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こんにちは、海外生活を語る人、なんばるわんです。
この番組は、パキスタン移住を経験した私なんばるわんが、すぐに使えるウルドゥ語やパキスタンでの体験談、またウェブライターとして学んだこと、感じたことなどをお伝えしていくラジオです。
ぜひ最後までお付き合いください。
はい、今日は、「父が昔、日本で働いていました。」ってね、私に教えてくれた若者との出会いについてお伝えしたいと思います。
ご近所さん、二組の家族と私たちは仲良くしてもらっていました。
そのうちの、若いご夫婦がいたんですよ。
もう一組は、斜め前のお宅でね、辛くて美味しい料理をね、おそ分けしてくださった奥さんね、そのご家族。
で、もう一組が若いご夫婦。
で、我が家が。
この三組がね、とても仲良かったんですよ。
それで私たちがね、入居したのが一番早かったんですけども、その三組の中でね。
その当時は、まだね、数軒しかね、周りに家が建っていなかったんですね。
今はね、まあもうパキスタン戻って、パキスタンから戻っても2年経っちゃってるんで、まあ約2年ですね。
その間もどんどんどんどん家はね、建っていると思うんですが。
移住した当初はね、本当にポツンポツンとしか家がなくて。
で、まあ私たちが入居して、もう周りに誰もいなくてね、なんかガラーンとした感じで。
ちょっと夜はね、あの、夫もちょっと怖がるような感じでしたけどもね。
日本帰る前まではね、ずっと一緒にいたので、夜になると本当に静まり返っちゃってね。
おっかなかったですけども。
まあそういうね、雰囲気が怖かったっていうのもあるし、いろいろ危険なこともあったので。
そういうご近所さんの存在っていうのはね、すごく私たちにとってはね、すごく大きくて。
あの、まあなんとかね、生きて帰国できたのは本当に、まあね、連日言っていますが、本当にね、彼らのおかげで。
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友達になってくれたママ友達ね、お母さんたち、彼女たちのおかげだと思っています。
それでですね、まあその若いご夫婦のね、私たちが入居して、次にその若いご夫婦、当時はまだ結婚してなかったので、
旦那さんね、彼一人だけでね、彼一人だけが入居してきて。
で、その何ヶ月後においしい料理をお相分けしてくれるご近所さんが入居されて。
なのでスタートは本当にこの3家族だけみたいな感じでしたね、周りは。
それでですね、あの、その若い若者さんね、若者君との出会いはですね、
あの、その彼と出会う前にですね、その彼のお母さんと親戚、まあみんな女性だったんですけども、
その3人がですね、ある日突然我が家を訪ねてきてですね、私はまだあの夫が日本に戻ってしまったばっかりで、
かなりビクビクしていた状態だったんですね。
ウルドゥゴもまだなんとなくね、あの適当に話をしていた感じのレベルだったんですけども、
まあなんで訪ねてきたのかって言うとですね、
全く全然知らない人だったんで、当時は。
まあ向こうではですね、あの全然知らない人がですね、家の中を見せろと言ってね、突然入ってくるんですよ。
まあ昔はあのね、下町とか、みんな日本でも鍵なんかかけてなかったですよね。
どうなんだろう、あの、私が幼かった頃、昭和の50年前後ですかね、昭和50年前後。
あの時は鍵そんなかけてなかったですね、私の実家は。
まあパキスタンでは、たぶん今でこそちゃんとね、鍵もして、警備員を置いて、防犯カメラも設置して、そんな感じでやっているんでしょうけど、
当時はね、あのもう昔ながらの習慣というか、そういうのが当たり前にこう残っていてね、
新築のところだったんで、本来ならその居住区の住人以外はね、
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あと家を建てる職人とか、その中にあった商店街のね、店員さんとか、配達員とか、その人たち以外は入れなかったはずなんですよ、本当はね。
でもなぜか、他のエリアから、外からですね、すごい高い部屋のね、外側からね、知らない人が入ってくるんですよ。
それで、新築の家ばっかりなのでね、きれいな家なんです、もちろんね。
そうすると、あ、家の中見せてもらおうってなるんですよ、なぜか。
それで、ピンポンとかね、ベルがない時とか、最初はなかったんですね。
ゲートをもうガンガンガンガンって、すごい大きな音でね、もうバンバン叩いて、
で、誰だろうと思って、ガラスの窓から、中から覗くと全然知らない人で、お前誰だっていう感じなんですけども、
家の中に見せろって言うんですよね。
もちろん、敬語ですけどね。
で、断ることもできたんでしょうけども、
最初はね、夫もいたので、招き入れる方もね、全然平気なんですよ。
全然、お前誰だの状態でも、ああどうぞどうぞ、見てください。
いついつ建てたんで、まだ新しいんですよ、私たちも入ったばっかりなんですよ、なんて言ってね。
何組かね、知らない人がね、来ましたね。
で、夫がね、日本語で、この人たちね、なんか新婚さんで、まぁちっちゃい赤ちゃんいましたけどもね、
なんか家を建てたいと思っているんだって、だから参考のために見せてあげようかなと思って、ってもういるんですよ、夫の後ろに。
