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2021-09-17 34:50

#10-3 YOSHIKI色の薄いエックスの世界~『Jealousy』中盤はバラエティ感がすごい

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『Jealousy』全曲トーク、3曲目「Miscast」から7曲目「Stab Me In The Back」について語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


●Miscast

・Xに寄せたダークなHIDEの世界

・歌詞の主題は「栄枯盛衰」

・「Jelousy」というテーマについて

・hideバージョンもカッコいい


●Desperate Angel

・アメリカン・ロック、LA感がすごい

・YOSHIKIとは違うTAIJIの世界観

・脇役、1ドラマーとしてのYOSIKI

・TAIJIのベースプレイの変化

・全編英語詩はTOSHI作

・TAIJIとTOSHIは名コンビ?

・YOSHIKIはBPM120は叩けない!?


●White Wind From Mr. Martin ~Pata's Nap~

・TAIJIの一言がきっかけ?

・PATAのレスポール購入秘話


●Voiceless Screaming

・TAIJIの名曲!

・ギターもTAIJIが弾いてる

・プレイヤーとしてTAIJIは別格

・歌詞にはTOSHIの苦悩が込められてる


●Stab Me In The Back

・YOSHIKI「アルバムに過激な曲がほしかった」

・ドラマーの限界に挑戦したYOSHIKI

・こんなに速いのは海外のロックにも無い?

・イントロのギターがかっこいい

・LIVE版はPATAのコーラスとHIDE語に注目



『Jealousy』X

1. Es Durのピアノ線

2. Silent Jealousy

3. Miscast

4. Desperate Angel

5. White Wind From Mr. Martin ~Pata's Nap~

6. Voiceless Screaming

7. Stab Me In The Back

8. Love Replica

9. Joker

10. Say Anything


《CD&配信情報》

●Amazon

https://amzn.to/2YuFWh5


●Spotify

https://open.spotify.com/album/0Ovje6WfzEyr6Vl9kMuOFB?si=DPF4O0_-RpSr2RY56InzQA&dl_branch=1


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/jealousy-remastered-edition/1536881370



