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今日お話ししたいのは、予備尾を入れて代行をなくそうということなんですね。
これを話そうと思ったら、日常的に非常にいつも見るんですよね。
急に子どもが発熱してしまって、でも代行が見つからないから大変とかね。
そういうのをいつもツイッターとかで見ているので。
僕の方は、うちの環境では予備尾を入れて、急に他の仕事が入ったりした時も、
授業を休校にすることができるようにあらかじめ組み込んでいるんですよ。
それがもしかしたら参考になるかなと思って話してみようと思います。
今のリスナーの方はあまりいらっしゃらないんですけど、
そういうことはありますかね。急に体調が悪いとか、
あるいは他の仕事が入ったとか、子どもの発熱とかで仕事休みたいんだけど、
代行が入らなくてとても大変だったとか、
あるいは逆に、そういう人に急に代行を頼まれて、
だけど準備もできていないので大変とかですね。
そういう経験、もしありましたら、
じゃあ涙のマークでリアクションいただけますか。
そういう大変なことがあった時は涙のマーク。
幸いなことにそういうことはないですという方がありましたら、
ハートのマークでリアクションいただけますかね。
どうだろう。
この録音で聞いている方も、
今そこで過去を振り返って、
ありがとうございます、ハートのマークいただきましたね、
ハートのマークってことはあまりそういうことはないってことなのかな。
もし録音で聞いている方も振り返って、
ちょっと振り返って、そういうことがあったかどうかを思い出してほしいんですけど。
これね、かつてね、僕が本当にびっくりしたことがあるんですよ。
自分でアンケートしてみたことがあるんです。
2018年だからもう5年前ですけど、
僕がツイッターでアンケートをしたんですけどね。
アンケートはこういうアンケートでした。
日本語学校で働いている日本語教師の皆さんにお伺いします。
親族が既得のときに、
教務主任に代行を探してもらい、
了承される前に新幹線に乗るのは適切ですか?不適切ですか?
こういう質問をしました。
これね、確か似たようなことが
ツイッターであげられていて、
ちょっと議論になっていたんですね。
こういうふうに適切か不適切かというふうに質問したら、
75%の人が適切というふうに考えたんですけど、
不適切というふうに答えた人が25%、
つまり4人に1人ぐらいの割合でいるんですよね。
これがね、ちょっと本当にびっくりしました。
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これがね、ディズニーランドに行きたいなとかだったら、
それは起こるのわかりますけど、僕もね。
親族が既得のときですよ。
できるかしらかというときに、
領収される前に新幹線に乗っちゃいけないというのが、
ちょっとですね、僕はこれが本当に結構ショッキングで、
それがずっと今でも覚えているというのがあります。
この他にも、例えばですね、
春さんというツイッターの方がですね、
応募を断念したと。
何の応募を断念したのか、
これよく覚えてないんですけど、こういうふうに書いてあります。
日本語学校で働いていたときに、
不妊治療や諸事情で休むとき、
代行の先生を探したり、申し訳ないのオンパレードだったことがプレイバック。
というふうに書いてあってですね、
何かの応募を断念してしまったというのがありました。
あとね、ももフィーゴさんという方はこんなふうに書いていることがあります。
日本語学校時代は、ノロウイルスでも代行を見つからなくて、
途中、吐きながら授業をしたので。
というふうに何か書いてありましたね。
症状は伝えたので、感染リスクは知っているはずでも、
ノロウイルスって感染症ですよね。
それでも代行が見つからなくて、
途中で吐きながら授業をしたとか、
そういうことも書いてあったり、
こういうことが本当にたくさん。
日本語教師代行とかね、
日本語学校代行でツイッターを探すと、
本当にすごくたくさんたくさんたくさん出てきます。
これはもうお互いにね、
教える方にとっても、
教わる方の学習者にとっても、
不幸なことだと思います。
それから教える方も、代行を頼む側も、
頼まれる側もね、
3者にとってすごく不幸なことだと思うんですよ。
それで予備日を入れて、
上調性を高めるといいのではないか、
という提案をしているわけですね。
上調性っていうのは、
日本語学校とかでは、
ネガティブなイメージがあるかもしれませんけど、
