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2022-07-13 23:32

静かな人の戦略書

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今日の音声配信 #むらスペ では「静かな人の戦略書」という、僕のような(^^)内向的な人の生き方についての本をご紹介しました。

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/murasupe/message
00:00
ありがとうございます。それでは、今日お話ししたいのは、「静かな人の戦略書」という、そういう本のことなんですね。
これについて、ちょっと本のご紹介をする前に、まず皆さん、ご自分のことを内向的だと思いますか。
内向的はイントロバースですね。反対は外向的、エクストロバースですね。
内向的、内側に向かうの方の内向的。内向的と思う人は、ハートのマーク。
そうじゃなくて、外側に向いているエクストロバースと思う人は、涙のマークでちょっとリアクションいただきましょうか。
いただけませんか。内向的だと思ったら、ハート。外向的、外だと思ったら涙のリアクションお願いします。
はい、内向的なあれが来ましたね。外向的な反応はないので、今ここにいる方は、反応できる人は内向的な人なんだと思います。
そういうリアクションが来ていますね。結局皆さん内向的みたいですね。
そうか。僕、今反応があった人、お二人とも知ってますけど、そのうち一人は僕から見ると、
すごく外向的な感じがするんですけど、でも本人は内向的だとお考えだということなんですね。
もう一回聞いてみますね。内向的というのはどういうものかというと、
今日ご紹介するこの本の中では、こういうふうに書かれています。
実際には、内向型と外向型が大きく異なる点は、元気を取り戻す方法にある。
内向型がエネルギーをチャージするには一人になる必要があるのだ。
こういうふうに書いてありますね。
これがこの本に書いてあります。つまり内向的、内側に向かう人がエネルギーをチャージする、元気を取り戻すには一人になる必要があるということですね。
これね、ウィキペディアの方にも同じようなことが書いてあるので、ちょっとウィキペディアから以下引用してみますね。
内向性とは、自分自身の精神状態に大部分は関心がある一面のことである。
内向型の人は一般的に控えめで内静的と近くされる。
いくらかの、幾人かの心理学者は、内向性の人々は、心理的なエネルギーが自己の熟考を通して、熟考は熟して考えるですね。
自己の熟考を通して心身に拡大し、また他人との相互作用の間中、ずっとそれは減少していく。
はい、これで引用終わりです。
つまり内向的な人というのは、内面的に自分、内面的に考えることで元気になる。
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そして他の人と触れ合ったり交流することでエネルギーが減ってしまうということが書いてあるんですね。
こういう定義は僕も前にもいくつか読んだことがあります。
それではここからは、内向的な人はどういうふうに生きればいいのかという、この本のご紹介をしていきたいと思いますね。
まずタイトルはもう一回言いますけど、静かな人の戦略書。
これがメインタイトルで一番大きく書いてあります。
サブタイトルとして、
騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する方法というふうに書いてありますね。
騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する方法。
この著者の方はジル・チャンという方ですね。
国際的な組織で働く台湾人の方です。
もともと台湾生まれで母語も台湾で英語は第二言語なんですけど、
だけど今はアメリカに本拠を置く国際的な組織で働いているというふうに書いていますね。
本の長さは303ページになっていますね。
台湾ではベストセラーの一位にもなっているし、
20週間、20週間というかほぼ半年ですよね。
半年にわたってトップ10にずっと入っていたという、
そういうとても人気のある本だったそうです。
この本によると、
ビル・ゲイツとかWindowsを作った人ですね。
マーク・ザッカーバーグ、これはFacebookを作った人です。
イーロン・マスクというのはいろんな宇宙船を飛ばしたり、
車の電気自動車のテスラとかですね、
そういうのをやっている人とか、
ウォーレン・バフェットというのは投資家ですよね。
投資家で本当に億万長者の人。
こういう人たちもみんな内向型の人だというふうに書いてあります。
この本はもうそういうのですね。
もちろん今も外交的な人が有利だと思われているという現実はもちろん
これを認識した上で、
内向的な人の長所というのがたくさん書かれているというのが
まずこの本の大きな特徴ですね。
