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2024-07-17 1:01:29

#64-1 沼へようこそ!『10,000 Days』特集!聞き手を成長させる?TOOLの魅力とは?

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TOOL『10,000 Days』特集スタート!名盤ラジオがとても敬愛するバンド、改めてその魅力を語る! (※1.5倍速再生推奨) ※続きはこちら 『10,000 Days』とTOOLの聴き方指南~これぞ真の入門曲「Vicarious」!そして次に聴いてほしい曲は?【名盤ラジオ #64-2】 https://youtu.be/tLS5B7tAngM メイナードの想いと「10,000 Days」…TOOLを積み上げてこそ得られる快楽!~アルバムの印象を左右?「The Pot」【名盤ラジオ #64-3】 https://youtu.be/hUeCiOaZlus 「Rosetta Stoned」が表すTOOLの本質!~包括的?初心者向け?アルバム『10,000 Days』を総括!【名盤ラジオ #64-4】 https://youtu.be/72Ph2D1umOk -------------------- 名盤ラジオ、メンバーシップ開設しました! ↓こちらの動画および概要欄にて詳細ご説明しています。 https://youtu.be/8cODTrEK29I ▼メンバー限定動画はこちら https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ ▼ご参加はこちらから https://www.youtube.com/channel/UCLLmGJNwNe6awEOw-avRFNQ/join -------------------- ◎X(旧Twitter) 名盤ラジオ https://twitter.com/meibanradio エヌゾー https://twitter.com/Nzo_the_7empest ヒデキ https://twitter.com/hidekeenan タクヤ https://twitter.com/takuyameiban -------------------- ※過去のTOOL特集↓ 『ÆNIMA』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnndaWErjtIEwu58w8RyU_sU 『LATERALUS』特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnlkgo8oE2TZAE4wjoFubkMH 『Thirteenth Step』(A Perfect Circle)特集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLmqNH1-E5vnmneKDl1EOzuP81wjnC5l6J 『10,000 Days』/ TOOL 1. Vicarious 2. Jambi 3. Wings For Marie (Pt 1) 4. "10,000 Days (Wings Pt 2)" 5. The Pot 6. Lipan Conjuring 7. Lost Keys (Blame Hofman) 8. Rosetta Stoned 9. Intension 10. Right In Two 11. Viginti Tres 《CD&配信情報》 ●Amazon https://amzn.to/451PUog ●Spotify https://open.spotify.com/intl-ja/album/1fvWYcbjuycyHpzNPH1Vfk?si=nDZvCGnQQDm0BydZTQmIrQ ●Apple Music https://music.apple.com/jp/album/10-000-days/1474250650 ■『名盤ラジオ』とは? 3人の音楽好きが古今東西あらゆる名盤から1枚をピックアップし、お酒を飲みながら語っていく番組です。 ※自由気ままなトークです。内容に一部誤りがある可能性がございますので予めご了承ください。

00:01
名盤ラジオ
こんばんは、名盤ラジオです。この番組は、僕ら音楽好き3人が好きなアルバムについて、お酒を飲みながら色々と語っていきます。
たくやです。今回もよろしくお願いします。
えんそうです。
こんばんは、ひできです。よろしくお願いします。
さて、今回は来ましたよ。TOOL界ですよ。
いやー、来ましたね、TOOLが。
来ましたか、ついにね。
ついについに。
ついにやりますか。
TOOLは…
何年ぶりのリリースですか、我らあれ的にも。
そう。過去ね、2回、2枚やってるんですけど、だいぶ昔っすね。
そうね。
もうどれくらい前だか、なんかちょっともうぱっとあんまわかんないぐらい、相当初期っすね。
いやー、もう1万日ぐらい経ってますかね、前回から。
いや、そこまでは経ってないんじゃないですか。