これが例えばITの業界とかだと、
逆に上調性がないっていうことが、
ネガティブなことなんですよね。
もうキャパシティいっぱいの、
システムを使っていると、
想定以上にアクセスがね、
アクセスが来てしまった時に、
すぐシステムがダウンしてしまったりとかするので、
上調性をある程度維持していることっていうのは、
システム開発の時には、
すごく重要視されているようです。
僕はシステム開発のプロとか、
経験があるわけではないんですけど、
これは考えてみれば当たり前ですよね。
設計するときにね、
通常運転がギリギリの状態の、
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システムのリソースしかなかったら、
何かちょっと予想外のことが起きたら、
すぐにシステムダウンしてしまうということが、
よく分かりますよね。
でもね、人間とか学校だって、
これは本当に同じだと思うんですよ。
そういう組織っていうのは、
別にITのシステムじゃなくて、
人間のシステム、人間の組織でも、
それは全く同じだと思います。
上調性が高いということが、
価値があること、
上調性が維持されているということが、
それが大切なんだということを、
常識として、
そういう考えを、
皆さんに広めたいというか、
そういう考えが普及すると、
お互いに幸せになっていいんじゃないかなと思いますね。
例えば僕がどういう風にしているかというと、
僕の環境ではですね、
大体10週間くらいで、
一つのコースというパターンが多いんですよ、
僕のところはね。
僕が住んでいるバンガロールなんですけど、
そこにニューデリーから出張者が来て、
その出張者によるセミナーを一回やったんですけど、
それがどうしても曜日の都合がつかなくて、
いつもやっているコースの日に重なっちゃったんですよね。
それでその時に、
予備日というのがそのコースも、
もともと10週間のうちに1週間分を予備日として、
要するにコースのコンテンツは10週間なんだけど、
でもコースの日程は11週間として設定してあるわけですね。
なのでこの予備日を1日使ったので、
特に混乱もなく予定通り10週間のコンテンツを
11週間で終わらせることができました。
それからね、
今週から始まる楽器があるんですけど、
それもですね、
途中で僕がネパールに1回出張に行かなきゃいけないんですよ。
なんですけど、
それもですね、
この予備日を使うことができるので、
特にもともと11週間の日程で
10週間のコンテンツをやるので、
それも今回も特に混乱なく、
出張の日程を入れることができました。
で、
今のところ僕は、
体調不良でこういうことをすることはないんですけど、
でも、もしね、
急に今日すごい熱があって授業できないとか、
そういう時にもこういうことは使えるんじゃないかと思います。
あるいは僕自身じゃなくてもね、
家族が急に発熱で病院に連れていかなければいけないとか、
そういうこともあると思いますから、
そういうことに必要なら、僕はこの予備日を使いたいと思っています。
でね、
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僕の例は、
11週間の日程で、
10週間のコンテンツをするということなので、
どっちかというと先延ばしという感じなんですよね。
1週間分先延ばしにする予定が、
もうあらかじめ予定表に書いてあるということなんですけど、
で、
でもね、
僕の場合はオンラインなんですよね、
みんなこういうのがオンラインなので、
集まってやっているわけではないのでそれでいいと思うんですけど、
でも日本の国内の日本語学校とかの場合は、
みなさんわざわざ学校に来るわけですよね。
それで学校に来てみたら、
今日は予備日ですって言われて、
でね、
学校によっては、
現状そのままではうまく機能しないことが多分あるんじゃないかと思います。
なんでかというと、
期限内に、
やらなければいけない、
進まなければいけないこと、あるいは日本語のレベルが、
ここまで達成していなければいけないことっていうのが、
予定として組み込まれている場合がありますよね。
その場合には、
それが柔軟には、
今日は休校にしますっていうのはできないことがあるかもしれません。
でね、そのために大事なのは、
普段から自立性を育てておくということなんですね。
自立性を普段から育てていく。
教師がいるときに、
あるいは大校の先生じゃない、
担任の先生がいるときから、
