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2021-09-01 31:53

#09-6 ラスト3曲で見えるXというバンドの本質『BLUE BLOOD』全曲トーク(10~12曲目)

『BLUE BLOOD』X(1989)の10曲目「CELEBRATION 」、11曲目「ROSE OF PAIN 」、12曲目「UNFINISHED」について語っています。

(※1.5倍速再生推奨)


●CELEBRATION 

・最初の作詞作曲HIDEの曲

・YOSHIKIからは出てこない魅力満載

・言葉選びのセンスがとにかくすごい

・HIDE曲はHIDEが歌うのが良い!?

・Zilchは世界を穫れたはず

・HIDEが1ギタリストでいるXの凄さ


●ROSE OF PAIN 

・12分弱、どっぷりYOSHIKIの世界

・最初にYOSHIKIの内面を出し切った曲

・「薔薇」は後のV系の世界観を決定づけた

・一方でXは暴走族的な世界観も持ってる面白さ

・この曲はライブ版がバンド感も出てて最高!

・X with ORCHESTRA、音源化してくれ

・ニューアルバムに続編とか入ってないかな


●UNFINISHED

・過小評価されている隠れた名曲

・この物哀しい感じでアルバムは終わる

・YOSHIKIの武装してないコアな部分が現れた曲

・「YOSHIKIの曲をTOSHIが歌う」それがX

・その舵取り役はHIDE!?いなくなって分かる存在感


『BLUE BLOOD』X

01.  PROLOGUE (WORLD ANTHEM) 

02.  BLUE BLOOD 

03.  WEEK END 

04.  EASY FIGHT RAMBLING 

05.  X 

06.  ENDLESS RAIN 

07.  紅

08.  XCLAMATION 

09.  オルガスム 

10.  CELEBRATION 

11.  ROSE OF PAIN 

12.  UNFINISHED


《CD&配信情報》

●Amazon

https://amzn.to/2VSDlMS


●Spotify

https://open.spotify.com/album/03ScnRsp9QKQrzxNbgtNup?si=No4ZG6EyS6mf6hjZm9naqQ&dl_branch=1


●Apple Music

https://music.apple.com/jp/album/blue-blood-remastered-edition/1536880970



■『名盤ラジオ』とは?