1万日ってね、そもそもそんなにやってないから。
約27年だからね。
そんな年数にするとそうなるんですね。
年数にするとそこまで行くか。
ウェーバルラジオはそんなやってないです。
まだウェーバルラジオ生まれてなかったっすね。
せいぜい。
ワンサウザントデイズ。
ワンサウザントデイズ。今回はね、テンサウザントデイズですから。
いきなりね、アルバム運営にちょっとちなんだ話になってますけどね。
前回まではその前のラタララスってアルバムまでやっていたので、
アニマ、ラタララスっていうアルバムをかなり前にやっていて、
その次のアルバムにあたるテンサウザントデイズ、今回やっていくと。
これが2006年5月に出てるアルバムですね。
2006年、なるほど。
18周年ぐらいか。
すごいですね。
でも18年前っつっても、そっから1枚しかアルバム出してねえからな。
そうっすね。
18年。
ふざけやがってよ、みたいな。
1個前のアルバムですからね。
そっから13年出なかったですからね。
13年、そこは空きましたよね、だいぶ。
03:03
そっから5年経ってるっていうね、今が。
トゥールの中でも13年はだいぶ空きましたね、さすがに。
アイテムも何もないよね、ほぼ解散してるような状態ですよね。
そうですね。
2006年のテンサウザントデイズの前は2001年、5月。
1年、はい。
ラタララス。
5年。
5年ですね、そこは。
そうですね。
ラタララスも5年ぐらいだよね、アニマから。
そうですね、その前もそうですね、アニマから5年5年ときて。
それがすごい、やっぱ5年インターバルが空くって結構じゃないですか。
そうですね。
そもそもがインターバルの長いバンドであって、それぐらいの時間かかるんだなって言ってたけど、
次が13年ってお前みたいな話。
確かに。
長いにも程があるっていう。
程がありますね。
仲間も何か作ってんだか作ってないんだか都市伝説的な。
やってんのかやってないんだかみたいな。
たまーにうっすら動いた的な感じの情報とかがたまーに入ってくるみたいな。
90年代に活躍したバンドで、そのくらいの時期にちょっと解散したりだとか、解散しなくてもインターバル空いたりだとかっていうのは日本のバンドでもそうですし、
そういう時期なんでしょうね、たぶんね。
かもしれないですね。
バンドのバイオリズム的に日本なのかなとは感じますけどね。
そうですね。
すごいところまでたどり着いてしまった者たちの何かこう。
確かに。
今回はそんなトゥール回ですけど、この初回はちょっとトゥールかなり久々なんで、改めてトゥール全体的な魅力みたいなのを語りつつ、
そっから今回の10,000 Daysがどういうアルバムなのかっていうところを話して1回にしたいなと思っております。
はいはい、そうですね。
ちょっとね、トゥール聞いたことないっていう人にもぜひ聞いてもらいたいっていうところがあるんでね、
ちょっと今回の回をきっかけに足を踏み入れてほしいなと思っておりますが、
06:00
ですね。
トゥールというバンド、1990年LAで結成。
アダム・ジョーンズ、メイナード・ジェームス・キーナン、ダニー・ケアリー。
で、当時がベーシストがポール。
ポール・ダムールですね。
4人で結成と。
で、そっから92年3月、オーピエットでデビュー。
で、93年4月、アンダートー。
これが2枚目。
で、次が96年10月、アニマ。
こっからベーシストがジャスティン、ジャスティンチャンセラーになってるというところですね。
で、このアニマで全米初登場に。
で、メーバーラジオ的にもこのアニマをかなり昔にやってるという感じですね。
興味ある方はそっちの回もちょっと探して聞いてみるのもいいんじゃないかと思いますが。
アニマ回もなかなかの回になってますね。いろいろ思い返せば。
で、次がさっき話も出てましたが2001年5月、ラタララス。
これもメーバーラジオでやってますというところで、
アルバム的にはもうその次ですからね、今回の10,000、10,000。
なんかやっぱり、枚数というか出してる作がね。
その後ね、1枚しか出てないからフィアイノキアム、さっき言った13年ぶりの。
だから本当それしかないっていうね、リリース作品として。
ねえ、すごいっすよね。
それしかないんかい、みたいな。
やらなくなってる。
フールかXジャパンかみたいなね。
どっちが先に出すんだ、みたいな。
そういう意味で言うと、Xジャパンの勝ちだな、みたいな。
出さない年数で言うと。
上回ってる。
すごいんですよ、やっぱり。
それだけ出してない。
トゥールですら出してるんだから。
そうっすよね。
出してないってのはやっぱね、俺結構尊敬しますよ、やっぱ。
09:00
トゥールが出してるのにX出してないんだから。
X出したら20何年ぶりとかでしょ。
そうっすね。
すごいよ、すごいすごい。
だって90年代ですから、最後出してる。
そういう意味でやっぱトゥールも負けそうとらすなと。
Xに負けてないって。
負けちゃったんだけど、出しちゃったからね。
引っ張りきれなかった。
引っ張りきれなかった。
吉木には勝てないって言ってね。
まだ出さないのかなって。
もう出てしまうみたいな。
もう出るって。
我慢できる?
