1. 名盤ラジオ
  2. #19-1 1993年~96年のX JAPAN..
2022-03-20 44:37

#19-1 1993年~96年のX JAPANについて~YOSHIKIとメンバーのすれ違い・世界進出断念

今回から『DAHLIA』X JAPAN(1996年)特集です。第1回目は、1993年の『ART OF LIFE』後から1996年『DAHLIA』が発売されるまでについて語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


■主なトピックスはこちら↓

●今回はアルバム『DAHLIA』を語っていきます。26年前!?

●1993年8月の『ART OF LIFE』リリースまでのおさらい

●シングル「Tears」が初めて予約して買ったCDでした

●94年末「青い夜」「白い夜」で「DAHLIA」と「SCARS」を初演

●95年時点での日本盤・世界盤のアルバムリリース計画とは?

●アルバム『DAHLIA』レコーディングの辛いエピソードの数々

●YOSHIKIが頭にきたこと、メンバーとのすれ違い

●スケジュール調整とTVバージョンを作ることの重荷

●全米用レコーディングでの英語発音問題

●憔悴しきったTOSHIと、世界進出断念を決断したYOSHIKI

●ところで、zilchのhideの英語発音はどうだったの?

●アルバムを完成させるためのDAHLIAツアー開始

●1996年3月に名古屋でYOSHIKIが倒れツアー中止

●その後シングル2枚出し11月にアルバム『DAHLIA』発売

●アルバム最終曲は「Forever Love」か「Tears」か?

●『DAHLIA』レコーディング中のYOSHIKIとTOSHIとHIDE

●『DAHLIAのジャケットとブックレットについて

●完成後のYOSHIKIの『DAHLIA』評、せつない…


『DAHLIA』X JAPAN

01. DAHLIA

02. SCARS

03. Longing~途切れたmelody~

04. Rusty Nail

05. White Poem Ⅰ

06. CRUCIFY MY LOVE

07. Tears

08. WRIGGLE

09. DRAIN

10. Forever Love(Acoustic Version)


《CD&配信情報》

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/DAHLIA-X-JAPAN/dp/B000059O1I/


