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2024-04-02 30:44

#32 旅サービスの立ち上げについて

集英社インターナショナル公式noteに掲載『 世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』の取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、気になるニュースや記事などを起点に世界の文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。


今回は、旅サービスを立上げた起業家のnoteの記事を深堀りしながら、旅行系サービスの新規事業のつくりかたについて雑談しました。


旅サービス立ち上げでやったこと

https://note.com/arashi_katsui/n/nb77ef08fb95a

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●MC

椎谷豊

株式会社⁠⁠ロコタビ⁠⁠創業者。大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「⁠⁠LOCOABI(ロコタビ)⁠⁠」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。⁠⁠

⁠⁠⁠https://locotabi.jp/⁠⁠⁠

⁠⁠おか けいじゅん

ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。


#海外生活 #海外移住 #海外旅行 #移住 #海外 #旅行 #旅行サービス #新規事業 #MVP

サマリー

旅行サービスの立ち上げに関する記事が紹介されています。失敗した事業の経験を通じて、MVPの重要性や旅行業界の固定化、ロコ旅のような異なるビジネスモデルについて考察されています。新規旅行サービスの立ち上げには、既存市場、ニッチ市場、新規市場の3つのアプローチが考えられます。立ち上げには、旅行業界の理解やニーズの強さが重要であり、資金の問題や競合の存在も考慮する必要があります。旅行サービスの立ち上げに関する情報交換と交流の場となるネットコミュニティの盛り上がりと、ニーズの強さと自身との関係性が重要であることが述べられています。

