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この放送は秋田からの挑戦状、秋田から世界へ、少子高齢化先進圏の秋田から介護授業を通して、地域の未来と世界への展開を創造する、阿波の社長の提供でお送りします。
阿波の社長、いつもありがとうございます。
また、阿波の社長がKindle本において新刊を出版されました。
介護の未来を切り開く、外国人労働者とテクノロジーが変える日本の介護、概要欄にリンクを載せてありますので、ぜひご覧ください。
この放送は農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、ファーマーズボイシーズ第61回です。よろしくお願いします。
おはようございます。木曜日担当の島根県出雲市で落農をしております。川上牧場です。よろしくお願いします。
10月ももう後半、暑くなったり寒くなったりとか、作業服を脱いだり着たりしているような今週ですけども、もうすぐ11月になりますね。
個人的なお知らせでございますけど、来月11月16日に東京の豊洲公園で牛乳と落農のイベントがありまして、全国から落農家が集まってイベントをするんですけど、自分もスタッフとして参加します。
その名もイベント、「土日ミルクフェス2024」ということで、こちらね、ちょっと記事を読ませていただこうと思いますけども、
土日はミルクを楽しもう!全国の落農・乳業関係者がミルクファンらが一体となり、国産の牛乳乳製品の楽しみ方や落農や乳業の魅力についてご館で体験いただける土日ミルクフェスを2024年11月16日土曜日に開催します。
どんなイベントかと言いますとですね、ちょっと紹介しますと、47都道府県の牛乳&ヨーグルトが一挙集結!
全国の牛乳ヨーグルトを試してオノマトペ投票!
ミルクサプライチェーンの職業体験!
本物の牛さん親子が登場!
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あの豊洲公園にですよ!
本物の牛さんが来るという、東京でベコカウダーですね。
牛乳200mlはかれるかな?コップ作り体験ですね。
こんなイベントなどなどありまして、ぜひ親子で楽しめるイベント、そして入場無料となっておりますので、ぜひたくさんの方来ていただけたらと思います。
本物の川上牧場に会えるぜ!
そんなチャンスでもありますので、見つけたら、「川上だ!」って指さしてもらったら、「はっ!」って言いますので、よろしくお願いします。
こちらの詳細は概要欄にリンクをつけておりますので、ぜひ興味がある方は見てみてほしいなと思います。
ではでは、今日のトークテーマに入っていこうかなと思いますけれども、
先日自分のXでも共有したのですが、いろんなニュース記事に紹介されていますけれども、
10月16日の記事でこんな記事が上がっておりました。
楽能学園大学の碓氷教授、株式会社ムスカらの研究グループが、イエバエ幼虫を耐肥化に活用することで、豚糞便に含まれる薬剤耐性菌対策を実現という、そんなね、ちょっとよくわからないなって思われますけども大丈夫です。
はい、お話ししていきますね。
ということで、今日のトークテーマは、牛で薬剤耐性菌対策というトークテーマでお話ししていこうかなと思います。
どうでしょう、皆さん薬剤耐性菌ってご存知でしょうか?どうでしょうか?
はい、ちょっとね、またこれも記事紹介させてもらおうかなと思いますけれども、
治療薬が効かないスーパー耐性菌、2050年までの死者4000万人に迫る恐れという、これCNNニュースですね、そちらのニュース記事になります。
治療薬が効かないスーパー耐性菌による世界の死者は、2050年までに70%近く増える予測をされていると、
2025年から2050年までの累計で3900万人を超す可能性があるとすると、
薬剤耐性とは細菌や心菌などを死滅させるための薬剤に対抗する能力を病原体が獲得した状態で、
世界保健機構WHOは薬剤耐性を公衆衛生と開発を脅かす世界最大級の脅威と位置づける。
病原体は人間や動植物に対する抗菌薬のご用や過剰使用を通じて耐性の獲得が助長され、薬剤耐性が促進されていくというような、
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こちらまた概要欄にリンク付けておりますので、また詳細なことを知りたいという方は読んでもらいたいなと思いますけど、
これですね、アメリカの内容の記事になってますのでね、すごい数字が大きいんですけど、
菌ですのでね、耐性菌と言われます菌ですので、人や物とかね、あとは動物も運びますし、
あとは季節風とか風とかでもね、移動してますので、日本も他人事ではなかったりします。
円安で外国人観光客がたくさん来て、日本に来ていただいていますけれども、こういうリスクもあるんですよね。
日本になかった業機が入ってくるみたいな。
先ほどの記事に戻りますけども、家畜の糞にはこういった薬剤耐性菌が含まれていると言われていまして、
それが堆肥に残って、その堆肥を野菜とかお花とか果物とかそういうものに使ったりとかして、
その薬剤耐性菌がいろんなところに拡散してしまうという点も懸念されてたりしています。
これはですね、家畜の餌飼料がですね、ほとんどが輸入品なので、
トウモロコシとか牧草とかは輸入品なので、日本ではちょっと避けられない問題なんですよね。
ほぼ購入飼料、輸入飼料を使ってたりしますので。
ちょっと違うケースですけれども、数年前に家畜の糞に含まれるクロピラリドという海外の除草剤による生育障害の問題が発生したりするニュースもありました。
こちらも農水省の引用の記事、概要欄に載せておりますので、見ていただけたらいいかなと思いますけど、
この除草剤がね、家畜の糞に含まれていることで、ちょっとトマトがですね、発育障害を起こしたりとか、なかなか発育しないみたいなことで問題になってたりして、
僕も県の方から残留の堆肥に残ってないかみたいな検査があったりとか、抜き打ちの検査とかもちょこちょこあったりとか、今もしてますね。
現在はですね、減ってきていますけれども、牛の発育を良くする、あとは病気の予防のためにですね、モネンシンという抗菌薬を餌に混ぜて、
常にね、ずっと餌に混ぜ続けて、交渉を大きくするみたいな牛の飼い方みたいなのもですね、ちょっと一昔前は流行っておりまして、こういうのも薬剤耐性菌の問題として取り上げられたりもしていたりします。
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これの詳しい記事もですね、概要欄の方に貼っておりますので、めちゃめちゃ難しいですけども、ぜひ見ていただけたら嬉しいなと思いますけども。
昔は薬剤耐性菌が世の中に広がってしまうのは、もう家畜のせいだみたいなことを言われてたりしたんですけど、最近はゲップを抑える、メタンガスを抑えるのにこのモネンシンが効果的だというのもありまして、経済性とかいろいろトータルで考えたら、もしかしたらこっちの方がいいんじゃねえかみたいなね、言われる方もおられますんで、
ちょっとここらへんはね、まだいろいろ個人的な考え方がいろいろあるんじゃないかなと思ったりしますね。
ここまで家畜の問題ばかり言っていますけれども、なんだよ牛ってそんなことになってんのか知らなかったよみたいな、何やってくれてんだよみたいな意見もあるかなと思いますけれども、
一番問題になっていると思うのは、皆さんがね、家とかでダニとかのみのね、訓練剤とか、あるじゃない、引っ越ししたらやるみたいなとか、あるじゃないですか、ああいうの。
あとゴキブリの殺虫剤、ゴキブリ出てきたらどうしますか?殺虫剤使いますよ、殺虫剤スプレーするでしょ?スプレーしたらそこに見えないところの菌がいて、菌がそれの耐性を獲得したりということもあったりするんですよ。知ってました?
