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2023-02-07 37:08

#112 砂で描く⁉︎サンドアートのプロを直撃してみた!

趣味を始めるにあたってプロのアドバイスがあるなんて最高のシチュエーションですよね。今回プロの方にサンドアートの魅力を伺いました。召し上がれ。
ゲスト:飯面雅子(いいめんまさこ)さん
Twitter:@iimenmasako
シナぷしゅYouTube:https://www.youtube.com/watch?v=x5_d6DSiSnE
「たなごころのたま」:https://www.youtube.com/watch?v=sJ9N74btkF8

*サムネイル使用作品:飯面雅子(いいめんまさこ)さん https://sandartkoubouinfo.wixsite.com/sandart-koubou
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こんにちは、趣味を何でもむしゃむしゃDJいしかわです。むしゃむしゃラジオでは、いろんな方をゲストにお招きして、趣味のお話を聞いています。
その趣味の楽しいところや始め方など、美味しいところを聞いて、新しい趣味を見つけるきっかけにするための番組です。
というわけで、唐突に冒頭に番組の紹介をするようにしてみました。これは、先日参加した
無限まやかしさんというポッドキャスト番組のトークの中で、良いポッドキャストって冒頭に番組の紹介があるっていうお話をされていたんですね。
プロのお話を聞いて、一つのやり方にね、こだわらずに番組を修正していくのってね、すごく大事なことだと思うんです。
というわけで、本日のゲストもプロの方です。それでは今日もいただきましょう。DJいしかのむしゃむしゃラジオ。
さっそく本日のゲストを呼びましょう。今日のゲストはこの方です。サンドアーティストのイーメン政子です。
サンドアート、つまり砂の美術ですね。よろしくお願いします。よろしくお願いします。今回はプロの方のアトリエにお邪魔してお話を聞いてみたいと思います。
今日のお話をきっかけに、新しい趣味としてサンドアートやってみたいなって思う方が現れてくれたら嬉しいなと思って、イーメンさんに無理を言ってお話を伺わせていただきます。
事前にアトリエにお邪魔して実際に見せていただいたんですけれども、道具とかを含めてめちゃくちゃ面白かったので、一体どういうことなのかっていうところからお聞きしていきたいと思います。
まず、今聞いている方でサンドアートって聞いて、これだなってズバリっていうイメージが浮かんでいる方が何人いるかわからないので、サンドアートってどういうものなんでしょうか。
もちろん私がやっている分野はサンドアートパフォーマンスといって、よく音楽をかけながら絵を次から次へと変えていくっていうようなことなんですけども、でも実はサンドアートって英語まんま直訳すれば広い意味で砂の美術、砂の芸術ということなので、
実はですね、海岸に大きい2メートルぐらいの砂像、砂で作った彫刻的な彫像みたいなものもサンドアートと言いますし、それから小瓶、瓶とかに入れるグラスサンドアートって言うんですけども、瓶の壁面に色の砂の層を作ったり、例えば海の風景を描いたりとか、要はお土産物屋で売ってたりするんですけれども、
そういったグラスサンドアートも含めて、砂の美術であれば全部サンドアートって言うんです。
結構サンドアートっていう枠の中にもいっぱい種類があるんですね。
そうですね。いわゆる立体からリリーフから、それこそ宗教美術的なことで言うと、チベットで有名な砂マンダラ。
砂マンダラもお坊さんが修行のために、マンダラ模様を色の砂で中心からだんだん大きく四角で描いていくんですけども、あれもサンドアートってくくっちゃうと申し訳ないんですけども、いわゆる砂の美術、宗教美術ってなると思います。
なるほど、幅広いジャンルなんですね。
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イーメンさんはサンドアートの中でもパフォーマンスをやられているということで、お仕事の内容的にどういったお仕事を今までされてきたのかってお伺いしてもいいですか。
サンドアートパフォーマンスに関しては、やはり一番は企業案件がありまして、いわゆる関係者だけのホテルの宴会場で行われるパーティーですね。
そこでコマーシャル的な会社の周年記念、例えば30周年、50周年、あと100周年の建築会社のものをやったんですけれども、会社の歴史をサンドアートで綱絵でどんどん次から次へと。
昔の例えば社屋から、今近代的なビルになりましたよ、そこに人間関係やら季節の花とかも含めて物語とファンタジーを詰め込んで、いわゆるコマーシャル的なものを作ったりとか、それをサンドアートで上演するというのが仕事の核になるものですね。