ああ、もう入れちゃったんだって。
なんかジュース出してあげて。
うん、すごいですよ、この習慣は。
それをね、その若者のお母さんと、親戚の女性3人で、突然来て、お家の中見せてくださいと言われたんですよ。
で、え?って不審に思って、完全にゲートのドアを開けずにね、私足で、
足でつっかえといてね、完全に開けないようにしてたんですよ。
で、あちらは、当然ドアを、ゲートをね、グーッと押して中に入ってこようとするんですけど、私はもう体でも、足と体でも、全身で拒否っていうかね、
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え?まだ入らないでよっていう感じで、えっと、どこから来たんですか?って顔見て聞いたんですよ。
で、あれのっていう、その彼のことはね、私知らなかったんで、夫はね、なんか一度話をしたみたいなので、
まあ、若い男性がいるっていうのは聞いていたのでね、
あの、その子の母親で、母親ですって言われたんですよ。
ああ、そっか、じゃあ大丈夫かな?と思って、他に誰も立ってないなっていうのを確認してですね、
あの、その子の母親で、親戚ですって言われたんですよ。
で、あの、その子の母親、親戚ですって言われたんですよ。
で、あの、その子の母親、親戚ですって言われたんですよ。
ああ、そっか、じゃあ大丈夫かな?と思って、他に誰も立ってないなっていうのを確認してですね、
うん、あの、前回もね、お話ししたんですけども、
演技をしてですね、弱々しい人間を演出して、実は、あの、凶暴犯がいたっていうね、そういうパターンもあるので、
本当に物陰に隠れてないか、誰かがね、
そういうのもすごいね、気をつけて、
あの、一応招き入れました。
うん、安全を確認してからね。
それでパーって入ってきて、
まあ、部屋は何部屋あるんだ?とかね、
キッチンは、ああ、オープンなのねって言ってね、
で、ああ、そうなのって、家具は?とかね、
ああ、まだ職人が届けてくれてないんで、まだ時間かかると思うんですけども、みたいな。
ああ、あなたはどこの国から来たの?
ああ、日本ですって。
で、なんか娘さんいるって聞いたんだけどって、
ああ、今、学校行ってます。
で、この子はね、あの、その学校に行ってるのよって、
今日は休んだんだけどって言って、
あの、まあ幼いね、娘さんいたんですよ。
うん。
で、その子はね、後々、あれですね、娘のクラスメイトだったんですね。
後で分かったんですけども。
まあ、すごい偶然でしたね。
うん。
まあ、結局その若者のいとこだったんですよ。
その女の子はね。
だからね、この3家族がなんとなくつながってるんですよ。
つながっていたんですよね。
うん。
まあ、そういうので、我が家をですね、あの、お披露目っていうかね、見せてあげて、
じゃあ、あの、今後ね、うちの息子も結婚するし、よろしくね、みたいに言われて、
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ああ、わかりましたって言って、まあ、5分ぐらいでね、あの、帰られたんですけども、
まあ、そんなことがあって、えー、その後ですね、私が朝、あの、外のね、庭ね、庭って言っても、
私はそんな庭でくつろいだことは1回もなかったですけどね。
うん。
まあ、外はね、丸見えだし、じろじろ見られるし、泥棒に狙われたら危ないんで、
あの、ね、そんな外でゆっくり、なんか、座ったりとか立ったりとかできなかったしね。
まあ、早朝にですね、娘を学校に送って、まあ、早朝ですと、ほとんど外にはね、あの、人が歩いてなかったんで、
まあ、朝、芝生にね、外の庭の芝生に水やりをしていたんですよ。
で、しゃーってやってたらね、ちょうどその庭と、あの、庭の反対側にね、その若者の家があったんですね。
で、えー、水しゃーってやってね、あの、そっちにこう、ぼーっとしてこう、なんていうかね、あんまり注意力がなくて、
えー、なんかガタンって音がしたなーと思って、その若者の家のゲートが開いたんですよ。
それで、まあ、それでも私は振り返らずに、はーって水あげてたら、後ろからアッサラムアレイクムーってね、若い男の子の声が聞こえて、はっ!って見たんですよね。
そしたら、あの、アッサラムアレイクムーって言って、あの、お元気ですか?ってね、すごいね、その声がね、可愛くってね、
あ、なんか、なに?なんか、女の子みたいよ、可愛いわ、みたいなね、そういう感じだったんですよ。
で、お元気ですか?ね、聞いてくれて、あ、あの、元気です、うん。
で、あの、僕、この家のものなんですって言って、
あー、この間、お母さんと親戚が来られた?って言ったら、そうなんですよ、えー、見せていただいてありがとうございました、あ、いえいえ、あ、あなたのお母さんだったのね、みたいにね、ちょっとね、あの、こう、内心ビクビクだけども、えー、ちょっとこう、偉そうなおばさんをね、演出していました。
その時は、あの、背筋をね、まっすぐにして、えー、ちょっとね、あの、お腹を突き出すぐらいのね、うねを張るみたいなね、うん。
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ぐらいのね 骨を張るみたいなね
それで声のトーンはワントーン下げてですね さらに低くねあのして