我慢できる。
大丈夫?この話は。
やばいやばい。
本題に行きましょう、本題。
本題に本題に行きましょう。
ちょっとトゥールっぽい話になりすぎた。
今のってね、ちょっとアニマっぽい話。
アニマ的な話をしまって。
アニマ界参照ということで、今の話は。
トゥールですよ、トゥール。
トゥールの魅力。
名番ラジオの中で結構名前出てくるじゃないですか。
多分名番ラジオのリスナーさんたち、
トゥールって名前なんかやけに聞くなみたいな。
洋楽のバンドとしてはね、結構なんか知名度があるんじゃないかみたいな。
名番ラジオ界隈ではね。
やたらこいつらトゥールって言うなみたいな。
界隈で高まってますよね。
ありますけど、トゥールの魅力をね、ちょっと話していきたいなってとこですけど。
日本だとね、知名度ちょっとやっぱあまりになるかもしれないですけど、アメリカとかだともう。
いやもう、カリスマオブカリスマじゃないですか。
カリスマオブカリスマですよね、ほんと。
ここがなんかね、結構やっぱ日本のリスナー。
絶対数も違うから単純に比較はできないんですけど、
やっぱアメリカってすげえなって思っちゃうところなんですよね。
トゥールっていうあの異常なバンドが、
ちゃんと売れてしまうっていう。
セールスで言えば何千万枚売れてるバンド。
めちゃくちゃヒットしちゃってるバンドなんですよね。
そうですね。
でもやってることってもう全く真逆じゃないですか。
12:02
ヒット、ヒットソングとかヒットチャートとか真逆なことをやってるようなバンドがあれだけ売れてしまうっていうのはなんか、
やっぱなんかそのリスナーの層の厚さっていうのはなんか感じちゃうところはありますよね。
そうですね。
そこにこう、敏感にこう、なんていうんですかね。
ちゃんと反応するっていう。
その層が分厚いから売れてくるわけですね。
あれを分かっちゃう人がいる。
テイラースウィフトを超えて。
1位を落とすっていう。
スウィフトの1位を侵略させて。
1位を取るっていう、そういうことですからね。
テイラースウィフトっていうのはワールドワイドのアイドルが1位を取ってて、アルバムチャートの。
で、そこにね、十何年ぶりに出したTOOLの新作のフィアイノキュラムがテイラースウィフトを蹴落として1位取っちゃったんですよね。
テイラースウィフトファンがなんかTOOLとかいう新人バンドに1位を取られたみたいな。
謎の新人バンドに。
謎の新人バンドに。
なんだTOOLって。
TEENからしたらね。
TEENからしたらもう、だって生まれるね。
生まれた頃に。
生まれる前のバンドみたいな感じですからね。
生まれる前ですもん、確かに。
それがやっぱり痛快でもあるし。
これだけ分厚いファンベースを築いてるバンドなんですよね。
この魅力はどこにあるのかっていう。
そうですね。今の話の元になってるっていうあれですけど、音楽的にめちゃくちゃすごい複雑というか。
そういうヒットソングとは真逆の音楽っていう感じですよね。
10分の曲とかが普通にあるみたいな。
確かにそうですね。
そういう世界。
そうですね。
全くもう。
真逆、しかも今のトレンドとかで言って、イントロがなくてとかギターソロがなくてとかそういうのから、
でもさらに真逆というか際立ってものすごくすさまじい立ち位置にいるなって感じですよね。
確かに今のほんとSNSとかでバズったりとかってほんと短い曲というか、そういう世の中からする。
15:08
いや、イノキダムだって2019年だからね。
確かにだってイントロが5,6分あって10分ぐらいからギターソロが来てみたいな。そういう世界じゃないですか。
やっぱりいくら音楽的に誠実にやると言っても、ある程度その時代のトレンドとか、人々がこういうのを好むとか、こういうのを聴きやすいとかっていうのはやっぱり意識するわけですよ。
売れてなんぼって言ったらおかしいですけど、ある程度人の指示を得なければ立ち行かないわけで活動が。
どのアーティストもそこはちゃんと意識すると思うんですよね。プロとしてやってる以上は。
そこにある程度自分たちのやりたいこととか、人との兼ね合いというか、アジャストしていくと思うんですけど、
トゥールはもう全く無視するんですよね、そこを。
今の世の中がどうとか、今の人々がどういうことを、どういうものを求めてるとか、どういうものを聴きたいとかって全く無視するんですよね、あの人たちって。
自分たちがやりたいことだけやるんですよ。
だから曲はほぼほぼ10分前後あるし、歌ほぼないしみたいなとか。
そういうのは平気でね。
そういうのは平気でやるんですよね。そういうのは平気でやってるんだけど、圧倒的な指示を得てしまうんですよね。
そこがやっぱりものすごい魅力、いろんな面での魅力があるからこそそれができるんだろうなっていうのもありますし。
ほんと異常なバンドだよね、あれは。
異常ですね。
歪まるバンドですよ、ほんとに。
その辺の要素を分解していきたいなって感じですけど。
まず演奏のやっぱり緻密さとか複雑さとか、技術の高さ。
しかも技術の高さもひけらかすわけじゃなくて、その世界をほんとに追求してっていう感じの方が強いかなっていうところで。
18:05
やっぱり楽器とかやってると憧れちゃう要素がめちゃくちゃ多いというか、尊敬する。
プレイヤーとしてめちゃくちゃ尊敬できる。
ロックバンドのある種の究極のバンドのロマンみたいなバンドですよね。
ボーカル、ギター、ベース、ドラムっていうその4人で構成されていて。
サウンドもほんとにその4つなんですよね、ほぼほぼ。
そんなに電子音をすごい入れてるわけでもなく、ギターとかもそんなに重ねてるわけでもなく。