ただそれ以外に地方のホール、各地区のホールなんかで呼ばれると90分でワンマンショーをやります。
ただワンマンショーといってもピアニストの方とコラボしたり、朗読で生朗読でコラボしたり、ダンス踊る方とコラボしたこともあるんですね。
いわゆるスクリーンの前にパフォーマンス的な踊りをして打ち取って、バックグラウンドとしてサンドアートがあるみたいなコラボレーションもしたことあるんですけども、そういったものもありますし、
あと学校の芸術鑑賞会に呼ばれて、小学校や中学校からあと高校とかで生徒さんたちに見せるということで、物語性の高い文学性の高い原作付きのサンドアートをお披露目したり、
それから有名なクラシック音楽、高校生だと絶対知っているというようなショパンとかドビッシーの曲に合わせてサンドアートの物語をつけて披露するというような、そういった60分から90分のワンパッケージみたいな芸術鑑賞会もお仕事としてやっております。
すごいですね。めちゃくちゃ活躍されている方に出ていただいて。
ただ、このコロナ禍でイベント関係は2年半ぐらい延期中止という、ほんと壊滅状態で、実はですね、私もともとパフォーマンスが先ではなくて、
砂のアニメーションをきっかけなんですね。で、気まぐれオレンジロードという日本テレビのアニメーションがあって、エンディングが3ヶ月ごとにちょっと変わるみたいな時に、その中の一つでまるまる砂で1分30秒のエンディングを作ったのが、実はそれでお金をいただいた一番最初なんですけど、それで35周年だったりとかするので、砂のアニメーションから最初なんですね。
で、ただアニメーションの場合はパフォーマンスと違って、カメラが止まっている間に絵作りして、で、コマ撮りして、で、またカメラが止まっている時に次の動作の絵作りをして、またカメラでコマ撮りをしてっていうような作り方なので、手は出演しないわけです。
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砂絵だけが動いて見えるっていうのが、砂のアニメーション、砂アニメーション。ちょっと英語でね、揃えればサウンドアニメーションという表現になっていて、それはもう私の主軸としてはずっとあって、で、後でだいぶ経ってからパフォーマンスのお仕事の依頼があった時に、全くそのやり方は違うんだけども、同じ機材でできるじゃないかということで、パフォーマンスのお仕事を引き受けたら、
なんと逆転してパフォーマンスのほうのお仕事のほうが80%とかって増えてしまったっていう企画があります。で、先ほどね、コロナ禍でパフォーマンスのイベント関係全滅だって言いましたけど、実は映像関係、要はミュージッククリップをお願いしますとか、それから後、公式サイトに載せるので、そこに載せるサウンドアートの映像が欲しいですってことで、
この中でやった一番大きい仕事が、なんと警視庁から悩み相談的なことで、ヤングテレフォンコーナー、多分ね、警視庁ヤングテレフォンコーナーで聞いてもらえば女の子がニコッとした実写が出るんですけど、実はそこからサウンドアートから実写にそのオーバーラップで繋がっていくっていうので、30秒のサウンドアートの映像を作ったりもしました。
なるほど。パフォーマンスをやってて、それが面白いねってなってアニメになっていくような流れがなんか一般的、一般的がそもそもあるかどうかあれですけど、イメージしてたんですけど、先にアニメーションがあってパフォーマンスもやってみようっていう流れでキャリアを築かれたんですね。
はい。もともとは漫画が大好きで、アニメーションが大好きでっていうところから始まっていて、アニメーションもいきなりテレビのセルアニメ的なことはできないので、切り紙、絵に1枚1枚、普通の画用紙に絵を描いて、で、あ、切り紙って方法があるんだっていう背景と人物とか動物とかを切り抜いて別に乗っけてちょっと動かして、絵を変えたりとかして撮るっていうのを高校時代とかはやってました。
ただ美術大学、あの武蔵野美術大学なんですけども、美術大学に進んだことによってやっぱり世界が広がって海外の個人作家のアニメーションを見るようになるんですね。
で、やっぱり周りの人が後輩とか友達とかが、私は年度アニメやりたいから作ってみます。ある人は人形アニメ作ってみますって中で、私はカナダのアニメーション作家のキャロラインリーフっていう女性のアニメーション作家に出会いまして、
その方が砂のアニメーションを作っていたんですね。でもそれに衝撃を受けて独学でそのキャロラインリーフさんの作品を見て何回も何回も見て心の先生として身を見真似で試行錯誤で砂のアニメーションを身につけていったっていう感じで、で卒業制作、砂アニメーション作りましたし。
砂のアニメーションを在学中にやってみようってやられてすぐ気まぐれオレンジロードになるんですか?