3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながらダラダラと語っていく番組です。

※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。


00:01
名盤ラジオ、前回からの続き。
名盤ラジオ、Xのブルーブラッドを取り上げて話をしています。
9曲目、オルガスンまで話をしてきましたので、次が10曲目のセレブレーションです。
これはもうHIDEの曲ですね。
まさしくHIDEっぽいですよね、すごい。
ですね。作詞作曲HIDE。
Xの中ではこれが最初ですよね、そういう作詞作曲でいくと。
この曲を聴くと、HIDEって本質的にすごいパーティーロックの人で、明るい人なんだよね。
KISSもそうだけど。
あの人のソロも聴くと、根本が明るいっていう感じがする。
そうですね。
ヨシキっていうのはすごい痛いっていうか、
痛みって。
そうそう、痛みっていうか、表現の根本がやっぱ父親を失ったっていうところにあると思う。
すごい暗いところにあると思う。
HIDEはやっぱ明るいなっていうのは、この曲聴くとわかりますよね。
そうですね。
これは確かにヨシキからは出てこない感じがありますね。
ヨシキからは出てこないな。
出てこないですね。
みんなで楽しみたいなっていうのがHIDEにはあったんだろうなっていうのを感じる曲です。
そうですね。
みんなを楽しませたいっていうのも含めてですよね。
こういう、シノー部分も全然ヨシキにはない部分で、
HIDE独自の世界観があるなっていう。
すごいオシャレなセンスしてるよね、HIDEって本当に。
センスが本当にすごい。
見た目もそうだけど、言葉のセンスも本当にすごいよね、この人。
すごいすごい。
言葉のセンスは本当にすごいですね。
すごいよね。どっから出てきたんだろうっていうぐらいの。
確かに。
日本語のセンスですよね。
日本語を本当に上手く使ってるし、それを英語のロックに上手く乗せるっていうのが。
日本語なんだけど日本語に聞こえないような言い回しとかをしたり、言葉選びをしてたりとか。
あの辺はもうすごいですよね。
本当にすごい。
あれを真似できる人っていないと思う。
いないない。
現代、今2000、何年だっけ。
21年。
2021年。令和3年ですか。
ここに至るまで誰一人出てないよね。
司令より上手く日本語をロックに乗せるっていうふうに、あの人より上手くできてる人っていないと思うんですよね。
03:01
そうですね。でも本当このセレブレーションのこの頃からも出てるっていうのがすごいですね。
これだって89年ですからね。すごいなぁ。
ほんと震えるよね。もうすごすぎて。
歌詞を音符にはめるすごさがね、すごすぎてなぁ。
ほんと吉木とは違う方面の天才っていうか。
そうですね。
全然方向性は違うんだけど、めちゃくちゃ天才だったよなっていうのは。
天才ですね。
これもその歌詞も最初、としに書いてもらってたけど、いろいろ注文つけてたら結局ひでが書き上げたっていうことで、作詞作曲ひでですけど。
でもひでの曲って、なんかもうひでが歌詞書くべきだし、なんならひでが歌うのが一番いいっていう。
まあ確かにそれは。
正直ありますよね。
ひでソロでやってるもんね、自分の曲を。
ひでソロですね。
セレブレーションはソロでやってるし。
トリビュートアルバムに音源としては入ってますね。
だし結構ミスキャストとかもやってるし。
あーそうそうそうそう。
あれもめちゃくちゃかっこいいですよ。
めちゃくちゃかっこいい。
そもそもミスキャスト、Xバージョンもかっこいいし、ひでバージョンもめちゃくちゃかっこいいし。
あとはXで言うとドレインとかも、タイトル違いますけど、ジルチでやってて、そっちの方がなんなら好きだからな。
あれはそうで、あれだっけ、マッツアップミスタージョンズだっけ。
そうですね。
そうだね、Xを飾ってるとひでのあれでも入ってしまうけど。
入りますね。ジルチとか。
ジルチとか。これはほんとすごいよな、ひでっていう人は。
すごいですね。
そんだけの才能が一ギタリストとして入ってるってとこですよね、ほんと。
ひでがほんとそのジルチでやってたら、Xより先になんか世界を取れたんじゃないかみたいなぐらいの人じゃないですか。
そうですね。
あの時代のなんか世界を取れたんじゃないか。
いや、ジルチはほんと取れますよね。
レイジアゲンストザマシンとかコーンとかマリリンマンソンとかと全然並ぶよねっていう。
なんかその人がただの一ギタリストとしていたXっていうすごさみたいな。
06:05