旅行サービス立ち上げのポイント
ロコタビ
皆さんこんにちは、ロコタビです。
本日は、シカゴの話題の記事です。
旅行サービスの立ち上げでやったことと題して、
旅行サービスの立ち上げの失敗の記事が話題になっていました。
今回は、そもそもどんな記事の内容なのかに触れつつ、
旅行サービスともみられるロコタビを創業したしいやさんです。
そもそも、旅行サービス立ち上げるにあたって重要なポイントは何でしょうか?
そもそも、どういった切り口難易度があるのか?
実体験でいろいろ聞いていければと思っています。
今日も椎谷さん、よろしくお願いします。
しいや
よろしくお願いいたします。
今回のノートの記事で話題になっていたものがあって、
旅行サービスを立ち上げたんだけれども、
結果的にうまくいかなくて途中で終了したみたいな話で、
その時の経験談をノートにまとめて発表された方がいらして、
それについてコメントというか、
自分自身もそれに近しいようなことをやったりしているので、
ロコタビ
そこの部分を少し話せればなというふうに思っています。
しいや
この方は、パッカーという旅行の記録をするサービス、
旅行記サービスみたいなですかね。
ロコタビ
だからどちらかというとバックパッカー向けの。
しいや
そうそう、バックパッカー向けに自分の旅行記録を残しておきて、
日記帳みたいな感じですかね、なんとなく。
というのをWebサービス、Webなのかアプリなのか知らないですけど、
インターネットサービスで提供するみたいな。
これを見る、この人のサービス立ち上げしたときの記事を見ると、
2021年の8月にスタートするみたいなものをやっていて、
最後のその失敗した後の記事っていうのが、
2024年の3月なので、
あれですかね、3年半とかやったんですかね。
でも2021年の8月なんで、コロナの最中に立ち上げているので、
結構そういう意味ではなかなかすごいタイミングで立ち上げるなと思いつつ。
でももしかしたらこのタイミングだから立ち上げたとも言えるしね。
これから要はコロナって最悪な時期ではあるんだけれども、
この最悪な時期に立ち上げることによって、
その後に元に戻ったときに成長できるみたいなことを考えて、
そのタイミングで立ち上げたのかもしれないですけれども、
結果的に今年のサービスが終了したみたいな。
今年じゃないか、去年の10月なんで、
2023年の10月に旅の記録アプリパッカーを事業場としましたみたいなことを言ってて、
このサービス、この記事で書いてある、
ちょっと後でリンクを貼っておくんで見てもらえればなと感じですけれども、
MVPの重要性と失敗事例
しいや
どういうことが書いてあるかというと、
最初にMVPというものを作りましたと。
MVPって審議事業立ち上げでよくやるキーワードであるんですけど、
Minimum Viable Productって言って、
必要最低限の製品を作るみたいなものをやるんですけれども、
それをまず作りますよと。
そこが結構いろいろ難しかったみたいなことが書いてあって、
結論なんかいろいろ書いてあるんですけど、
MVPができなかったっていう話なんじゃないかと思っていて、
MVPって結構いろいろあるんですよね、何か考え方が。
やろうとしている事業とか、あとどういう市場でやるとかによっても全然違いますし。
それこそMVPだけしかアプリマーク作ってないんですけど、
ロコタビ
それこそMVPだけしかアプリマーク作るケースもあるし、
必要であれば、場合によってはLPだけ作って、Googleフォームだけがケースもあれば、
場合によってではそういったウェブページで作る必要のないMVPみたいなものもあり得ますよね。
ある種の検証ができる状態のMinimumなプログラム。
内容によっていろいろある。
しいや
そうですね。要はそのニーズがそもそもあるのかどうかみたいな。
その製品に対してニーズがあるのかというのを検証ができる製品というものなので、
それがそもそもできないと、その次の段階に行けないというものではあるんですよ。
結論、この方はこのMVPが多分できなくて、
要は顧客のニーズを満たす最小限のプロダクトというものができなくて、
途中で終了してしまったみたいな話みたいで、
そこに至るまでのいろいろ過程とか書かれていて、
結果反省みたいな項目があって、
そこで書かれている言葉として、
結構一人でやるのが難しいみたいなことを書いてあるんですよ、この方も。
多分初期なんでね、
あんまりいろんな大人数でやるっていう話でもないので、
結構一人で全部やってたんだけど、
結構一人でやるっていうのは得意不得意あるので、
全部を一人でやるのは結構難しかった。
製品を作るのに、例えばエンジニアが必要だったりみたいな。
この方、場合はウェブアプリですからね。
途中ででもCTOが抜けちゃってみたいな。
多分結構システム的な部分で作るのが結構難しくて苦戦したみたいな話とか、
あとは旅行サービスっていうのを、今回ちょっと変わったサービスというか、
旅の記録サービスみたいなことをやろうとしていて、
ちょっとニッチな市場をやろうとしていて、