それから実際に外交的な人よりも内向的、内側を向いている人、
内向的な人のほうが有利であるという
そういう見解がいろんな人がそういうことを
こういう本で書いているとかですね、
こういう論文があるとか、
そういうこともたくさん紹介されています。
僕が実は内向的な人というのは内省するのが好きで、
あんまり一人になるほうが元気になれるというね、
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そこのところは僕も前から知ってはいたんですけど、
ちょっと僕があんまり分かっていなかったこととしては、
SNSの使い方とかそういうことが結構書いてあるんですよ。
ちょっと以下引用しますね。
ブログやSNSでは饒舌で面白いことを書けるのに、
リアルでいろんな人との集まりに出ると、
にっこり笑っておとなしく聞き役に徹する。
これで終わりですね。
僕ね、SNSでいろんなことを饒舌に書いたりするのも
外向的な人の特徴なのかなと思っていたんですけど、
でも実はそうじゃないらしいんですよね、
この本によるとね。
そのほかにも内向的な人の特徴とかも
いろいろ書いてあるんですけど、
だけどもちろん人は必ず、
例えば血液型の人はA型の人はもちろんB型じゃないですよね。
B型の人はAB型じゃないし、
AB型の人はO型じゃないっていうのはあるんですけど、
この内向的か外向的かっていうのはその人の要素なので、
すごく内向的な人もいればすごく外向的な人もいるし、
その中間の人もいると。
もちろん内向的な部分が多いけど、
外向的な部分も少しはあるとかですね。
そういうふうなこともかなりあるということなんですね。
それがどちらの場面でどちらが出るかも違うということも書いてあったりします。
ただこの本の著者の人は内向的な部分がすごく強いので、
いつも内向的な感じがかなり出ているらしいですね。
ただしこの人は本当に能力のある人なので、
講演会とかもやっていて、
本を書いている時点で200回くらい講演に呼ばれて、
そういうみんなの前で話すというのもやっています。
ただこの本によると、実は講演会で話すというのは、
内向的な人にとってはかなりやりやすいらしいんですよ。
コントロールできるから。
つまり内向的な人はみんなの視線が怖いから
外に出られないというわけではなくて、
いろんな人から急に予期していない質問が
飛んできたりするのが苦手なわけですね。
準備してそれを一方的に話すだけでいい。
そういう講演会というのは内向的な人でも
かなり自分の能力を発揮しやすいところだというふうに書いていますね。
SNSのことはもう一回別のことなんですけど、
ちょっとご紹介してみたいと思います。
要するに戦略書なので、
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この本は内向的な人の戦略書なので、
どういうふうにすればいいかということが
たくさん書いてあるんですけど、
そのSNSのこともかなり書いてあります。
以下引用です。
イノベーションサービス企業マインドジェット社の
副社長のマット・チャップマンは、
SNSが内向型に絶好のチャンスをもたらすと
考えている。
例えば、リンクトインをはじめとする
ビジネス特化型のソーシャルプラットフォームを利用すれば、
わざわざ交流会に出席しなくても
仕事上のネットワークを広げることができる。
また、SNSを利用すれば、
大勢の人で混雑した会議場で声を張り上げなくても
情報交換したり、アイデアを表現したりすることができる。
これで引用終わりですね。
こんな感じで、
内向的な人というのは、
会議室とか会議場でリアルで話をするときには
あんまりうまくは話せないんだけど、
そういう文字が得意というのも
いろんなところで書いてあります。
この本の中では文字での情報発信が得意ということも書いてありますね。
内向的な人がね。
なので、そういうSNSとかは向いているわけです。
しかもさっきね、
講演会はかなり内向的な人でも
準備ができるから大丈夫って話がありましたけど、
それを考えるとYouTubeとかもね、
YouTubeの話はこの本にははっきり出てきませんけど、
内向的な人のアピールする場として
YouTubeもちゃんと事前に準備しておいて、
それを一方的に話すだけなので、
YouTubeで自分の意見を表明したりするのも
こういう内向的な人のアピールとか交流とかですね、
情報発信の方法としてはいいんじゃないかと思います。
それでね、やっぱりこういうのっていうのは、
前は無理だったわけですよ。
2006年がWeb 2.0の一番ブームになった年ですよね。
要するに2006年からこういうSNSとかが
本当に人々の生活の中に普及してきたわけですけど、
それ以前はそういうことができなかったわけですよね。
だからもう以前は実際ですね、
もう外向的な人が有利で、
それで職場でもそういう人じゃないと
ちゃんとした成果が出せなかったりしていたわけですけど、
