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この放送は、農業の常識を超越する、メタグリをキーワードに活動する、メタグリ研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
メタグリ研究所の活動を農家目線でお届けする配信、Farmers Voices第33回ということで、おはようございます。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています。川上牧場です。よろしくお願いしまーす。
はい、ということで、桜がもう皆さん満開じゃないですか。各地で。
もう一気にね、島根県出雲市も桜咲いて、もういろんなところで桜咲いてるんですけど、
先日ね、雨が降っちゃって、いきなりちょっと落ちてしまってるところもありますけど、まだまだあと1週間、2週間ぐらいはいけるんじゃないですか。どうですか。
散ってしまいましたけども。そんな感じでございます。
そんな中ですね、今週はですね、生乳販売委員会というですね、牛乳の価格入荷ですね、こちらを協議する会議に参加してきました。
4月に新年度に入りまして、初めての販売委員会になります。
牛乳の需要と供給の緊急報告みたいなのがその会議でもあったんですけど、
昨年に引き続きですね、落農家の廃業が続いていてですね、
昨年から1日に2件ぐらいのペースでね、落農家が減って、全国で1万戸を切るんじゃないかみたいなニュースも出てたりしますけども、
現在、都府県の生乳の牛乳の生産量がですね、前年同月と比べてですね、95.7%、だいたい4%、5%ぐらい落ちてますね。
ここに北海道を加えてもですね、96.2%と、生産量がガクッと落ちているにもかかわらずですね、
消費量の方もですね、96.3%という結果だということです。
この数字がですね、2月末の結果を直近としてね、報告されたので、
春休みで学校給食が止まる3月はですね、まだまだこの厳しく、悪い数字になるんじゃないかなと思っています。
いまだに円安でですね、飼料価格も高止まりですし、あと肥料とかね、資材とか、資材価格なんかもいまだに高止まりで、
牛乳の価格をね、上げてほしいって、落農家の団体は、乳業メーカーに対して交渉していかないといけない状況なんですけれども、
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なかなかね、消費が伸びないと、また牛乳が余っちゃったりするので、
牛乳の価格が上がって、皆さんが牛乳の消費を少なくなってしまったら、また落農家が厳しい状況になってしまうので、
なかなか価格交渉、消費が伸びないとね、難しい状況だなというような、そんな会議でしたね。
世の中は賃金のベースアップで5%以上上がってみたいなね、大手企業はもう何十パーセント、何十パーセントじゃないか、
そんなニュースもあったり、物価もどんどんね、上がっている状況で、インフレが起こっている状況ですね。
落農家の牛乳販売価格は、現在変わっていません。
皆さん、いろんな農産物、いろんな商品、値段がどんどん上がっていますけど、牛乳だけは変わっていません。
牛乳は大変お買い得な商品になっていますので、ぜひ皆さんたくさん飲んでほしいなと思うところでございます。
2週間前のファーマーズボイシーズの配信にコメントが来ていましたので、またお返ししたいかなと思っています。
スタンドFMネームサイロさんからのコメントが来ております。ありがとうございます。
配信を聞いてですね、殺落が有名で歴史がありますねということで、
北連は専門農協ではないですね、北海道畜連が近いかもですというコメントをいただきました。
専門農協と総合農協の違いっていうのをテーマにした配信を2週間前にさせていただいたんですけども、
チャットGPTを超えると言われているクロード3で、専門農協と総合農協の違いを出したその結果を皆さんにお話しして配信でお話ししたんですけども、
これ結果が違うという、そんなコメントのご指摘でございました。ありがとうございます。
これがちまたで言うAIのハルシネーションというやつですね。それっぽくAIがお話ししてくれるというやつですけれども。
こんなAIでもですね、各地のJAが総合農協か専門農協かわからないっていう状況っていうのを知ることがね、これでできたなと思って前向きに考えてもらえたらいいんじゃないかなと思いますけども。
間違えてごめんなさいね。
各地のJAがですね、インターネット上にホームページとかね、それこそニュースとか記事とかで、いろんな情報がホームページでインターネットにあるはずなのにですね、AIで正確な情報が出ないのはまた不思議だなと思いながら。
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とりあえずですね、こんなAIを使ってもわからない状況なので、消費者の方とか一般の方がJAの専門農協か総合農協の違いなんてわかるわけないと言っちゃったらあれですけど、わからないですよね。
まず農業や農産物の理解っていうのを皆さんにやってもらいたい消費者の方に届けて、よく知ってもらいたい農業のこと、農産物のことをよく知ってもらいたいっていろいろ発信したりするんですけども、
まずはそういうJAの内部、JAってどういう組織なのっていうのを知ってもらう、こういうところからやっていかないとダメなんじゃないかなとか思ったりするところでございます。
そんな感じでございます。
JAの内部のお話。
AIではちょっと出すのはまだ難しかったよということで。
ご指摘ね、こういうのありがとうございます。
どんどんコメントね、今配信を聞いている方も感想やコメントをしっかりいただけたら嬉しいかなと思ってます。
そんなJAもですね、先ほどお話しした通りですね、円安や物価高で農家の売り上げが上がらないので、なかなか上がらないのでですね、
JAも経営が厳しくてですね、職員の給与もなかなか上げれない、ボーナスもなかなか上げられないという状況で、
JAを辞めていく職員が増えているんですよ。
中間管理職の方とか若手の方から辞めていきますね。
農業の働き手を増やすためにですね、
Dayworkというスマートフォンアプリと提携しているJAが今増えてきています。
ということで今日の配信のテーマはですね、
Dayworkを使ってみたというお話をしてみたいと思います。
まずこのスマートフォンアプリ、Dayworkとは何なのか。
こちらホームページからちょっと引用させていただきます。ちょっと読ませていただきます。
Dayworkのホームページから。
一日農業バイトDayworkとは。
一日農業バイトDayworkは農家さんと給食者を一日単位で結びつけるサービスです。
これまで農業界は数週間単位で連続した雇用が当たり前でした。
しかし農班機だけ手伝いに来てくれる方を見つけることは非常に厳しいものです。