もちろんです。まだ先です先です。
09:00
じゃあそこでそのまま。
そうすると年齢バレるじゃないですか。
まあそれはいろいろあった結果。
だから普通にもちろん美術大学を卒業したからって言って、すぐにクリエイターやアーティストになれるわけではなく、正確に言うと視覚伝達デザイン学科といういわゆるビジュアルデザインの勉強をしてたので、最初の務め先はPR紙を作るデザイン事務所だったり、その後小さな広告代理店とかということで広告の仕事をいわゆるグラフィックデザインレイアウトの仕事をずっとしてました。
その傍ら美術大学生が作ったアニメーションの上映会のグループがあって、そこに所属して自分の作品を発表してたということで、いわゆる8ミリフィルムで作品を作って映写機で上映会をしていたというかなりもう昔の話なんですけども。
その時はそのお仕事としてやられているというよりはそのアーティストとして作品を。
そのあたりすごく難しいんですけど、人から趣味だって言われればそれで稼いでるわけではないので、本当にお金を継ぎ込んでフィルム代とかかかって、それも学生時代一生懸命アルバイトして8ミリカメラを買ったり、8ミリの映写機を買ったりとかしてたので、一応ライフワークというか、今からしたらもう作家活動としてやってた自覚はでも実はありましたけど。
どっかのタイミングで気まぐれオレンジロードでエンディングが欲しいなっていう。
それはですね、本当に運命の出会いというか、その上映会、自主制作の自主上映会を開いた時に、やっぱりいろんな方が見に来てくださって、実は手塚治虫さんが来てくださったことがあるんですよ。
手塚治虫さんが見られたってこと?
ダメ元で招待出したんですよ、手塚プロダクションに。
そしたらひょこって現れて、もうこっちも受付も全部パニックで。
手塚さんが来たぞ、みたいな感じで。
手塚治虫大先生が来ていらっしゃったってこと。
でもそういった感じで、やっぱりその業界の中にもそういった個人制作のアニメーション好きな方がいらっしゃるというよりは、そういった一般大学のアニメ系に所属してた人が、要はプロの業界進んで、でも自主制作のアニメーションも見に来てくれて、その中の一人が商業アニメーションのディレクターをしてたものですから、私に声をかけてくれて、
ぜひ気まぐれオレンジロードのエンディング、あのまどかちゃんをスナアイで描いてほしいということで、
あの依頼を来たってことで、餅月智美監督という方なんですけども、
名前検索すればいろんな作品出てくると思うんですけども、その方からご連絡いただいて、
その時はもうすでに実は広告代理店を親の病気の関係でちょっとやめていて、少しブランクがあった時期なんです。
それで幸いにも平日動けるような状態で、タイミングが良かったというか、それで初めてスナアニメーションでお仕事をさせていただけたということで。
12:12
その頃に他にサンドアートとかアニメでやられている方とかっていらっしゃったんですか?