そうなんですよね。
刻みを練習して。
そういう人が一つの歯車として存在してたっていうXっていうバンドのすごさ。
ほんとなんか感じるよね。感じるところがありますよね。
このセレブレーションはほんとブルーブラッドに入っているのといないのじゃ、このアルバムのなんかカラーがまた変わってくる。
そういう曲ですね。
これがあるとなんか幅が広がるっていうかね。
広がりますよね。
またライブ映えもしますからね。
いやー、HIDEの曲はアルバムの中での見せ場な部分ですよね。
やっぱりHIDEの曲が好きっていう人も結構多いもんね。
そうですね。
ヨシキがいいのはもちろん、それはもう前提としてあるんだけれどもっていう。
その辺がバンドとしての懐の深さというか広さにつながってて、やっぱりバンドだったんだなっていう。
そうなんですよね。
投げてきちゃう。
本当にヨシキのワンマンバンドじゃないっていう。
イコールヨシキで言われるけど、やっぱりバンドだったんだなっていう。
そうですね。
11曲目がローズ・オブ・ペイン。これはもう11分49秒の大曲ですけど。
これはもう対策がここで来ますね。
これはもう一転してもヨシキどっぷりかもしれない。
そうそうそうそう。
どっぷりですよね。
どっぷりだよね。
どっぷりヨシキ。
もう一転しても死の一滴までヨシキっていうか。
そうですね。
でもこれがXだよねっていう。
そうですね。
ここに惹かれるんだよっていうのはちょっと思うけど。
そうですね。これができるバンドっていう。
全曲ローズ・オブ・ペインみたいなの出されても結構きついですから。
それもう疲れちゃうよね。
疲れきっちゃう。
でもまあここにこういうのを持ってきて。
そうですね。後のサイレント・ジェラシーとかアート・オブ・ライフとか。
アート・オブ・ライフとかそうですね。
そうですね。まさに。
通ずるところありますね。
まさにヨシキぶしっていう。
この曲やっぱ早くなってからすごいかっこいいですよね。
すごいですよね。これは。
すごい。本当にすごい。
ギターもなかなか結構ハードなリフ。
09:00
ハード、ハード。
ハードに刻んでますよね。
かっこいいよね。
この曲はね、本当これこそがXっていうのはやっぱり表現してますよね。
これは本当にヨシキが最初にこうめちゃくちゃ自分の表現したいものを出し切ったんだろうなっていう。
まあ後々でいろいろアート・オブ・ライフとかまたありますけど、この段階での自分の出したいものなんだろうなっていう。
やっぱこうローズっていうバラっていうのもやっぱりヨシキの大名詞の部分もあるし。
ローズ・オブ・ペイ。バラの痛み。
まさしくヨシキの世界だよね。
痛みのバラ。
世界ですね。
ヨシキの世界観ですよね。
バラいっぱい出てきますもんね。
青い木だよね。
これはかっこいいよな。
やっぱりその後のビジュアル系の世界観ってやっぱここだよなっていう。
確かに確かに。
ヨシキの世界観が決定づけてる感はあるよね。
そうですね。
バラはでもやっぱ似合いますよね。
似合うな。
その世界観に。
似合うな。
まあロージュアもそうだけど。
なんだろうね、そうだね。
華やかさと。
ちょっとトゲと。
トゲが独独しさと儚さもありつつみたいな。
そうですね。
それでいてちょっと高貴な感じがあって。
そうですね。
そういう価値観を日本のロックのところに根付かせたのはヨシキでありエクスタンだろうなっていうのは。
確かに。
それ以前にはないもんね。
ないですね。
バラとか言ってないですね。
バラが似合うみたいなのは。
エクス以降だとね、ルナシードかマリスミゼルとか。
そうですね。
そういう黒夢とかもそうだし、ラルコもそうだし、そういう価値観というか世界観のバンドは結構あるんだけど。
エクス以前にはないですもんね。
ないですね。
エクスも結構面白い世界観ですけど。
面白い面白い。
そういう儚さとかバラっぽいちょっと美しい系の世界観も持つつつ、一方で破壊とか破滅とか。
破壊とか破滅とかっていうのはルナシードとかそういうビジュアル系でもあんままた違った感じというか。
12:06
エクスならでは。
エクスならではな感じあるよね。
破壊とか破滅とかっていう。
暴走族とか。
なんだろうな。
エクスはすごい面白いよな、その辺。
すごい美しさとか儚さとかもありつつ、ちょっとダサいところもあるじゃん。
そうなんですよ。
爆発寸前ギグって。
そうそうそうそう。
エクス寸前ってお前みたいなさ。
とどめを刺してもいいんだってみたいなさ。
そうですね。
無敵と書いてエクスタシー。
そうそうそう。
そういう、エクスってそういうところあるよね。