●Spotify

https://open.spotify.com/album/33pMdb6OyR4VFQzOcrycvg?si=LxtyED7NTcqZBF3oewkmIg


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/dahlia/651837709



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:03
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
今回もよろしくお願いします。TAKUYAです。
こんばんは、ENZOです。
こんばんは、HIDEKIです。
という3人で、今日も名盤ラジオやっていきます。
今回取り上げるアルバムはですね、X JAPANのDARIAです。
DARIAですね。
前回、ART OF LIFEをたっぷりやったので、その続きみたいな感じですけど、
ここまでX JAPANでいくと、BLUE BLOOD、JELOUSY、ART OF LIFEとやってきたので、
あと一番最初のBANISHING VISIONはありますけど、DARIAやったらほぼほぼ。
そうですね、ついに最新アルバム。
そう、最新アルバムだから。
最新アルバム。
最新アルバム。
何年前だよって。
何年前、何年前なんですか、これ。
26年前。
26年。
26年前。
26年。
怖っ。怖っ。
怖いですね、この時間の尺がちょっともう分かんなくなってきてますね。
26年。
もうなんか26年前ってもう大昔の気がするけど。
レッド・ゼッペリンとかビートルズとか。
そうそうそうそう。
ロックのクラシックの話だよね。
歴史上の話。
ゼッペリンとかさ、ピンクフロイドとかさ、ピストルズとかなんかその辺の話だろうなって。
そうですよね。
26年前が誰やって。
何だそりゃって感じですけど。
まあでも同じ年でいくとスタイルとかもありますからね。
素晴らしいの。
スタイルって同じ年なんだ。
そうですね。スタイルも同じだし、HIDEのサイエンスもそうですね。
え、そうなの?
全然分かんないな。
まあ結構忘れてますよね。
前後というか、そこまで昔だと。
すごい密度だったんだな。
そうですね。
はい、ということで今回はダリア特集していくというところですけど、
まあ話としてはアート・オブ・ライフの続きっていう感じになるので、
まあその辺りからやっていきたいなと思いますけど、
一応いろいろまたおさらいっていう感じで、
ジェラシーがもともと91年7月に出てツアーやって、
で翌92年1月の破滅に向かって退治だったりと。
03:02
でここでXっていうのが一区切りになり、
でその92年8月にニューヨークで会見をして、
Xジャパンに解明したこととか、あとヒースの加入を発表と。
でその後、もともとジェラシーと2枚組予定だったアート・オブ・ライフのレコーディングを開始と。
でそれが遅れに遅れリリースされたのが93年8月っていうこのリリースまで話してたのが前回まで。
で今日はその後の話ということで、
ダリアが96年11月に発売されてるんですけど、
そこまでの話を今回そのダリア特集の1回目で話をして、
アルバムの中身はまたその後で話すっていう感じでいければということですけど。
またいつものように時系列で行っていこうかなと思いますけど、
アート・オブ・ライフが93年8月でその次のシングルになりますけど、
発売っていうのが結構早くてシングルのティアーズになるんですけど。
最初がティアーズだったんだね。
そうですね。シングルいっぱい出してますけど、最初ティアーズ。
でこれがアート・オブ・ライフから3ヶ月も経ってない11月10日に出てるんで。
へー。
結構なんかすぐですよね。イメージしてたより。
終わってからやったってことは平行してたってことはないよね。さすがに。
アート・オブ・ライフ撮りながら。
いやーどうなんだろうね。
平行してんじゃないかな。さすがに。
ボーカル撮りだもんね。後半大変だったので。
他のメンバーは撮ってるかもしれないですね。
でもそんなギターとかソロ撮っちゃえばみたいなとこあるから。
まあ確かに。
そんなに時間かかんないんじゃないかって気はしますけどね。
まあそうですね。確かに。3ヶ月あればまあいけるかなっていうのは。
ストリングスとか。
そっちの方ですよね多分。
ストリングスも結局公共楽団に頼んじゃうわけだから。
まあヨシキのジャッジは厳しいだろうけど。
そこまで時間かかんないんだろうなって気はしますけど。