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:02
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、エックスのジェラシーについて話をしております。
前回、サイレントジェラシー、めちゃくちゃ盛り上がりましたけど、
ジェラシーの全曲トークということで、
次が3曲目のミスキャストです。
これはHIDE作詞作曲ですね。
そうですね。
ミスキャスト、どうですか?
この曲もいいですよね。
かっこいいですね。
このアルバムのここからの流れも結構好きなんですよ。
サイレントジェラシーは、ピアノ戦とサイレントジェラシーで完成しちゃってるっていうか。
この2つで方針状態になったところが、
ちょっと余裕を持って楽しむみたいな感じ。
普通にここからいい曲を楽しんでいけるゾーンですね。
いろんなフェスみたいな感じ。
そうですね。
バリエーション豊かな。
ピアノ戦とサイレントジェラシーでアルバム1枚分くらいの密度がある。
濃密な密度。
それが終わってまたここから違う魅力というか。
もともとジェラシーについては、作る前からみんなの曲を入れようっていう感じで、
それは一つあったんで、
まさにここからそういうヒデであったりタイジであったりっていう曲が続いていくという中で、
まずミスキャストがヒデ作詞作曲で入っていると。
これは歌詞のテーマ的には英語精髄みたいなのがテーマでヒデが書いてるみたいですけどね。
これはなんかヒデがわりと様式の世界観に寄せてるっていうか。
そうですね確かに。
ちょっとダークな感じ。
そうですね確かに。
セレブレーションとかジョーカーとかはわりと明るいメジャーなパーティー楽曲。
パーティー感ありますよね。
ミスキャストはちょっと暗いというか。
それがまたかっこいいっていう。
そうですね。
ジェラシーっていうテーマみたいなタイトルみたいなのは最初からあったんですかね。
あったっぽいですね。
あった上で、どんな曲作ろうかなっていう感じで。
ジェラシーっていうテーマがあった上でやってるんだけど、
わりとみんなジェラシーっていうテーマにピンときてないっていう感じ。
そうですね。
インタビュー見ると。
そうですね。パタとかそんなジェラシー。
そう、そう。
03:00
別に嫉妬したことねえよ俺。
ギターがうめえって言うなら練習すりゃいいしみたいな。
そんなこと言ってるよね。
だからそれぞれが思うジェラシーみたいなことなんですかね。
それぞれ入ってる時に。
でもヨスキ自身もこの頃ジェラシーを自分自身はもう全然7,8年感じてないって言ってますけど。
なんでジェラシーにしたんだよ。
なぜそのテーマを。
自分とは切り離した中でそういうのが面白いと思ったんでしょうね。
ミスキャスターはでもバンドっぽさが出てていいですよね。
ギターソロもかっこいいし。
Xっていうバンドの中においてのHIDEっていうのが出てる感じでかっこいいですよね。
確かに。
HIDEの曲って確かにさっきもあった通りセレブレーションとジョーカーはかなり表立ってるというか。
HIDEのソロに近いっていうか。
そうですね。
HIDEの本来持ってる音楽性に近いような曲なのかなと思う。
ミスキャストはだいぶX寄りっていうか。
本当それは感じますよね。
Xに寄せてる中でのかっこよさっていうか。
それがいいんだよみたいな。
そうですね。
それがいいんだよって感じしますね。
するよね。
サウンドめちゃくちゃかっこいいですもんね。
めちゃくちゃかっこいい。
歌詞もめちゃくちゃかっこいいじゃん。
そうですね。
ちょっとHIDEがダークな方向に寄せたような歌詞だし。
そうですね。
すごいシニカルな感じもして。
何かをひにくってるような。
ひにくってる感じですよね。
ツールのシニカルさにも通じるような。
メイナードの歌詞に近いような。
確かに。
分かりやすさが売り物の価値だみたいな。
こういう斜めから見たような世界観好きだなっていう。
いいっすよね。
ただHIDEっぽさは言葉の使い方にすごい出てますよね。
無言劇だと知らずに喋り出すのは道化師の姿みたいな。
すごいよね。
すごい。
よくこんなフレーズが出てくるなって。
本当に。
すごいシニカルなんだけど、めちゃくちゃオシャレ感もあり。
音にマッチしてるっていうのが。
06:00
本当そこはすごいっすね。
識別不能、覚醒不能、観測は洗脳のメロディーって。
すごいよな。
すごいっすね、これ確かに。
絶対出てこないわ、自分から。
俺はもうどんなアーティストでも出てこないよね。
出てこない。
HIDEしか出てこない。