多分それ以降、ルナシードとかだとそういうのないんだよ。
ないですね。
ルナシーってなんかそういうちょっとクソダサいみたいなところは排除してる部分がある。
排除してますよね。
かっこいいとか、そういうところに特化してるんだけど、ルナシーって。
エクスって結構なんかそういう暴走族的なダサさとか。
そうそうそうそう。
そうですね。
結構なんか使ってくるんだよなっていう。
使ってますよね。
お尻もなくそこ出してきますよね。
そうそうそう。
そこが結構面白いんだよな。
面白いですよね。
大爆発みたいな。
そうそうそうそう。
全然それ相反する部分だろうみたいな。
それが結構共存してたりするから。
そうそうそうそう。
そこがまあ、よしきの二面性といえばそうなのかもしれないけど、面白いところなんですよね。
すごいなんか少女漫画的な端微主義と暴走族的なヤンキー文化が結構融合されてる。
融合しますね。
その辺すげえ面白いなっていう。
面白いですね。破滅に向かってとかはルナシーは言わないですもんね。
そうそうそう。なんかかっこいいんだかなんかダサいんだかよくわかんないようなラインついてくるじゃん。
そうですね。
破滅に向かって無謀なエルとかさ。
そうですね。
結構なんかその辺が親しみやすさにつながるんだろうけど。
親しみやすさですね。
すげえそう、崇高な感じはあるんだけど、親しみやすさもあるみたいな。その辺がなんか面白いな、Xって。
面白いですね。
ローズオブペインはライブ版をぜひ聴いていただきたいっていうのは強くお勧めしたいですね。
ギターのフレーズとかのすごいおいしい部分がライブ版では出てるんですよ。
15:00
スタジオ版だとあんま聞こえないんだけど。
ちゃんとライブバージョンだとしっかりそっか。
ライブバージョンだとすごいめちゃくちゃかっこいい部分がね、ギターとかの。
無形な重ねてるところがシンプルになることによって。
そうそうそうそう。
ライブバージョン確かに。
ライブバージョンめちゃくちゃかっこいい。
スタジオバージョンだと吉木のカラーがすごい強く出てる感じがして。
ライブだと演奏が生々しく出るから。
秀とかのキャラがちょっとやっぱりより濃く出てる。
秀のアレンジのね、ギターアレンジがすっげーおいしい。
めちゃくちゃ聞こえてくるっていうのがね、ぜひお勧めしたいと思うんですね。
ローズオペインのライブはどのやつで入ってましたっけ?
なんかね、音源としてはないんだけど、YouTubeの。
YouTubeで。
ちょっと見てみます。
NHKホールとかでやってるやつ。
しゃくしゃくてんじゃん。
もうなんか、そう。
あの、Xあれだよね。
X with Orchestra。
そうそうそうそう。
どれで見たっけなと思ったら。
そう、なんかどれで見たっけな。
そうそうそうそう。
あれめちゃくちゃいいっすよね。
めちゃくちゃいいよね、あれ。
あれ発売してほしいんだよな。
あれなんで音源って出さねえんだよって思う。
ちゃんとした音源で出してほしいっすね。
めちゃくちゃかっこいいよな、あれ。
あれだって、それこそワールドアンセムとかもオーケストラでやってるし。
そうそうそうそう。
それサイレントジェラシーとかもやってる。
そうそうそうそう。
なんかサイレントジェラシーもさ、それさ、ギターソロのとこ結構完全な感じでやってる。
そう、スタジオバージョンでやってる。
オーケストラ入ってるから。
入ってる、そうですね。
あれが再現できるんで。
ライブで完全なバージョンで、すげえって思った記憶がある。
そうそうそうそう。
あれかっこいいよね。
あれだから発売してほしいんだよな。
確かに。
あれはほんとね、あれはすごいよね。
すごいすごい。
あれは確かにいいっすね。
メタリカンがさ、オーケストラで一緒にやってるやつあるじゃん。
S&Mですよね。
あれすごい世界的な名盤になっている評判されてるけど、割とそれに匹敵するんじゃないかっていう。
出したら確かに相当名盤、そうですね。
いやー、まあもう今から出ることはないんでしょうけど。
ないんでしょうけど、あれはいいですよね。
吉木さん、考えていただきたい。
そうですね。
この声が届いたらぜひ。
18:00
いやーもう、涙する人が続出しますね、あれが出て。
その前にニューアルバム出せよって。
確かに確かに。
5年前ぐらいじゃないですか、出るって言ったの。
そうっすね。
ほんと出ねえよな。
もうなかったことになってますよね。
だって、ルナシー何作出してるんだよっていう感じだよね。
確かに。
でももう今出ても、ジェイドとかもうだいぶ入れるのかなみたいな。
知ってるけどって。