えっとね、確かいないはずです。だから気まぐれオレンジロードがテレビで放送されるサンダーアートというか、スナアニメーション、多分日本人では第一号だと思うんです。
一番最初にやられたパイオニア的なのがイーメンさんってことですね。
そうですね。
そんな方にお話を聞けるなんて。
パフォーマンスもそうですね。多分サンダーアートパフォーマンスもやってた人がいるかもしれませんけども、
表だってやるようになったのは、多分私が日本の中では第一号なんじゃないかなと思ってますけど、
それこそね、私の方が第一号だっていうのであれば、作品ぜひ見せてほしいですね。
で、時々講演している時にいろんな質問があってですね、サンダーアートパフォーマンスの初めてはどの国でどの人ですかって聞かれるんですが、私が知りたいです。
アニメーションではなくてですね、サンダーアートパフォーマンスの方で世界的な有名な人が、私がもうこの3人だっていう3人がいまして、
ハンガリーのフレンク・カーコさん、男性の方です。
イスラエルのイラーナ・ヤーフさん。
あと一番有名な方が、今悲しい状況になっているウクライナのクセニア・シモノバさんで、
クセニア・シモノバさんは、そちらの方の地方のいわゆるゴッドタレントで、世界的に有名になったっていう記写があって、
日本のテレビでもよく海外のこんな面白い跡があるよっていうので、スタジオでね、タレントさんがワイワイ言いながら、他の国の画像を見るっていう番組があったんですけども、
それまるまるクセニア・シモノバさんのをやっていて、2012年あたりの出来事で、そのあたりでテレビでサンダートパフォーマンスが取り上げられたり、
一手急でタレントのベッキーさんが、イスラエルのイラーナ・ヤーフさんに習いに行って、
一手急でベッキーさんがサンダートパフォーマンスを披露するっていう時があって、
結構日本の中においては、2012年っていうのが節目の年になってるんですけどね。
その今おっしゃったアーティストの皆さん、大体中東近辺というか、近しい位置にいらっしゃいますね。
でもね、実はね、インスタグラムサンダートで検索して、サンダートパフォーマンスをやってる世界の方とつながろうと思って、
こちらの方でフォローして作品にいいねすると、向こうも気が付いてくれて、フォロー返ししてもらったりとかするんですけど、
韓国の方めっちゃ多いですよ。
そうなんだ。韓国でも今そういうサンダーアートの方々が。
大体世界で200人したらもしかしたら、普通のイラストや画家や何か特殊なアートからすれば少ないのかもしれないけど、
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私の実感で、もちろんプロとしてやってるのかどうかはわからないんですけども、300人くらいのつながりはインスタグラムであって、女性が多いですね。
女性がね、90%くらいが女性で、インスタグラムでサンダーアートを引いてみると、もちろん英語で引いてみると、いろんな人たちが出るので、面白いと思います。
サンダーアートをやられてる方が女性が多いっていうのは何か理由があったりするんですかね。
やっぱり手先の器用さもあると思うし、それからやっぱりね、もちろんケイト・アムノに男性の有名な方もいらっしゃるけども、やっぱり母体としては女性が多いっていうのもあるような気もするし、
やはり女性の方が指が細くて細い部分が描けるとか、爪を伸ばして爪で細い線が描けることができるっていうのがあって、手がすごい乾燥肌で。
そうですね。さっき僕も砂触らせていただいたんですけど、やっぱりちょっと手についちゃったりとか細かすぎる砂だと男性の方が多分油分があってついちゃうとかっていうのはあったりして。
もちろんそれは防ぎ方があって、直前に手をよく洗ってBBパウダーをしっかりつけるっていうので対策を立てることがあるけども、やっぱり爪を伸ばして細かい表現するっていうのはありますし、
ただもちろん私の場合はもともとパフォーマンスするにあたってアニメーションというか映像畑から来てるので、道具を使うことに関しては全然抵抗がないので、細かい道具、割り箸を削ったものを使ったり、櫛を使ったり、
あと片押しでグッと押し付けるとその分砂がどいてくれるので片押しを使ったりとかいうので、道具を使うことに関してはアイデアとしてためらいもなく使うんですけども、
ただサウンドアーティストによっては全部自分の手で描きますっていうのをポリシーにしてる方もいらっしゃって、方向性はもういろいろですね。
すごい、いろんなパターンのサウンドアートがあるみたいで、もちろんこうやってお話しさせていただく前にイーメンさんの作品は見せていただきましたけど、おっしゃってる通りインスタグラムで検索してみたいなって思いました。