でもこれはそのHIDEの中でもかなりX寄りっていう話をしてましたけど、
ただなんかそのHIDEバージョンもあるじゃないですか、これって。
ソロでやってるやつ。
それもまたかっこいいんすよね。
かっこいい。
結局それもめちゃくちゃかっこいいっていう。
全然なんかテイストは違うんだけど。
違いますね。歌の感じとかも結構違う感じのメロディー。
だけど本当にHIDEの曲になってて。
HIDEバージョンのギターソロとかめちゃくちゃかっこいいよね。
かっこいいっすね。
いやいやいや。
ここでHIDEのミスキャスト挟んで、4曲目がデスペレートエンジェル。
デスペレートエンジェルみたいな。
そうですね。
デスペレートエンジェル。
そうそうそうそう。正確に言うと。
あの最初のゴスペルの部分。
デスペレートエンジェル。
これってなんかもうすごいLA感がすごいっすよね。
LA感。
LA感。
この曲LA感がすっごいある気がする。
まさにLA感。
アメリカンロックみたいな。
アメリカンロックな感じだなーっていう。
これも大地作曲で。
そうですね。
すごいかっこいいなー。
LA感すごいよね。
すごいっすね。
これでもLA感本当すごいんですけど、
大地曰く、
トベーする前にはもうほとんど完成形に近いところまでできてたっていう。
できてた。
LAに行って影響は空気でこうなったわけじゃない。
その空気でじゃなくて。
もともとはベースはもうできてて、
最後のピースとしてもやっぱり現地での空気がパッケージングしました。
どこまでどうっていうのはちょっとわかんないけど、
曲としてはもう行く前からできてたっていうから。
すごいけどね、この曲。
これもやっぱり洋式が作る曲と全然違う。
全然違うよね。
全然違いますね。
洋式からはこれは出てこないなー。
この辺が本当X時代のバンド感っていうか。
そうだねー。
ほんとそうだね。
09:01
この洋式の世界観だけではないっていう。
そうなんですけどね。
それがバラエティーにもバラエティー豊かな印象も与えながら。
だからジェラシーすごいバラエティー豊かだから飽きずに聴けるんですよね。
ここだからほんとすごいですよね。ミスキャスト来てディスプレイトエンジェル来て。
普通に別ジャンルとして楽しめちゃってる。この辺の曲は。
確かに。触れ幅がすごいですね。
hideのテイストであり、たいじのテイストでありっていうのが前面に出つつ、
やっぱり洋式のドラムの主張っていうのはちゃんとありつつみたいな。
ミスキャストとかも結構ドラム、サビ前すごいツーバス、めっちゃ叩いてるとこもあって。
やっぱり洋式武士が至る所に出てるんですよね。
この辺の曲は洋式が脇に回る面白さっていうか、主役はちょっと違う。
たいじとかhideがバーンと出て、洋式が脇に回ってるっていうのが。
確かに。
そうですよね。一ドラマーとしての。
それもまた面白いですね。
一ドラマーとしてこう。
一ドラマーとして。
おいしいフレーズ、ドラマーとしていっぱいですね。
やっぱあるじゃんみたいな。
ちょっとここで入れてってやろうかみたいな感じ。
ドラマーとしての洋式が今見える。
たいじがジェラシー出た後のインタビューで言ってたんですけど、そのベースプレイについて。
たいじが言うには、昔の自分のプレイっていうのはフレーズからフレーズに行く間に、
そのコードをまっすぐ単音で弾くとつまんないっていう感覚があって。
なんとなくわかりますよね。
そのブルーブラットの頃とか結構そのコードから外して。
いろいろ。
そこが結構変わってたらしくて、ジェラシーの頃になると。
割とストレートに、ストレートな音でリズム体を出していきたいっていう感じに変わってきてたみたいですね。
割と思考が70年代の方に向いてきてたみたいな。
その辺が結構この曲にも。
この曲にはそういうのが影響してるかもしれないですね。
これは歌詞はトシが書いてるんですね。
ほんとだ。
何気に英語詞を。
頑張ったんだな。
12:00
あれ?イージーファイトランブリーのもトシだったよね。
トシ、トシ。
トシとヨシキもちょっと手伝ってるけど。
そうか、そうか。
手伝ってる。
これヨシ、トシなんだ。
全部英語だもんね。
この辺もだからね、バンドっぽさのトシが。
タイジとトシやっぱ仲いいっすかね。
ね、コンビ。
ボイスレススクリーミングもそうじゃん。
そうですね。
なんか結構相性が良かった。
相性が。
歌い手が詩を書いて。
お互い結構そうですね。
それゆえのなんかね、
トシがいなくなってからのトシが
結構誇りにいってしまうっていうのは
繋がってるんだろうね。
そうですね。
バランスが。
そうそう。