だってジェイドとかなんだっけ。
iVとか。
iVとか10年前の曲だろうね。
10年以上ですね、iVとか。
10年前なの!?
新曲じゃねえじゃねえか。
そんなに経ってる。
すごいよね。
ベストアルバム。
すごいな、ほんとに。もう時間軸がすごい。
すごいよね、意味わかんない。
トゥールでもそこまではしねえぞみたいな。
確かに確かに。
10年前の曲が新曲として出てくるっていう。
すげえよな。
でもそうですね、ジェイド、iV、Born To Be Freeとか、
Is Now To Youとか、その辺が入ってもまたダリアと同じような。
ベストアルバムというかシングルというか。
知ってるなっていう。
全曲知ってるなっていう。
でもこの待つ楽しみもありますからね。
解散してたりしたらもうその可能性もないわけない。
なるほどね、そうだね。
確かにそうだね。
Xが活動再開するなんて全く思ってなかったもんね。
ほんとそうですね。
非でなしでやるなんて思わなかったし。
あんまもう期待すらしてなかったっていうか。
ないものとして思ってたから。
あるだけではありがたい。
可能性があるだけでは。
そうですね。
それは確かに。
でもそんな中でRose of Painみたいな曲が入ってきたらもうそれはすごい嬉しいですね。
嬉しいですね。
Rose of Painの続編みたいな。
10分超える曲。
そうですね。Rose of Pain、Art of Lifeの続編みたいな曲とかあったらもうやばいですね。
もう夢ですね、そういうのは。
Xファンの。
夢だね。
いやいや、Xの話をしてるといろんな話になりますが。
確かに。
Blue Bloodに戻ると最後の12曲目がUnfinished。
Unfinishedはバニシング・ビジョンに最終曲で入ってる。
21:06
そうですね。
バニシング・ビジョンバージョンって途中でスパッと終わって、ぶつって切れますよね。
まさにUnfinishedなんで。未完成っていうことで。
あえてああいう形にしたというか。
できてなかったんだろうね。
できてないからね。
ここまででスパッと。
この曲もなかなか泣けるメロディーというか、結構染みる感じですよね。
すごくいい曲っていうか、めちゃくちゃ美しいよね。
美しいね。
これも本当歌唱評価されてるっていうか、コアのファンからしたらめちゃくちゃ好きな曲だよね。
そうですね。
エンドレス・レインとかはちょっと大衆差しすぎてる感じがあるけど、
むしろそっちより好きだよね。
そうですよね。
Finishedは本当に美しい。
美しいですね。
ピアノソロとか本当にいいですよね。ピアノソロに行くところの展開とかもそうですけど。
隠れた名曲っていうことですね。
最初はアカペラで始まるんですよね。
あ、そっかそっか。
いやでも、結構なんかこの曲一番好きじゃないかな。
いいですよね。
これめちゃくちゃいい曲。
いい。
いや、すごいいいですよね。聴き入れちゃう。
めちゃくちゃ好き。
いや、いいな。
いいですよね。
ちゃんと作りきってくれてありがとうって言われて。
まだ未完成なのかもわかんないけど。
確かにね。
これはいい曲ですよね。美しい。物悲しい感じで。
本当これアルバムの最後ですけど、そのまんま物悲しい感じで終わるんですよね。最後。
すごいなんか吉木っていう人の世界観の本質的な部分がすごい出てる感じがするかなっていう。
すごい儚さみたいなのがありますね。
すごい破壊的な部分がない感じね。
ブルーブラッドとか全てをぶっ壊してやろうみたいな。
24:04
そういうのを取っ払った部分の吉木の本質みたいなのがすごい出てる感じがするよね。
すごいなんか寂しくて美しくて儚いっていうのが吉木の表現の本質なのかなっていうのがすごい見える曲で。
確かに。
なんかねそういう武装してない部分がすごい抜き出しの一番本質的な部分が出てる曲なんじゃないかなっていうのが吉木っていう人。
そうですね。
Xの吉木のバラードってエンドレスレインとかそのメジャーバラードって数々Say AnythingとかTearsとかForever Loveとかありますけど、
こういうバラードいいですよね、そのアンフィニシットみたいな。
あとダリアでいうとCrucify My Loveとか。
バンドでやってないっていう。
バンドでやってない分吉木のコアの部分が出てるんだろうなっていう。
確かに。そうですね。吉木のコアですね。
やっぱりそのXっていう存在の一番本質的な部分って吉木の曲をトシが歌うっていう部分だと思うんですよね。
そこさえ成り立っていればXになるっていう。