前にね、実はFM横浜に出演して、言葉で一生懸命サウンドアートパフォーマンスがどういう機材を使ったものかっていうのを言葉だけで全部説明するのをやったことあるんですけど、今説明しますね。
まずサウンドアートパフォーマンスの原理は陰影なんです。下からの光、透過光で下からのライティングでガラスを、私の場合はA1サイズ、A1サイズのガラスを使います。
そのガラスの上に砂を薄く敷いて、もちろん濃くなるところが砂が厚くて、砂をどけたところが白くなるということで、例えば指3本で髪の毛をゆらゆらって描くと、一変に髪の毛の線が3本引けるということで、砂をどかす、砂を移動させることによって影ができるってことですね。
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ただ最近の機材は、新しく機材を作ったんですけどもLEDボードで、いわゆるライティングといっても照明用のライトを使うのではなくて、LEDボード自体光るので、LEDボードの上にガラスを重ねて周りに砂がこぼれないように枠を作ってということで、そういったLEDボードも使っての機材なんですね。
その音楽に合わせて次から次へと絵を描き足したり、その前の絵を打ち消すように部分的に描いていくっていうことで、スタンダードパフォーマンスは時間軸を持て、なおかつ描いている途中も見せる、描く途中を見せる芸術だと思っていますので、描く順番とかどういうふうに見せるか、途中まで何の絵かわからない。
例えば、全部縦筋の線を引いていって、縦筋の線から馬の形に切り抜いて、周りの砂をどけていくと。そうすると、もちろんそれだけだとシマウマに見えないので、拳のところから砂をこぼして耳の部分、縦髪の部分、しっぽの部分、で、鼻先や足先をちょっと黒くして目を入れると、結構模様はデフォルメされたものですけども、結構リアルなシマウマが出来上がって、
出来上がったら、あの画面全部が縦のストライプが並んでたのが、実はシマウマを描くためだったのだということで、これは低学年向けの、いわゆる幼稚園、保育園の子たちのために作った動物園の中の一場面なんですけども、やっぱり客席の方から、あ、シマウマだとかって声が上がるの。
もちろんそういったアートを鑑賞するのに声出しちゃダメなんだけど、私としては公平ましく受け止めているので、なんかこう描いている途中で、あ、クジラだ、あ、何々だっていうのは喜んで反応してくれてるってことで、すごく嬉しく感じますね。
描く上で、やっぱり順番を決められているというか、そうやった方が面白く見えるっていう、やっぱり演出も考えられて描かれているっていう、サンドアートならではの感覚なのかななんて思って見てたんですけど、いわゆるイラストレーションを描かれる方とかって、右上から描いても真ん中から描いても完成物がこれで完成ってなるのでわかると思うんですけれども、
サンドアートの場合って、今おっしゃったように最初にストライプを描かれてから周りを切り取っていくみたいな感じだったり、アニメーションにするとまた今度はその演出が必要だったりとかっていうところで、制作過程も面白いって思えるのが、サンドアートって今回ちゃんと見せていただいたのがほぼ初めてだったと思うんですけど、面白いなって僕は思ったんですよね。
同じ機材を使ってもアニメーション的な表現とそれからとパフォーマンス的な表現が違うのは実際に作品であるんですけども、例えば男の人が身を乗り出して手を差し伸べるときにアニメーションだったら下から手がこう差し伸べられる、その動きの奇跡というのを動画として描くわけですね。
でもパフォーマンスの場合はそれをしてたら観客は腕を一本ずつ上に上げていく絵を描いていくの?また消してまた描くの?っていうそのおかしさが浮き出ちゃうんですね。パフォーマンスの場合は肩で身を乗り出した男の人を描いて、その先に対象物を例えば描く。
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実はその女性に対してビルの窓の上からその女性を見かけたということで手を伸ばすんですけども、そして対象物を描いたら手をおもむろに先から順番に描いて肩につなげるっていう描き方をするわけです。そうすると演出上ビルの窓から身を乗り出していたらその女性が見えて呼びかけるというか手を伸ばすっていう演出になるということですね。
