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2024-09-19 19:13

【Famars Voices🐮】農産物の科学的根拠の必要性

【Farmers Voices🐮】vol.56
Metagri研究所の活動を農家目線でお届けする配信です。
今日のテーマは
【農産物の科学的根拠の必要性】

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●A2ミルクはマーケティングの策略ですか?
https://finshots.in/archive/is-a2-milk-a-marketing-gimmick-fssai-india-a1-a2-milk-exports-amul-nandini-gcmmf-kmf/

●川上牧場の詳細
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この放送は、秋田からの挑戦状、秋田から世界へ、
少子高齢化・先進見の秋田から介護授業を通して、
地域の未来と世界への展開を創造する、
阿波野社長の提供でお送りします。
この放送は、農業の常識を超越する、
メタグリをキーワードに活動する、
メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、
【Famars Voices🐮】第56回ということで、
おはようございまーす。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています。
川上牧場です。よろしくお願いしまーす。
はい。いや、なんか知らないですけど、暑いですね。
えー、えー、暑いです。はい。
えー、台風来たら涼しくなるとか言ってたはずなのに、はい。
暑くなって、急に暑くなってね、こう、
牛さんもですね、呼吸が荒いような牛が出てたりとか、
するんですけども、もうね、大変です。
はい、でもなんか土曜日あたりから、なんか一気にね、
秋の風が吹いて気温が下がるみたいな、
気温が下がるみたいなことを言ってますんで、
そんな天気予報も出てるんで、まあ、あと少しかな、
というような感じで、はい。
日々モミガラ集めとですね、対比配達をやっています。
そんな1週間でございますね。はい。
でですね、私、メタグリ研究所に参加してるんですけど、
他の農業コミュニティというかね、そういうものにも入っておりまして、
先日そのコミュニティでですね、ちょっとセミナーというか、
勉強会というか、意見交換会というか、
まあ、オンラインイベントはね、Zoomで行われておりまして、
それにちょっと参加させてもらいました。
この配信を聞いている皆さん、
ヤマチラクノオってご存知ですかね。
まあ、今一般的なラクノオカはですね、
配合飼料と言って、とうもろこしとかね、
コク類が入ったそういう餌を、
アメリカがメインでいろんな海外から輸入をして、
牛に与えて、
だいたい今、1年間で、
牛1頭から1万リットル、1万キロ、
1日に30リットルぐらい牛乳が出るような、
そんな品種改良とかね、
使用管理とか、穀物ありきのね、
そういう飼い方をしてたりするんですけど、
半世紀前まで、それの半分、生産量倍に、
03:00
1頭当たり生産量倍に、
してきているんですけど、
こういう生産努力のおかげでですね、
いつでも、どこでも、誰でもね、
牛乳が飲めるような、そんな環境になっている。
これが今現在の日本のラクノオなんですけど、
ヤマチラクノオっていうのは、放牧の一種で、
本当に野原のような山の中にですね、
牛を放して、配合飼料とかをね、
与えなかったりとか、牧草も追加で、
時期によっては与えたりするのかなと思いますけど、
山そのままの生えている草とか、
そういうものを食べさせて、
牛を飼っていくという、そんな牛の飼い方を
ヤマチラクノオと言ったりします。
で、そのオンラインセミナーというか、
オンラインイベントでですね、
和歌山県のヤマチラクノオをやられている、
若いラクノオカさんが登壇されていて、
そんなセミナーでしたけれども、
この若いラクノオカさん、ヤマチラクノオをね、
もっともっと多くの方に知ってもらいたいということで、
そのコミュニティでね、オンラインイベントをやっている
みたいな感じで、その若いラクノオカさんがですね、
今の現在のラクノオは、牛を、
穀物を食べさせて、無理やり牛乳を絞っているとか、
牛乳の美味しさが、本来の美味しさではないとかね、
高温殺菌でね、今牛乳は殺菌されているものが
市販のスーパーに販売されていて、
このヤマチラクノオで、ろくじ化されて出している牛乳は、
低温殺菌で出しているので、
牛乳本来の味が、美味しさが出てますよとか、
普通の今の既存のラクノオカは、
ツナギ牛舎とかだったら、牛が汚いとかね、
そういうことを若い子が言っていたんですよね、
そのセミナーの中で。
ちょっとがっかりしたなというか、
寂しい気持ちになったなというのがね、
個人的な感想です。
ラクノオって人くぐりに言われますけれども、
本当に世界中でいろんな品種の牛が飼われていて、
日本のラクノオもですね、
本当に隣同士のご近所さんでも、
牛の飼い方が違ったり、餌の内容が違ったり、
作牛のやり方、血絞りの仕方とかもね、
あと牛舎の構造とかも全然違うんですよ。
そういうのを若い方に知ってもらいたいなという気持ちになりましたね。
今あるこのヤマチラクノオの牛乳が1リットル2000円ぐらいで販売していて、
それぐらいで販売しないとちょっとやっていけないみたいなことも言われていましたけど、