そうですね。
まあティアーズ自体がもともとその92年の紅白のテーマ曲としてヨシキが書いた曲。
そうですね。やってるもんね。
やってますよね。でそれをXジャパンとしてもやろうって。
言ったのはなんかヒデがそういうふうに言ったっていうのは有名な話ですけど。
それでXジャパンバージョンとしてティアーズ出してるというところで、それが93年11月で、
06:01
でその年末にXジャパンリターンズですよね。これが東京ドーム2DAYS。
でここでアートブライフとかやってるんですよね。
なるほど。
これが実質その破滅に向かって以来のライブみたいな感じですね。
アートブライフから3ヶ月ぐらいでティアーズ出てるんだ。
結構そこ早いですよね。僕も早いなと思いました。
初めて予約をして買ったCDがティアーズなんですよね。
あーそれ言ってましたよね。
そうそう。えーでもアートブライフから3ヶ月なんだ。
ちなみにもうその頃ヒデはソロデビューしてて、93年の、
まあこれアートブライフ出る少し前ですけど、8月5日にEYES LOVE YOUと5050出してソロデビューしてます。
えーその辺はなんかあれですね、濃いですね。
濃いですね。そんな感じで93年を終えて、
その後はまあレコーディングをしてたんだと思いますけど、
ラスティーネイルが次のリリース作品ですが、これが94年の7月10日。
ラスティーネイルまではどれくらいかかってるの?
ラスティーネイルが7月だから、まあ半年。
半年ぐらい。
ヒデが結構そのソロのHIDE YOUR FACEが94年2月に出てて、
でその後ツアーやったりしてるんで、
まあいろいろそのヒデ的にはソロに結構注力してた半年なんじゃないかなっていう。
まあそんな感じで多分ヨシキ的にも割と一人でいろいろ作業してたんだろうなっていう。
で94年の年末が青い夜白い夜。
これは良いライブですけど、ここで新曲としてダリアとスカーズをやってるんですよね。
もうダリアこの辺でやってんだね。曲としては。
やってるやってる。
やってますね。また歌詞がちょっと違ってたりとか。
そうそうそうそう。結構アレンジも違いますよね。
なんかギターのアレンジとかもなんか聴いてると。
まだちょっとなんか洗練されてないっていうか、詰め切れてない感じがあるかな。
やっぱそれ聞いた後完成形聞くとやっぱだいぶだいぶなんか、
やっぱ。
ほんと洗練されたなーって感じがしますね。
それはほんとそうですね。
歌詞とかも違ったりするもんな。
歌詞も違ってますね。
そう考えるとこう、やっぱこだわって突き詰めて作っていくとどんどん良くはなっていくんですね。
そういうのを感じるよね。
09:01
そうですね。
確かに。
そう考えるとヨシキがこういつまでもこだわって中々出さないっていうのも、
それなりにこうそういう面もあるというところですよね。
それが94年。
で、95年1月から本腰入れてアルバム作りかかる予定だったみたいで、
計画的には日本用のアルバムっていうのを完成させて、
それから全米用のレコーディングを開始しようみたいな感じで、
でもうそのアルバム、日本用のアルバムがダリアっていうのももうその時には決まってたみたいですね。
じゃあ全米用はダリアじゃないんだ。
また別っていう感じなんじゃないですかね。
ダリアの外国版っていうよりは全然別物を作ろうとしたのかどうなんだろうな。
多分あれじゃない?既存曲を英語にしたやつじゃないかな。
そういう計画もあったみたいですね。
そこは多分そういうのをサウンド的にも再レコーディングして、
英語の歌詞に直して、取り直してリリースとかっていうのは全然できるはできるけど、
それをやらなかったっていう、いろんな判断があってやらなかったっていう、そういう話ですよね。
で、こっからまた95年もずっとレコーディングしてっていう感じになりますけど、
95年はロンギングが出てたりして、
11月の終わりからダリアツアーが開始するわけですけど、
この辺でも結構レコーディングもうすでに2年ぐらいやってることになるのかな。
もうアートブライフから含めるともうずっとレコーディングしっぱなしみたいな感じですけど、
そんな感じになってて、結構そのアルバムダリアのレコーディングっていろいろなところで話出てますけど、
まあ様式はかなり辛そうなエピソードがいっぱいありますよね。
そうですね、しんどいっていう。
そうなんですよね。
で、結構直近で市川さんとのインタビューとか、
当時ダリアが出たぐらいのインタビューですけど、
とかも見たんですけど、やっぱなんか一人ですごい大変だったみたい。