基本スタジオ音源であってもその4つの4人の音でほぼほぼ構成されていて。
それであれだけの音を奏でてるっていうのはほんとに究極というか、理想系ですよね。
なんだろうねあれはって思っちゃいますよね。
ライブとかも4人でかなり再現という、なんていうんですかね。
ほぼほぼそうだよね。
4人でこの音を出すんだっていう。
基本的にほとんど4人、あの4人の音だけですもんね。
多少動機で鳴らしてる部分はあるんですけど、根幹はほんとにあの4つの音しかない。
その4つの音がなんだこれはと。
何を表現してしまってるんだっていうぐらい壮大で深遠で。
そういうものをなんか表現しちゃってるんですよね。
信じられない。
4人で1つのほんと楽器みたいな感じなんですよね。
塊ですよね。
一体となってる。
それが最高。
いやもうほんとにその音楽という表現においての究極やってるよね。
あの人たちでっていうのはやっぱ感じますね。
音楽という表現においての究極。
やっぱメイナードのボーカルスタイルもめちゃくちゃかっこいい。
かっこいいですよね。
やっぱりヘビーなサウンドを鳴らすバンドの中でのそれでこのボーカルのテイストというかスタイルというか。
そうだね。
21:00
あれももう唯一無二な感じというか。
声もすごいめちゃくちゃ綺麗な声というか。
レベルの高さという。
ところに加えて。
顔が悪いもんね。キャラクター、声にしてるね。
あんな歌を歌いながらもうあのキャラクター、そのギャップとかもその辺も含めて。
トゥールがちゃんと売れた要素としてでかいのはやっぱメイナードのボーカルですよね。
めちゃくちゃ音としてはめちゃくちゃマニアックだしとんでもなくわかりづらいことやってるんですけど。
メイナードのボーカルが本当に上手いじゃないですかあの人って。
めちゃくちゃ上手いし美しいし声質も本当に敬仰しがたい声質してますし。
あの人の作るメロディーラインも呪術的なとか魔術的な魅力があるし。
そこがちゃんと売れた理由としてはやっぱメイナードのボーカルっていうのはやっぱ大きいですね。
それはあのわかりやすく言うとルナシーがちゃんと売れた理由はリュウイチのボーカルだよねって言うのと同じ感じですよ。
やってることはマニアックなんだけどやっぱボーカルがちゃんともう圧倒的に飛び抜けて
飛び抜けたものがあるから人々にちゃんと届くっていう部分で言うと
ルナシーのリュウイチとトゥールのメイナードはちょっと通じるものがあるかなと思いますけどね。
問答無用で分からせてしまうみたいなありますよね。
まあほんとね、曲が複雑でね。
いわゆる変拍子とかっていうね。
普通の曲って4分の4っていう拍子が一般的ですけど。
一番多いのはね、そうですよね。
1、2、3、4、1、2、3、4ってカウントするのはもう。
なんか本能的というか、癖で普通に聴くときそれでこうまず聴いちゃいますからね。
それありきというか。
それがね、もうほぼほぼないっていうね。
逆に珍しいぐらいになってきてますからね。
ほとんどがいわゆる変拍子で作られてるし、曲の中でもそれもどんどん変わるみたいなのもあるんで。
24:05
なんかもうとにかく複雑で長いし。
複雑なリズムで長いですね。
長いしいろいろ展開するから。
そこがだからね、最初聴いてもあんまりこうやっぱり理解ができないというか追いつかないんですけど、
繰り返しそれを聴いてるとだんだんちょっとずつ理解できるようになってくる。
そのなんか理解できないのが理解できるようになる楽しみっていうのも結構ツールの魅力だなって。
ツールは本当に最初それありますよね。
理解できない変拍子に翻弄されまくってる状態で聴く時期と、
それが本当こうわかってきてからまたそれを楽しむ時期という感じの。
最初なんか本当なんか翻弄されてる感覚を自分で楽しむのも楽しいっていうのがなんか最初の段階だと結構あって。
そうだね。そういうもんだって思ってね。
そうそうそうそう。
理解できないもんだって思って。
聴くと今度は逆に完全に結構理解してくるじゃないですか。
これ5拍子でこうなってるからこういう風に。
ってなってくるとそれはそれですごいこう自然に馴染んでくるし。
ただそうなってきた時に今度初期の翻弄されてた時の感覚もあれはあれで懐かしかったけど、
もうそれはあんまり味わえなくなってくるというか。
もうわかっちゃったからね。
そうそうそう。なんかあの、騙し絵みたいなやつで、一回こう、騙し絵っていうかなんかこういろんな見え方できる絵の。
で、違う見え方が見え始めたら最初の方の見え方が見えなくなっちゃったみたいな感じの感覚になりますね。
理解していくプロセスがまた楽しいっていう。
だんだんわかってくるからなぁ、なんか。
結構最初の方はね、最初の頃はまだわかってない頃はこうなんか聞いてて、
お、お、お、お、お。
なんかいつの間にかすごくなってるみたいな。
そういう感じだったりするんだけど、だんだん聞いてると、あ、もう来るぞみたいな。
そう。だしすごい乗れるんだよね。
乗れる。
縁拍子なのにやたらなんか乗れるんすよね。
縁拍子で乗れると気持ちいいんだよね。
そうそうそう。
それってなんか本能的にあるのかもしれない。
ザ・グラッチとかめっちゃ乗れる。
ザ・グラッチはほんとそうだよね。あれはもうだってめっちゃそれの究極だよね。
27:00
めっちゃ聞いてるからさ、もう展開もわかるしさ。
すごい乗れるよね、あれ。
乗れるっていう感覚が。
そういうね、昔のトゥール界でも、確かえぬぞうさんが言ってましたけど、聞き手を成長させるバンドだっていう。
そんなこと言ってた?