製品を作ろうとしていて、
旅行サービスでニッチを責めるのが結構難しかったっていう、
この人の反省が書かれていて、
あとはマネタイズが難しいみたいなことも書いていたりとか、
あと、ペルソナを考えづらいとかっていうことを書いていて、
これをパッと見た感じ、感想としては、
作りたい最初からプロダクトイメージがあったというこの人。
やりたいサービスがあって、そこから発想して、
それでニーズを見つけにいくみたいなことをしたっぽいんですよね。
それって全然普通にあることなんですけれど、
結構成功するパターンもあるんで、いい割はあると思うんですけど、
プロダクトアウトな考え方でサービス作りに行っちゃってるっていうのは、
ロコタビ
一歩ハードルにはなってきたかなと。
しいや
そう、失敗するパターンの一つではあるんですよね。
要は顧客ニーズというか、ニーズが課題みたいな、
世の中の課題とかユーザーの課題みたいなことから
プロダクトを作りに行くみたいなのが、
結構ちゃんとした作り方だと思うんですけど、
最初から記録アプリを作りたいみたいな、
そもそも記録アプリっていうものがニーズがあったのかどうかみたいな、
ところがちょっと不明なんですよね。
でもなんとなく最初にプロダクトイメージがあったところから、
このプロダクトってニーズあるよねみたいな感じで、
やりに行っちゃってる時点で、
ちょっと順番が違ったかもしれないなとは思ったりは、
この記事の感想を見てっていう感じですかね。
旅行サービスの難しさと異なるビジネスモデル
ロコタビ
なんか今聞いて面白いなっていうのを聞きたいなって思った。
ある種のプロダクターとでも成功する業界であったりとか、
サービスがそもそも存在するが、
今回に関してはそれが一個ハードルじゃなくて、
ある種の新規事業を作る分略での話でいいと思います。
ただ一方で旅行業界で新しいサービスを作るって、
たぶん日本は新しいサービスで成功してる時点で、
特に国内だけじゃなくて海外でもすごく少なそうな経験ありますけど、
旅行業界っていうのは、
ある種旅行サービスとしても見られる旅行たちが創業した、
一番最初はそれこそ1人だったわけじゃないですか。
だからそういった意味でも旅行業界における新規事業たちでの
何かあるじゃないというか、業界ならではの難しさみたいな。
どんなポイントがあるか。
しいや
そうですね。旅行業界自体だと結構完成されちゃってるんですよ。
旅行業のビジネスモデルって。
必要な場所に必要なプレイヤーがいるんですけど、
そこは結構埋まっちゃってるんですよね。ある程度。
そのビジネスモデル自体はほぼ出来上がっちゃってる中に、
新しいもの、食い込む余地があんまり実はなくて、旅行業界って。
僕も前職が旅行業関連だったんで、
新しい旅行サービスのことを考えた時期があったんですよ。
結論、難しいなっていう結論で。
難いなっていう結論。
旅行サービスで成功するパターンというか、
そういう新しい事業パターンっていうのは、
あんまりないっていう結論だったんですよ。僕の中で。
いろいろ考えた。海外とか新しいサービスとかもいろいろ見てきたんですけど、
なかなかハードルが高いし、
すごいそこを突破できるような事業アイディアって、
旅行業界自体が結構固まっちゃって、
ビジネスモデルが固まってる中で見つけ出すのっていうのは、
ちょっと無理だなみたいな結論になったんです。
当時というか、昔なんですけど。
っていうのもあって、
今はロコ旅っていうサービスやってるんですけど、
ロコ旅はそういう意味で言うと、
もう完全に旅行サービスではないっていう考え方でやっちゃってるので、
旅行サービスのビジネスモデルとは全然違う考え方でやってるので、
そもそも旅行サービスではないっていうところで。
ロコタビ
サービス名から連想すると旅行サービス。
しいや
旅行サービスっぽい。
ではあるんだけど、
実際やってるのはスキルシェアサービスとかっていう、
そういうシェアエコサービスなんですけれども、
既存の旅行サービスとはちょっと違うビジネスモデルではあるんですね。
なので、
パッと見すごい似てるし、
旅行サービスと言われたらそうなのかもしれないんですけど、
実際やってる方はそうは思ってないみたいなところで、
そこのギャップみたいなところが一つ、
ポイントというか、
違いを出してるポイントかなとは思ってますけどね。
ロコタビ
それで言うと、
ある種の旅行サービスでは市場が出来上がっていなくて、
エアカウントとかいろんなターゲットに対する受け払いが、
長年培われてもっともってもっていった状況の中で、
しいやさんはある種旅行サービスではない形で、
市場に対して中で取っていくというのが、
一方、しいやさんはプロモーションがあります。
そうですね。
一方で旅行サービスが仕上げたい人って、
毎年というか、どの時代にも居続けているし、
結構関心がよる、
一個のジャンルだと思うんですよ。
結構短いテーマだったりすると。
既存市場への挑戦
ロコタビ
これを考えた時に、難易度がめっちゃ高いっていうのは分かった。
一方で、これから考えてみようってなった時に、
