパキスタンでの体験談、またウェブライターとして学んだこと、感じたことなどをお伝えしていくラジオです。
ぜひ最後までお付き合いください。
はい、今日はですね、私を買い物に連れてって、
ね、あの、映画のようなタイトルにしちゃいました。 はい。
このところですね、あの、 孤独好きの寂しがり屋である私が、はい。
これいいでしょ? うん、あの、プロフィールにね、書いてあるんですけど、
あの、自分をね、一言で言い表すと、これかなっていう、はい。 孤独好きの寂しがり屋。
はい、そんな私がですね、移住のうちパキスタンでね、親戚以外の知り合い、友達を作って助けられて、支えてもらって、
まあ、あの、生活してきたっていうことでね、あの、友達をね、あの、テーマにして、
3回にわたって、あの、お話ししてきました。 で、今日はね、あの、3回目で、
はい、まあ、最終回ということでね、 うん、あの、
ウルドゥゴをね、紹介したいと思います。 はい。
今日のウルドゥゴですけども、私たちはいい友達じゃないの?
はい、ちょっと目をね、うるませて言う感じの言葉です。 これをウルドゥゴで言うと、
ハムアッチェドーストネイ? ハムアッチェドーストネイ?
聞いてますからね、はい。 最後クエスチョンマークついてます。
ハムは私たち、アッチェはいいってことですね。
ドーストは友達、ネイ? っていうのは、ないの?っていうことですね。
ローマ字だと、英語表記だと、NAHI。
ね、私は発音的に言うと、ネヒって言ってましたけど、 ちょっと、ナとネの間ぐらいですかね。
ハムアッチェドーストネイ? ネヒ?
これをね、どんな時に聞いたかって言うと、 こちらが相手の希望を
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叶えてあげられなかった時。 具体的にね、これにまつわるエピソードをお話ししたいと思います。
娘の大親友 AFちゃんのママさん。 私にとってパキシタン人の大親友、
そのママ友達なんですけども、
えーとですね、 新しい洋服をね、
お家にお邪魔した時に着ていったんですが、 私普段あんまり、こう、
見てみて、新しい服買ったのって、 自慢はしない方なんですよね。
で、あちらの女性たちっていうのはね、 まあ男性もそうかもしれないけど、
自慢が文化です。 基本自慢します。
洋服なんかはもう必ず、 そして価格も聞いてきます。
ディスカウント争いみたいなね、 どれだけ安いもの、値段で買ったかって、これもね、
争うようにしてね、自慢します。 私はそうではなくてね、
だまーってね、あの新しい洋服着ていきました。 その時にね。
で、挨拶をして、もう1秒でね、 聞いてきました。
え? 服新しいの買った?
ってね、今まで見たことのない洋服を、 アンティーが着ているっていう風にね、見たんですね。
それで私は、 そう、あのどこどこで洋服買ってきたの?
って言って、ママさんは、 え?
一人で買いに行っちゃったの?
それで私は、 そう、あの午前中にサクッとね、って。
一人で行ってきて、一人で帰ってきたって言ってね。 そしたら、
そんな一人で行っちゃうなんてひどいわ。 私たち友達でしょ。
そこでね、 ハム、あっちへどーすとね。
私たち、あの、友達やないの? いい友達やなかった?
