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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
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リフレーミングとは、フレーム枠組みを正す、直す、再度組み立てることです。
例えば、ポッドキャストなのでホワイトボードがないので説明しにくいですが、
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ひし形をすぐにして長方形にするみたいな、ゆがんだ解釈を正しくというか、都合のいいように書き換えるという枠組みを変えるという、
そういう意味でリフレーミングという、これは心理学でよく使われる質問なんですけれども、
2つのリフレーミングクエスチョンがあります。
1つ目が、この出来事から学んだことは何だろうか。
2つ目が、この出来事の良い面は何だろうか。
この2つのリフレーミングクエスチョンは、すごく万能で、いろんなことに使えます。
これ、説明するのに、いつも人間万事最王が馬という例えで、
中国の古事、ご存知ですよね。人間万事最王が馬。
エトが馬年になると必ず出てくるやつですけれども、正確な意味をあなたはご存知でしょうか。
人間は万事最王の馬のようにっていうことですけれども、
結論から言うと、出来事は同じでも、その捉え方によって良いことにも悪いことにも捉えられるというような、
前向きに良いように捉えようって、まさにリフレーミングっていう考え方ですけれども、
そういう意味なんですけど、何でそういうふうに言うかというと、
昔々、中国は長い間ずっと戦争をしていたわけですよね。
最王の際は、要塞の際、要塞って戦争の基地。要塞の際に沖縄。
要塞の近くに住んでいた沖縄ですから、日本の昔でいうと商屋さんみたいな、
その村の名手というかお世話役というか、そういうポジションの方ですよね。
その要塞の近くに住んでいたので、あだ名で略して最王というふうに言われたと。
この最王に息子がいて、息子が成人するときに最王が、
息子のためにすごい良い馬を買って成人祝いにするんですね。
今で言ったら何でしょう、すごい良い車買うみたいな。
ポルシェとかBMとかそんな感じなんですかね。馬ですからね。
すごく良い馬を息子の成人のお祝いで買ったと。
ところが馬が良すぎて息子が乗りこなせなかったと。
馬から落馬して足を負ってしまったと。
これネガティブかポジティブかっていうとネガティブですよね。
せっかくお祝いにすごい馬、もちろん値段も高いでしょうし、
息子のためにと思ってプレゼントしたのに息子が乗りこなせなくて足を骨折してしまったと。
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一般的に考えたらネガティブですよね。
ところが戦争している時代ですからね。
戦争がどんどんどんどん激しくなって、どんどん村の男たちが戦争に駆り出されていくと。
ところが最王の息子だけは骨折して歩けないから、戦争に行かなくてよかったというか、行けなかったということですよね。
そのうちに戦争が終わってしまって、村の若者たちはみんな戦争に行って命を亡くしたり怪我したりしているのに、
最王の息子は歩けないから行かなくて命を取り留めたということで、
これネガティブかポジティブかっていうと超ポジティブですよね。
下手したら死んでいるかもしれないのに、ずっと戦争に行かないで生きていたということですから。
なので、せっかく買ったいい贈り物の馬から落ちて落馬した。
でも、そのことによって戦争に行かなくて済んで命が助かったということですから、
その馬から落馬して骨折したという出来事は同じだけど、捉え方によっていいことにも悪いことにも変わるということで、
人間万事、最王が馬。人間万事、最王が馬のように出来事は変わらないけれども、
その捉え方とか、それからそのことによって後に何か一瞬ネガティブに思えたことが、
実はポジティブに変換されているというような出来事が起こるという例えなわけなんですけれども、
それで、リフレイミングクエスチョンに戻りまして、
1つ目がこの出来事から学んだことは何だろうか。
2つ目がこの出来事の良い面は何だろうかという話なんですけれども、
例えば、こんな経験したことある人多いんじゃないかなと思うんですけど、
例えば、高校生のときに友達に5,000円貸してと言われて5,000円貸したと。
ところが返済の期日になっても5,000円返す素振りがないということで、
ちょっとお金どうなってんのと、5,000円いついつまでに返すという約束だったよねみたいな話を言ったら、
逆にその友達にキレられて、お前そんなに俺が困ってんのにそんなに催促すんなよみたいなことを言われて、
当然5,000円は返ってこない、そして人間関係も悪くなってしまったということで、
これ一見捉え方によってはネガティブですよね。
5,000円は返ってこないし、それから友達関係も悪くなったということなんですけれども、
でもこのリフレーミングクエスチョンの2つを使うとどうなるかという話なんですが、
1つ目、この出来事から学んだことは何だろうか。
ちょっとリスナーの皆さんも考えてもらえますか。
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あなただったら5,000円返ってこない友達との関係が悪くなった。
この出来事から学んだことは何だろうかということで、
いろんな解釈があると思うんですけど、
例えば友達にお金を貸すと返ってこないことがあるとか、
それから友達にお金を貸すと貸したことで人間関係が悪くなるとか、
これ学びですよね。
そしたら次また別の人からちょっと5,000円貸してって言われたときに、
考えますよね。
これ返ってこなくてもいいと思っても、
あげるつもりで貸すか、はっきり断るか。
そういう学びがあって、
次の同じようなことが出来事が起こったときに選択肢が広がりますよね。
それから2つ目、この出来事の良い面は何だろうか。
リスナーのあなたもちょっと考えてもらえますか。
この出来事の良い面は何だろうか。
これもいろいろあると思うんですけども、
例えば5,000円で済んでよかったなっていうね、高校生なんで。
これ初めて、例えば社会人になってからだったら、
これ5万円貸してっていう話になってるかもしれないし、
会社の社長っていうクラスになったら、
ひょっとしたら50万とかちょっと100万円何とか養駄ててくれないかみたいな話。
そういう経験なかったら、
じゃあ昔からの友達なんで100万円貸そうかみたいな話になって、
全然100万円返す素振りがないと言ったら逆切れされていって、
いやもう使っちゃったとか返せないみたいな開き直られても困りますよね。
これ5,000円で済んで、勉強料としては5,000円安いものかなっていう、
そういうふうな解釈とらえ方ができますよね。
なので何か一見ネガティブに思えるようなことが起こったとき、
お金の貸し借りじゃなくても人間関係でもそうだし、
例えば会社で失敗して上司に叱られたみたいなことでもいいかもしれないですけど、
この2つのリフレイミングクエスチョン、
この出来事から学んだことは何だろうか、そしてこの出来事の良い面は何だろうかっていう、
この2つの質問に自分で答えて、両方ともに答えられたら、
かなりネガティブがポジティブに変わるっていうところまで、
毎回毎回行くとは限りませんが、
でもかなりネガティブ感情がゼロに近いところまでに行って、
気が晴れるというかすっきりするということができると思うんですね。
これセルフコーチングというジャンルになるんですけど、
セルフコーチングという意味合いでのこの2つのリフレイミングクエスチョン、
ぜひあなたも一見ネガティブだなって、
やらかしたなとか、一見ネガティブだなとか、失敗したなっていうときに、
自分にこの質問を投げかけてみてください。
1つ目がこの出来事から学んだことは何だろうか、
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2つ目がこの出来事の良い面は何だろうかです。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた
幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆さまからの質問を
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ではまたおふみにかかりましょう。