自立性を育てておくということが大事だと思います。
そのためには、
教師がいるときに自由進路学習とか、
自立学習とか、そういうものを体験させておく必要があるんじゃないかと思います。
これね、
よく言っていることなので、
ちょっと繰り返しになりますけど、
自由進路学習っていうのは、
同じ教科書を使ってね、
先に進みたい人は先に進むし、
今のところがよく分かってないんだったら、
もうちょっと前に戻って復習するとかですね、
そういう感じのものですね。
自立学習っていうふうに言うこともありますけど、
日本語に関係するんだったら、
教科書は離れてもいいというふうにするわけですね。
同じクラスの学生と日本語だけで会話をするグループとかですね、
あるいは、
字幕を表示しながら映画を見るとかですね、
そういうふうに自分で決めていいと、
それが自立学習とか、
自己調整学習というふうに言われているものですね。
学習者を信頼できるときは、
これそのままやるだけで全然いいと思うんですけど、
学習者がまだ自立性があまり育っていなくて、
信頼できないとか、
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あるいは手続き上、
ちゃんと勉強したという証拠とかエビデンスが必要という場合は、
その成果物を提出させるということでも、
それは大丈夫、
そういう問題は解決できると思います。
例えばですね、映画を見ているグループあるいは人とかだったら、
まず字幕を見ていて知らない語彙をリストにするとかですね、
あるいはそれを調べながら勉強するのがちょっと嫌だったら、
後で調べたいかっこいいセリフが出ているところの、
その字幕を表示しているところのスクリーンショットを撮って、
後で調べるとか、
あるいは事業の最初の方で映画を見て、
その後半では調べたいセリフのスクリーンショットを見て、
そのセリフの意味をちゃんと調べるとかですね、
そういうふうに、
そういう成果物ですよね、物として残しておく、
あるいは会話だけしている人だったら、
もう最近グループだったら1人か2人は必ずスマホを持っていると思うので、
そういう人たちの誰かに録音を、
音声を録音してもらって、
それを担任の先生に提出するとかですね、
そういう成果物を、何らかの成果物を提出させるということで、
うちの学生がそんなことできるわけないじゃん、みたいなね、
そういう問題は解決できるんじゃないかと思います。
こういうね、
もう本当に1学期に1回やるとか、
1ヶ月に1回この自立学習の授業を入れてみるというのはですね、
もう既にいくつかのところで実例があります。
多分ね、YouTubeに公開されているかが、
ちょっとね、今確認できていないんですけど、
ルーマニアのね、ブカレスト大学で、
栗原幸子さんという方が、
ご自分のね、こういう取り組みについて発表されているときの動画とかもありますので、
ちょっとね、まだ今時間がなくて見つけていないんですが、
もし後でそれを見つけることができたら、
このムラスペのハッシュタグ付きでTwitterでね、
ちょっと共有しておきたいと思います。
でね、ちょっと繰り返し言いますけど、
もし自立性があるね、最初から自立性の高いクラスだったら、
こういうこといきなり、大校でね、
大校というか先生が急に教室に入れないときにやってもいいと思うんですけど、
まだ慣れていないところだったら本当にですね、
教師のいる間に、大校の教師じゃなくて、
普通の担当の教師がいる間に、
こういうのを1ヶ月に1回とか、あるいは1学期に1回とかね、
そういうふうに何度かやっておけば、
いきなりその教師がいなくなって、
予備日にそれをすることになっても困ることはないと思います。
もしね、自立性が高くて信頼できるクラスだったら、
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別に大校の先生というのはもういなくていいと思います。
ちゃんと成果物出してねとかいうふうに言って、
それだけでいつもの自己調整学習、自立学習をやってくださいというだけで、
十分有効な時間になると思いますね。
でもそうじゃない場合は、やっぱり大校の先生を誰か呼ぶことになると思うんですけど、
でもね、それをね、お願いするときにも、
もうそういう自立学習でいいんだということが分かっていたら、
ずっと大校の先生もお願いしやすいと思います。
だってそれは僕もですね、自分が普段使ってないような教科書のクラスに入って、
授業しなければいけないということになったら、