で、よしきが言ってるのは、他のメンバーもみんなすごい頑張ってくれるんだけど、
最後はよしき任せたっていう風になっちゃうので、すごい頭に来たって。
そうだね、言ってたね。
12:01
それでもうなんか、なんで俺一人でやってるんだろうっていう風になってきちゃうっていう。
まあね、難しいとこだよね、そこも。他のメンバーからすると。
他のメンバーからするとさ、もう分かんねえところでやってるんじゃない?
そうなんですよね。
だからもう任せたってなる。
任せるしかない、もうこっちは分かんないしみたいな。
そうですね。
これでできたと思っても違うってなるんでしょうね。
いや、どこが違うねんって。
そうなんですよね。
っていうのがまあ続いたらもう、じゃあもうね、よしき任せたって。
やっつんまでやりなよって。
次第にはミックスの時に、もう任せてるからって言って来なくなってっていう。
そうするとまあよしきも、これバンドなのかよって。
どっちの分なんか気持ちも分かるっちゃ分かるよね。
分かりますね。
メンバーとしてはもう行っても意味ないじゃんって。
結局全部ジャッジするのはよしきだし。
それもね、そうなるよなとは思うし。
両方の気持ちは分かりますね。
よしきからしたら、なんで来てもくれないんだとはなるだろうね。
そうですね。
こっちも分かるっちゃ分かるんだけど。
よしきとしてはもう少しなんか揉めたかったらしいですね。
曲について、ああでもない、こうでもないって。
なるほど。もうちょっと喧嘩になるぐらいの方が恥ずかしいですね。
すれ違いってやつですよね。
そうですね、まさに。
どっちが正しいでもないっていうか。
よしきが言うには、みんなソロアルバム作ってるわけでしょと。
俺はXの全責任性をされて、それはそれでいいんだけど、一体何なんだろうっていう混乱も結構あったっていう。
そうだよね。よしきとしてはもっとこう、もっとバンドじゃんっていうのはあるんだろうけど、周りからしたら結局全部がよしきがジャッジするんだから。
もう、ねえってなっちゃうんだろうし。
そうですね。
他のメンバーからしたらね、極端に言うとバンドじゃなくしてるのはよしきじゃんっていう。
余計そのタイジがいなくなって余計そういう性格が強くなっただろうし。
そうですね。
タイジがいたらもっと揉めるんだろうけど。
確かに。
15:00
そこヒースとタイジは全く逆ですからね。
逆だから。
ヒースはほんと何も言わなそうだもん。
まあそうなるよね。
音楽的に意見できるのはヒレぐらいだろうし。
そうですね。
ジャパンになってからはもう。
パターはどんな感じだったんですかね。
パターはもうだって、ギター弾いてりゃ別にいいやって感じで。
あとは酒飲めりゃいいやって。
飲めれば。
楽しければいいって感じですね。
あとはよしき的なところでいくと、みんながソロやってるっていうことに関連してスケジュール調整がとにかく大変だったっていうのも言ってますよね。
例えば都市のスケジュールを調整するのもよしきが都市のマネージャーに電話していろいろ確認したりとか。
それやってたら嫌になってきますよね。
音楽意見のところで会わなくなってきちゃうっていうかね。
そうなんですよね。
またこの時期はよしきもいろいろ自分で作業をしてるんで。
この時期ってシングル立て続けに出してるんで。
シングル出すごとにテレビ出演があったりとかして。
通常の音源以外にもテレビバージョンっていうのを何パターンも作ったりするんですよね。
それが3分バージョンだったり4分バージョンだったりとかで。
1曲で10バージョンぐらいなんか作るらしくて。
そんな作るの?
その辺の事務作業みたいな、結構地道な作業が多かったらしいですね。
その辺ってもう全然クリエイティブじゃないもんね。
お仕事はお仕事だもんね。
なんかその辺をやってくれる誰かっていうのがいたら全然違ったでしょ。
そうなんですよね。秀で言う稲みたいな。
音楽的なパートナーっていうところも含めてですけど、作業的にやってくれる人みたいな感じだけど。
でもよしきにはそういうのがやっぱ合わないっていうか。
多分自分でやりたいってなるから。
3人に任せられないから。
しょうがないっちゃもうしょうがない。
しょうがないですよね、もうそうなると。
他に選択肢ないじゃんっていう。
そうそうそう。
いやーっていうなかなか大変そうなエピソードがいっぱいあったこの頃。
よしきもちょっとトゲトゲしてますよね、この時期ってなんか。
そうでしょうね。
そんな感じで、さっき95年入った後の計画としては、