でも最近はそうじゃないっていうことも
この本には書いてあります。
ちょっとね、以下のところを引用してみますね。
はい、以下引用です。
だが少し前から産業界のトレンドが変わってきている。
テクノロジー業界の影響が顕著に現れるようになってくると、
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だんだん一般の人々の関心は、
魅力的な話術が物を言うウォールストリートモデルから、
合理性と実用性を重視するシリコンバレーモデルへと移っていった。
はい、これで終わりなんですけど、引用終了、終わりですけどね。
要するに対面でね、話術でいろいろ仕事成果を上げていた、
そういうところから合理性と実用性、
これはちゃんと準備をして説明することができるわけですから、
そういうモデルへと変わりつつあると。
それが内向的な人には向いている、有利になっているということですね。
だけどこの本は決して内向型の人が外向型の人より優れているということを主張しているわけではありません。
やっぱり多様性が大事だということなんですよね。
なのでそこもね、僕これとっても大事なことだと思うので、
ちょっと引用してみたいと思うんですけどね。
はい、以下引用です。
内向型と外向型の両方で構成されたチームが非常に効果的であることは、
多くの研究によって証明されている。
はい、ちょっと中略というか別のところの引用ですけど、はい、以下また引用です。
多くの専門家や研究結果が示している通り、
内向型と外向型の混成チームは最高の成果を生み出すのだ。
実際多くの内向型の人たちが
最高の友人や同僚は外向型の人だと語っている。
はい、これで引用終わりです。
今ね、内向型の人の友人が外向型の人だっていうふうに書いてあるけど、
そりゃ外向型の人の方が友人多いんだから当たり前じゃんって思う人いるかもしれませんけど、
でも実はその逆もね、ちょっと今ね、僕ハイライトするの忘れちゃったので引用はできないんですけど、
実際に内向型の人と外向型の人のペアで仕事をしている人のインタビューとかもあって、
やっぱり外向型の人が、内向型の人について最初はね、
何考えているかわからないし黙っているから困っていたけど、
チームとして働いているうちにその人の価値に気づいて、
今では素晴らしいパートナーだと思っているというようなことも書いています。
実際にですね、
すみません、僕自身はみんなが信用するかどうかはともかくですね、
僕自身は自分のことを内向的な人間だと思っているんですね。
はいはい、皆さんが信じないのはわかっているんですよ。
だけど僕は自分は内向的な人間だと思っています。
少なくともね、僕の妻も僕のことを内向的な人間だと思っているんじゃないかなと思うんですね。
だけど僕の妻はかなり外向的な人です。
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なのでそういう意味でね、僕と妻はかなりそういう意味では全く同じ性格ではないですけど、
うまくいく相手としては僕にはとてもいい配偶者を得たというふうに思っています。
内向的な人が内向的な人と結婚するとうまくいくかというと、
必ずしもそうじゃないこともある。
だけどその内向的な人が外向的な人と結婚してうまくいくことは
少なくとも僕の例からいうとそうだということですね。
さっき僕が自分のことを内向的だと思われていないだろうなということを言いましたけど、
これね、ツイッターで昨日アンケートしてみたんですよ。
さっきこのムラスペ始まる前の時点で見てみたら、
75人の人が投票してくださったんですね。
質問は皆さんから見て、僕は外向的ですか内向的ですかというふうに質問してみたんですよ。
そしたら82.7%の人が外向的というふうに回答していました。
正直外向的の方が多いだろうなとは思っていたんですけど、僕もね。
でもここまで正直差がつくとは思ってなかったですね、本当に。
ちょっとびっくりしました。
でも本当にこの本を読むと、自分が内向的であるということに該当するところがすごくたくさんあります。
最初にも申し上げましたけど、
元気を取り戻す方法としては一人になる必要がある。
内向型の人がエネルギーをチャージするには一人になる必要があるというのをご紹介しましたけど、
これはもう本当に僕がぴったり当てはまりますね。
昔、もう本当に何十年も前の職場ですけど、
やっぱり僕の職場にちょっと気が見えるようなことがあったときに、
こういうときはパーッとやりたいなあみたいなことを言う人がいたんですよ。
パーッとやりたいという、こういう感じ。
その人にとってはビールとか飲んでみんなで騒ぐということなんですけど、
その人にとってはそれがエネルギーチャージなんですよ。
それで元気になる方法だったんですね。
でも僕はこの感覚が本当に全然理解できなくて、
その人と一緒に連れて行かれるのが非常に嫌だった。
そういう記憶がすごくあります。