生産者がDayworkサービスを利用すると、その地域に住む方々が自分の休日を利用して手伝ってくれるようになります。
本業を持っている方々でさえも副業として農業を手伝ってくれるようになります。
2019年、北海道の十勝地方で本サービスを開始したところ、
スマホを使い、完全自動で延べ4,000人以上のマッチングに成功しました。
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生産者、給食者、JAでさえも完全無料でご利用いただけます。
中抜きなどもありません。
日本の農業のために本サービスをぜひご活用ください。
というホームページから引用させてもらいました。
こちらのDayworkのホームページのリンク、概要欄に入っておきますので、
もし興味がある方は見てもらえたらと思います。
先日、僕がJAに行った時に職員の方から教えてもらって、
早速ダウンロードして登録してアプリを使ってみています。
登録してすぐ、初日ですぐ応募があって、
そこですぐお仕事が決まって、
2日目には4人も応募が来て、
めちゃめちゃすごいこのアプリって驚きましたね。
60代の方が2名と、20代の方が1名、
そして驚くことにもう一人の方は県外から島根県に来る予定があるので、
その2日間働かせてくださいということで、
川上牧場でアルバイトをするという流れになっています。
応募された方のデイワークでの経歴とか、
例えばその人ですね、
鍛えていただいた方のプロフィールを見たりすると、
果樹の収穫作業を手伝ったことがありますとか、
草刈りとか、農薬の傍所とか、
そんな作業をやりましたとか、
そんなのも募集してきた人のプロフィールで見ることができるんです、
過去の働き方みたいなものね。
これもすごい参考になるなと思ったところで、
川上牧場はもともと中学生とか高校生の職場体験などを受け入れしていたので、
仕事に来られた方も未経験の方なんですけど、
全然仕事を覚えてもらえてですね、
僕もその未経験の方に仕事を教える経験がたくさんあるっていうのもあるかもしれないですけど、
全然問題なく働いていただきました。
このデイワークのすごいところはですね、
求人して応募内容っていうのを、
だから何月何日の何時に来てください、何時間働きますみたいな、
金額はこれぐらいですみたいな、
作業能力とか作業の内容はこんなもんでいいですみたいな、
入力して応募内容を作成するとですね、
自動で労働条件通知書っていうのが作成されるんですよ。
その作られた、金融したやつで勝手に作ってくれるんですよ。
これを見て、求職者の方が求職、働きたいよって言ってくれるんで、
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簡易の契約がそこで行われて、
証明が残るようなところが、このデイワークのいいところだなと思いました。
ドタキャンとかね、トラブルとかが発生したり、万が一発生したりすると、
それもですね、プロフィールに履歴が残るので、
お互い問題が起こらないように、問題を起こさないように努力しますしね。
もしそういう問題が起こった場合でもですね、
この軽い通知書、契約書みたいな証明があるので、
どちらに責任があるのかみたいなのも後々分かるようになるのが、
とても便利じゃないかなと思いました。
これをですね、島根県出雲市でやってます川上牧場、JA島根にですね、
めちゃめちゃ要望しているんですけど、
JA職員って副業が禁止のところが多いんですよね。
ですけど、一部のJAではJA職員の農業だったら副業していいよみたいな、
そういうのが認められていてですね、
このデイワークを使って農協職員の所得アップにつながっていたりとかですね、
JAの方なんで農業のことをね、知っていかないと、
農業の現場のことを知っていると、
普段のJAの業務にもそういう経験につながってですね、
作業効率というか、仕事の効率が良くなっているみたいな報告もあったりします。
是非ね、この配信を聞いているメタグリ研究所の皆さん、
農業とWEB3を掛け合わせる、農業を超越するって言われている皆さんは、
農業に興味があると思いますんで、
メタグリ研究所の皆さんはもちろんのことですけども、
これを聞いている消費者の皆さんもね、
農家さんもどんどん登録してですね、
デイワークを通じて農業人口、農業の関係人口が増えてくれればいいなと、
個人的には思ったりしますね。
これを聞いている企業の社長さんとかね、
企業で働く中間管理職とか部長さんとか課長さんとか、
ちょっと役職が高い方、
企業もですね、ノーケーション、農業のノーにワーケーションのケーションですね。
これを掛け合わせるノーケーションという働き方がですね、
このデイワークが活用できると思いますんで、
ノーケーションをデイワークで、みたいなこともできると思いますんで、
ぜひ聞いている皆さんの会社にも、
こんなアプリ、こんなデイワークっていうアプリがあるんですよっていうのをね、
紹介していただけたら嬉しいかなと思います。
川上牧場引き続きね、デイワークで1日バイトみたいな、
あと研修生もね、募集してますんで、
ぜひお気軽に連絡していただけたら嬉しいなと思います。
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ということで今回のファーマーズボイシーズで33回目になりますけれども、
ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで、
メタグリ研究所のディスコードグループに入って、
NFTを購入するところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することで、
NFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもわからない部分があればですね、
ディスコードの中でですね、どんどん質問していただけたら、
メンバーの方たくさんおられますんでね、
お気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を、
発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんはもちろん、
消費者の皆さんに届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、
メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さてそれでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズお相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。
バイバーイ。ありがとうございます。
カヌレも食べてね。
カヌレも交換してね。
ありがとうございます。