言ってました。
でもそれ、やっぱそこが一番というか、すごいトゥールのやっぱ大きい魅力の一つかなと思うんですよね。
僕もやっぱ聞いてても、それがトゥールを聞く快感の要素の一つだもんなっていう。
だからわかんないんですよ、最初聞いても。
これなんだろう、どういうことなんだろうってわかんないんですよ。理解できないんですよね。
でもなんか引っかかると、なんかいいかもなみたいな、なんかちょっとあるっていう。
があるから、ちょっとまた聞いてみるかみたいな。
聞いていくうちに、だんだんなんか、え、これすごくない?とか、え、やばくない?っていうのがだんだんわかってくるっていう。
そこがやっぱトゥールの魅力ですよね。
聞き手を成長させる。
確かに。引き上げてもらえますよね。
聞き手の器を広げるっていうね。
いや、ほんと最初は、明らかに自分の器を遥かに上回る巨大な何かが。
そうそうそう。
僕の中には、これを受け入れるポテンシャルがなかったなっていう。
これを受け入れる器は自分の中にはないからわからないんですよ、最初は聞いても。
トゥールを聞いてるうちに、自分の中の器が拡張されていくんですよね。
そうそう。
これが、これめちゃくちゃかっこいいじゃん。
で、だんだんなってきて、すごい理解できてくるっていう。
自分のポテンシャルを広げてくれるのは、やっぱりすごいトゥールの魅力かなと思いますね。
いやー、沼ですよ。本当にそうっすね。
だからこその沼なんですよね。
沼。
聞けば聞くほどわからないし、でもわかろうとすればわかってくるしみたいな。
でもわからない部分はあるんだよみたいなのが、永遠のいたちごっこで。
どこまで行ってもトゥールが一歩先を行ってるんですよね。
30:04
だからこそ、聞いてる自分としてはついていこうってなって、ものすごいポテンシャルが広がっていくっていうのが、そこが気持ちいい部分はありますね、トゥールを聞いてて。
そうなんですよね。
そこでやっぱり結構大きいなと思うのは、ちゃんとわからようと思えばわかるものになってる。ある程度においては。
っていうのはやっぱりこのバンドはちゃんとそうなってるなと思ってて、
それはさっきも触れたけど、4人の音で構成されてるっていうところはそこにもつながる話かなって思うんですよね。
やっぱり肉体的に再現可能なっていうところの世界ではあるわけですからね。
だからすごく重ねてたりとか、電子音をいっぱい使ってたりとか、そうしてたらもうちょっと難しいものになってると思うんですけど、
そういう複雑であればいいってもんでもないっていうことになってるのが、トゥールのちょうどいいところに設定されてる感じな気がするんですよね。
人間の再現できる究極みたいなところ。
そうそうそうそう。
具体的にやったら、いくらでもカオスなものが作り出せる。
いくらでも複雑にしようみたいになったらどんどん複雑になっちゃうけど、別にそういうことをやってるわけではないっていうか。
いやー、でもよく本当にそこまで辿り着いたなっていうレベルの本当に。
本当に奇跡ですよね。本当に。
その4人が、最初3人ですけど、いきなりほぼ集まってるっていうのがすごいですよね。
それもすごいですね。
残ったのがそのメンバーでしたとかではなく。
割と近所にいたからとかいうレベルですね。
そうそうそうそう。
そんなことあんのって。
ダニーとかそうでしたっけ?近所にいたから。
ダニーがそう、ダニーがそう。
あんなドラマーが近所にいてたまるか。
おかしいおかしい。アニメの世界じゃないですか。
おかしい。
アダム・ジョーンズだってね、めちゃくちゃすごいハリウッドの人ですからね。
そうですね。アダム・ジョーンズはハリウッドの特集メイクとか、
あとVFXの面でハリウッドのメジャーの大作映画に関わってた人なんですよね。
33:10
ターミネーザー2とかやってる人なんですよね。エイリアンとか。
ジュラシック・パークとか。
ジュラシック・パークとかをやってる人なんですよね。
もうそもそもそこで成形が成り立ってた人なんですよね。
すごいクリエイティブな面においてね。
だからトゥールのアートワーク、アートディレクションはアダムがやってますもんね。
その辺のセンス、感覚とかセンスが。
それをね、ギタリストのメンバーがやってる。
だからそこの統一感というかね、世界観がちゃんとブレないのがやっぱ、
メンバーがそこをやってるっていうのがすごいですよね。他にないでしょっていう、そんな。
やっぱトゥールはそのね、あの世界観、映像も含めたら世界観も結構重要ポイントですからね。
あのグロテスクなプロモーションビデオとか、ライブの映像とかも含めて。
そうですね。
ビジュアル面もそうなんですよね。すごいな。