でもやっぱり今から考えるとやっぱりその人は外交的な人なんですよね。
なのでエネルギーをチャージするにはそういうふうにみんなで騒いで、
ビールとか飲んでカラオケとか行って、
そういうのがエネルギーをチャージする方法だったわけなんですね。
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なので別にもちろんそれが間違っているというわけではないです。
でも少なくとも僕自身はそういうメンタルなエネルギーが減ったら
パーッとやりたいという感じには全くならないですね。
あとこの本を読んでから他のウェブとかもちょっと読んでみたんですけど、
すごく気になるのが内向的な人と外向的な人の違いとかということもあるんですけど、
そこに内向性を直す方法とかそういうことがすごくあるんですよ。
2006年のWeb 2.0より前の時代はそういう考え方がある程度あったのも仕方がないと思うんですよね。
やっぱり外交的な人の方が成功していたのはもう間違いないので。
だけど今はもうこういうSNSで発信したりすることも可能なので、
必ずしも外交的な人の方が有利とは言えない状況になっているんじゃないかと思います。
それでちょっとWebでGoogleで検索してみたんですね。
内向的直したいというのと外向的直したい。
これで検索してみたら内向的直したい。
つまり内向きの方ですね。
それを直したいと思っている人は15万8千件。
そういう人の数じゃないですけど、
少なくともGoogleで検索した限りでは15万8千件の内向的直したいというそういう記事があります。
その一方で外向的、外向きの方ですね。
外向的直したいという記事はその3分の1の5万2千7百件しかなかったです。
つまり外向的か内向的な人で直したいという記事の4分の3は内向的、
外向的というのは4分の1に過ぎないということですね。
でもこれは僕はすごく違和感があって、
要するに内向的な人も外向的な人も向いている部分と向いていない部分があるとは思うんですよね。
それぞれね。
だけどそれを治療するとか直すとか、
そういうものでは僕はないと思っています。
なので、直したいとか内向性を直す方法とかですね。
そういうのにはすごく違和感がありますね。
これが例えばですね、LGBTQの人がね、
実際今差別とかあるのでLGBTQではない人の方が生きやすいというのは確かだと思うんですよ。
今の時代ね。
生きやすいのは確かだけど、
でもそれって直すべきなんですかというとかなり違うと思うんですよね。
なので、というかもうそれ直すとか言ったらかなり、
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少なくとも民主的な国ではちょっと問題発言になってしまうと思います。
あなたはゲイだから直してあげますとかね。
そういうことを言ったら、
いやもちろん僕はそんなことは思っていませんし、
でもそういう人がそういうことを言ってしまったらかなり問題発言になると思うんですよね。
でもそれがね、内向的な人にそれを直す方法とかっていうのは、
あんまりそれほどタブーな感じに思われていないような気がして、
なのでちょっとそこも非常にモヤモヤするという感じなんですね。
なので僕のようにっていうと皆さんまた信じないかもしれないけど、
僕のように内向的な人もですね、
それを直す必要なく、
それに合った仕事とかそれに合った世界とかね、
そういう環境で生きていけばいいので、
そういう世界を、そういう環境を見つけていけばいいんじゃないかなというふうに、
今は僕は思っています。
それでは本日も時間が過ぎていますので、
本日の音声配信はここまでとさせていただきたいと思います。
今日の最初の質問で内向的というふうに答えた人が多かったというか、
その時にいた人はみんな内向的というふうに答えていました。
もし今リスナーの皆さんでですね、
自分は内向的なままでいいと思う方がいらっしゃいましたら、
ハートのマークをお願いしたいと思います。
もちろん最初にいなかった人でもいいですよ。
自分は内向的だと思うけど、
内向的なままでいいと思う人は、
ハートのマークのリアクションをお願いしたいと思います。
自分は外向的なほうがいい、
外向的になりたい、直したい、
内向性を直したいという人がいらっしゃいましたら、
涙のマークで反応いただければと思います。
ハートのマークで早速いただいております。
ありがとうございます。
それでは本日もムラスペにご参加くださいまして、ありがとうございました。
今日のこの静かな人の戦略書、
この本についてのあるいはそれについての僕のコメントですね、
それについて皆さん感想とかコメントがありましたら、
ぜひこのムラスペのハッシュタグ付きでご共有ください。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
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