こういう今の現状、
ラクノオがあって、
誰でもどこでも牛乳が飲めるような環境があるから、
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負荷価値がついたそういうヤマチラクノオの牛乳が買われるわけで、
差別化というか負荷価値があるから、
差があるから買われるわけで、
このいつでもどこでも牛乳を飲める環境を作ったのは、
ラクノオが今までの何十年何百年もラクノオに携わっているラクノオ家さんとか、
それに関係するラクノオ関係者団体とかね、
それに関わるいろんな仕事がこういう環境を作ってくれて、
それの積み重ねでできた環境だのを知ってもらいたいなと思ったりしますね。
僕は北海道に研修に行ったり、
鳥取県の方でラクノオヘルパーといういろんな牧場に回っていく仕事をさせてもらっていたんで、
年配の80歳のおじいちゃんのラクノオ家さんのお話とか聞いたりすると、
昔の戦後の食料がなかった頃から牛を飼って、
なかなか周りは畑とか田んぼとか作っているんだけど、
自分のところはそういう土地をもらえなくて、牛でしか生計を立てれなかった。
牛一頭から山を切り開いたり、開墾したりして始めたんだよみたいな話を聞いたりすると、
今の積み重ねてきたものを若い子が否定するのって、
そんな簡単にしちゃいけないもんだよって思っちゃったりするんですよね。
その若い山地ラクノをお勧めしたい、もっと広めたいというラクノオ家さん、
全国のいろんなラクノオ家さんで周って視察して、
いろんなところを回らせてもらっていますみたいな話をしていたんですけど、
誰かこの若いラクノオ家さんに教えてあげる人がいなかったのかなというのは、
ちょっと寂しい気持ちになりましたね、というような感想ですけどね。
このオンラインイベントは月に1回ぐらいのペースで勉強会みたいなのをするみたいなことを言っていたので、
皆さんにまたこういう違う田楽の話をお伝えできたらなと思いますね。
ということで、今日の本題に入っていこうかなと思いますけども、
今日の本題のテーマはですね、農産物の科学的根拠の必要性というお話をしていこうかなと思います。
先日海外のニュースサイトでこういう記事が上がっておりまして、ちょっと紹介したいなと思います。
フィンショットっていう英語で書かれている海外の記事になりますけど、読ませていただきます。
数週間前、インドの食品規制当局であるFSSAI、インド食品安全基準局は、
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食品事業者に対し、マーケティングにおいて牛乳や乳製品をA1またはA2と区別することをやめるように求める通知を
発行した。理由は単純で、こうした主張は消費者を誤解させると考えたからだ。
しかしそのわずか数日後、FSSAIはICAR、インド農業研究協議会などの組織からの反発を受けて、
すぐに方針を展開し、決定を覆したということで、そういう記事になっております。
たびたびファーマーズ・ボイシーズでも紹介させてもらっていますが、
A2ミルクがインドで科学的根拠はあるのかと議論になっておりまして、
一般的に市販されているA1ミルク、普通のミルクに比べてA2ミルクが2倍から3倍の価格で販売されていて、
そのA2ミルクを加工したインドでよく食べられるギーという、バターのめちゃめちゃでかいバージョンみたいなバターですね。
それはもう10倍くらいで販売されているという状況になってまして、
これを調べると、インドにもともと飼われている牛の品種はほとんどA2遺伝子を持っている牛乳で、
昔からインドの人はA2ミルクを飲んでいたのに、そんな感じなのに科学的根拠があるのかと、
そういうのはおかしいというような記事になっております。
以前のファーマーズ・ボイシーズでもA2ミルクを紹介させてもらって、海外では話題になっていますけど、
これ日本人とかアジア人には科学的根拠はないので、これからそういうのを調べられるよみたいな話をさせていただいたんですけども、
それはちょっと前進して、日本と世界ですね、一番牛乳を世界で生産しているインドで、
こういう議論がなったというのが、ちょっとこのA2ミルク、日本でこれから普及していこうということで、
評議会みたいなのができたばっかりなんですけど、ちょっと心配になるようなそんな記事になっております。
ここで皆さんにちょっと聞いてみたいのはですね、皆さん食品を選ばれるときに、
科学的根拠って考えたりとか、そういうもので商品を選んだりとかしてますかね。
一般的には食品添加物は体に悪いみたいな印象だとか、そういうのを避けましょうみたいなね、
食品添加物が入っていないものを選びましょうみたいな、そういう意識のある方おられますけれども、
なんで食品添加物が体に悪いのかっていうのを調べてちゃんと言えるっていうところまで知っているっていう人は、
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あんまりいないんじゃないかなと思ったりするんですけど、どうですかね。
あと海外とかでは有機農業を増やしていきましょうみたいな取り組みで、
日本もそうやって有機農業見直されてているんですけども、生産量とかも増えてきたりしてますけども、
有機農業と無農薬栽培とか、そういうものが本当に体にいいのかって本当に知っている方、
科学的根拠を言える方っていますかねっていうので、
先ほどのヤマチラグノオのオンラインイベントで参加した時も、
ヤマチラグノオは持続可能性の素晴らしいみたいなことを若い方が言われてたんですけれども、
ちょっと私質問する時間があったんで質問してみたんですけど、