それでなおかつ大きな違いは当たり前ですけどもアニメーションは手は出演しないわけです。手は出演しないで先ほど言ったようにカメラが止まっている間にYouTubeではない動画っていう表現があるんですけども動画として1枚ずつ例えば手を上げる工程が5工程だとしたら5枚の絵を描いていくっていうような形になるわけですけどもパフォーマンスの場合はその場で描くわけです。
手が出てきて砂を撒いたり指でなぞって腕をだんだん描いていったりということで肩につなげていくっていうのを描いている途中を見せるっていうのがパフォーマンスなので究極に言えばパフォーマンスは現場に私が行かなきゃいけないわけです。機材を持って。
でもアニメーションの場合は映像として完全なパッケージになっているので映像データで送れば私が行かなくてもプロジェクターさえあれば映せることできるんですね。
私自身の得意分野として説明するのはサウンドアートの中で2つの領域を融合させてます。サウンドアートパフォーマンスとサウンドアニメーション。
だから映像作品にするにおいても手が出てきてパフォーマンス的表現もすることもあれば手が出てこないで物がゆっくりこう動いていくっていうようなアニメーション的なものを融合させて映像作品として完成させたりとかしてますね。
ありがとうございます。そうやっていろいろな工夫をされてパフォーマンスもアニメーションもやられているっていうことなんですけどもここ最近作られた最新作についてお伺いしてみたいなと思うんですけど。
今まさにテレビ東京で放送されてます。テレビ東京で放送されている朝の番組でシナプシュ変わったタイトルなんですけども。
白い可愛いやつですよね。キャラクターがね。赤ちゃん向けの番組だということで私は実は赤ちゃんっていうよりはお母さんも一緒に見てくれてるからっていうことでお母さん意識したんですけども
シビットさんという言葉を操っている音楽の方がいらっしゃってその方がぜひサウンダーアートをつけたいと。サウンダーアートなら実は知ってはいないんだけどイーメンさんお願いしたいということでプロデューサーの方から連絡があったんですけども
棚心の玉という手のひらの中の玉という意味なんですけども棚心の玉というすごく難しい歌を与えられてもう絵コンテ大変でしたけど2月の月歌って表現するらしいんですけども
24:10
2月1日から平日の月曜日から金曜日まで朝の7時35分から8時まで2月末日28日までやってますがでも今時なので実はテレビ東京も公式なYouTubeチャンネル持ってますで朝放送されると番組そのまま数時間後には
YouTubeにアップされちゃっているのでわざわざね本当は視聴率上げるためにぜひ本放送を見てくださいなんですがYouTubeでシナプシュ1語で検索できますので平日のその日の一番新しいのが一番トップに出てくるのでぜひ検索していただければあれですし
あと棚心の玉というひらがなで検索するともちろんシナプシュくっつけてなんですけど単体の2分のただ2分というのが私にとっては中身10分ぐらいのようすごい作るのに苦労したんですけどもとにかく言葉が難しくて多分赤ちゃんは音だけで聞くとかあとね実は今エゴサして賛否両論なんですけど
あの番組そのものは赤ちゃんが泣き止むとか赤ちゃんが喜ぶっていうようなキャッチフレーズだしてるんですが怖いとかそれから赤ちゃんが泣き始めた
泣くとかただまあ一部にはうちの子は喜んでるとかっていうのもあるんですがそのあたりは本当に今後の課題として真摯に赤ちゃんが泣くっていう怖いトラウマになりそうっていうのもちゃんと意見として真摯に受け止めてます
ツイッターとかコメント欄とかにそういう
えっとですねシナプシュの番組はコメントできないタイプなんですが単体の方そのたなごころのたまの単体の方のyoutubeはコメントできることになってるので
なるほどそれで見えちゃう
そうそうそうなんですよだからもぜひもしよかったら赤ちゃん目線じゃなくていいのでより良き感想がありましたらやらせてなくていいのでもちろん正直に感想いただけたら私もしょっちゅう見ますのでよろしくお願いします
概要欄にリンクを貼っておきますのでぜひ皆さん見ていただけたらと思います
よろしくお願いします
皆さんも一旦ここで止めてもいいので一回youtubeなりでinmenさんの作品を見ていただいた上で聞いていただけたらなと思うんですけど
多分見てみたらやってみたいなって思うと思うんです
プロの方にね恐れ多くも自分でやるとしたらなんて話を聞いてしまうんですけども
とはいえどうやらお話を事前に機材とか見せていただいて聞いているともうサンドアートを始めるセットですっていうようなものが売ってるわけじゃないんですよね
世の中に売ってるわけじゃなくてじゃあいざそれを本当に本格的なものを揃えようとすると数万円かかってしまうっていうようなお話を伺ったので