これBPM120らしいんですけど、
ライブでヨシキはなんかクリック聞きながら
やってるみたいで、
120だとクリック聞いてないと
180になっちゃう。
ねえ、180付近好きだよね。
好きでしょ。
タイムとジェラシーが180じゃん。
そうですね。
で、オルガスムとかスタミンザバックが200か。
そうですね。あの辺が好きですね。
200前後好きなんだよな。
だから紅って155とかなんで、
走っちゃうんですよね。
走っちゃう。
乗ってくると。
ちょっと遅いから。
面白い。
これ180でやったらもうやばい。
他の楽器はやばいっすね。
そのリズムになっちゃう。
じゃあヨシキはそのテンポが好きなんだろうね。
そうですね。
そうそう。
もうそのドラムですよね、ヨシキといえば。
裏打ちの。
次が5曲目のパタの昼寝ですね。
ホワイト・ウィンド・フロン・ミスター・マーティン・パタス・ナップ。
これはなんか。
曲もまたね。
15:00
でもなんかこれがあることですごいバラエティ豊か感が。
そうですね。
さらに増しますよね。
こんなの入ってんだっていう。
どうなっちゃうのっていう。
いきなりアコースティックな。
ゆったりしたようなね。
のんびりしたような。
そうですね。
これはなんかレコーディング期間中の
91年4月頃に
あのアコギを
マーティンのアコギを買って
で、それをなんか弾いてたらしいんですよね。
このフレーズを。
で、それを見かけたたいじが
お、いいねってなって。
で、ボイスレススクリーミングの前に
そういうインスト入ってたらいいじゃんって言って。
なるほどね。
それで、じゃあっつって。
それがだからもう
91年の4月ですからね。
もうレコーディングもだいぶ終盤。
そんなノリで
やってたみたいですけど。
これがないとね
パタの曲が入ってないっていう。
確かに確かに。
なんか歌入りの曲とかも一応作ってはいたらしいですけどね。
どこまでやってたのかわかんないですけど。
ただなんかあんまりイマイチで
結局ボツになったっていうか。
どの段階だかわかんないですけど。
パタはLAでだいぶいろんな買い物をしてますからね。
この時。
レスポールとかそうだっけ。
レスポールそうですね。
59年の。
あれは行って割とすぐになるんですかね。
12月ぐらいらしいですけど。
ギター屋さんに行って
何探してるのって聞かれて
レスポールって答えたら
店員さんに面白いのがあるよって言って
あれを見せられて
うわかっこいいってなったけど
とりあえずありがとうって言って
店を出て。
で、なんか迎えにあったデニーズに入って
いやーでも気になるなーって。
気になるなーって。
で、日本に電話して
俺の金いくらあるっけって。
今すぐ全額送ってくれって。
すごい。
2万ドルらしいですけどね。
2万ドル?200万?以上?
2、300万ですかね。
ちょっと当時のレートはちゃんとわかんないけど。
すげーすごー。
今だったらもっととんでもない値段ですよね。
いやーもっともっといってる。
桁変わりますよね。
1000万いっててもおかしくない?
59年なんてね。
59年なんて。
オリジナルレスポールだからな。
18:01
それで当然パターンも
59年なんてその絵初めて見たらしいですけど。
それで銀行に送金してもらって
現金で下ろして
現金で買ったらしいですけど。
すごいっすよねほんとに。
これはあれだよね。
ライブでも自分でもって運ぶってやつだよね。
そうですね。
もうそうなんですね。
他のギターはね。
人に任せられないですよね。そんだけの。
他のギターはね。
普通に新幹線だったりっていう。
郵送するけど
そのレスポールだけは
自分でもって
ハードケースでもって。
でもあの
とりあえずありがとうって言って店出て
向かいの店に入ってちょっと考えるのって
めちゃくちゃわかりますよね。
わかるね。
僕らもやってましたよね。
お茶の水で。
レスポールカスタム見てね。
何回も行ったり来たりしてましたよね。
どうする?みたいな。
入っては出て入っては出て。
お茶の水の通りの
お店入ってね。
何回払いだといくらでみたいな。
いやーでもここでなー
これ見つけちゃったらなーみたいな。
そうですね。
もう運命ですよみたいな。
こうこじつけて。
やっぱ行くしかねえなーみたいな。
楽器はほんと出合いだからね。
そうですね。
いやーパタもそういう感じでやってたんだなって。
レベルは違いますけど。
絶対手放さないとってことね。
ジミー・ペイジが交換してくれるなら考えるけど
それ以外では手放さないです。
なるほど。
いやーもうすごい価値ですからね、あれ。
家が買いちゃいますぐらい。