堂々とね話すようにしていました それでまあ本当に彼はですねもう最初からね尊敬をしてくれていて
でその挨拶の後にですね
アンティーはって言うとねおばさんは
ずっこけちゃうかなと思ったら あそうよねお姉さんじゃないなぁと思ってね
アンティーは日本の方なんですよねって聞かれて あそうなんですよ
はい 日本人です
で 僕のあの父がですね
昔 日本で働いていたんですよってねあの教えてくれました
でそれは初耳だったので あっ
あらそうなのって言って どこなんていうところかわかるって言ったら
名古屋って言ってました
まあお父様はもう亡くなられていて
まあその遺産か何かでねそのお家を建てたって言ってましたけども
まあそういうねなんか歴史というか まあそれもすごく偶然で
それで あの父はねとっても日本でねよくしてもらって
働いていた工場の社長さんがあの 何を作っていたかわかんないんですけども
とても大きなね機械 その工場の機械を父に譲ってくれたんですって
なんかとってもね 恩を感じていたってあの
お父さんがそういうふうに恩を感じていたっていうことを教えてくれました
なので僕は 日本人の日本の人とか日本のカルチャーとか
そういうことにとっても興味があるんですってね 笑顔でね話してくれました
まあそれを聞いたら私もなんか 嬉しくなっちゃいましたね
えーそんな偶然ってあるんだろうかっていうね
びっくりしました それにあの
娘さんと2人だけで暮らしていらっしゃるって聞いたんですけども もし何かあったらいつでも僕に言ってください
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すぐに飛んできますから ってね
あのとてもなんか頼もしかったですね
それと私のウルドゥをね褒めてくれてね
挨拶だけでもねすごく喜ばれるんですけども やっぱり一言二言でもねあの話ができると
向こうの人はねすごくね喜んでくれますね
まあ私は逆に英語がダメだったんで
そう 英語がダメって言うとね
あー日本人って英語話せないのよねってね バカにする人もいるし
否定するっていうかね そういう人に会っちゃった時は
いやでもウルドゥ語喋れるからいいっしょ みたいなねあの返事をしますけどもね
そこでまた笑いを取れるっていうね
その彼はね本当に 頼もしく
あのそういう話をしてくれて 実際にね
本当に2020年帰国 本帰国となってしまいましたが
その帰るまで 本当にいろいろねお世話になりましたね助けてくれて
まあいろんなエピソードがあるのでそれもね あのまたちょっとしつこいかもしれないんですけども
友達とか知り合いをね作ることの重要さ 重要さみたいのをねあのどうしてもお伝えしたいので
また続けてねお話ししたいと思います
まあその後 彼はね無事に結婚してね本当に可愛いらしいねお嫁さんをもらいましたね
美人すっごい可愛いの
あの女のねお子さん2人にもね恵まれて 今立派なお母さんになりましたけども本当にね
結婚当初まあ可愛くて今も可愛いですけどもね それでその旦那さんね
彼も本当にね優しいというか柔らかい物腰がこう柔らかい人でね それでもなんか芯が通っていて男らしいとこもあるしね
なんかユニークな うん
まあそういう人と出会えたのも本当にすごいなって思いましたね
まあパキスタンであの友達いないっていう方に紹介したいぐらいです 本当に
ねえ 本当頼りになるね
あの 夫婦です夫婦でした
今でもねあの連絡はとっていますけども とっても真面目で
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まあでもユーモアもあってね
まあそんな彼らのこともまたお祝い話していきたいとおもいます
なのでねあのパキスタンでね結構 某国のね人と
間違えられっていうかもう同じなんですよね顔がね似たようなもんなんで
なんとか人だなんとか人だってね 結構バカにされるっていうか
そういうのがあって こっちとしてはなんか
差別っていうかね人種差別みたいな
なんかそんなことをこう 大目があるっていうかなが感じでいたりね
してたんですけども あえてやアイアム
ジャパニーズみたいにね メイジャパニーオン私は日本人ですって言ってね
ムキになったりとかしてね ああ
日本人 へー日本はいい国ですよね
日本のものも壊れないですよねいつまでもなんてね あの
ね店員さんとかなんて家電の店員さんなんかも日本の製品をには詳しいので
もう喜びますよね日本人というだけでね まあ喜んですぐにねあの
ものの値段がね何十倍にもなることもあるので それも
ねえなんていうか見破ってですね 交渉できるようにねできればなった方がいいと思いますね
まああの分かっててね騙されるのもそれはそれでありだと思いますけどもね はい
まあもしよかったら日本人ですってね あの言ってみてください
メイジャパーニーフン
まあちゃんとねあの簡単ウルドゥ語講座としてね また後でやりますんでね
はい
日本を大好きでいてくれる人も パキスタンにもね多いので
そういう人と出会えたらねあの本当に自慢してみてください ちゃんと聞いてくれると思うのでねはい
ということでまたね続きはまた次回お話ししたいと思います はい最後まで聞いていただきありがとうございます
また次のラジオでお会いしましょう ナンバルワンでした
アラーフィス