そうなるとちょっとハードルが高いなって思うんですけど
例えば僕がまだサンドアート一回もやったことのない人間にちょっとサンドアートをやらせてみようかなってなった時に
27:03
どういった機材を集めたりとかしたらとりあえずサンドアート体験ができるものになるのかなんていうようなことってそんなアドバイスでいただけたりするんですか
はいもちろんっていうのは私の実は3本の柱としてプロであることとサンドアートそのものの研究もあるんですけども
やっぱり進みを広げたいという積極的にワークショップや小学校から他人の先生が私を見つけていて
今年度の6年生の総合学習で実はサンドアートやりたいんですよっていうお問い合わせがあると
1年度に一つの学校しか行けないんですけども小学校に教えに行ってます総合学習で
その時に学校側で用意してもらうものとして何とか考えたのは
いわゆる100円ショップで買えるようなトレイでトレイは本当は白っぽいのでいいんですが
もし半透明だったらもしかしたらその100円ショップにLEDの光るのがあったら下から当ててみるとか
ただ部分的にしか当たらないんだったら下にコピー紙を敷いてセロテープで貼り付けるとその光が散らしてちゃんと透過光になるんじゃないかなってことですね
A4とかの書類入れみたいなそれに下から光を当てたらバットとかですかね
今関わってる小学校では理科の実験用のバット
白い本体のでちょっとその縁が2,3センチあるので砂がこぼれないということで
ただサイズがどうしてもA4サイズぐらいになってしまうんですけども
試してみるには多分いいと思うんですね
ただ問題の砂なんですが砂を勝手に公園の砂持ってきても実は公園の砂って意外に粒が大きかったり土で汚れてたりとかするし
あとやっぱり公園の器物持ってきちゃいけないっていうのもあるので砂だけはできれば買ってほしいです
買ってほしいっていうのは清潔だし粒が揃ってるしということで都心だけの限定になってしまうのかもしれませんが
東急ハンズが美術専門の世界堂に砂扱ってます
サンダーアート用の砂として言ってるんですか
実はサンダーアート用の砂ではなくて模型の素材コーナーで扱っていたりとか
あとグラスサンダーアートのおかげで色が本当に色とりどりの砂があって
いかにも砂の色ではなくてもいいので
私は緑が好きだから緑の砂使ってみようかなということで
手のひらに乗るサイズで200円でちょっと高いんですけども
2袋ぐらい買っていただいてそうすると何とかできますし
そうすると200円、200円とあとトレーと照明が100均で買えれば1000円以内で一旦は始めてみれるってことですね
それでもちろん描き上がってというよりは描く工程が面白いので
今スマホで気軽に動画撮影できますし
真上から撮らなくても斜めでお子さんがやってるのを撮るみたいなお母さんもいらっしゃるし
30:03
実際に私もワークショップではA3サイズの機材使ってるんですけども
もっとちっちゃいサイズでもできますし
粉であればっていうのもあるんですがやっぱり砂が一番向くことは向くんですね
砂は硬いし潰れないし
ただ私ネット上で塩の絵って見たことあるんです
逆転してる感覚なんですけども
黒い紙の上に塩を置いていって
なんかすごい見事な虎の絵を見たことがあって
それは本当イベントとしてはできないけれども
ネットならではのアップの仕方だなと思っていて
そういった工夫もネット上では見たりとかしました
もしこのお話を聞いて
自分なりにサンドアートやったよなんていう方がいらっしゃったら
ぜひねハッシュタグムシャラジーで
画像を見せていただけたら嬉しいなって
こういう絵を描いてくださった方がいるんだって思えたら嬉しいなって思うので
もちろんハッシュタグサンドアートで
もちろん
それも入れていって
時々引いたりとかもするので
いろいろ拝見してやってみたいなって思ったので
間近で見せていただいちゃったから余計にそう思うんですけど
とてもじゃないけど真似できないなって当然思う
でもそれこそワークショップで
小学校6年生今実際に一クラス
総合学習で関わってたりとかするので
それこそそれなりに
その子なりに表現するのが面白かった
もちろんね一クラスだと絵の苦手の子とか美術
図画工作嫌いの子もいたりとかするだろうけど
やっぱり砂だと誰もが砂遊びしたじゃないですか
砂場で
もちろんそれのお山作るのとはまた別で
レリーフ上の影っていう原理ですけども
あんまりちっちゃすぎる子はどうしても砂遊びしちゃうけども
高学年になったらその原理も分かってくるので
小学校6年生の子がやってるので
大人の方はぜひみたいな感じですね