日本用のアルバム完成させて全米用のレコーディングをその後やるみたいなのがあったっていう話をしましたけど、
18:04
多分もうこの95年のツアー始まる前だと思うんですけど、
全米用のレコーディングもちょっと開始してたらしいんですよね。
デモ作成みたいな感じで。
なんですけど、そうするとまた都市の英語の発音問題っていうのが出てきて、
アメリカ側のレーベルのスタッフとかがデモとかを聞いて難色を示して、
このままだと難しいって。
なるほどね。
この辺の話はニューヨークの92年の8月の会見とかで、
英語の話はいろいろ記者の質問とかから出てきたりとかして、
いろいろその後もあるわけですけど、
都市は都市でね、日常会話とか流暢に英語で喋れるらしいんですけど、
やっぱ歌は別物っていうか。
いやーそこってなんだろうね、違うんだね。
だから吉木もこの時とかその前からだと思うけど、
専属のボイストレーナーとか、英語で歌うためのトレーニングとかもして、
英語での歌っていうのを磨こうとしてたらしいけど、
当然都市はそれは消水するっていうか。
ただ歌う技術プラスアルファだもんね、完全にね。
そこまでするのかっていう感じに、都市的にはなっちゃう話ですよね。
全然もう楽しくないよね。
面白くないだろうなって気はするよね。
音楽的ではないし。
そうですね。
スタジオの吉木もすごいイライラしてるから、現場としては張り詰めた空気で。
でしょうね。
まあ嫌になりますよね。
それってその場で言って直せるようなものでもないじゃない。
英語の発音がどうって言ってその場で良くなるもんでもないだろうし。
それなりに練習必要ですもんね。
どんだけやってもネイティブの発音にはならないだろうし。
ならないですね。
外国のバンドが日本語の曲カバーしてるとかたまにあるじゃないですか。
あれもうけっこう上手いなと思ってもやっぱどうしても違和感残りますもんね。
細かいところのニュアンスとかで。
クイーンとかも日本語の曲あるけど。
あ、そうなんでしたっけ。
21:01
そうそう。思いっきり日本語の曲あるんだよあれ、クイーンって。
別に上手いな、日本語上手えなフルディマーキュリーとか思うんだけど。
でもやっぱ日本人、日本語のネイティブの発音ではないからさ。
やっぱちょっと違和感はある。
そういうのがどうしてもあるからなーって。
そこはもうある程度そういうもんだって割り切れちゃえればそれはそれでいいのかもしれないですよね。
味だっていうか。
そうですね。難しいですよね。
でも結局その契約しているアトランティックのプロデューサーから、
英語の発音問題が解決されないならメジャーデビューを見送らざるを得ないって言われて。
で、まあもう多分様式的にももう歳が少衰しきってて、
もうこれは難しいなってやっぱ思って、
アメリカ進出を一旦白紙に戻そうっていうふうになったみたいですね。
これが多分95年のツアー始まる前とかだと思いますね。
そこまでのモチベーションがね、都市自身がそんな本当に…
まあそうですね。
何が何でも世界的に成功したいってそこまで思ってないだろうし。
自らがそうしようって率先してなってたかどうかっていうところですね。
そうそう。やらされてたら結局難しいですよね。
難しい。
その辺が難しいんだよなっていうか、そんなに厳しいのかっていうのは思いますけどね。
英語の発音問題。
逆にもう日本語で歌っちゃった方がもしかしたらよかった。
いやー。
当時まあそれで受け入れられるかっていうとこもありますけどね。
それができればね、よしき的にはもう一番そのままでいけるわけだから。
なんか今だったら逆に日本語でやっていけるんじゃないかって感じが今はありますよね。
なんとなく逆に何歌ってるかわかんないのがまたミステリアスでいいみたいなのも受け入れられそうな
こう今、多様性じゃないですか。
そうそうそう。
何かと。
そんなに都市の英語の歌ってあれなんすかね。
まあでもやっぱりネイティブの発音的にしたらやっぱ気になるだろうなっていうのは思う。
まあ多分日本人の英語だと思うよね。
日本人の。
でもそれでいくとちょっと気になるのが、ジルチのヒデオの英語はどうだったのかなって。
いやヒデ英語うまいんだよ。
発音いいんだよなあの人。
24:02
留学してたりしてましたからね、短期で。
あれは周りにメンバーとかも。
メンバーもそうだもんね。
そこはやっぱそのメンバー的にも違和感がそんななかったからこそ。
だと思うなあ。
そうですよね。
完璧にネイティブとはいかなくても。
かっこいいものになってるっていうか。
そうそうそう。
サウンド含めて歌のサウンドっていうか。