どういうものを考慮していけば、ある種可能性はある、
そもそも可能性はない、みたいなところとか、
しいやさんに話を聞ければいいかなと。
しいや
そうですね。旅行サービスの新規事業を作ると、
もしなるんであれば、
3つぐらいの市場、事業ポイントみたいなのがあって、
1つが既存市場。
既に旅行業界でやられている事業モデルを使う。
さっきの失敗した人の中にも書いてあったんですけど、
反省の中に書いてあった、
メインストリームを狙うみたいな、
まずはメインストリームを狙うみたいなことが書かれてて、
これメインストリームって既に市場があって、
もうお金が動いている領域の事業のことを言ってるんですね。
なので、そこからやるのが良かったって、
この人は言ってるんですよ、結論として。
その後にマーケットを理解するみたいなことを言ってて、
その2つのやつを見ると、
この人は旅行業界をあんまり知らないんだなっていうのは、
もちろんそういう結論に行き着いたっていうのは素晴らしいことなんですが、
やっと理解できたみたいなことなんですよ、旅行業界を。
っていう意味でいうと、経験としては良かったような気がするんですけども、
今回そういう意味で言うと、失敗してこれが分かったっていう意味で言うと良かったのかなって気がするんですけど、
やっぱりメインストリームを狙うっていうのは一つの方法論としてはやっぱりあります。
なぜかっていうと、もう既にビジネスモデルが確立してるので、
そこそこちゃんとやれば、そこのお客さんはいるっていう感じなんですよね。
ロコタビ
また奪えるかどうかっていう。
しいや
そうすると、メインストリームでやると何が起こるかっていうと、
やってるプレイヤーが多いので競合がめちゃくちゃ多いから、
その競合とのお客の奪い合いになるんですよ。
なので、そこの難しさはすごいあるっていう感じではあるのです。
ニッチ市場へのアプローチ
しいや
もう一つがニッチの市場を狙うみたいなやり方。
今回この方はそういう意味でニッチの市場を狙ったという風に言えるかもしれないですけど。
そうですね、バックパッカーですね。
もう一つが新規市場、また全然違う新規市場を作りに行くみたいな話があって、
今まで考えてこなかったような新しいビジネスモデルを旅行業界に入れるみたいなことだったらすると思うんですけど、
ニッチと新規事業で若干被るので、今回の方はもしかしたらニッチを狙いつつ新規事業を作りに行ったとも言える。
新たな市場を作っていく。
ただその場合は市場がないとかっていう問題があって、そもそもお客がいないみたいなっていうのがあって、
その顧客をどうやって作りに行くのかっていう意味で難しさがむちゃくちゃあるってところがあるかなと思っていて、
どっちがいいかというと難しいんですけれども、一番やりやすいのは既存市場をやりに行くっていうのが一番やりやすい。
ニッチとか新規事業とかをやるんであれば、より業界のことを理解してないと難しい。
ロコタビ
既存市場に関して言うと、そこまで理解してなくても、もう世の中にあるので、他がやってることと同じようなことをやればある程度は事業は作れるんですよね。
しいや
最初の段階のスタートの時点では難しくない、既存市場は。
ただそれを事業を大きくするっていう意味で言うと競合がいっぱいあるので難しいっていう感じ。
でもニッチとか新規市場とかを作るってなると、そもそもお客がいないのか、お客の数が少なすぎるみたいな。
問題はどう解決するのかみたいな。そもそも立ち上がらない可能性があって事業は。
今回の方もMVPを作りに行ったんだけど、お客がいなかったのか、それともいるかもしれないけど、そこまでたどり着かずに終わってしまったのかみたいな話がありますと。
それを分かった上で事業を作りに行くっていうのは結構重要なポイント。何も分からずにMVPをやる前にもうちょっと早めに知っておいた方が良かったかもしれないなって聞けばちょっと。
市場環境とかっていうのはちょっと思っていて、そうじゃないと、さっき言った今回の場合だと資金が多分尽きて途中で終わったって話だと思うんですよ。
それがもうちょっと長く伸ばせたかもしれないですよね、分かっていれば。
もうちょっと長くやっていれば、もしかしたら上手くいくポイントが見つかった可能性はあって、そこまで持たなかったっていう話だと思う。
ロコタビ
お金の問題もやっぱりもちろんありますよね。
しいや
そうそう。だから結構難しいのがMVPをお金を作った上で立ち上げに行くのか、それともMVPってお金もそもそもいらない中で作りに行くのかみたいなことによって結構変わるような気はします。
MVPを作る時にお金が必要かというとそうでもないし、でもアプリを作ろうと思うとそれなりにシステム作んなくちゃいけないのでお金は必要だったりも。
ロコタビ
この解像度はどうだったんだろうみたいなのもやっぱり一つ気になりますよね。
どの市場に対してどういう人たちにどういうものを届けるのかみたいなのが、実はもっと解像度が高くなる余地があったらMVPもう少しミニマムに作ることができたみたいな可能性もあるし。
しいや
そうですね。