あと手を洗ったりとか洋服を洗ったりする洗剤でも薬剤耐性菌を発生したりするのでね、家畜だけ悪者にするみたいなのはやめてほしいなと思います。
もう日常生活をやってたら起こりうることです。もう現代の生活をするにはもう起こりうることです。
あとはどうでしょう?皆さん病院行ってお薬ちょっと長いけど5日分もらいますね、みたいな。5日分出しておきますね、1週間分出しておきますねって言って5日分飲まずにですね、2日ぐらいで熱収まったから後飲まなくていいやみたいなことやってません?
ああいうことすると、体の菌がもう全部死滅せずに、亡くならないところで耐性を獲得してまたより強い病菌になったり、薬が効かない病菌になったりっていうところもあったりするので、処方されたやつはお薬をしっかり飲みましょうみたいなのも大事なことであったりします。
そんな懸念ばかりのこの薬剤耐性菌を、家畜の糞を品種改良されたハエの幼虫に食べさせて耐皮化すると、薬剤耐性菌が著しく減っていくというのが一番最初に紹介する記事になります。
はい、これね、動物、家畜、今ね、死を、それこそゲップが排出されたりとか、耐皮問題で土壌汚染が起こったりとか、悪者にされてたりとかしたりとかね、しますけども、なんとこの家畜がですね、皆さんの病気も減らしていくみたいな観点が新しい技術で生まれてきたということで、
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激アツですね。はい、超テンションが上がっておりまして、あのこのムスカという株式会社ムスカさんというのがですね、何年前でしょう、もう日本に出始めて販売し始めます、スタートアップで始めますよみたいなところの時にですね、僕もめちゃめちゃいい技術じゃんと思って、いろいろね、お話聞かせてもらったりとかね、してた経過もありまして、めちゃめちゃテンション上がっております。川上これ、この技術が出てきたことで。
なかなかね、うちみたいに小さい規模の牧場ではね、このシステムを使うことができないんですけども、これでね、大きい牧場とか、いろんなね、共同体とか、組合とかで活用すればですね、もっともっと畜産のね、魅力が皆さんに伝わるんじゃないかなと、価値観が変わっていくんじゃないかなと思って、期待しているそんな技術になりますんで。
楽しみですね、これね。
はい、この家畜の糞で増やしたこの薬剤耐性菌を処理しつつ、そしてその増えたこのハエの幼虫を、今だったらお魚にね、養殖に使ったりとかね、飼料に使われたりとか、これがゆくゆく牛とか家畜とかの餌に混ぜれるようなことになったりすると、これもうずーっとくるくるくるくる回りますから。
菌は下げて、餌剤は下げれて、家畜の糞はちゃんと処理できてみたいな、めちゃめちゃ有名なような技術なんでね、ぜひ皆さんも一度見ていただけたら嬉しいなと思います。
このムスカさんの紹介は以前のファーマーズ・ボイシーズで紹介しておりますのでね、1年前くらいの配信になりますね、ファーマーズ・ボイシーズの。
こちらのリンクもですね、概要欄につけておきますので、ぜひ聞いていただけたら嬉しいかなと思います。
ということで、今回のファーマーズ・ボイシーズで第61回目になりますけれども、ファーマーズ・ボイシーズの第1回から第5回まで、メタグリ研究所のディスコードグループに入ってNFTを購入するところまでの流れをお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することでNFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもね、わからない部分があればですね、ディスコードの中でどんどん質問していただけたら、メンバーたくさんおられますんでね、丁寧に答えていきますので、お気軽にご参加よろしくお願いします。
ファーマーズ・ボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
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農家の声を会員の皆さんはもちろん、消費者の皆様にも届けていきたいと思っています。
音声配信に興味のある農家の皆さんはですね、ぜひメタグリ研究所にご参加ください。
それでは今回は以上になります。ファーマーズ・ボイシーズ、お相手はカワガミ牧場でした。来週もぜひお聞きください。みんなみかん食べてね、牛乳飲んでね、バイバーイ。
なんと今日もはじめまして会がありますからね。皆さんぜひ参加よろしくお願いします。