トゥールは結構その、本質的な意味でのビジュアル系だと思いますよ。あれは、あのバンドって。
だからこそ自分もハマったんだなっていう。
視覚的なものを含めての全体的なトータルしたアートをやってますよね、アドバンドって。
だから自分をこう飾り立てて綺麗に見せるだけがビジュアル系じゃねえんだっていう。
そうですね、確かに。アートワークも含めて作品。
作品、芸術作品。
本質的な意味でのビジュアル系だなっていうのは、トゥールを見てるとすごい思いますね。
いやー。
まあね、トゥール魅力はね。
さらっとトゥールのおさらいをしようと思ったら、さらっとで今すまなくなり始めてたっていう。
まあでも本当に、これからトゥールを聞く人に言いたいのはあれですね。
僕らも最初はわからない、わからないよっていう。
だからこれから聞く人もね、最初聞いて、うわー全然俺には無理って大のけるんではなく、
36:00
ちょっと聞き続けて少しずつ理解できるようになるのを楽しむのも魅力ですよと、このバンドについては。
そうですね。で、突然うわーってなる感じもあると思うんで。
パッと聞いてわかんないよね、これって。絶対。
パッと聞いてうわーってなるんだったら、君すごいねって思う。
もうすでに相当な素質を。
相当な素質ありますね、みたいな。
パッと聞いてわかんないんですよね。でもわかんないんだけど、わかんないなりに引っかかる部分があるっていうか。
なんだろうこれ。
その引っかかる部分を絶妙に、そういうのがやっぱり、引っかかる部分も入れてるっていうセンスというかバランス感覚みたいな。
いやーあいつらは勝手にやりたいことやってるだけである。
自分たちがこう。
あいつらはそれをやってるだけなんですよ。
自分たちが上がるポイントを突き詰めたらそう。
でも聞いてる方がわかんないんだけど、でも引っかかるな、ちょっと引っかかるな、でもまたちょっと聞いてみようかなっていう。
それの繰り返しでハマっていくっていうか。
何に対してもそうですけど、パッと触れてみて、わかんないからいいや、わかんないからこれはダメだ、わかんない、面白くない。
自分に合わない。
切り捨てるのではなく、ちょっとでもなんか引っかかるものがあるのならば、もうちょっと触れてみようって思ってほしいですね。
っていうのはちょっと思いますね。
それの繰り返しでものすごいそれが人生の一生の宝になり得るものかもしれない、それがっていう。
ちょっとでも引っかかったのならば、もうちょっと聞いてみましょうとか、もうちょっと触れてみましょうっていうのはちょっと思いますね、アート作品に対して。
あまり短絡的にならなくてもいいんじゃないですかねっていう。
それがとんでもない生涯の宝になるかもしれませんよっていうところで、
TOOLというバンドどうでしょうと。
TOOL全体の話をしつつ、今回はその中の2006年5月に出ているTEN THOUSAND DAYSというアルバムの話に移っていきたいなっていう感じですが。
39:14
その前作にあたる2001年のラタララス。
これ出してツアーをやっていて。
それが2002年の11月とかまでやってたらしいんですけど。
その後はちょっとバンドとしてはお休みをしていて。
メイナード的にはPERFECT CIRCLEという別のバンドの方で活動していて。
そのPERFECT CIRCLEのセカンドアルバムにあたる13 STEP。
これも実は名番ラジオでやっているやつですけど。
今年の1月ぐらいかな。
そのアルバムの制作に取り掛かっていて、2003年9月にそれが出てる。
2003年、2004年にPERFECT CIRCLEとして来日もしてるんですよね。
そこから本格的にTOOLとして曲作りに入ったのは2004年の秋ぐらいとかみたいですけど。
多分それまでも断片的な曲作りとかはしてたと思うんですが。
そこからいろいろやって2006年5月に出てるのがTEN THOUSAND DAYS。
先行シングルとしては4月にVIKERIASが出てますね。
この辺は2006年は僕らもリアルタイムでTOOLの新作が出ますねみたいな、そんな感じのやり取りをしてた記憶もありますが。
そうですね。
これVIKERIASが出るってなった時に、最初イントロの一部分だけ公開されたよね。
だった気がするな。
イメージが。
最初のイントロの最初のちょっと部分だけ聴いて、フワーってなった記憶がありますね。
TOOLっぽいって思った記憶がある。
TOOLっぽいよね。
TEN THOUSAND DAYSね。
まぁこれは、今回ね、この話を次回以降曲見ていったりするわけですけど、アルバム全体的な話としてはどういう印象ですか?
42:14
このアルバムは。
全般的な。
全般的な話として。
そこに行きますか。
はい。どうですか?