歌い方のなんかこう。
歌い方のね。
歌い方もあるかもしれないですね。
確かに確かに。
都市はほんと綺麗にこう歌うんじゃないですか。
はっきりとしたメロディー。
言葉を届けようみたいな感じの。
特にそういうバラードとかのだとやっぱ気になっちゃうのかな。
そうそうそう。
秀野の歌い方だと多少何言ってるかわかんなくても。
言葉遊び的な感じの要素もあったり。
そっかそっか。
なんかあれですよね、マイケルジャクソンとかも向こうの人たちからしても何歌ってるかわかんないところがあるとかっていう。
聞くじゃないですか。
なんかそんな感じのところがある。
発音どうこうじゃないみたいな。
そうそうそうそう。
なるほどね。
日本語もそうだもんね。
そうですね。
ありますよね。
それこそXが何言ってるかわかんないっていう。
確かに確かに。
あるし。
そうですね。
なのでこの辺の95年のツアー始まる前までみたいなところは色々そういうこの中でもターニングポイントになってたポイントなのかなっていうところですね。
なのでここでアメリカ進出、世界デビューっていうのを一旦もう断念して。
で日本のアルバムをもうしっかり出そうってなってツアーに臨むというのが95年11月29日から始まるダリアツアー。
もうなかなかすごいですね。アルバム出そうってなってツアーを始めるっていう。
そうね。
アルバム出る前にツアーを始めちゃってるあれだっけ。
そうですね。
吉木おかしいよってみんなが言ったやつだっけ。
でそれでみんなおかしいって言ったからこれはいけるって確信したっていう。
確かに普通そうですね。
みんな言ってたよね。
まあまあ普通それは確かにアルバムをなかなかできないって言ってる時にツアーだって。
アルバムのツアーだって。
でもまあ吉木的にはこれは多分さっきも言ったメンバーのそのいろいろソロの方に向いてるやつとかをXにまたライブやることでツアーやることで集中させようみたいなそういう熱をもう一回呼び起こそうみたいなそういった面もあったんじゃないかなって。
27:20
なるほどね確かに。
気はしますよね。
バンドとしてのね塊として。
アルバムはアルバムで作りたいけどあのままレコーディングしててもなんとなくちょっと行き詰まり感はあったんじゃないかなって。
ライブでの感覚反応みたいなところ。
そうそうそういうのもあったんじゃないかなって思いますけどそれがまあ95年終わりから始まり。
でリリースもどんどんしていくんですよねそこから。
ロンギングは途切れたメロディーが出てますけど絶望の夜っていうのがその後の12月に出て。
で年末にはそのツアーの中の東京ドーム公演もやり。
でダリアシングルのダリアが96年入ってからの2月26日に出てるわけですね。
でツアーやってたんですけど3月13日の名古屋のライブでまた吉木が倒れ。
で以降のツアー中止と。
毎回恒例ですよね。
いつ爆弾がこう。
そうそうそう。
っていうのでまあツアーがなくなったわけですけどリリースはその後またされてて
フォーエバーラブが96年7月8日に出てクリスファイマイラブが8月。
で11月にダリアアルバムダリア発売と。
だいぶシングルも。シングルこんなの出したのはやっぱ契約とかの絡みもあるのかな。
うんもう契約でしょうね。
やっぱりビジネスとしてやってるからにはもうそうですよね。
そのダリアなんかもアルバムをレコーディングする金が出せないんだからもうシングル出してそれで稼いでアルバムのレコーディングしてよっていうような状況じゃん。
そうですね。すごいですねそれ。稼ぎながらやってく自転車創業的な。
まあ吉木曰くシングルばっかりな感じになってるけど曲としてはもともとアルバム用に作ってるんでアルバムとしてはそんなずれてないよっていう。
30:12
単純なシングル寄せ集めのベストバージョンみたいなんじゃないよっていうことですよね。
ずれてるとしたらもう少しハードな曲が入る予定だったみたいですけど。
それはやっぱり体との問題ですね。
ただなんかアルバムが先に出てても同じぐらいシングルカットしてたんじゃないかなみたいな感じらしいですけどね。
ということでなかなか大変な作品ですけど。
そうですね。かなりの何山というか。
アルバムとしてはダリアで始まってForever Loveで終わるっていうのは結構後半の段階で決めたみたいで。
最初はなんかTearsで終わるつもりだったみたいですけど。
Forever Loveのアコースティックバージョン、アルバムに入ってるバージョンをレコーディングしてて、これが最後だなっていう。