それはもう準備とかもすごい大変ですよね。
例えばその授業の20分前とかにいきなりお願いされて、
お願いされてもね、その20分後の授業に準備が間に合うかというと、
それはちょっと断りたくもなっちゃいますよね。
でもそういうときに、もうこれは自立性の高いクラスだから、
ただ成果物をいつも通りね、大校をお願いする側の先生ですよね。
その先生にいつも通りその成果物をただ提出するようにというだけでいいんですよと。
今日は自立学習の日ですよ。
その成果物をそのいつもの担任の先生に提出してくださいねという風に。
そういうだけでよくて、あとは質問されたら答えるとか、
そのぐらいでいいんですよという風に。
そういうお願いのされ方だったら、今から別に20分かかんなくてね。
もし時間が空いていれば、もう今本当に5分後に始まる授業なんですけど、
大校お願いできませんかと言われても、
まあそうなったらいいですよという風にね、受け入れやすいですよね。
お互い負担が少ないわけです。
頼む方も頼まれる方もお互い負担が少なくて済みます。
ですのでこういうことをやっておくと非常にね、
なんていうんですかね、働き方改革としてもいいんじゃないかと思うんですね。
だけどもしかしたらこういうことに慣れていない先生方にとっては、
それで学習効果はあるのかという風に疑問に思う人もいるかもしれません。
でもね、実言うとそれあんまりね、
今の条件に、今日話しているような条件にぴったり合う研究というのはね、
僕ちょっとよくわからないんですけど、
でもまあホームスクーリングというのがあります。
そのホームスクーリングというのはいろんなタイプがあるんですけど、
少なくとも学校で勉強する内容を同じ順番で、
同じ内容を同じ順番で勉強するという場合ね、
つまり自由進路学習に近い状況ですよね、自立学習というよりもね。
その場合は学校に通うよりもホームスクーリングの方が成績が良くなるということが、
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いくつかの国で研究があります。
かなり大規模な数の研究ですね。
少なくともアメリカとカナダとオーストラリアではそういう研究があって、
一斉事業よりはこうやって自己調整学習の方が学習効果が高いのではないか、
ということをかなり強く示唆する研究結果があるわけですね。
ですのでそれで学習効果はあるんですかというふうに質問されても、
そういう研究を紹介すればある程度経営者の方とかも説得できるのではないかと思います。
そういうこともあるので、
もしこういうことをご存知なくて予備日とかを入れられなくて、
それで代行を探すのも大変だし、いきなり頼まれても大変というふうに思っている方がいらっしゃるのでしたら、
何らかの解決につながればいいなというふうに思っています。
さっきも申し上げましたけど、これは学習者の自立性を高めるということは、
こういう働き方改革ですよね、
日本語教師の働き方改革そのものにも直結する解決方法であるということもあります。
もちろん最終的なゴールとしては、
学習者が教師がいなくても勉強できる能力を身につけるということが一番大事なことではあるんですけど、
それだけではなくて、今みたいに代行を探すのは大変とか、いきなり代行を頼まれて大変とか、
そういう現状を見てみると、やっぱりこの働き方改革のためにも、
こういう自立性を高めて予備日を日程に入れるということは重要なのではないかなというふうに思いました。
リスナーの方も、もし予備日を入れてみたいとか、
あるいはもう既に予備日を入れてますよって思う方は、
ハートのマークいただけますでしょうか。
ちょっと無理かなという方は涙のマークでリアクションいただきたいと思います。
はい、どうでしょうかね。
それでは本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のですね、この予備日を入れて代行をなくそうというね、
ハートマークいただいております、ありがとうございます。
この予備日を入れて代行をなくそうというね、
そういうコンテンツ、僕の話につきまして、
ご感想とかコメントとか、あるいは質問がありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有いただければと思います。
はい、それでは今日月曜日なのでまた今週もですね、
良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。