うん、ほんとに。
1959年とかだもんね。
ヒデも59年持ってるんですよね。
レスポール。
パタのと
2番チェーンでしたっけ?
そうそうそうそう、ほとんど変わらないっていう。
いやーそれすごいですね、それ。
めちゃくちゃ同時期に作られたやつ。
結構ヒデもレコーディングではほぼそのレスポールを使ってるっていう。
あ、そうですね。
レコーディングだとそうなんですよね。
モッキンバードを使ってるけど。
やっぱ音が違うんですかね。
ヴィンテージのギターだと。
21:00
そうですね、そこはもうみんなそう言うよね。
生音の鳴りが全然違うっていう。
木の質がいいっていう。
相当年代物ですもんね。
そんなギターインストがあって、6曲目がボイスレススクリーミング。
これもすごい曲ですよね。
これはめちゃくちゃ名曲っすね。
超いい曲ですよね。
これもアフォースティックなギターの曲ですけど、
すごいのはギターもほぼ全部大地が弾いてるっていう。
それがすごいですよね。
大地はもうやっぱり、もともとギターもやってたんでしたっけ?
もともとギター。
ギターインストだもんね。
途中でベーシストになって。
とはいえね、あのプレイは、ボイスレススクリーミングはライブでもやってるのが映像でよくあるんで、
大地がギター弾いてる姿もありますけど、
指弾きでめちゃくちゃすごいですよね。
あれなかなか弾けないと思う。
ヒデもパタも弾けない。
あれ弾けないわって言ってますもんね。
プレイヤーとして大地はもう別格にすごいよね。
すごいですね。
インシストとしてもギタリストとしても。
ギター一番上手いんじゃないか説ありますね。
ギター一番上手い。
すごいよな。
プレイヤーとしてもすごいし、ソングライターとしても。
ボイスレススクリーミングはほんとめちゃくちゃいいもんね。
いいですね。これは染み入りますね。
染み入るね。
これも一時期は10分超えるぐらいの曲になってたみたいですけど、
最終的にはあんな感じになってますね。
6分台かな。
これギターソロがもう泣けますよね。
泣ける。
めちゃめちゃ…。
あれもニュアンス含めて相当難しいと思うんですよね。
すごいな。よくこんなん弾けるな。
これをゼロから作り出すってすごいよね。
確かに確かに。
一方でああいう曲やってる人がね、こういうのばっかりやってる人じゃないからね。
この曲はレッドゼッペリンの天国への階段をちょっとオマージュしたのかなみたいな感じがする。
なるほど。
曲調もそうだし。
言われてみればそうかもしれない。
最後の方の歌詞でもね、Stay away to heavenみたいな。
24:03
あー出てくる。
そうそうそう。
なるほどなるほど。
激しくならない天国への階段みたいな感じですね。
ちょっとオマージュしてる感はありますね。
この歌詞もトシですもんね。
トシ、英語の歌詞に目覚めた。
そうだね。
LAに飛べしたことで。
ちょっと英語できるようになったと思う。
トシも相当喉の調子が悪かったみたいですね。
で、本当はなんか手術するかみたいな話もあったみたいですけど、
まあレコーディング中は手術しないで乗り切ってたみたいですけど、
まあ相当声が出なくて辛い時期もあったっていう。
そういうのもこの歌詞には現れてるっていう。
そうだね。
なんかボイスレススクリーミングっていうタイトル自体は、
なんかそれ関係なくもう退治の中であったみたいですけど。
それはそもそもあったんだね。
うん、って言ってますね。
本当、染み入る曲だよね。
最後の方の盛り上がり。
アコースティックでありながら盛り上がっていくじゃん。
そうですね。
退治の一面がなんか見れる感じの。
泣けるよね。
泣けますね。
まさにボイスレススクリーミングっていう。
泣き叫びっていう、
トシの歌い方も相まって、
なんか退治とトシってすごい相性良かったんだなっていうのは。
そうですね。
改めて。
いや本当ここまで3曲目から4曲続いて、
ヒデ、退治、パタ、退治と。
そうだね、そう考えると結構。
本当、吉木職がここ。
吉木職、この辺は控え気味というか、全然。
これが本当そのジェラシーの特徴ですよね。
その流れの中で7曲目がスタッフみんザバック。
ここにこれが来るっていうね。
またここでこれが来る。
これはもう相当古い曲っていうのは有名なあれですけど。
吉木曰くちゃんと録音してなかったからっていう感じで。
で、そのアルバムの中にやっぱ過激な曲が欲しかったらしいんですよね。
そうですね、確かに。
なんかそのデビューしてから、
割とそのシングルカットしたやつとかも含めて、
ポピュラー寄りというか、曲ばっかりになっちゃってたんで、