XがXとして活動してない時ってトシがいない時だけなんだよね。
それ以外の大治がいない時とか秀がいないとかっていう時でもXは成り立ってるんだけど、
吉木とトシがいる時だけはXって成り立つっていう。
確かにそうですね。
そこが一番本質の部分なのかなっていう。
それがアンフィニシットとCrucify My Loveとか。
そこにすごい出てるのかなっていうのは思いますよね。
確かにそうですね。
本当その2人ってなるとやっぱピアノで歌っていう感じにどうしてもなりますからね。
もうそれでなんかXって成り立っちゃうっていう実は。
いやー改めてすごいバンドだな。
それで成り立っちゃうけど、ああやってすごいサウンドの曲も一方でありつつ、
それが共存していって。
そうですね。だからすごい面白いバンドですね。
表現としてはだから吉木の曲をトシが歌えばXって成り立つんだと思うんだけど、
上手く転がしていこうと思うとその2人だけじゃやっていけないっていうか。
27:01
そこで必要不可欠だったのがHideだったんだろうなっていう。
確かに。
ちゃんと転がしていくっていう部分で。
そのHideがいない状態でXは存在してるんだけど上手く転がらないっていう。
それはありますね。
土台は成り立つんだけど上手く転がっていかないっていうのはやっぱりHideがいないっていうのがデカいよね。
その辺はありますね。
なんかライブとか見ててもやっぱ思いますね。
復活後の。なんかちょっと間延びしてたりとか、
なんかライブ全体の構成がちょっと弱いとか。
多分その辺ってHideが結構コントロールしてたんだなっていうのは。
そうそうそうそう。
Hideがいなくなってからのライブ通してみたりするとすごい感じるところはありますね。
ほんと吉木って凄まじい天才だと思うんだけど。
音楽的にも経営的な部分でも。
すげー天才だと思うんだけど、やっぱりでも吉木だけじゃ成り立たないっていうか。
そうですね。
転がっていかないっていうか。
なんかやっぱ右腕になる存在がいてっていう。
そうですよね。
吉木は本当にもう大将で、やっぱりその大将を支える両腕がやっぱ必要なんですよね。
そうですね。
なんかHideがその、吉木は雲の上の人でいいって言って。
X運営していく上で。
吉木は天才でいいと。
ファンと同じ目線でファンと触れ合うのは自分たちがやるから、吉木は天才でいてくれていいっていう。
そういうバランス感覚がHideがいた頃はあったんだけど、復活後のXって吉木が全部なんかやってるっていう感じ。
確かに。
ファンと同じ目線で触れ合うのも吉木だしっていう。
雲の上の天才でいるのも吉木だしっていうのが、その辺でなんか苦しくなっちゃうっていうか。
そうですね。
杉蔵がって言ってもね、杉蔵はやっぱルナシイの人っていうのがどうしてもあるからね。
そうですね。
あとはやっぱ後輩っていう、その絶対的な上下の関係もあるし。
そうですね。
あるもんね。
Hideはやっぱお兄さんっていうところがあるからね。
そうそうそう。Hideより1個上だったっていうのは結構大きいんだろうなっていう。
アンフィニッシュと一つでこういう深い。
そうですね。吉木ととしの根本の部分がこの曲にもこうやって現れてるよっていう話ですけど、深い。
30:08
この頃のXはすごい良いよね。
良いですね。
バンドとしての夢を見させてくれるっていうか、ロマンを感じさせてくれるっていうか。
それはね、やっぱ大地がいた頃のXだなっていうのがすごい思います。
大地が抜けてXジャパンになってからは、様式の色がすごい濃くなっていって、
Hideがうまくコントロールしてたんだろうなとは思うんだけど、
バンドっていう、ロックバンドの魅力って言ったら、大地がいた頃だよなっていうのが思います。
それはそうですね。
ラットでありジェラシーでありっていう。
Heart of Life以降はすごい様式のカラーが出るから。
それはそれでいいっちゃいいんだけど。
そうですね。あんまり表現としてあれですけど、様式のプロジェクトとしてのXジャパンっていう。
そうそうそうそう。そうなっていくよねっていう。
ジャパン以降は。ジャパン以前はやっぱバンドだったよなっていう。ロックバンドだったよねっていう。
ブルーブラッドの全曲トークということで話をしてきましたが、
12曲目アンフィニシストまで話をしましたということで、今回はここで1回終わりになります。
次回はブルーブラッド総歌ということで最後話をしていきます。
次回へ続きます。
31:53

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