家で家族でやっても面白そうですね
面白いお話でしたありがとうございます
本当今日アトリエにまで押しかけちゃって
井上さんありがとうございました
こちらこそありがとうございます
ぜひサンドアートの進むを広げたいと思って
ご協力いたしました
どうもありがとうございます
ありがとうございます
収録の後にイーメンさんとお話ししていて
砂アートサンドアートを
結婚式のサプライズで使われる方とかがいるらしいです
例えば新郎の方新婦の方が相手にサプライズで
内緒にしていて
2人の内緒みたいなのをサンドアートで作っていく
っていうようなこととかもねやる方がいるらしいです
もしそういったことに興味がある方
イーメンさんのお時間だったりとか
いろいろ条件はあると思うんですけれども
イーメンさんに相談してコンサルしていただく
なんていうこともできることもあるっぽいので
よかったら聞いてみてください
33:01
あとせっかくねアトリエにお邪魔したっていうこともあって
サンドアートを間近で見せていただいて
こういう音がしながら作るんだなっていう音も
撮ってきたのでよかったらちょっと聞いてみてください
どうぞ
こういう音が流れていくんだなっていうので
実際にサンドアートの雰囲気みたいなものを
感じていただけたかなと思います
本当にありがたいことなんですけれども
イーメンさんがね今回のムシャラジのために
サンドアートを書き下ろしてくれたっていう言い方でいいんですかね
サンドアートを作ってくださいました
今YouTubeで見ている方はサムネになっていますし
あとは各種ポッドキャスト配信サイトで聞かれている方は
よかったらムシャラジのTwitterなどを見ていただけたら
そのイーメンさんに作っていただいたサンドアートを
ご紹介しておりますので
制作過程の画像も含めてご紹介しておりますので
よかったら合わせて見ていただけたらと思います
ムシャラジのムシャミンっていうキャラクターなんですけど
ムシャミンがねとても可愛く表現されていて
美女に支えられているムシャミンが見れますので
よかったらそちらも楽しんでいただけたらと思います
というわけでいつもの趣味線流
砂アート奏でる様は砂DJ
イーメンさんが実際にやられている姿だったりとか
砂に描いていく上での順番だったりとかっていう段取りをね
左右に貼り付けながらストーリーを紡いでいく
なんていう話を聞いていて
何かに似ている部分があるなってちょっと思ったんです
それがラジオとかで聞いている
クリーピーナッツのDJ松永さんを思い出したんですよ
DJのルーティンもある程度プレイの内容が決まっていて
それを再現していくために何度も練習するじゃないですか
音楽を奏でるとはまたちょっと違いますけれども
音楽があってそれに合わせて砂アート
サンドアートを作っていく様っていうのは
ちょっとDJプレイに似ているところもあるんじゃないかなと思いました
サンドDJなんかかっこいいですよね
というわけでいつものゲスト募集です
どんな趣味でも構いません
番組に出演してみませんか
あなたの好きなものの話を聞かせてください
そしてもしよろしければプロの方
そのジャンルの裾野を広げようというようなことで
むしゃらじでこういう風に趣味で始めてみたら
なんていうお話をしてくださる方も募集しております
むしゃらじに出演してもいいよという方
ツイッターでむしゃらじを検索していただき
36:00
固定しているツイートにいいねを押していただけたら
僕の方からDMを送りしに行きます
もちろんDMも開放しているので
DMの方に直接送っていただくでも問題ございません
ツイッターはやっていないよという方
メールアドレスもご用意しております
メールアドレスはむしゃらじお
むしゃらじおはmushardioです
皆様からのDMやメール、いいねお待ちしております
最後にむしゃらじは
内容はどれも同じなので
使いやすいものでお楽しみください
その際番組フォローやコメント評価をよろしくお願いします
最近またスポティファイの評価が増えてきて
ちょっと嬉しいんですよ
いや結構嬉しいんですよ
あとちょっとでね200いったりとか
YouTubeも最近ちょこちょこ登録者数が増えていて
1000人いきそうなところだったりとか
そういうのがね日々の更新のね
糧になりますので
よかったら皆さん評価等々よろしくお願いいたします
それでは今回はサンドアートをいただきました
ごちそうさまでした
お相手は石川でした
バイバイ
37:08

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