そういうのしか聴いてない人に対するXのイメージをぶち破りたかったっていう。
27:03
だからエンドレスレインしか知らない人が聴いたらぶった曲げるだろうねみたいな。
そういうところもあって、やっぱこれをアルバムに入れたかったらしいですね。
あとはドラマーとして限界に挑戦してみたかったっていうことらしいですけど。
結果、ほんとに限界を迎えてしまったっていう。
いやー、これはだってもう早いもん、ほんとに。
200分。
ほんとね、これはやれって言われても困る。
腕を切り落としてくれ。
今すぐ腕を切り落としてくれ。
ついでに足も。
おかしい。
ツインペダルきつい。
これだってもうどっちかっていうと足がきつい。
このツーバス早いですね。
これは体壊すなー。
これは海外のスラッシュメタルとかそっち系のバンドでもここまでのはないのかな。
そうだねー。
ブラックメタルとかデスメタルとかでブラストビートみたいな。
もっとすごい速い。
速さだけで言えばあるはあるんだけど、
そういうのはテクニック的に、本当の肉体の限界の速さでやっていくのの速さで言うと、
これは本当に最速な部類に入っていくのかな。
ブラストビートとかはもっと速いんだけど、
テクニックよりコツを掴むのが大事っていう。
肉体との戦いの限界まで行ったのがこれっていう感じがします。
ブラストビートってテンポ速いけど、
ブラストビートはテンポ速いんですよ。
スタタタタタタタタタタとか。
ただそれは本当に、あれは肉体の筋肉でやるっていうよりも、
本当にテクニックなんですよね。
スティックの使い方を。
力を抜いて。
逆に言うと力を抜いて、スティックが跳ね返るのをうまく扱うことで、
スタタタタタタタってできたりとか。
一方で、このイヨシキはこの曲は本当に、
アスリート的な肉体的な速さでこれを実現してるっていう意味では、
一番辛いと思います。
結構脅威的な。
これをやれって言われたらもうできません。
余計誘わせてくれって。
足も早く。
30:01
おかしいだろ。
どっちかって言ったら足が大変だから。
ついでに切り落とすものじゃないよね、足って。
ついでに。
最初にアルバムを聴いた時に、
すごい反応、自分が反応したのが、
サイレントジェラシーとスタンミン・ザ・バックだった。
まあ、わかります。
反応しますよね。
中学生ぐらいが。
うわーかっこいいって。
これがエックスターみたいな感じですもんね。
イントロもかっこいいですもんね、ギターの。
ギターもこれ辛くないですか?
辛い辛い。
これできる気しないな。
右腕がしっかり。
これもあるじゃないですか、今すぐ右腕を切り落とす。
最初だって聴いた時どうやってんだと思ったもん。
あれすごい。
あれめちゃくちゃかっこいいですよね、音。
かっこいいめちゃくちゃ。
ドゥクドゥクドゥクドゥク。
そうそうそう。
これはめちゃくちゃ昔からあるもんね、この曲。
そうですね。
インディエンスの時のなんかあったよね。
オムニバースに参加したやつとかに入ってて。
当時はタイジはいたのかな。パタもいた。
ヒデはいなかったと思うんですけど。
ヒデがいないよ。
それくらいの時代ですもんね。
その時からあるって言ったもんな。
いやーすごい。
これのライブ版がまたかっこいいじゃないですか。
かっこいいですね。
ヒデのあれが。
そうですね。
みんなでこう、コーラスっていうかシャウトする系のやつ。
いいですね。
で、パタが。
パタが。
あれを一人だけ残っちゃう時が。
瞳を。
あの赤いモヒカンの時代を。
そう、赤いモヒカンの時代を。
パタ頑張ってたよね、当時ね。
当時いいっすよ。あの頃のパタ好きですよ、すごい。
33:05
それまでね、みんなこう一斉に。
最後だけこいつ。
みんなが言うから俺も言ってたのに。
もう一回はしご外されちゃった。
この曲のライブのヒデ号がかっこいいですよね。
そうですね。構成ちょっとやっぱ違いますもんね、ライブだと。
このバージョンと。
ぜひライブ版を聴いていただきたい曲ですね、これは。
これはそうですね。
爆発寸前ギグにそれが入ったね。
そのやつが。
ぜひそれは。
ぜひそのパタの勇姿を。
スターウィエールまー
スターウィエールまー
スターウィエールまー
ヒデのね。
あの頃からヒデなんすよね。
もう、あれはホントもしびれるよね。
しびれますね。
ということで、
今回はジェラシーの3曲目のミスキャストから
7曲目のスタブミー・ザ・バックまで話をしてきました
また8曲目からは次回話していきます
次回へ続きます
34:50

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