俺改めて今回のこのアレで、改めてダリア聞いてみたけど、Tears最後。
なんかもうTears最後なイメージがあったから。
そうですね。
あ、Tearsここで来てんだと思った。
あ、その後まだ何曲かあるんだみたいな。
そんな気はした。
なるほど。
Tearsは最後飾っても全然いいですもんね。
いや、アレで終わって、あの最後のナレーションで終わってると。
ボロ泣きで終わるっていう。
そうですね。
それはそれで良かった気もしますけど。
まあ最初の構想でいくとそんな感じだったんですよね。
それはそれでなんかしんどすぎるという気もする。
そうですね。
まあでもなんかあのForever Loveで終わるのはなんか、あの時のヨシキの精神状態を表してそうだなっていう感じはなんかあるな。
なんかあんまり綺麗に終わりたくなかったんだな、このアルバムみたいな。
いやー、なかなかすごいですよね、このアルバムは。
なんか辛い話が多くて、楽しい話があんまないんで。
ここの辺りはね、苦しい話が。
ほんとそのロックバンドの楽しさっていうのがもうなくなっていくような感じがしますよね。
そうですね。
現実的な面と不の面というか。
そうそう。
33:01
しんどいしんどいでやってるようなイメージがありますよね。
ダリアのレコーディングの風景ってなんかあるじゃん、動画で。
ありますね。
ヨシキとトシとヒデのやつ。
あれ見るとなんかちょっと面白いですよね。
あれ面白いですよね。
いろいろ興味深いですよね。
あれ見るとヒデがいいキャラクターっていうかいい役割してたんだなっていうのはなんかすごい思いますよね。
フードメーカーっていうかね。
やっぱああいうのがヨシキは欲しかったというか。
そうですね。
あれがずっとじゃないんだろうから。
あれは多分めちゃくちゃいいシーンだと思うんですよ。
むしろダリアのレコーディングではレアな。
レアな。
ああいうのが楽しいっていう、でもほとんどああいう場面はなかったんだろうなっていう。
一人でずっとやってるっていう。
そうですね。
ヒデがこうちょっとふざけて、それにトシが乗っかったら、こいつ聞いてなかったよみたいな。
トシ君聞いてなかったじゃないみたいな。
このダリアのジャケット。
これニューヨークのブロードウェイらしいですね。
ニューヨーク。
これもヨシキですもんね。
まあそうですよね。
ジェラシーもアート・オブ・ライフもそうですけど。
どんどんそうなってるんですよね。
あれはヨシキが自分で言い出すのか、こういう感じで俺を撮ってくれっていう。
ね。
俺を撮ってくれ。
どうなんですかね。
自然にそうなっていくんですかね。
まあもうそれこそヨシキ任せたっていう感じなんじゃない。
そのジャケットとかも。
まあでもかっこいいからね。絵になるというか。
まあまあそうですね。
このジャケットもかっこいいですよね。
かっこいいかっこいい。
これ今手元にあるんですけど、すごいブックレットもしっかりしてるしね。
ブックレット結構分厚くなかったかな。
分厚い分厚い。
分厚いよね。今ちょっと手元にないけど、ひでめっちゃかっこよかったなって。
かっこいいね。
ほんとかっこいい。
あれ、ダリアのはどんなやつ?
ちょっとリーゼントっぽい。
あーそうだよね。
床に座ってて。
床に座って。
あーはいはいはい。
あーそうだよね。
これはかっこいいなあ。
かっこいいめちゃくちゃ。
いやもうこの都市のうつむいてるこの、椅子に座ってうつむいてる都市がもうすべて物語ってる。
36:04
なんかね、もう。
物語ってるね、確かに。
でパタはなんかギター、座ってギター弾いてて、俺はギターだけ弾いてますみたいな。
でヒースは顔も映ってないから。
いやーでもこれその当時中学生ぐらいかな、見た時に。
これ曲ごとにひでとかパタとかそういうなんか参加してるメンバーがこう1曲ずつなってて。
あーはいはいはい。
で、あー全員参加してない曲結構あんなって。
あーそうだよねー。
なんかまあ当時とかバンドとかってまあ普通全曲それぞれやるだろうみたいな感じのイメージはやっぱあったんで、あ、そうなんだみたいな。
確かに。
異常だよね。
在り方として。
相当異常な状態だったんだろうなっていう気は。
まあそんな感じの大変なんか辛い作品のダリアですけど。
もどもどしい雰囲気から始まりましたね。
実際これが出てて今のところ最後のアルバムというかオリジナルアルバムとしては最後の作品ですから。
その当時のXってやっぱ勢いなくなってるなっていうのは当時感じてたもんなすごく。
バラードも多くなってましたね。
そうそうそうそう。