どうですか?ひびきさん。
そうですね。これは全般的な印象のところからいくと。
いやー、これは結構ね、奥深い話になってきてしまうかなと思うんですけど。
やっぱラタララスとか前作とかまでとはちょっと雰囲気が変わったなっていう印象はありましたね。
なんていうか。
なんですかね。
ラタララスがすごいこう、神がかって、なんだろう。神聖な、なんだろうな。
なんかもうちょっと神的な神聖ななんかこうそういう空気感みたいなところと空気感がちょっと変わったなっていうところの感じはすごくありましたね。
印象としては。
なんか前作はもうこう、なんだろう、神みたいな感じだったところが、この10,000 Daysに関して言うと神がこう、人間的な部分を見せた感じが。
はいはいはいはい。
わかるね。
なんかそこですかね、一番の印象としての違い。
わかりますね。
ラタララスは神聖なんですよ。神がかってて。
神聖ですよね、神聖。
神がかってて、本当に神がかった何かこう纏ってるオーラ。
纏ってるよね。
纏ってるオーラがラタララスは本当に神なんですよね。纏ってるオーラ。
隙がないよね、完全にラタララスは。
ラタララスは完璧な仕上がりであるし、一方で10,000 Daysは本当に、だからその神が地上に降りてきた感じというかなんだろう。
神が日常生活をちょっと送ってみたいな感覚としては、そこがあったなって。
意外となんかなんていうんですかね、ロックバンド的な感触の部分の要素が感じられるように結構このアルバムでの変化としてはなったなというところがあって。
45:03
ところですかね、全体的な印象の部分での話でいくと。
わかる。非常によくわかりますね。共感。
これは結構ラタララスからの流れで聞いてる人。
そうだね。
まあ今ちょっとお二人共感わかるっていうのを。
まあやっぱそうだったんだなっていう感じが今。
そうですね。
なんとなくできてますね。
やっぱあの神聖さがね。
神聖さありましたよね。まとってるオーラ感みたいなところは。
やっぱその辺は音作りみたいなサウンド面も変化は結構大きいなっていう気はした。
やっぱちょっと違うよね、なんか。
サウンド面は違いますね。
より10,000 Daysは結構ギターとかもすごい前面に出てるなっていう感じもあったし。
ドラムのサウンドとかもラタララスの馴染み方とまたちょっと違う感じの。
しかしながら曲のプログレッシブさはかなり増してる面もすごくあるし、なんていうか。
そういう意味ではそうなんですよ。
そうですね。
これはこれでやばいものっていう。
まあでも今秀樹くんが言ってたそのラタララス、その前作にあたるラタララスにあったすごく神聖で隙がなくて完成された感じから、そんな神が地上に降りてきたアルバムっていうところなので。
ある意味でのその聞きやすさというか、とっつきやすさみたいなやつはあるとも言えるのかなって気はするんですよね。
そこはあるんですよね。
そう、そこのまたその面も出てるんですよね。
そういう側面がありつつ、僕らみたいなね、その前から聞いてた人たちからするとある種の物足りなさも感じるっていうのが正直なところなのかなって。
なんかその、そうですね、本当に正直な感想でいくと、その神がかったオーラみたいなところ、何かがこう、ちょっとこう失われたというのかな、なんだろう。
失われたような感覚みたいな感じのところ。
そうですね。
その辺はね、なかなか具体的に何って感じじゃないから、言葉で表すのはすごい難しいんですけどね。
難しいですね。そこの分析すごいしたいんです。
48:02
感覚とか本当に雰囲気の話だから。
一体どこなんだ、どの部分のどこがその感覚の感じる部分の違いになって現れてきてるのかっていうところはすごいね、不思議な気になる部分っていうところかな。
荒さを残してるって言えばそうなのかもしれないし。
神が地上に降りてちょっと日常生活を送ってみたみたいな感じの。
遠藤さん的にはどうですか。
このアルバムですか?Ten Thousand Days。
僕的にもやっぱり今、ひれきくんが言ってたような感覚と近いかなと思いますね。
やっぱりそのトゥールって分からないんですよ。
で、その分からないものを分からないなりに楽しむとか、で、だんだん分かってくるとか、そこがすごい醍醐味なんですけど。
Ten Thousand Daysって結構ね、分かっちゃったんですよね。最初に聞いた段階で。
そこがやっぱり神が地上に降りてきたっていう、さっきひれきくんが言ってた感覚なんですよね。
意外と分かりやすいっていう。
そうなんですよね。なんかこう、いわゆるヘビーロック的な言語で表してるプレイみたいなところに結構出てきたかなっていう。
そうですね。
アニマにしてもラタララスにしてもすごい分からないんだけど分かろうとするし。
でも分かんなくてもいいんですよ。分かんないなりに面白いっていう部分があったのがトゥールの魅力なんですけど、
Ten Thousand Daysは割とパッと聞いた段階で分かっちゃうっていうところで、物足りなさもあるなとは思いますし。
そうですね。この、何て言うんですかね。分かっちゃうことに物足りなさを感じるっていう。
それって割とやっぱ感覚ちょっと麻痺しちゃってるんですよね。
それだけに全然分からない、トゥールとか知らないリスナーの方におすすめしやすいのはこのアルバムかなって思いますね、逆に。
そうですね。
パッと聞いて、これかっこいいって思うんじゃないかなっていう。
そうそうそう。そういう曲が多いなって感じですよね。
ですね。
だから単純に感覚の話なので、今の話はその入りの部分での感覚の話なんで、作品そのものがすごいつまんないアルバムなのかって思わないでいただきたい。
51:11
いやそうそうそう。そこだけは本当にちゃんと言っとかないとというところですけど。
作品としてはものすごいものですよ、これはっていう。
あくまでもその入りの部分と前の作品との比較っていうところでの話のところですね。
取っ掛かりとしてはすごくいいなぁとは思いますね。
と思います。めちゃくちゃそれは。
そうですね。割とパーソナルなんですよね、このアルバムは結構。