スマホとかね、それこそZoomやっているパソコンとか、
あとバイクが趣味って言ってたんで、いろんなところに行くのが趣味だって言ってたんで、
バイクとかね、めちゃめちゃガソリン使って走ってるやんっていう話で、
スマホとかもめちゃめちゃ電気部品とか待機汚染とかね、製造過程でめちゃめちゃやられているのに、
なんでラクノオの部分だけ持続可能性を語るんだっていうのをちょっと質問させてもらったんですけど、
回答はヤマチラグノオが一番素敵だと思うからっていう回答をいただいて、
意見が自分の中で固まってないのかなっていう感じをしたんですけども、
有機農業とか無添加なものを選んでいる人がですね、
ガンガンこの自分で着ている服は化学繊維のものを使ってたり、
めちゃめちゃそういう靴とかね、服とか、あと家電とかね、
あとカーペットとか、
カーテンとかでもいいでしょ。
めちゃめちゃ化学製品を使っているのに、
なんで食品だけ無添加のもの、有機農業がいいって思っているんだろうっていうのはちょっと疑問なんですよ、個人的には。
日本とかだと原子力発電所を動かしてないじゃないですか、今ね。
稼働率悪いので、ガンガンガンガンガンガンガン、
稼働率悪いので、ガンガン化学、化成肥料とか、
違うよ、石炭とかね、原油とか天然ガスとかそういうものを輸入してね、
ガンガン燃やして電気使っているのに、なんでその食品だけ選ぶんだろう、ちょっと本当によくわかんないんですよね。
今の食品を選ぶ基準ってやっぱりおいしさだったりとかね、
あと推し勝つみたいな感じで、誰が何を作っているのかみたいなのが大事になってきているんじゃないかなと思ってきています。
15:03
これからの農業って、そういう消費の仕方が増えてきて、
化学的根拠がおろそかになって、化学的根拠が必要な農産物って必要になるのかなと思ったりして、
そういう食品が増えたら嫌だなって心配があったりしますね。
オンラインイベントで参加されていた消費者の方がね、
山地楽能の牛乳は一般の牛乳に比べて本当においしいみたいな、
牛乳飲み比べたら全然違うよみたいなことを言われていたんですけど、
SNSとかでもあるじゃないですか、昔の野菜はおいしかったとか、
昔のお肉の方がもっと肉肉しくて赤身があっておいしかったみたいなね、
そんなのを言われたりする年配の方でもおられるんですけど、
本当にその記憶そうですか?本当にそうですかね?
食料がなくて、何も食べるものがなくて、お腹ペコペコの時に食べていたからおいしかったんじゃないでしょうか?
違うんですかね?
あとね、家具費用とか使ってなかったかもしれないですけど、形とかどうでしたかね?
いびつだったりとか、おいしいものとちょっと今回はまずいなみたいなものとか、
差が多かったりとか、虫食いとかあったりとか、そういうのってなかったですかね?大丈夫ですか?
そういうのがないように努力してて、今ね、ほとんどないじゃないですか、
そういう商品、スーパーで並んでいることって。
はい。
いろんな人の日々の積み重ねがですね、現在の農産物になっているので、
ちょっとね、何かおかしいんじゃないかなと思ったりしますね、個人的には。
はい。
食料難になって、食料が食べれない時になった時に、
1本2000円の牛乳って選ばれるんでしょうかね?
皆さんはどちらを選びますか?お腹がペコペコで、お金もなくてどうしようとなった時に、
1本2000円の牛乳と1本200円ぐらいの牛乳と、どっちを選ぶかなっていうところですけど。
はい。
よくわからない、ちょっと声が大きいね、インフルエンサー。
うちの農産物おいしいよって言ってる農産物がね、科学的根拠もなく買われてたりとか、
安全安心って何なんだろうっていうのをちょっと思ってしまった、そんな感想でございます。
皆さんはちょっとどう思われますかね?
どういうふうに野菜とか食べ物を選んでいる、食品を選んでいるのかってちょっとね、
コメント欄とかで教えてもらえたり、ディスコの中でもね、教えてもらえたら嬉しいなと思います。
はい。
ということで今回のファーマーズ・ボイシーズで第56回目になりますけれども、
18:01
ファーマーズ・ボイシーズ第1回から第5回まで、メタグリ研究所のディスコードグループに入って、
NFTを購入するところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することで、NFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもわからない部分があればですね、ディスコードの中でどんどん質問していただけたら、
メンバーたくさんおられますので、どんどん答えていきますので、お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズ・ボイシーズは、農家目線でメタグリ研究所の活動を発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんはもちろん、消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さて、それでは今回は以上になります。
ファーマーズ・ボイシーズお相手は川上牧場でした。ぜひ来週もお聞きください。
みんな、みかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバーイ。
今日、はじめまして会が開催されますので、ぜひ初めての方、参加してね。
19:13

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