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2023-07-09 09:31

【獣医師国家試験にチャレンジ】猫の腎臓病の検査所見は?

https://twitter.com/NaikaiTakeo/status/1677777022830141440?t=QM-i4pb7l_vFq-vRDt7H4g&s=19

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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
内科医たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長の内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまされちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分頃に10分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開のまま収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は異動系国家…異動系国家資格に入るのかなっていう感じですけども、
リクエストをいただいておりまして、獣医師国家試験にチャレンジしてほしいというリクエストがありましたので、それにお答えしていきたいと思います。
で、ちょっとこれリンクをですね、ツイッターのやつ貼ったんですけれども、これ資金問題をね、直貼りしてしまったんですけれども、よく考えたら、
その一つ前の農林水産省のね、ホームページを見ていただくのがいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、
そもそもですね、獣医師国家試験はね、農林水産省の管轄なんですよね。
他の大体の医療系国家試験はね、
厚生労働省、
厚生労働省の管轄、もしくは厚生労働省と文科省、
公認心理士とかはね、両方ですよね。なんですけれども、農林水産省が出てくるっていうところが、これまた、
なんか獣医師っぽいなっていうふうに思いましたね。あとはね、これ出題基準とかですね、一通りちょっとざっと昨日目を通させてもらったんですけれども、
まあ相当幅広いですね。そのやっぱり我々、我々というか、医師はね、人間しか当然扱わないんですけれども、
獣医師はね、いろんな動物を扱わないんですけれども、
いろんな動物を扱わないんですけれども、
いろんな動物を扱うじゃないですか。なので、犬、猫とかね、ペットから、その家畜系とかですね、あとは何ですか、なんか爬虫類とかもありましたし、
で、やっぱりね、病気もね、人間とはね、まあ人間と共通する病気はありますけれども、全然ね、何それみたいな病気もね、結構あったりとかして、
いやー、やっぱりね、獣医師は獣医師で全然、まあ人とは違うなっていう感じがしました。
し、あとは、えっと、
試験問題もですね、えっと、なんか、えっと、試験問題の最速っていうのを見ていただいたらと思うんですけれども、
あの、必修問題っていうのはあるんですよね。えっと、これ、医師国家試験ではあるんですけど、必修問題という。
必修問題が、えっと、50問だったかな。はい。
で、加えて、えっと、なんか学説A、Bみたいな、そんな感じになっていて、え、はい。
まあ、基本的には、あの、動物さんの問題は多いんですけれども、でも、あの、随所にね、その生理学とか、
解剖とかですね、そういう、まあ、人の基礎医学とも共有する部分もね、結構あるかなというふうに見てて思いました。
はい。で、えっと、今日取り上げる問題はですね、第74回ですね、獣医師国家試験から取り上げようと思ったんですけれども、
えっと、大体ですね、まあ、これ、どの国家試験でもそうなんですけれども、必修問題がある国家試験は、必修問題のほうがね、簡単なんですよね。
まあ、必修なんで、はい。なので、必修で、えー、簡単な問題をチョイスしようと思って、
見たらですね、なんと1問もわからないっていうですね、まあ、1問わからないわけではないですけれども、ちょっと解説するのはね、難しいなっていう問題がね、
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50問ずらっと並んでいたんで、ちょっと必修問題諦めて、えっと、学説1ですね、あの、第74回獣医師国家試験の学説試験問題、
あ、1じゃない、Aか、はい。これに、あの、逃げました。はい。ということで、えー、そこの中もですね、まあ、結構ね、これはわかる問題まあまああるんですけれども、
えーと、まあ、皆さんの、この、聞いていただいてる方々のお役に立ってるかどうか、ちょっとわからないですけれども、まあ、比較的役に立つであろう、しかも私が解説できる問題を1個選ぼうと思ったら、えーと、問い70になりましたね。
はい。問い70は、えーと、ちょっと前段長くなりましたけれども、猫の慢性腎臓病末期における検査所見として適当でないのはどれかっていう、そんな問題ですね。はい。
結局、腎臓科医っていう感じですけども、はい。