新規市場の創造
しいや
やっぱり業界の理解度みたいなのは特に旅行業界って完成してるので、まだ完成してないような業界とかだったらまだいいのかもしれないですけど、
完成してる業界に入る場合はある程度完成してる業界の理解は一定ないと難しいかなとはちょっと思いますね。
ロコタビ
そうですよね。せっかくなんで、例えば旅行サービスとか旅行業界、既存市場では宿泊移動のホテルとかの市場だったりとか旅行代理店の市場だったりとか、
場合によっては比較紹介サービス、トラベルコとかの市場とかもあったりしますけど、逆にニッチな事業とか市場とかっていうとお金どういったものがあるのか聞いてもいいのか。
しいや
そうですね。例えば今まで旅行業界に無かったようなテクノロジーを入れるみたいなのは一つあるかなと。
例えばAI使うとかみたいなこととか、最近ちょっと話題になりましたけどNFTを使った旅行のサービスの表彰みたいなニュースを見ましたけど、
それが上手くいくかどうかちょっと分からないですけど、今まで無かったようなテクノロジーを入れることによって上手く活かせるっていうのはあるかもしれないなと。
だからそういう意味で言うと、Airbnbとかはそういう感じかもしれないですね。
ロコタビ
テクノロジーとの欠片。
しいや
そう、新しいテクノロジーなり新しい仕組みを使った旅行業界に今まで無かったようなビジネスモデルを作ったみたいな感じではある。
ロコタビ
シェアリングっていう一つの文化を活かせるにもすごく貢献した。
しいや
でもあれは一つなぜ上手くいったかっていうと、旅行業界って実はそんなに儲からない業界なんですよね。
だから結構旅行業界をやろうとしている人は、新しい新規事業を作ろうとしている人はそれを分かった上でやりに行かないと、そもそも失敗する可能性が高まるっていうのもあって。
利益率がそんなに高くない旅行業界の中で唯一まあまあ儲かっている領域っていうのはホテルと飛行機なんですよ。
だいたいどの旅行会社とかもどこが儲けているのかっていうとホテルと飛行機なんですよ。
ツアー予約とかそういうのは実はそんなに儲からなくて。
コストもかかったし。
例えば一つのツアー、オプショナルツアー1個売りました。
例えば高くても数万円とかじゃないですか。
でもホテルって何泊もしたら何泊分もさらにプラスされて、しかも日本の場合だと1人1人当たりいくらとかじゃないですか。
海外と違って。海外って部屋単位ですけど日本の場合だと人単位なので。
例えば2人で1週間泊まりましたって言うと。
5日泊まって2人なんで10回分か。
10回分で1泊1万円みたいな感じだとすると10万円なんですよ。1回の取り、1回の予約が。
だから結構ボリュームが多いんですよね。
でもツアーって2人で予約しても言って1枚しかいかないかみたいな話じゃないですか。
1軒あたりの金額単価が全然違うみたいなところはあって。
ホテル予約とかが取れるって結構でかいんですよね。実は旅行業界にとって。
そうじゃない領域をやろうとすると結局利益率が単価も低いし利益率も低いので結構件数をこなさないといけないみたいな感じとか。
そのあたりをわからないと最初の出だしで失敗する可能性がすごいあるかなとはちょっと。
ロコタビ
めっちゃ大事な話ですね確かに。
今後旅行業界とかで新規事業を立ち上げたり、新しいテクノロジーを使うっていうのが一つあり得る。
新たなシミュレーション問題を検討するのもあり得る。
新しい市場の波みたいなね。最近はインバウンドとか。
に加えて今言った話のようなパターンもあり得ると思うんですけど。
時間もだいぶ取ってきてしまう。結論結構最後もう一個あるとしたら旅行サービスをそもそも諦めるっていう。
今言ったみたいに結構お金を取れるポイントが少ないんですよみたいな話もあるけど。
最後なんか資本的な結論というか。結局ここが一番重要だよね。
ポイントがもしあればそれなりに聞いて趣味に入っていければ。
しいや
今回のこの方の記事を見て思ったことが、これ別に旅行サービスだけの話じゃないんですけど。
やろうとしているもののニーズの強さみたいなのって結構僕は事業を作る上ですごい重要だと思っていて。
そもそも欲しがる強い課題があるかとか、強いニーズがあるかどうかっていうところが。
事業を作ろうとしてる人が理解してないと意外と難しいという。
例えばなんとなくこんなサービスいいよねみたいなレベルだとそもそもニーズが弱すぎるので。
その後結構苦労するんですよね。
そこをニーズの強さみたいなものとか課題の深さみたいなところが分かっているものに対してプロダクトを作りに行くならまだ成功確率が高くなる可能性はあるなと思うんですけど。
そこが分からない中で結構先に進んでしまうと最初の出だしに失敗するというか気はしていて。
今回の旅の記録のサービスなんですけど、ぶっちゃけ過去いっぱいやろうとしてる人見たことあるんで。
本当によくあるんですよね。
あと地図のサービスとか。
一番ありがちなサービスで、なんとなく良さそうなんですよね。
ネットコミュニティの盛り上がり
しいや