そういうのもあるよね。
まあアルバムが出ないっていうのと出るシングルはバラードがなんかいっぱい出てくるし。
やっぱ変わったなーって感じですね。
だいぶなんかそうなね、しんどくなってきたなっていう。
そうですね。
だいたいね、その時期を同じくしてその時期ぐらいにルナシーがドカーンときてるじゃん。
それとなんか対比的というか、すごい当時思ってた気がしますね。
そうですね。
まあそういうなんかシーンと、ちょうど音楽業界がガーッといってるタイミングでもあるし、そこになんかうまく乗れなかったっていうか。
あんまり乗ろうとそもそもはしてないとは思いますけど。
なんていうかまあ、よしきと他のメンバーっていうところもそうですけど、だいぶズレが顕著に出ちゃって。
39:02
なんか空回りっていうか、なんかいろいろうまくいってないっていうか。
そうですね。
ほんと難しい時期でしたね、コロコロは。
ドーンってもういってもうね、インディーズでも全ての記録を塗り替えるぐらいの勢いで、そのままの勢いでね、日本制覇しちゃってみたいな。
でもそこでタイジが脱退してと、そういう状況でさらに上を目指すっていう。
さらにもっと大きい目標の世界を目指すっていうところで、すごいでかい壁にぶち当たったっていう。
そういう時期ですよね、その辺は。
ですね。
よしきのアルバム完成した後の発言なんですけど、全部ミックスが終わって、なんでこんなに時間かかっちゃったんだろうっていう気持ちと、正直その割に大したものじゃないなみたいなのをやっぱ思ってたっていう。
正直にそういう発言はしてますよね。
結構言ってたよね。その割には、時間かかった割には、なんかなーみたいな。でもまあ聞くと泣いちゃいますけどみたいな。
だからもう相当しんどかったんだろうなっていう。
いやーきついですよねー。
しんどかったしもう終わらせたかったんだろうな。
なので、まあもっといろんな曲を入れたかったけど、でもまあ全部通して聴いたら完全に満足できるものではないけど、これはこれでいいかな。
そんな感じの感想だったみたいです。
なんかもう切ないですよね本当に。あれだけ時間かけてこだわって作ったのに。
よっしゃーすごいのができたーっていう。
もう思い残すことなしっていうわけじゃん。
全くカタルシスがないよね。
なんかあー終わったーみたいな感じとか。
そうだねっていう。できたし。
悪くはないんだろうけど、なんか突き抜けるような感覚はないんだろうなっていう感じが。
まあでももとはといえば、ジェラシーだってね満足いく形で出てないから。
なんだかなーっていう。
まあ本当になんかこう満足したっていうのはないんだろうけど。
それはないんだろうけど。
どこでそこを区切るかっていうところとかもありますよね。
42:00
なんだろう、聴いた感覚としてはブルーブラッドとかは割とできたっていうカタルシスあったんじゃないかなとか思うよね。
ブルーブラッドはでも僕らも聴いてなんかそう思いますよね。
たぶんアルバムの全体通して、これはアルバムとしていいなみたいな。
当時のやつを完成形として出したんだなみたいな。
でもやっぱジェラシーとかは聴いてても未完成感あるし。
ダリアにしてももちろんそうですけど。
ブルーブラッドは本当なんか完璧にその音楽的に満足してないにしても、
俺やってやったぞみたいなさ。
食らえ!みたいな。
そういうのがあるじゃん。
挨拶代わりだっていう。
そうそう。挨拶代わりだ。
挨拶代わり。
どうだオラみたいなさ。
そういうのがあるんだけど、もうなんかジェラシーぐらいからちょっと。
そうですね。難しいとこですよね。
難しいですね。吉木の体のアレともリンクするんだろうし。
そうですね。体もボロボロになってますからね。
ハイスピードの曲もっと入れたかったっていう。そういうのもあるでしょうしね。
はい。ということで、アート・オブ・ライフ以降、ダリア、アルバムダリアをリリースするまでっていうのを色々今回話してきましたと。
なかなかあんま楽しいエピソードがなくて。
どんどんなんか沈んでいくという。
天使教が上がっていく感じではないもんね。
あのアルバム自体が重しいというか。
そうなんですね。
苦しいというか。
それがだからやっぱ吉木の表してるんですよね。
そうですね。当時のやっぱ精神状態というか。
そうですね。
はい。ということで、今回一回ここで切って、また次回、ダリア1曲目から話していきたいなと思います。
はい。
次回へ続きます。
44:37

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