腎臓、はい、腎臓バカなんでお許しください。はい。ということで、えーと、あ、もう1回問題文読みます。猫の、えー、慢性腎臓病末期における検査所見として適当でないのはどれかですね。はい。
1、低輪結晶。2、非再生性貧血。3、代謝性アシドーシス。4、高クレアチニン結晶。
5、シメトリック。
6、ディメシルアルギニン、かっこSDMAの上昇。ちょっと沢先生みたいに、あの、かっこよくは読めないですけれども、はい。という選択肢5つですね。はい。いかがでしょうか、皆さん。続々答えていただけたらと思います。
ちょっとね、スペースの方はね、答えにくいかもしれないんですけれども、もし、あれだったら普通に入れていただけたら、ちょっと拾おうと思いますんで。
えーと、あ、これ、あ、割れてますね。
割れてますね。そうですね。5、2、1。1、1。1が多いですかね。スペースは、スペースは来てないかな。えーと、1。さっぱりですが、1。聞きないから5。なるほど。割れましたね、結構。はい。これはですね、正解は、1が正解ですね。はい。
はい。1が正解。おめでとうございます。えー、低リン結晶が適当ではないっていうことで、はい。正解の方、おめでとうございます。
これはね、いや、これちょっとね、僕もね、引っかかった、引っかけたっていうか、うーんと、まあ、決算的にはね、高リン結晶になるらしいんですね、猫も。はい。
で、これ、人間もですね、人間の慢性腎臓病も、あの、リンの排泄がね、あの、起こりにくくなるのと、あとはビタミンDとかの関係もあってですね、
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リンがね、高くなってくるんですけれども、専門的にはですね、とか、クロトーとかね、FGF23とかですね、まあ、ちょっといろんな因子が関わるんですけれども、まあ、結論的にはね、最終的に人事の悪くなってくると、まあ、リンがね、高くなってくるんですよね。
なんで、まあ、それがね、猫においても同じっていうことで、で、ちょっと調べたらね、猫の、猫に関してもそのリンを抑えるお薬とかですね、えーと、リンを抑えた食事みたいなのはあるみたいですね。はい。
なので、まあ、リンが高くなるっていうのは、猫も人間も共通してるっていうことで。
まあ、1が正解っていう、そんな感じですね。
で、まあ、2のね、非再生性貧血ってね、人間では言わない用語なんですけれども、人性貧血って言うんですけどね、でも、まあ、貧血、非再生性貧血ってちょっとあんまり聞き慣れない言葉ですけれども、まあ、これは人性貧血のこととイコールなんから頭って、まあ、これは、まあ、あり得るっていう感じですし、まあ、体脂性、脂糖質、これはまあ、当然ですよね。
まあ、あの、腎臓が悪くなってくると、あの、
3成分って、
肉質が外に出せなくなってくるので、
体の中が酸性に傾く、こういうのを足動質というふうに言うんですけれども、
これは猫にも人間にも共通して起こってきますし、
あとは抗クレアチニン結晶ですね。
クレアチニンって検査で人間でも測りますけれども、
腎臓の数字の非常に重要な検査項目の一つとしてクレアチニンというのがあって、
これが高くなってくると腎臓が悪いということなので、
これは検査で妥当でしょうということで、
5号はこれね、沢先生に教えていただいて、
僕も全然知らなかったんですけれども、
このSDMAというシンメトリックジメチルアルギニンですか、
これが猫の場合は上昇してくるらしくて、
これの方が腎臓病の早期診断に有用だというのは以前調べたりしましたね。
ただ、これ人間では全然見たことも聞いたこともないワードで、
これなんか猫特有なんかなという気がしました。
あとはですね、これちょっと選択肢に入ってないんですけれども、
私が引っかかりかけたのは、このカリウムですね。
カリウムが猫の場合は低くなるんですよね。
これなんでなのかちょっと調べきれなかったんですけれども、
人間の場合はほとんど慢性腎臓病の方はね、
カリウムが高くなってくるんで、カリウム制限っていうのをしたりとかですね、
あとはカリウムの吸着薬っていうですね、カリウムを吸収させないようなお薬を使って、
使ったりすることがあるんですけれども、
逆にね、猫の場合はね、腎臓病進むとね、カリウムが低くなるっていうのはね、
こないだサラ先生とのやつで教えていただいて、
でも、なんでそうなるのかすごい興味津々なんですけれども、
そこを調べきれずに今に至るっていう、そんな感じですね。
はい。なので、ちょっとね、ここにね、
カリウム結晶とか入っているとね、逆に紛らわしくなるんだろうなというふうに思いながら問題見ておりました。
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はい。ということで、でも正解は、
1の低リンケステム。
1勝が誤りっていうことで、
猫も慢性腎臓病末期になるとリンは高くなるというのが正解でした。
はい。ということで、はい。
正解の方おめでとうございました。
ちょっと役に立ったかどうかわかりませんけれども、
何かのお役に立てば幸いです。
では、今日も幸せな一日にしてありますように。
お相手は内科医の竹井でした。
競技伸伸。
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