なのでみんなやりたがるんですけど、別にそれやること自体はいいと思うんですけど、やろうとしてる本人がそこのニーズがすごい強いとかっていうことを理解した上でやりに行くんだったらいいと思うんですよ。
より深い課題感みたいなのを知ってた上でやりに行くんだろうなと。
でもそれが分かんないとちょっとコツがつかめないので、授業を進める上で結構分からないことが多すぎるみたいな。
中で作りに行くのは結構大変かなとは思ってる。
旅の記録のサービスっていうのに対して、なんとなくこういうサービスあったらいいよねっていうレベルでやっちゃうと、そもそもニーズないよねみたいな話。
なんで難しいんですかね。
例えば自分がむちゃくちゃそこに対してやった方がすごい良くて、これがなかったことによってすごい苦労したみたいな経験があったんなら、やっても別にいいと思うんですよ。
なんですけど、ちょっとそこのニーズの弱さっていうのは強いか、そこのニーズの強い弱いみたいなところが分かってたかどうかっていうのは結構難しいんですよね。
あと、やろうとしているプロダクトと自分との関係性みたいなのがより深いとか、より繋がりがある。
このニーズの強いものとか課題があることに対して、自分がやろうとしているプロダクトと自分との関係性みたいなのがより深いとか、より繋がりがある。
自分が当事者であったりとか、もしくはその課題に対する何か自分ごと化されるような物語が存在していたりとか、そういう課題との関係ですね。
ロコタビ
そうですね。ニーズが強かったからといって新規事業ってうまくいくわけではないので、
しいや
そうですね。ニーズが強かったからといって新規事業ってうまくいくわけではないので、
その時に自分との関係性がすごい、たぶん自分がそれに関してむちゃくちゃ課題感を持っていてとか、これは自分がやるべきだみたいなことを思っているのであれば続けられるし、
そこが弱いと途中でやめたくなるんですよね。お金が尽きたことによってやめるパターンもあるし、心が折れてやめるパターンもあるしみたいな。
っていう意味で言うと、やっぱり自分がなぜこれをやっているのかとか、自分とそのやろうとしているプロダクトとの関係性がより強いものとかじゃないと結構難しいんじゃないかなと思っていて、
今回タビのアプリとかタービスって、意外となんとなくこれいいよねみたいなことを思っている人が立ち上げそうなサービスのパターンも一つ。
もちろん本人はそうじゃなかったかもしれないですけど、よく聞くとそういう話の人が多くて、思ったより自分とそんなに強い関係性がないみたいな。
単純にいいよねみたいなところから始まっちゃって、作ってるパターンが多いよなーって気がするので、
ニーズの強さと自分との関係性
しいや
そのニーズの強さと自分との関係性みたいなところがある程度固まって自分なりに踏み落ちるような状態とかで立ち上げた方が良かったんじゃないかなみたいなことは少し思いますけどね。
ロコタビ
確かに。ある種の結論としてはニーズの強さであったりとか、ちゃんとニーズがあるかの解像度が強いというのが一つと、
あとはそれを以前やることになったとめちゃくちゃ大変だったり、それを乗り越えられるようになったと自身と課題の関係性とか、この二つが重要。
しいや
そうですね。そういう意味でさっき記事書いたメインストリームをやった方が良かったって結論っていうのは、すごいまとえてるなって気がちょっとして。
そうそう。僕もそう思うんですよ。既にある市場のやつやった方が楽なんですよね。楽なんで、そっちに結果行くみたいな。
そこに行き着くってことは、自分でやろうとしてた事業の顧客ニーズの課題感が弱かったんじゃないかなみたいな気もしていて、逆説的に。
確かに。やられないですね。
今回、その記事がすごい話題になってたんで、一つその人の理解が深まったっていう意味では良かったのかなとはちょっと。
ロコタビ
いや、すごく良かった。
しいや
ただ、何かあそこで書いてあるやつを読んでも、僕読んでももちろん何か僕もそういう意味じゃたどってきたんで、すごい分かることも多いんだけど、
やったことない人からすると、何となくこういうことがあるんだよねみたいな、そういう薄い感じで理解するんじゃないかって思っていて、
実際やったら分かるみたいなことは結構大きいんで、結論何か失敗しようか成功しようか、まずやってみるみたいなことは重要かなとは思いますけどね。
ロコタビ
思いますね、確かに。なんでね、今後、新しい旅行サービスとか開かなくてはいけないんですけど、
この壁を突破して何か出てくるようなものがあって楽しいなって思いました。
新しい旅行サービスとかも見るの好きなんで、誰かやって欲しいなと思いますけどね。
来週、再来週以降ですかね、ぼちぼち4月か5月ぐらいにかけて海外の記事とかも公開されているので、
こっちの話も近々できていければなと思っています。
しいや
はい、楽しみにしています。
ロコタビ
はい、では今日はこれで、シャーシさんありがとうございました。
しいや
はい、ありがとうございました。
30:44

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