みたいに、 悲しい顔をね、作ってですね。
女優のように。
聞いてきましたね、私に。
もう友達なんだから、誘うでしょうが普通は、みたいなね。 そんな感じに私は解釈をしました。
なぜか謝るっていうね。 おお、ソリソリ、みたいにね、私は言いましたけどもね、笑いながら。
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まあ午前中というと、ショッピングモールも 空いてますし、
まあ昼過ぎじゃないと空いてないっていう店もあるんですけども、 私はね、
午前中から空いている 店に狙いを定めてですね。
もうサクッと行って、サクッと帰ってきます。 もう目的以外のものは見ないっていうね。
そういう買い物をしてましたね。
だからね、よくもうほんと一人で行っちゃってたんですよね。
そうやってね、笑って、あの、 えー、普通は誘うでしょ、みたいに言われても、
へへーって言ってね。 笑い飛ばして忘れるっていうね。
まあそれもあれですよ。
あの、友達とうまく付き合う コツだと思いますね。
だってもう、約束ができない民族だし、
うん、ほんと口半分というかね、それぐらいに捉えてていいんですよ。
まあその代わり、自分がそうされた時はね、泣いちゃいますけどね。
やっぱりお互い様ですね。
まあね、そんなママさんたち、 他のね、おばさんとかご親戚の皆さん、
私のご近所さん、 女性たちはね、
一人で買い物に行くなんてことはね、一生ないですね。
おそらく。
まあ大体は旦那さんだったり、息子さんだったり、 時にはこのママさんのようにね、
運転手さん、ドライバーさんとだったりね、
親戚の男性、 旦那さんの兄弟とか、
必ず男性とね、 行くものですね、買い物は。
女性同士の、例えば私をね、買い物に、 ラホールという都心の方に連れて行ってもらった時もね、
時にはパパさんね、旦那さんが運転して、
で時にはドライバーさんが運転してくれたりね、 それでショッピングモールまで連れて行ってくれて、
お店の中ではね、 女性同士楽しく買い物をね、するっていう。
そして買い物が終わって荷物たくさん持って、 外に出るとドライバーさんが、
シューってね、車をもうシューってつけてくれるってね、 店の前に。
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すごいタイミングなんかね、 まあそういうちょっと、
映画みたいなね、映画チックな感じですけどもね。 一人でね、買い物に行けるのが普通っていう日本人ね、私たちから見ると、
なんかちょっと気の毒なような気もしますけども、 まあそれはそれでね、
もうご本人がそう望んでいることならね、 まあパキスタンで生まれ育ったね、彼女たちが当たり前のようにそういうことをしているので、
それならそれでね、いいんじゃないかって思ってますね。 まああの買い物に連れて行ってあげられるならね、
あの本当に、 連れて行ってあげたいと思っていましたしね。
まあそういうこともしたことあります。 私がドライバーになってね、
あのママさんたちもご近所さんのことも、 あとはね、自分で
偶然に友達になったね、 彼女、まあそういうその話も過去にしているのでよかったら聞いてみてください。
そういうのでね、 まあそういうふうな
一人では絶対行かないっていうのが当たり前のね、 環境の中、
パキスタンで一人買い物に行ってね、 生活してきた私は偉い。
はい、 ということで今日は自分だけ
買い物を行ってずるいわよってね、 あの言われた時の話でした。
ねえ、もし逆の立場で、
あのね、本当は自分も買い物に連れて行って欲しかったのに、
置いてけぼりにされちゃったってね、 あのちょっと寂しさを感じてしまった時には、
今日のウルドゥ語、 ハムアッチェドストネイ。
ねえ、あの私たちって仲の良い友達じゃなかった?
もう私寂しいみたいにね、 女優ですから、私たちは、はい、あの悲しそうな表情を作ってね、
あの言ってみてください。 うん、あの親戚であっても友達って言っちゃっていいので、
親戚の人に、 ドストじゃなかった?ドストネイって言っちゃって全然いいので、
おードストーみたいにね、 悲しそうな表情をして、
言ってみると、おーごめんねー、 マイフレンドーってね言って、あのハグしてくれるかもしれませんのでね、
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わかんないけど、私ハグ好きだったんですよね。 うーん、あの孤独好きの寂しがり屋。
はい。 ね、はい、ということで、はい、あの今日はこの辺で、
えー、では最後までお付き合いいただきありがとうございます。 また次のラジオでお会いしましょう。
孤独好きの寂しがり屋ナンバルワンでした。 アラハフィース。
ありがとう、友達。 ありがとうございまーす。