フールってものすごい個人の自意識とかそういうものでどうでもいいみたいな、もっとなんか広くて深いものを表現するバンドなんですけど、このアルバムって割とパーソナルなんですよね、そのメイナードの。
そうですね。
お母さんへの思いとか、そういう部分が強いんで、ちょっと特殊ですよね、これは。
特殊ですね、特殊。
その詩の世界観的なところですよね。
そうですね。
演奏的な部分ではすごい複雑化はしてると思うんですけど、歌ってるテーマ的には割とパーソナルな部分が格にあるので。
確かにそこも世界観にあんまりちゃんと理解できてるわけではないんですけど、歌ってることもラタララスよりはちょっとアニマっぽいのかなみたいな、そういう感覚は聞いてて思うというか。
ラタララスっていうのがさっき瀬戸さんも言ってたような、すごく個人のとかを超越したような普遍的なものを歌ってるようなね、そういうテーマになってるっていうところから、
もうちょっとパーソナルであり、アニマにもあったような、そういう人を送ったようなところの世界観が垣間見えてるのかなっていうところは感じてましたね。
そうですね。アニマよりっちゃアニマよりかなっていう感じがありますね。
ラタララスはフィア・イヌキュラムとちょっと近い対比っていうか、そこが順繰りに来てる感じがありますね。
54:06
やっぱそういうサイクルってのはあるのかなって。
ある。で、やっぱそれも今フィア・イヌキュラムが世に出て、今それを我々すごい聞いた上で、なるほどなっていうか改めて、そういうバンドのそういう時期というかサイクルみたいな感じの。
どっちかっていうとアンダー2なんですよ、これって。
アンダー2の直結の進化がしたのが10,000 Daysなんですよね。で、アニマとラタララスって変態に変態を重ねてるんですよ、ツールが。
変態に変態を重ねてるのがアニマとラタララスで、その変態をしなかった。
そこはなんか進化の過程っていう、そうですね。
アンダー2から変態せずに進化したのが10,000 Daysだなって思いますね。
割とアンダー2の直結のアルバムかなっていう、感覚の部分ですけど。
結構ロック的にわかりやすい部分があるのが、アンダー2であり10,000 Daysだよなっていうのは感じますね。
やっぱね、ラタララスみたいな作品を作ると反動というか、やっぱ出るんだろうなっていうのは思うかな。
そうですね。何となく反動的なことなのかな。
まあやっぱ、揺り戻し的な。
あとはこのアルバムは、ジャケットもね、やっぱ触れときたいとこですけど。
そうですね。そこを触れとかないと。
顔。顔。顔だよね、これ。
そうね。これは顔ですね。
すごいよね、これ。なんか見れば見るほど。
たまらない表情してるな、これ。
たまらないよね。たまらないし、またたまらないのがメガネ付きっていうのがね。
いやーっていうもうね、当時衝撃的な。
当時。メガネって。これメガネも伝わらないんだろうな、きっと。
CDのアルバムジャケットが、何のことを今言ってるのかって話かもしれないですけど。
なんか、アルバムのジャケットにメガネがくっついてるんですよね。
57:04
何て言うか。何て言ったらいいんですか、もう。
上に被さるようになってるんだよね、その紙ジャケが。
紙のジャケットがメガネになっていて、レンズが2つもね、メガネ。
ちょうど目のところに重なるようになってる。
それでアルバムの中のブックレットっていうかアートワークの本を除くと3Dで。
そう、3Dになるっていう。
なるっていう。
あれすごいよね。
なんつったこれって。
割とすごい、めちゃくちゃすごいね、ちゃんと立体になるんだよね。
今手元にあってやってるんだけど。
あーいいな、今実家にあるな、それ。
めちゃくちゃなんか、曲のリストとかがすげー立体になって。
すごいよね。
すごいすごい。全ページ立体になるからね。
すごいよこれ。
前代未聞だと思うんですよ。そこも片破りっていうか。
アルバムのジャケットにメガネがくっついてる人たちたぶんいないっすよね。
まあすごいっすよね。
このテンサザンテイズのアートワークって、グラミー賞の最優秀レコーディングパッケージっていう賞を受賞してるんですよね。
このアートワーク。
そう、これノミネートじゃなくてちゃんと受賞してて。
でこれ、普通そのデザイナーとかが受賞するみたいなんですけど、それをこのアートディレクターとしてアダム・ジョーンズが受賞してるっていう。
それがね、やっぱめちゃくちゃすごいっすね。
かっけーって思いますね。
ギタリストがそこに名を連ねるっていう。
確かにねー。
そのアイデアの発端がアダムなんでしょうね。
メガネつけようとか考えないもん。
発想が出てこない。考えないというかもう出てこない。
完全にこのジャケット自体もすごいよね、この顔の成り立ちというかね。
ここの左右にある顔と目のところが繋がってて。
これもなんかすごいっすよね。宗教感漂う感じというかなんというか。独特な本当に。
この色合いだよね。
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これがトゥールっぽいよね。
めちゃくちゃぽい。
で、やっぱTEN THOUSAND DAYSにめっちゃ合ってるんすよね、このジャケット。
合ってる合ってる。この色。
この色の世界観だもんな。
この色のまんまの世界観っすね。見事に。
あのメガネ被った状態のアルバムジャケット、ぜひ検索してみてほしいですね。
ちょっと面白いよね。
こいつがメガネかけたみたいな状態になってる。
面白い。
そんなアートワークもいいですよと。
そうですね。
というところでね、今回はTEN THOUSAND DAYS特集ということで、
トゥール全体的な話とこのアルバムの話してきましたという感じですね。
はい。
ここからいよいよその中身見ていくというところで、次回からまたやっていきたいと思います。
はい。
お楽しみに。
次回へ続きます。
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